2022年 8月　タイ・チェンライ　旨いナムギャオ求めて6店で食べ比べ

2022/08/01 - 2022/08/03

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
2023年、コロナもほぼ明けてようやくどの国にも気軽に行けるようになって来ましたね。
今年もよろしくお願いします。

まだまだ去年の夏の旅行記書いてる途中なんですが、実は年末年始も1ヶ月程タイに避寒しにいっておりました。
今回もすごく良い経験を色んなところでさせていただいたので早く旅行記書きたいのですが、なにせ夏の旅行記も半分も書き終わっておらず、全くいつアップ出来ることやら分かりません^^;。
ま、今年もマイペースで亀の歩みでぼちぼちやって参ります。

インスタの方はほぼリアルタイムで更新してるので、気になる方はフォローお願いします。
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前置きが長くなりましたが、今回はチェンライでナムギャオ食べ比べしたお話です。

チェンライでも麺料理といえばカオソーイが有名ですが、ナムギャオも負けず劣らず人気の麺料理です。
ナムギャオは豚のスペアリブ、トナオヘン（納豆せんべい）、トマト、ギャオの花の蕊などを入れたスープに豚or鶏の血の塊とカノムジーン（そうめん風米麺）が入ってるのがデフォルトで、チェンライだと肉団子がたっぷり入ってくるのが特徴。

お店によってスープの味付けはもちろんその肉団子の形状も様々で食べ比べが楽しかったです。
付け合せに高菜みたいな乳酸発酵の漬物を入れるのですが、それもほぼお店毎に手作りしてる感じで違いがあって面白かったです。

もう半年経ってしまって記憶が曖昧ですが自分のインスタを見直しながらまとめてみようと思います。

エリア チェンライ(タイ)

ナムギャオ食べ比べで最初に行ったお店がこちら（右側）

ナムギャオワンディーというお店。
店内は狭く、持ち帰りやデリバリー注文が多いようでお店にはお客さん少なかったものの人気のお店のようです。

忙しそうな厨房。
でもお店の方はみんな親切。

スープは鍋を油多めの部分とクリアなスープ部分分けて器に盛るときにブレンドするそうです。

お漬物が絶品でした。このまま食べられる。

ナムギャオ1食目。

モヤシやマナオも盛り付けて。

麺はこのカノムジーン（そうめん風米麺）がデフォルトだけど、場所によってはバミーなど他の麺を選べるところも。
今回はカノムジーンで統一しました。

お味は一発目から激ウマ!!
見た目はそんな油っぽくもないけど、スープにはコクがあって、入ってる肉団子の挽肉が粗挽きでめちゃめちゃ肉肉しくジューシー。

一発目ということもあり暫定1位でございます。

2軒めはこちら。
ナムギャオパーヌアン。
ブーゲンビリアで囲まれた自然豊かな雰囲気の店。

中は食べ物屋なの?と思わせるようなゴチャゴチャしたアンティークの飾りが所狭しと。

この装飾が映えるとのことで、SNSで人気っぽい。

漬物ともやしは盛り放題。

先程のワンディーと比べると油が多め。

トッピング完了。

見た目の油っぽさとは対照的に、辛さはあるものの意外とスープはあっさりめ。
そんなにコクがなく肉団子じゃなくてそぼろ状になった挽肉がイマイチ。
ワンディーと比べると印象に残らない。

レトロなお店の雰囲気を楽しみたい人には良いけど味はワンディーに軍配が上がりました。

3軒目はチェンライ中心部にあるカードルアン市場の中のナムギャオ屋さんへ。

市場ということもあり値段が激安。
普通盛で30バーツ。

右側が牛の皮を揚げたチップ。
左側が豚皮を揚げたチップ。
別料金ですがナムギャオのトッピングにオススメ。

30バーツのナムギャオ。

牛の皮のチップをトッピングしました。
スープに浸すと美味しいです。

味はやっぱり30バーツで安いので具材も少なめだし普通かな。
ワンディーと比べちゃうとどの店も普通に感じる。

スープの素は1キロ130バーツ。

味噌っぽいペーストになってます。
家でスペアリブでスープ取ってこれ溶かせば簡単にお店の味を再現できます。

丸い円盤状のがトナオヘン（せんべい納豆）
真ん中のは分からない。
右側のはナムギャオに欠かせないギャオの花の蕊
これ自体に味はないと思うけど、何かしらの薬効があるっぽいです。

4軒目、チェンライでいちばん有名なナムギャオの店「ナムギャオパースック」に行ってみたらお休みでした(T_T)

仕方ないので近くにあったカオソーイサイジャイへ。
ここはカオソーイが人気の店だけどナムギャオも美味しそうだったの。

カオソーイってイスラム系の人の料理だから鶏か牛がほとんどだけどここでは珍しく豚のカオソーイもあります。

他のお客さんは全員カオソーイ食べてたけど私達は初志貫徹ナムギャオで。

全然期待してなかったのに肉団子も大きめで血の塊も沢山入っててめっちゃ美味しかった!
それでもワンディーは抜かないけど暫定2位に浮上。
これはきっとカオソーイも美味しいはず。
機会があればカオソーイも食べたい。

時期的なこともあったんだろうけど、この店の衛生管理は徹底していて、お客さんが去ったあとテーブルと皿をまんべんなく消毒し、お金にもアルコール吹きかけるほどでした。

美味しくてお腹もいっぱいになりました!
パースック狙いで行ってお休みだったらこちらへどうぞ。

翌日パースックにリベンジ。
良かった。今日は開いている。

開店と同時に入りましたがすでに店内で待ってるお客さん多数いました。
デリバリーの人もひっきりなしにやってきます。
すごいな。

大鍋3つに並々準備されたスープ。
見るからに旨そう!!

こちらのお店では牛のナムギャオもあります。
食べ比べのため豚と牛で注文。

お漬物も美味しい。

こちらが豚のナムギャオ。
特徴としては他の店では肉団子がいくつか入ってるのに対してこちらの店ではハンバーグ状の肉の塊がドンと入ってること。

トッピング完了。

肉がハンバーグ状なので存在感があります。
人気店だけあり流石に味も美味しいです。
しかし私の中ではやはりワンディーのあのジューシーすぎる肉団子の美味しさが忘れられず。
パースックは昨日のカオソーイサイジャイと並ぶ暫定2位かな。

こちらは牛肉のナムギャオ。
これは正直イマイチでした。
肉が筋っぽくて硬かった。
しっかり煮込まれて筋までトロトロだったら評価変わったかも知れないけど、断然豚のほうがオススメ。

美味しかったけど、チェンライで1番かと問われるとうーんって感じ。

私達が食べ終わって出てくる頃には寸胴の1つはもうスープが半分ほどに減っちゃっていました。

パースックの帰り際、もう一軒気になっていたお店へはしご。
ナムギャオアーチャーンポーム。

タイ語で言われてよく分からなかったのだけれど、合っていればずっとパースックで働いてたけど5年前に独立したっぽい。
店名にアーチャーン（先生）ってついてるしパースックの目と鼻の先で営業してることを考えると、パースックで指導的な立場にいた方なのかしら?

メニューはタイ語オンリー。価格までタイ文字ってなかなか見ないよね。
普通盛で40バーツ

バイトゥーイ（パンダンリーフ）入りのお水。
これが入ってるとお水がほんのりタイ米の香りになります。

トナオの香りが今までで一番強く感じるスープ。

珍しくキャベツまで食べ放題。

こちらのお肉もハンバーグ状の大きな塊です。

大きな塊ですがホロホロっと柔らかく解けます。
スープはコクがあってでもまろやか。
モエ姉的にはワンディーを抜いて1位に躍り出たそう。
私もすごく美味しいって思ったけど、やっぱりワンディーは抜けないなぁと思いました。

よって
今回6軒で食べ比べした中でマサラ的に一番美味しかったお店はナムギャオワンディーに決定しました。


しかしワンディーは最初に食べたときのインパクトが強すぎて美化してるだけかもと思い始めてきて、次回チェンライ来たらもう一回確認しようと思っていたのに、12月に行ってみたらドリンクスタンドかなんかに店替わりしてました(T_T)
あんなに美味しくて繁盛してた店だから潰れたとは考えにくく、どこかに移転したんじゃないかと思うんですが、グーグルマップで検索しても消息は分からず。
どこ行っちゃったんだろう?
ご存じの方がいたら教えてください。

※2024年1月追記
ナムギャオワンディーは現在チェンライ病院裏手にあるMr.DIYというホームセンターの横に移転し営業しております。
定休日は毎月ブッダデーに準じます。
営業時間は9:00～16:00ですが、ほとんどの日13:00前には売り切れるのでご注意を!

その後も何軒もチェンライでナムギャオを食べ歩きましたがマサラ的にはどう考えてもワンディー一択!!


北部ではチェンマイでもチェンコーンでもナムギャオ食べられるお店沢山あるけど、私はチェンライのナムギャオが一番美味しいと思います。

チェンライに来たら是非お試しを。

お店ごとに特徴があって好みも人それぞれなので自分の好きな味を探してみてください。

この旅行記へのコメント （2）

• まさひろさん 2024/01/19 20:55:53

  ナムギャオワンデー

  1件目：実食した結果はここが味、量、価格の三拍子そろってましたね。ミンチと血の塊が美味しいのでビールにも合うかも？
  2件目：見た目は具がゴロゴロ入っていて美味しそうに見えますよ。
  3軒目：30Bなら街歩きで小腹が空いた時に食べたいお店にしたいです。それに作れるセットが130Bで買えるのがいいですね。
  4件目：カオソイとナムギャオって何か正反対のイメージの麺料理なんですが、同じお店で食べれるのが凄いです。小盛があれば2つ食べたいです。
  5件目：ここは有名店なので15分くらい待ちました。コメント通り大きなミンチが特徴でボリューミーでした。
  6件目：ここのお店は偶然行きました。ギャオの花の蕊がたくさん入っていてトッピングが取り放題なのでまた行って見たいです。

  マサラさん からの返信 2024/01/19 21:45:24

  Re: ナムギャオワンデー

  まさひろさんこんばんは!
  今回も一軒ずつの感想ありがとうございます。
  
  こうやって食べ比べするとほんとにお店によって味が違って面白いですよね。
  
  でも今回動画を作るにあたりこの旅行記を読み返した時4軒目のカオソーイの店を思い出しました（それまで忘れてた）。
  意外に自分の中での評価が高かったんだと思って驚きました。
  次回チェンライに行ったらまた行ってみたいと思います。
  
  マサラ