TTukomiさんのクチコミ(79ページ)全2,291件

妻籠宿の北側の小山、中山道沿いに城跡はある。中山道からの分岐を登ること10分程で主郭部の曲輪に着く。
遺構としては、曲輪・土橋・堀切等が確認できた。

頂上（主郭）からの眺めは、妻籠宿を一望することができる。ここに城が築かれた事の意図を実感した。

中央本線南木曽駅から歩く。妻籠宿の鯉岩まで40分程要す。
朝9時30分頃の妻籠宿は、観光客が少なく、静寂な落ち着いた山間の宿場町の雰囲気を楽しむことができた。
道路は舗装されていたが、枡形の跡付近は石畳みの道なりで趣きがある。

妻籠宿から馬籠宿、最終目的は中津川宿・中央本線中津川駅までの中山道ウォークで下車。
山間部にある特急電車が停車する駅。
立派な駅舎と駅前には広々としたロータリーがあるが、下車客も少なく侘しい空間だった。
駅前には中山道の案内板があり、ウォーキングのための整備はされていた。

名の通り飯田線天竜峡駅を下車すると間近、天竜峡の入口に着く。
渓谷の両岸を周遊する遊歩道があり、ゆっくり観賞しても1時間程度。

飯田線からの天竜川の眺めは山間の秘境的な渓谷の光景だったので、期待を抱いて回るが、期待外れが甚だしかった。

天竜峡の渓谷観賞で下車。
天竜峡駅は本当に天竜峡の最寄り駅。

駅を出て直ぐの所に天竜川に架かる橋がある。
そこはもう天竜峡への入口。
橋の上からの眺め、北側には中央アルプスの山並みが、南側の足元からは天竜峡の渓谷美が。

トンネルとトンネルに挟まれた空間にホームがある、駅と呼ぶにはあまりにも異質な場所だった。
ホームと待合室とレール以外は木々に覆われて人工的な物は何も無く、ホーム上のオーバーハングした岩が異様な光景だ。
ホームの先端には山道があり、唯一外部と繋がる方法。15分程登ると開けた県道に出、そこには自販機がある。

為栗駅と田本駅の両秘境駅間の天竜川沿いにある無人駅。秘境駅を見続けていると、民家が並ぶ人里に出たという安堵感を持つ事ができる駅だ。

秘境駅の田本駅から徒歩で温田駅に着く。長閑さを感じながらの約50分の道のりだった。

秘境駅巡りで下車。
駅ホームからは天竜川と天竜川に架かる橋が眺められ、明るく広々とした空間だった。
駅ホーム前には廃屋が一軒と、少し離れた所には墓が並んでいた。

橋の上からの眺めは最高で、秘境駅でありながらも寂しさを感じさせない空間だった。

飯田線平岡駅の改札口を出ると駅舎ではなく龍泉閣のフロント及びお土産売場。
駅にある本当に便利な宿泊施設だ。

引き湯された温泉がある。
日帰り入浴で利用する。入浴料金は300円と安い。
湯質はヌルヌル感が強く感じるPH9.7のアルカリ性単純泉。残念ながら塩素臭は強い。
浴槽は5～6人が浸かれば窮屈になる広さ。
建物の4階最上階にあるので視界は良く、天竜川沿いの風景を眺める事が出来る。

平岡駅は特急電車が停車する駅。
日帰り温泉入浴目的で下車。
駅の改札口を出ると駅舎ではなく、宿泊施設の一部となり龍泉閣のフロントである。
フロントで入浴料金を払い、直ぐ横のエスカレーターを利用し温泉に浸る。
駅中にある温泉だ。

秘境駅巡りで下車。
天竜川沿いの山の斜面にホームがある。
駅ホーム上（駅前？）の山の斜面に民家が一件だけあった。

ホームの先に人が通行可能なだけの山道があり登る。車が一台だけしか通行できない幅の道に出た。ここも木々に覆われた山の中であった。

朝6時からオープンしている。
少し前に改装をしており、改装後初めて早朝風呂で6時過ぎに訪問。

入浴前に食事処で朝食を食べる。
名古屋モーニングなるものを注文。500円（会員価格450円）。
名古屋のモーニングを初めて食べる。
価格は高いかどうかは比較できないが、トーストとおにぎり・コーヒーと味噌・サラダにゆで卵とウインナー等々。
普通では考えられない組み合わせ。これが名古屋のモーニングか？甚だオカシイ。

湯質は人工泉。
40度～41度ぐらいの間の湯温。湯はぬるく感じ、湯上り状態は身体が直ぐに冷え、身体からは強い塩素臭が発する。さすがに人工泉だ！

天然の掛け流しの温泉ならば、41度ぐらいの湯は熱く感じ、湯上り状態は長時間ポッカポッカだ。

名古屋には天然の温泉がほとんど無く、仕方なしに入浴。寂し限りだ！

宇陀松山地区の重要伝統的建築物群保存地区と宇陀松山城跡の観光目的で下車。

ここから目的地までは約8km。
奈良交通バスが運行されているが、1時間に1本のダイヤ。駅前の宇陀市観光案内所にはレンタサイクルがあったので利用する。

松山西口関門（黒門）は、宇陀松山城跡の建築物の唯一の遺構だ。
壁以外は全て黒塗られていた。
ここの門が重要伝統的建築物群保存地区の入口にあたり、スタート地点としてこの門を潜って古い町並みを巡ると、古い町並みや城跡を巡っているとの実感が湧いた。

宇陀松山地区の重要伝統的建築物群保存地区の入口にあたる場所にある。
ここから見える眼前の山は宇陀松山城跡。

売店と食堂及び農産物直販所があるさほど広さを感じない施設だが、ここに車を止めて町並み探索に適した場所だ。

近鉄榛原駅より約8kmの道のりを、榛原駅駅前の宇陀市観光案内所でレンタサイクルを借り訪れる。

織田信長の次男信雄のゆかりの地であり、街道沿いには古い町並みが残り、宇陀松山城跡の城跡巡りもでき、満足ゆく場所だった。

ほとんど人に出会わず、静かでのんびりとした時間を過ごすことができた。

近くの道の駅「宇陀路大宇陀」だけが賑わっていた。

大和郡山城の城域内だった場所、遺構が残る大和郡山城跡の外れの住宅街の中に整備されてひっそりと五輪の塔が建っていた。
そこは、豊臣秀吉政権の中央柱の人だったとは思われない静寂さだった。豊臣家の儚さが強く感じられた。

すぐそばに、大和郡山城跡の外堀跡がある。

大和郡山城跡の毘沙門曲輪跡の端にあるこじんまりとした木造建築物。
入館料は300円も。
柳沢家や郡山藩関連の古文書を保管・展示している図書館。
奈良県の歴史に興味や関心が無ければ、なんとも評価しがたい場所だった。

大和郡山城跡内を横切り城跡内にある近鉄京都線の郡山駅を下車し訪れる。
車窓からは、堀跡を覆う木々で城跡らしい面影を見いだすことができなかったが、城跡内に入ると、石垣・堀跡・曲輪が見事に残っていた。
天守台の石垣には逆さ地蔵の転用石を確認することができる。
外観では考えられなかった遺構のある城跡だった。

城跡には、移築された明治時代の建築物旧奈良県立図書館・柳沢文庫がある。

信濃境駅から徒歩15分程。
井戸尻史跡公園内には、出土品を展示している井戸尻考古館が併設されている。

緩やかに南に傾く斜面に遺跡はあり、その先は谷に落ち込む高度感のある場所だ。
甲斐駒ケ岳・鳳凰山・富士山を望み、陽当たりの良い場所に復元された竪穴式住居と田んぼや畑と水車小屋の長閑な風景には、心を落ち着かされる。