TTukomiさんのクチコミ(77ページ)全2,291件

表門参道を輪王寺を過ぎると、先に鳥居が見えてくる。この建築物が日光東照宮の入口に当たる鳥居だった。
杉並木に覆われた広い参道に、デンと構えて建っていた。寒々とした暗い感じがする鳥居に見えた。
この付近の標高は600mを超えているからか。

日光東照宮に参拝する手前に大きな寺が建っていた。
境内に入ると、階段の上に赤い大きな講堂・本堂の三佛堂（重要文化財）が目に入ってきた。
大修理らしく、両サイドに高々と足場が組まれていた。見るも無残な姿に感じた。

神橋から参道に入り御旅所を通り抜けると駐車場のある広場・輪王寺の手前に出て来た。
そこに勝道上人像が立っていた。
勝道上人とは、初めて聞く名前。
782年に日光山を開山したお坊さんだった。
その時代の人物像のイメージに合わない体躯立派な像だった。

神橋バス停を降りるとすぐの大谷川に架かる橋。 まさにこれからと、日光東照宮へのお出迎え感を感じる橋だった。
数メートルの短い川幅に架かる神々さを醸し出している木製の橋。
なんとこの橋を渡るには渡橋料を払う必要がある。それもなんと300円も⁉︎ ぼったくりそのものだと感じられる。
側から眺める事が趣があってベストだ！

神橋バス停を降りると神橋の手前に板垣退助像、道路を挟んでほぼ対面に天海大僧正像が立っていた。
ここに立てられている意義、家康・秀忠・家光の三代将軍に仕えた明智光秀説もある天海大僧正の人物像を想像し、権力の影の功労者だったのだろうと感じながら眺めていた。

神橋バス停を降りるとすぐの神橋の手前に立っていた。
こんな場所に板垣退助像が立っていることに対し誰もが疑問感を持つと思う。
説明書きを読むと、戊辰戦争時日光が戦火に巻き込まれる事がく無事に残った功労者だった。

拝観料1300円を払い拝観。
度々訪れることができない地なので高い拝観料だと感じながら拝観する。
メディアで頻繁に取り扱われ世界遺産としても登録されている日光東照宮に対しては、誇大イメージがある。
いざ拝観すると、文化財としての貴重さは感じるが、職人芸の域がわからないので、最終的には全てが同じ感覚になり飽きが来た。
世界遺産の姫路城と比べると天と地だと感じる。やはり、拝観料はぼったくり感があった。

水口城跡の最寄り駅。水口城まで徒歩5分程。
駅前には無料の駐車場があり、水口城跡へは便利だ。
ローカルムードが漂う一面一線のホームの無人の駅だが駅舎は立派だった。
駅前のトイレは、城跡の最寄り駅らしい建物だった。

本丸跡の出丸部分に櫓に模した形で建てられた資料館だった。
訪問時は木曜日。残念ながら木曜日・金曜日が休館日であった。入館料は100円。
本丸跡と本丸の堀跡と石垣が遺構としての残っているが、この建物もまるで遺構の一部ように見えた。

最寄り駅は近江鉄道の水口城南駅。駅より徒歩5分程。
本丸跡がそのままグランドとして使用され、そのまわりを掘跡と角櫓跡に石垣が残っていた。
グランドに変わっていた本丸跡は殺風景な風景になり、城跡の面影が感じられなかった。

朝日遺跡は、弥生時代の東海地方最大の遺跡だったらしいが、小さな工場・民家・畑が点在する地域に、人影無く、あまり整備されているとは思われない荒涼とした物寂しい公園だった。
資料館・貝殻山貝塚・復元された竪穴式住居がある。

清州古城公園からJRの高架をくぐると清州公園だった。
清洲城跡にあるために、信長にちなんだ公園だった。
織田信長と濃姫の像があり、織田信長が好んだ舞「敦盛」の一節の歌碑があった。現在にも通じると思うこの「敦盛」の一節は、自惚れ甚だしいが信長と同化する思いがある。

織田信長の拠点であった清洲城跡を訪問する。
現在建っている天守閣及び「大手橋」と呼ばれる橋は、本来の清洲城ではなく、全くの観光用物産客寄せの偽城跡だった。

本来の清洲城跡は、偽天守閣の対岸にある。
遺構は発掘復元された本丸の石垣があった。
まぎらわしい呼び名「清州古城跡」と呼ばれ、城跡巡りをする人を甚だ小馬鹿にしている感じだった。
＊ここに来て初めて知った内容だった。

JRの車窓から、川沿いに建つ天守閣が見える。織田信長の拠点となった清洲城である。

車窓から見るたびに気になっていた城跡巡りを行う。
川に架かる「大手橋」と呼ばれる橋と天守閣は、全くの観光用の客寄せ建物であった。その場所は城跡ではなく、実際の清洲城跡は、清洲古城跡と呼ばれる天守閣から大手橋を渡った方向であった。
本来の清洲城跡を「清洲古城跡」と呼び、城跡巡りに当たっては甚だ許しがたい感があった。
本来の清洲城の遺構としては、発掘復元された本丸の石垣が僅かにあるのみだった。それ以上戦国の城跡としての面影は全く無く、泥臭い川縁を歩かされるのみだった。

豊臣秀吉生誕の地とされる名古屋市の中村公園内にある。
秀吉・清正を中心に、信長・家康・光秀等に関する戦国時代の資料が展示されている。
素晴らしいことに、入館料が無料で戦国時代の貴重な資料が拝見できる。
戦国時代が好きな人にとっては時間を忘れる空間だ。

豊臣秀吉の生誕の地として整備されている中村公園に妙行寺がある。
名古屋城築城時に、清正は城の余った資材を用いて誕生の地に再建したと伝えられている寺が妙行寺。隣接して秀吉誕生の地常泉寺がある。
清正の秀吉との繋がり、息子秀頼に対する思いがなんとなくわかる場所だ。

秀吉誕生の地として整備されている中村公園に常泉寺がある。
伝承で遺構の残らない住宅街の場所を、境内に千成り瓢箪を掲げて、秀吉のアピールを強調しているように感じた。また、現代風の井戸、秀吉産湯の井戸がある。
秀吉誕生の地を謳うにしては観光客の姿は全く見当たらなかった。
隣接して加藤清正生誕の地妙行寺がある。

名古屋地下鉄中村公園駅を出ると大きな鳥居があり、豊臣秀吉生誕の地とされる中村公園内に豊国神社はある。駅から徒歩5分程。
大きな鳥居の割には、公園の付録感がした小さな小さな質素な神社であった。
拝殿に向かって右側に豊臣秀吉の画像が掲げられていた。

豊臣秀吉・加藤清正の生誕の地と伝承されている中村公園を訪れる。
超下町の雰囲気は、藤吉郎の生誕の地としてお似合いだ。

どこにでもある普通の公園で秀吉・清正の史跡は残っていないが、豊臣秀吉を祀る豊国神社がある。
また、名古屋市秀吉清正記念館があり、入館料は無料。秀吉・清正に関する展示物（貴重な資料）を楽しむことができた。

湿地帯であったと思われるような平野部の地形に、城跡の土塁跡のように見えた堤防・黄金堤と呼ばれるものが残っていた。
吉良上野介の遺物と説明板にあった。
吉良上野介と言えば「忠臣蔵」の悪人のイメージしかない。善政を行なった殿様と地元では評価されている、偏見が改められた。

県道沿いにある黄金堤は、設備はトイレだけの駐車場があり、一種のサービスエリア的な感覚で利用されているように思われた。