2022年 7月　タイ・チェンマイ　他ではなかなか味わえないシャン料理はいかが?

2022/07/11 - 2022/07/12

今いるメーホンソンはまさにミャンマーと国境を接していてミャンマーのシャン族系（タイだとタイヤイ族と呼ばれる）の人達も多いんだけど、あんまり観光地化されてないから市場などでシャン料理のおかずは売っててもシャン料理が食べられるレストランっていうのはかなり少ないんですよ。（多分みんな家で作って食べるからだと思います。）
夜やってるお店もすっごく少ないし。

でもチェンマイって北タイの中心地ってこともあり、タイ料理以外にも雲南イスラム系料理やシャン料理などの少数民族系のお店もちらほら見かけるんですよね。
だからメーホンソンに住んでるタイ人の友達もシャン料理はチェンマイのほうが美味しいのが食べられるっていうほど。
それで彼女にオススメしてもらったシャン料理のお店にようやく行くことが出来たのでご紹介します。
シャン料理以外のものも紹介するので見てってくださいね～!

エリア チェンマイ(タイ)

今日はモエ姉が朝から免許証の更新の手続きに出掛けてるので留守番です（笑）
ゆっくりバルコニーでノックにおすそ分けしてもらったフルーツとドリアンチップスを食べながらまったり。

モエ姉がお昼には帰れないというので、一人で雲南風の麺を食べに来ました。

ターペー通りをワロロット市場の方に進んだ右手にあるイスラム寺院の近くにあるカオソイが有名なお店なんですが、実はここで雲南の特徴的な麺が食べられるんですよ。

ちょっと見にくいと思うんですけど、カオソーイの隣にパーパーソーイって書いてあるやつがあるんですが、それこそが雲南の麺なんです。
中国語では饵丝（アールスー）、粑粑丝（バーバースー）と呼ばれるもち米を発酵させて作った麺です。
この辺のイスラムの方は恐らく雲南から来た人が多いから雲南要素の強いイスラム料理になってるんですよね。お店のおばあちゃんもなんとなく中国語混じりの言葉を話していた感じがしました。

ちなみにこのパーパーソーイは雲南省でもどこでも食べられるってわけじゃないんですが、ミャンマーでも食べられているようです。

チェンマイの金曜雲南朝市で食べられる他、乾麺でも購入出来ます。

この店は前にも来たことあるけどパーパーソーイが食べられるって知らなくて、今回初挑戦。

こちらがパーパーソーイ。
スープはココナッツミルクベースのカレー味でカオソーイとおなじ。

私が知ってるのはひやむぎ位の太さのものなんだけど、この店のは5mm角位の太くて短い麺でした。
でもこの特徴的なモチモチの食感は饵丝そのもの。
美味しかった。
普通の米粉の麺とは全く違う食感で面白いので、食べたことない人には一度お試しいただきたいです。

食後は腹ごなしにワロロット市場にブラブラしにきました。

ここはお土産物っぽいものが多いけど、コロナのときは大変だったんだろうな。

当てもなく歩いていて見つけた寺院。
参道？の人達が可愛い。

カイダーオ＆カイワーンで遊びます。

ターペー門をバックに。

旧市街にあった学校で授業中。

コロナ前よく献血しに来ていた献血ルーム。

今は献血ルームが郊外に移転してしまったみたいで廃墟になってます。

鮮やかなショッキングピンクの門越しの黄金の仏像。

旧市街にあるとあるお寺にあったマッサージ屋。

お寺のマッサージだから安い!

なんとなくブラブラ歩いてたらチェンマイ門の方まで来たのでチェンマイの外をちょっと行ったところにある日本人オーナーのバーンベーカリーへ。

蔦で彩られた壁。

入口。

看板。

そとにイートインスペースがあります。

こちらも。
以前は中でも食べられたんだけど、今はコロナだからか中のスペースは開放されてませんでした。

午後だったのでパンの種類も少なかったけどおいしそうなペストリーがあったのでアイスコーヒーとともに頂いてちょっと休憩。
ここのアイスコーヒー好き。

ここの壁でも遊ばせてもらいました。

旧市街に戻って、素敵なホテルの前にある池の蓮の花がキレイだったので一生懸命写真撮ってたら造花だった^^;
ホテルに帰ってウダウダしてたら夕方から大雨になり外に夕飯食べに出かけるのが嫌になったので夜は果物やお菓子で飢えをしのぎました。

翌日もモエ姉は免許証の更新手続きのため留守なので、一人でチェンマイで一番有名なお粥の店にやって来ました。

お粥の店だけどお粥の他にも色んなメニューがあります。

カオソーイも食べられますよ。
あと人気なのが点心。

うーんでもどれも値段が結構上がってるなぁ。

飲み物

最近朝は食欲ないのであっさり鶏のお粥にしました。

卵入りにしました。黄身がとろけて美味しそう!

エビのすり身の豆腐巻

まぁ普通だったかな。

おまたせしました。
この日の夕飯にようやくシャン料理の店に来れました。
PAYODという名前のシャン＆ベジタリアン料理のお店です。
チャンプアック方面のお堀沿いにあります。

店内。
店内飲食してるのはほとんど外人で、タイ人は持ち帰りとかグラブなんかでデリバリーしてそうな印象でした。

新メニュー

メニューの表紙が可愛い。

オススメメニュー
ひよこ豆のグレービーとかひよこ豆の豆腐とかを使った料理が多いです。

オススメメニューと代表的なシャン料理。

見たことないシャン料理がいっぱい。

どれも食べてみたいのばかり。

一部の料理には卵が使われてるみたいなので完全ビーガンの人はオーダーの際にお伝え下さい。

チェンマイを代表する発酵ソーセージネームのベジタリアン版。気になる!!

この辺のルークチンとかも多分ソイミート。

ジャーキー風のものも。
日本もベジタリアンメニューがもっと手頃に気軽にたべられればいいのにな。

注文したのは4品。
まずはシャン豆腐フライ。
一見臭豆腐っぽく見えるけどサックサクの香ばしい油揚げと厚揚げの中間位の感じ。

トマトライス。ひよこ豆の豆腐を素揚げしたものが添えられてます。
フライドガーリックがかかっててニンニクのパンチが効いてるけどトマトピラフって感じで食べやすい。

ひよこ豆とピーナツ、米の豆腐の盛り合わせ。

シャン料理って雲南料理とかなり近いところがあって、ひよこ豆や米の豆腐って雲南でもよく見かけるものだけどピーナツは初めて。
なんで紫色してるのかも謎。

これはかなりレアな料理です。

これは米粉のクレープみたいなもので、中国の腸粉に似てるものなんだけど、もっと厚みがあって生地にパクチーが混ざってるのが特徴なんだって。
これは初めてみた。

本日の4品。
2人ではちょっと多い位の量だけど、肉とかなかったのでもたれず胃腸は楽でした。

このタレがまた美味しいんだよね。

米粉のクレープタレはひよこ豆の豆腐のとおなじタレでした。

シャン豆腐のタレはひよこ豆とかのタレとちょっと違いました。
青唐辛子が主体の中国で食べたことのあるようなないような懐かしい味でした。

どれも美味しくて、まだまだ気になるものもあるのでここはまた後日再訪します。

という訳で、チェンマイに何度も来ていて、普通の北タイ料理も一通り食べたしちょっと風変わりな料理はないかな?と探してる人にはもってこいの料理とお店を紹介してみました。

この次もまたチェンマイに来たらマスト!!のすっごい名店を発見したので続きを楽しみにお待ち下さいね!


つづく