2022年 8月　ラオス・ウドムサイ～ポンサリー　過酷な山道をバスで行くラオスの秘境ポンサリー

2022/08/06 - 2022/08/06

昨夜タイ・チェンコーンからラオス・フエサイに入りそのままバスで9時間程かかって山間の街ウドムサイまでやって来ました。
今日はそこからさらにずっと山奥、ほぼ中国雲南省と国境を接するラオス最北の辺境の地ポンサリーまで行きます。

ポンサリーはお茶の産地として有名で、数年前にウドムサイでポンサリーの400年古樹のお茶を買ってからずっと行ってみたかった場所。
しかしこれまた全然情報なくて（あっても古過ぎて参考にならない）、今日の今日まで本当に行けるのかどうか半分賭けのような状態でいました。
古い情報ではウドムサイからポンサリー行きのバスがあるっていうのは確認してたけど、コロナ禍でバスが運休ってこともあり得たし、走ってたとしても毎日あるかどうかも定かではなかったからね。
結果として2022年8月時点ではウドムサイーポンサリーは毎日運行してるようでした。
ただ雨季で道路状況が悪く何度も崖崩れで足止めを食らって時間もものすごくかかりました。

正直ポンサリーは時間が有り余っているタフなバス旅に慣れている上級者にしかオススメ出来ないけど、行ってみたい人（そんな人いるかな?きなこさんくらいかなw）の参考になれば幸いです。

エリア その他の都市(ラオス)

朝7:45。
昨日ウドムサイに着いたときにはバスターミナルは閉まっていてポンサリー行きの時間をチェック出来なかったので周りにいた人や宿の人にも聞いたんだけど9:00とか10:00とか人によって言うことがマチマチで分からずじまい。
とりあえず早くても9:00っぽかったのでその1時間前には窓口に行こうと思って出てきました。

バスターミナル。

窓口。
ここに書いてある時間はあてになりません。

無事にポンサリー行きの切符を購入。
窓口の窓には9:00発となっていましたが、カウンターのお姉さん曰く10:00とのこと。

とりあえず預ける荷物を置いておく。
荷物係のお姉さんにもう一度確認したら9:00って言われた^^;
どっちなのよ。

ポンサリー行きのバス。
結構大きめ。

9:00発にしろ10:00発にしろ時間はあるので朝ごはん食べに行こう。

バスターミナルの前には食堂と商店が並んでいます。

値段が明記されてるこちらのお店に入ることに。

メニュー

ずーっと食べたかった本場ラオスのカオソイラオ。
写真だと分かりづらいけど洗面器並の大きな丼に入って来た!

付け合せのハーブ類をもりもり入れて頂きます!
肉系の具もいっぱい入ってて凄いボリューム。

モエ姉が作ってるところを熱心に写真撮ってたら女将さんがオーラムをサービスしてくれました。

オーラムっていうのはサカーンっていう胡椒のようなスパイシーな味がする木が入ったピリ辛のスープ。
カオソイだけでもお腹いっぱいだったのでスープまで頂いて本当に腹パン!

でもバスターミナルで必ず買わなければならないものがあります。

フランスパンです。
6本入りなので半分だけ練乳を入れてもらいました。

ウドムサイ産のオーガニックティーを買ってみました。

さあそろそろかなぁ?
って10:00過ぎても出発する気配はありません。

10:30過ぎてようやく乗り始めます。

結局出発したのは11:00頃でした。
でも誰一人文句を言う人はいません。

ラオス旅は時間に余裕のある暇人しか出来ません^^;。

さっき買った練乳入りのパン。
ラオスのフランスパンって中がふわふわで軽い食感です。

田園風景。

２時間位走ってお昼休憩。

みんな食事してるけど朝ごはんいっぱい食べすぎてそんなにお腹空いてないのでパス。

これから行くポンサリーのお茶が売ってます。

バスターミナルも併設

川が通ってました。

多分ブンヌアの手前の街。
ローカル市場

バス停。
結構ここで降りました。

大分標高上がってきてる感じ。

ブンヌアの分岐。
この道の向こうはおそらく中国雲南省。
やたらときれいな道路です。
ここからポンサリーへ向かう道は未舗装の険しい道になっていきます。

こういう泥道ですwww。
雨季なので道路はどこもグチャグチャ。
傾斜もカーブも激しくてこの大きなバスがよく走れるなぁと言う感じです。

あの雲が厚い所、集中豪雨になってそう。

地図で見るとさっきの分岐の辺りからポンサリーのバスターミナルまでは42ｋｍほどしかないのに凄い山道なので２時間位かかりました。

ウドムサイから８時間でポンサリー到着。
とにかくガタガタの山道でめっちゃしんどかった。
やっと着いたぁとホッとしました。
最初から最後まで乗ってた人ほとんどいなかったような。

バスターミナルには客待ちしてるトゥクトゥクもいなかったので中心部まで3km程の山道を重たい荷物を持って歩いていきます。
標高高いしめっちゃ辛い。

遠くの方にたくさん明かりが見える。
あっちまで歩かなきゃいけないのかぁ。
写真じゃ伝わらないだろうけどホントに辛すぎる。

１時間ほど歩いてようやく明かりのついてる宿を発見!
一応部屋見せてもらって即決。
限界。
今日はもう歩けない。
明日改めて宿探します。

かなり微妙な感じだったけど1泊だけだから我慢するわ。

1泊100,000キープ。
1000円弱。

シャワーは水漏れが凄くてあまり清潔感もないバスルーム。

もう疲れて外にレストランとか探しに行く元気もなく近くの小さな商店物色したら中国のカップ麺とかあったけど微妙に高かったのでこんな時のためにと日本から持って来ておいた非常食のカップ麺を食べてこの日は就寝。

バスの長距離移動大好きだけど、やっぱりラオスの山道は厳しいなぁ。

バス旅が大好きなツワ者の方は是非チャレンジしてみてください。
（雨季はオススメしませんが。）