2022年 8月　ラオス・ポンサリー　激レア!!緑のラオラオ求めて山奥へ。

2022/08/11 - 2022/08/11

ラオスではラオラオという焼酎が有名です。
米ベースの焼酎で、通常は無色透明なものがほとんどなんですが、ここポンサリーでは緑のラオラオが名産なんです。
市場でも、宿に併設しているおみやげコーナーにもこの緑のラオラオが売られていました。

インフォメーションセンターでラオラオ工房の場所を聞いたら街から5km位山奥に入った所っぽくて歩いて行けそうだったのでお散歩がてら行ってみることにしました。

エリア その他の都市(ラオス)

今朝は市場のフードコート?（笑）で朝ごはん。

この湯気が見るからに美味しそう。

モエ姉はカオソーイ

私はカオピヤックにしました。

トッピングの生野菜ももりもり入れます。

トュリュントュリュンのカオピヤック。

薄い醤油味って感じだった。
やっぱいつものあの中国風の麺屋さんには敵わない。

精肉コーナー

血の塊。
着色してるかのように鮮やかな赤い色。
新鮮なんだろうね。

腹ごしらえが済んだところで早速工房へ向かいます。
グーグルマップ先生のスパルタなナビに従ってショートカット。

街を抜けるとこの景色。

緩やかな道でぬかるみも400年茶園に行く道に比べれば少なかったので歩きやすくて良かったです。

それにしても壮大な絶景。

放し飼いの水牛かな?
じーっとこちらを凝視。

途中に広がる茶畑
すごい傾斜です。
茶摘みが大変そう。

400年茶園へ行く道よりはマシだけどところどころぬかるんでる道。

集落が現れた。

思ったより手前に工房発見!

誰かいるぞ。

丁度仕込んでいるところでした。

ご夫婦で作ってるラオラオ。
こちらは奥様。
一般的にラオラオって米がベースらしいけどここではとうもろこしが原料。

めちゃめちゃ原始的な作り方です。

まだ沸かし始めでポタッポタとしか落ちてきません。
普通はそのまま布で濾して出来上がりだけど、ポンサリーではこの葉っぱを通して濾すんです。
そうすると鮮やかな緑色に染まります。

勢いよく焼酎が出て来始めました。
この葉っぱ、外人が書いてる英語のブログだとラズベリーの葉って書いてあったけど、ラズベリーとは形が違うんだよね。
ここの人たちに聞いても言葉が通じないから分からなくて。
見た感じは桑の葉に似てるけど、桑の葉より毛がたくさん生えてる感じ。

原料のとうもろこし

ラオラオの色を緑色に染める葉っぱ

どうやら山葡萄の葉っぱみたい。
工房の外に普通に生えてます。

出来立てのラオラオを瓶に移すご主人。

この瓶で量を計って更に別の容器に移して販売しているみたい。
見ての通り原始的な作り方で作っていて大量生産でもないので、ここで作ってるのはローカルの人が自分で空き瓶などを持ってきて量り売りしてる感じでした。

とっても鮮やかなグリーン！
でも青臭い匂いなどはありません。
特に何か効能があるというわけでもなく、ポンサリーの特産に!ということで作られてるようです。
でも葉っぱは何でもいいというわけではなく、あの桑の葉みたいなのじゃないといけないみたいです。
せっかくここまで来たから500mlのペットボトル１本分お買い上げ。
私達は容器を持ってなかったのでどうしたかというと、その辺に転がってたお茶のペットボトルの中をラオラオでぺぺっとアルコール消毒して入れてくれました（笑）
流石。

近所の人が集まってきました。

こちらを凝視するニワトリwww

ここの集落は20軒くらいが集まってる小さな集落でした。
ここは集落の水場。
多分山の湧き水を引いてきています。

秘境のドキュメンタリー番組に出てきそうだ。

帰ります。

ラオスは蝶々も色んな種類がたくさんいます。

きれいだけどなかなか上手に撮れません。

湧き水。
色んなところから湧き水が出てて村や畑に引かれてるみたいでした。

帰り道、茶園で2eggsをパチリ。

可愛い花

黒いアゲハっぽい蝶々

さっき訪れた集落

どんどん小さくなっていく。

運動場。
手前にオレンジのテントが張られています。
お茶祭り前からちょっとした屋台なんかが出店し始めてるみたい。

通りすがりのゲストハウス。
なかなか良さげな外観。
ポンサリーの宿は予約サイトには出てないけど何軒かはあります。
元々観光客が多くはないから宿も少ない。

宿で売ってたラオラオ。

どうやら今日行ってきた工房のもっと先に行ったところに立派なラオラオ工場があるようです。
あの工房ではこの先にはもうないよって聞いたんだけどな。
ま、とりあえずお安くラオラオを手に入れられたので満足です。

ほんとにレアなラオラオなのでお酒好きの人へのお土産にオススメでーす。

このあとお茶屋さんの七月半にお邪魔します。