2017/08/26 - 2017/09/04
1150位(同エリア9830件中)
くわさん
2017年8月28日(月)午後
ロンドンに来たらこれまた外せない大英博物館へ行きましょう。
このために一週間前、福岡市博物館で開催されていた「黄金のファラオと大ピラミッド展」を見に行き、ばっちり予習済みです。
↓黄金のファラオと大ピラミッド展
http://kuwa72.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-333e.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、大英博物館最寄り駅のトッテナム・コート・ロード駅に到着。時刻は12:34。
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ホームから・・・
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またまた長い長いエスカレーターに乗ります。地下鉄に乗ってる時間より、エスカレーターに乗ったり階段を昇り降りしたり、構内を移動している時間の方が長いのではないでしょうか。
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改札を抜け・・・
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やっと地上に出てきました。ここもいい街並みです。
日本では当たり前の電柱がイギリスにはありません。(コッツウォルズに小さい電柱が建っていたくらい)
配電はどうしているのでしょうか。不思議です。 -
大英博物館はどっちかいな、とガイドブックの地図とにらめっこ。
ちなみにスマホはパケ死防止のためモバイルデータ通信はオフ。外では紙媒体のみです。私たちにはこれで十分でした。 -
大英博物館に入る前に腹ごしらえ。バーガーキングに突入。
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一番安いハンバーガーとコーラを注文。コーラは大きいサイズにしてしまいましたが、小さいので十分でした。
ここには日本人留学生らしき人が3人テーブルに座って食事中でしたが、外国留学に来て、なぜ日本人同士で固まるのか? こんなんで英語が上達するのでしょうか? -
さて、街並みを見ながら大英博物館へ行きましょう。
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案内板も何もないので、本当にこの方角でいいのか少し心配になります。
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多分こっちでいいのでしょう・・・
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ユニオンジャックを眺め・・・
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こんな街並み。この裏側が大英博物館ですが・・・
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入口はこっちの方。
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こんなレンガ造りの建物の向かいが・・・
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大英博物館入り口。
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大英博物館に入るにはセキュリティチェックが必要ですがそこそこの行列。ここでも杖を突いた"ゆう"の姿を見て、警備員がショートカットさせてくれました。
大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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大英博物館入り口を振り返ります。
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大英博物館はナナナント無料で入れます。
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こんな石像が出迎えてくれます。
クニドスのライオン像。トルコの南西海岸・クニドスにあった石造りの東屋風のお墓のてっぺんに鎮座していた石像で7トン以上もあるそう。 -
最近、こういう博物館や美術館では必ず借りるようにしているオーディオガイドを借りようとすると、なんと品切れ。
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先ずはここでの最大の見もの、ロゼッタストーン。
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これがそのロゼッタストーン。やはり一番の人気展示物でなかなか人が途切れませんでしたが、人をかき分けかぶりつきます。
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この石に古代エジプトで使われていた象形文字・ヒエログリフとギリシャ文字などで同じことが書かれていたので、この謎のヒエログリフの解読に繋がったそうです。
音声ガイドには何が書かれているのか解説があるそうなのですが・・・文字だけ見ていてもなんのこっちゃらさっぱり分かりません。
ウィキペディアで見ると・・・フムフム、そういうことが書かれているのですか。 -
ロゼッタストーンの裏は何も書かれていなくて、ただの石でした。
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ナルホド、ちょっとヒエログリフのすそ野がわかったような気になります。
しかし、よくよく考えてみると私たちが普段使っている漢字は象形文字、ひらがなやカタカナも漢字から派生した象形文字だと考えるとなにか親近感がわいてきます。
ハングルなんか、発声した時の舌や口の形を表した象形文字。象形文字って地球上に結構多いのかも分かりません。 -
更に奥には古代エジプトの数々の石像が。
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そしてこれも目玉のラムセス二世の胸像。
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凛々しい顔をしています。
そしてこの人が「ラムセス二世」であると分かったのはきっとロゼッタストーンで象形文字の解読ができたからなんでしょう。 -
こんな石像や・・・
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あんな石像など。
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石棺に刻まれたヒエログリフ。
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この博物館の特徴は写真が撮れること。
三脚やストロボの使用はダメなようですが、確かに写真を撮るだけなら展示物は傷みませんからね。
福岡市博物館もあの金印が撮影できたのは驚きでした。
↓金印
http://kuwa72.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-3860.html -
これまたヒエログリフ。
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ゲイヤー・アンダーソンの猫
エジプトのサッカラというところから出土したらしい。紀元前600年ころの作。金のイヤリングをしています。なんと贅沢なネコ。 -
この博物館はエジプトとか中東とか各地域ごとに展示部屋が分かれています。エジプトエリアだけでこの旅行記が終わってしまいそうなので、次に行きましょう。
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で、次に来たのが西アジアの展示エリア。
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ここの目玉はライオン狩りのレリーフ。
古代メソポタミア時代に作られたらしいが、その歴史的背景より、長さが何十メートルもあるこんなものを、どのようにして切り出して持ってきたのか、そっちの方が不思議でした。、 -
ラマッソスと呼ばれる人面有翼牡牛像。アッシリア(イラク北部)では守護神として城門に飾られていたらしい。
ちなみに真ん中の女性は本物の人間。 -
こちらは別の人面有翼牡牛像。
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お次にやってきたのはギリシャエリア。
なんか教科書に載っていたような彫刻。
こうしてみると本当の肉体のようです。 -
こんな彫刻や・・・
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こんなレリーフ。
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ここでの目玉はこのハリカナッソスのマウソロス廟の彫刻。
地球の歩き方に「目玉」と書いてあるのでその受け売りですが、もうこの辺りになってくると、展示物が多すぎて、全部が目玉に思えてきます。 -
彫刻だけではなく、こんな花瓶なんかも展示してあります。
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おっ、ここには・・・
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こんな金の装飾品が展示してあります。
去年、韓国の国立慶州博物館に行って、金の装飾品の加工技術のすばらしさを知ってから、こういう金の装飾品に興味を持ってしまいます。
↓国立慶州博物館
http://4travel.jp/travelogue/11184893
先日訪れた福岡市博物館でのエジプト展では古代エジプトにも金の装飾品が発見され、当然アジアにもそれが伝わり韓国にも伝わったのではないかと思いましたが、まさに西アジアにもこのようなものがあったということで、金の線が一歩こちらに繋がってきたのは一つの発見でした。 -
このようなツボの展示も。
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どうやら順路を間違えまたエジプトゾーンに戻ってきました。
ここの博物館は別に決まった順路というものはなく、縦横無尽、自由に歩き回れます。 -
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再びギリシヤゾーンに戻り、こちらはパルテノン神殿の彫刻群。
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日韓でもこの仏像は日本のものだ、いや韓国だとの論争がありますが、これもギリシャから返還をせまられているらしい。
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ただ、かなり原形をとどめていないので、私にはあまり良さが分かりませんでした。
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こちらは同じ部屋に展示されているレリーフ。
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こちらは彫が深い。
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そしてこのレリーフも長さが何十メートルにも及びます。どうやって切り出したのでしょうか。そっちの方が不思議です。
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この人はどんな思いでこのレリーフを見ているのでしょうか。
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こちらにはそんなレリーフをカメラに収める人。そしてその写真を撮る私。
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もうきりがないので移動します。
場所は変わって生と死のゾーン。あのモアイ像が鎮座しています。 -
そしてその上階はアジアのゾーン。
こちらは韓国の部屋です。 -
あっ、韓屋があります。
↓北村韓屋街
http://4travel.jp/travelogue/11181474 -
そしてここには陶磁器が展示されていましたが、よく見ると・・・
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韓国と九州北部の窯の説明に「唐津」の文字を発見!
唐津焼や伊万里焼は豊臣秀吉が韓国に出兵したとき、陶工を引き連れてきたため、九州北部で焼き物文化が発達しました。
日本からこんな離れたところで、地元が紹介されているとちょっと感激してしまいます。 -
更にその上が日本のゾーン。
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仏像や・・・
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銅鐸・・・
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銅鏡など・・・
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皇族の写真なども展示されています。
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そして二階に降りると・・・ここにもあったのか、エジプトゾーン。
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黄金のようなマスク。
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そしてこの三体のミイラの収納棺。女性用なのでしょぅか。
これは見事でした。 -
エジプトゾーンももう少し見たかったのですが、そろそろ次のイベントに行かなくてはいけないのでこのへんで切り上げます。
結局ここの滞在時間は2時間半。半分も見られませんでした。
大英博物館、全部見るには一日以上かかります。 -
大英博物館を後にします。
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博物館前もこのような奇麗な街並み。
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だんだん陽が傾いてきました。
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地下鉄、トッテナム・コート・ロード駅に向かいます。
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赤いバスには赤いレンガ造りが似合います。
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トッテナム・コート・ロード駅前にはミュージカル、パリのアメリカ人の劇場があります。
私たちもこれからミュージカルですが、別の場所へ。 -
トッテナム・コート・ロード駅に到着。
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ここから再びチャリングクロス駅に行きます。
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電車が来ました。乗り込みましょう。
続く・・・
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