2022年 8月　ラオス・ポンサリー　激しめオフロードを制して憧れの400年茶園へ!!

2022/08/09 - 2022/08/09

本日は
「ここに行かなきゃポンサリーを語れない!!」

位の見所、400年茶園に行ってきました。

ポンサリーはラオスでも有数のお茶の産地。
中国雲南省との国境が隣接しているため、ポンサリーのお茶のほとんどが中国向けに輸出されています。
あとはマレーシアや台湾からも買い付けに来るみたい。
数十年前から無農薬で、施肥は行われているものの有機栽培で作られていて茶葉自体のポテンシャルはあると思われるのですが、ラオスではあまりお茶を飲む文化がないので製茶技術も発展途上で、国内でもそんなに流通しているイメージはないです。
更に中国を含む外国に輸出されたお茶に関しても、加工はそれぞれの国でしているのでラオス産であることを隠して自国産のお茶と偽装して販売されていていることも少なくないそうで、ポンサリーのお茶は美味しいのに全く有名ではありません。

私は数年前に訪れたウドムサイの中国人向けスーパーで売られていたポンサリーの古樹
茶を見つけて初めてポンサリーという地名を知り、いつかポンサリーの茶園を見に行きたいと想っていて今回ついにその夢が実現したというわけです。

ポンサリーの街の中心部から400年茶園までの道のりは約20kmのオフロード。
雨季でぬかるみまくった未舗装の道をトラックで行ったのですがもうジェットコースターに乗ってるみたいで軽い脳震盪状態になりましたがかなりエキサイティングで楽しかったですwww

エリア その他の都市(ラオス)

おはようございます。
部屋から雲海がバッチリ見えた朝です。

雲が谷間に流れ込んで来ています。

ものの数分で変わる空模様。

朝ツーリストインフォメーションに行くと受付のお姉さんがおそらく市場で朝ごはんを買ってきてくれていました。
400年茶園への車のチャーター代に含まれています。
私の勝手な勘ぐりですが、
車のチャーター申し込むとき、朝ごはんつけるから550000キープで良い?って言ってきたんですよ。多分50000キープは朝ごはん代でピンハネしてると思うんですよね。
市場で買えばこれだけ買っても10000キープくらいだと思います。
でもコロナでずっと観光客来てなかっただろうし少しくらいお小遣い稼ぎしても良いんじゃないかとおもってそのまま受けることにしました。

生春巻きみたいなもの。

焼きバナナ

揚げパン

揚げパンと焼きバナナは茶園で食べるように持って行きました。

さ、ドライバーさんも到着して早速出発!
ってドライバーさんも急には見つからなかったから親戚のお兄ちゃんに頼んだから～ってwww

トラックの運転席の横に姉妹2人座らされぎゅうぎゅう^^;
そしてひとたびメインストリートから外れるとすぐに未舗装の道路です。

途中のぬかるみ。
こんな状態の悪い道が続きます。
最初モエ姉は車のチャーター高いから20km位歩けるんじゃない?とかのたまってたけどこんな道歩けるわけない。
ガッタガタで車がひっくり返るんじゃないかと思うくらいの揺れでなんか遊園地のアトラクション気分で茶園へ向かいました。

ワチャワチャしながら400年茶園に到着!

一応観光地にはなってるんだけど、グーグルマップには分かりやすく出てないの。

茶園入り口のところに掘っ立て小屋があってそこでお茶を売っていて入場チケット売り場も兼ねています。
まずは茶園に行く前に一休みして～とお茶を出してくれました。
ってかすっごく美味しい!!

原始的な焚き火で沸かすお茶。

生の茶葉をそのまま放り込んで煮込んでます。

摘みたての茶葉。

スタッフの人がその辺の茶樹から茶葉を摘んで来ました。

農薬使ってないから洗う必要ないよとポイッとやかんへ投入。
贅沢!

入場料は5000キープ

さ～茶園へレッツゴー。

400年茶園の茶樹。
この白い幹の大きい木が茶の樹です。
この大きさだと樹齢400年は行ってないと思います。
400年茶園って言うけど、スタッフの人さえどこに樹齢400年の木があるのか分からないみたい。
でも大きな木は樹齢100年位はあるんじゃないかな?
知らんけど。

茶の実

空が近い!

標高1500m位かなぁ。
超絶良い眺め。

自然に任せた感じで雑草もボーボー。

雲南省でもこういう高い木の上の方は登って茶摘みするから落ちて命を落とす人もいるって聞いたことある。ここではどうだろう。
命がけで茶摘みしてるのに茶葉が安く買い叩かれるなんて悲しい。

いいお天気。
紫外線強い感じする。

木に登ってみた。
これでも一番痩せて見える写真をチョイス（笑）

ずーっと見てみたかった大きな古茶樹をたくさん見れて感無量。

でも白い幹の木が全て茶樹じゃないらしい。
素人には見分けがつかない。

ヤッホーっと言いたくなる景色。

休憩中のプーノイ族の女性と赤ちゃん。
赤ちゃんの帽子が激カワ♪
（撮影了承済みです）

楽しそうなモエ姉

山の中腹で茶摘みをする人。
傾斜もすごいしこの辺のお茶は全て手摘みです。

この木も高い。

ビーサンで果敢に木のぼりするモエ姉。
オーバー50ですが何か（笑）

茶樹のトンネル。

中国企業のの茶樹。
400年茶園のすぐ横に中国人経営の製茶工場がありました。
行ってみたくてドライバーさんに言ったけど帰りに雨が降りそうで道がやばいからって連れて行ってもらえませんでした。

茶の花

カラフルな虫

茶園は結構広いけど似たような景色でどこを歩いてるか分からなくなる。

お茶好きは一生に一度は来たほうが良い。

一生懸命背伸びして木の上の茶葉を摘む女性。

写真撮ってるのに気づくと
「あら何撮ってるの～」
と言いながら満更でもない表情。

最高の笑顔頂きました。

400年茶園の横の確かアカ族の集落

お堂がありました

土着の神様かな?

2eggsにぴったりな穴のあいた木。
りすとか住んでそう。

削られた道の地層が張掖丹霞みたいだった。

400年茶園のスタッフの2人
あんまり意思疎通出来なかったけどお茶いっぱい飲ませてくれてありがとうございました。

ということで400年茶園で作っているお茶を買ってきました。
奥の黒っぽいのが芽の部分を使ったお茶
手前のは大きな茶葉のお茶。
芽の方がちょっと高かった。
違いはなんですか?って聞いたら
同じだよって。
じゃあなんで値段が違うの?って聞いても分からないみたいだった（笑）

帰り道。あんなに晴れてたのに急に雲が湧いてきて土砂降りに。
山の天気は変わりやすい。
道の水たまりも行きより酷くなって、製茶工場に行けなかったのは残念だけど早めに退散してきて正解でした。

壮大な400年茶園。
行って良かったぁ。
ポンサリーはホントに日本語の情報が少なくて、ましてやコロナ明けの情報は皆無だったので行けるのかどうかギリギリまで分かりませんでした。
今はちゃんと行けるってことがわかったので今年も行けたら行こうと思っています。

みなさんも是非!

この旅行記へのコメント （2）

• きなこさん 2023/04/17 11:31:29

  ポンサリー

  こんにちは♪♪
  ポンサリーの茶畑？って言うかジャングルみたい
  スリランカのデニヤヤってとこで見た紅茶畑みたいです
  摩訶不思議姉妹さんの旅行記を拝見してて「行きたいー」って企んでるんだけど笑ウドムサイから陸路での様子、、、(@_@)ちょっと躊躇してますマーライオンなりそうで
  それでルアンナムターからムアンシンってとこなら行けそうかな？と
  図書館で借りて来た地球の歩き方見ながら楽しんでます
  
  あの土着の神様。天井から吊るされてるのは紙幣ですか？
  
  きなこ

  マサラさん からの返信 2023/04/18 10:01:26

  Re: ポンサリー

  きなこさんこんにちは!
  
  そうでしょう?
  ポンサリーの茶園ってジャングルみたいですよね。
  自然農法だからですね。
  でもこういう古樹茶園じゃない普通の茶畑だと腰の高さくらいのいわゆるお茶畑って言うところが多いです。
  この辺りはどこも無農薬の有機農法でやってるようですが、オーガニックの認証受けるのはものすごくお金がかかるのでなかなかそれも難しいみたいです。
  
  確かにウドムサイからの悪路は正直厳しいものがあります^^;
  でも雨季を外せばマシじゃないかな?
  族も色々いるし、きなこさん絶対好きだと思うんだけどな～。
  
  ムアンシンは行ったことないなぁと思って今ちらっと検索したら良さそうですね!
  北部の街としてはノンキヤウも好きです。
  
  神様の上にぶら下がってるのは紙幣みたいです。
  
  マサラ