TTukomiさんのクチコミ(76ページ)全2,291件

扉以外の屋根・橋・棧などの部分を鋳型で作り「鋳抜」で型を取り出したので「鋳抜門」とも呼ばれている。重要文化財。
青銅色と金箔の色が、徳川家康の墓である場所の雰囲気を醸し出している。
門番の青銅色の狛犬には迫力感を感じる。

御本社までの煌びやかで色鮮やかに施された建築物を見てくると、この奥宮の拝殿は、黒が強調された重厚感の溢れる異質に感じる建築物だった。重要文化財。
流石に、徳川家康の墓の前に建っているだけあって、静粛性を求められているのかと思った。

御本社の坂下門からは200段程の階段を登り到着。
御本社までの色彩が鮮やかな彫り物や金箔の空間とは打って変わって、徳川家康の墓のある厳粛な落ち着いた空間だった。
しかし、狭い境内の中に、真新しい建物のお土産売り場的・金儲け主義感のある社務所があるのには幻滅する。不要だ。

日光東照宮本殿の右手の祈祷殿横の東廻廊先あり、本殿から徳川家康の墓のある奥宮に向かう出入口的役目な門であった。重要文化財。

手前の東廻廊頭上には「眠り猫」の彫り物がある。坂下門から徳川家康の墓までは200段少しの階段を登らなければならない。

いままでの煌びやかな世界と、この先からは闇の世界（墓）、境界線という感じを持つようなこじんまりとした素朴な門であった。

日光東照宮御本社から奥宮に向かう坂下門前の東廻廊の頭上に小さな国宝の彫り物「眠り猫」がある。
三ざるのイメージを持ち探すと、坂下門を通り越し見つける事が出来なかった。再度挑戦し頭上にある小さな彫り物を見つけることが出来た。全く知識のなかった小さな彫り物「眠り猫」には、なんだこれとしか思わなかった。

本殿・石の間・拝殿からなる御本社は、国宝に指定されている。
拝殿・石の間には自由に出入りでき、自由に拝観できた。しかし、東照宮でこの御本社だけは写真撮影が禁止されていた。
御本社は足場が組まれ改修工事中でした。

日光東照宮本殿の前の唐門から左右に伸び本殿・拝殿を囲む塀。
陽明門を過ぎると眼前に広がる。
陽明門と廻廊の風景と対比すると、こじんまりとした唐門・塀の風景だが、美しい風景だった。隙間から拝殿を垣間見ることができる。

本殿（拝殿）の前の門。国宝。
ここに来るまでには重厚感のある建物ばかりを観てきた中で、唐門はこじんまりとした白色彩を主とした建築物だ。
こじんまりとした白色彩が、一層に際立って美しく見える。
きめ細かい彫り物も見事だ。

陽明門を過ぎると右手に、神輿舎と左右対象となる位置にある建物。重要文化財。
徳川家康の墓に向かう「眠り猫」のある坂下門の手前にある建物なので、通り過ぎてしまいそうになる。
ズッシリとした黒い建物と対比するような感じの中に、きめ細かな彫り物を観賞できた。

陽明門を過ぎると左手の建物が神輿舎。重要文化財。
3基の神輿が収められ、中央が徳川家康・右側が豊臣秀吉・左側が源頼朝の神輿。
扉が解放されていて、3基の神輿を観ることができた。が、内部の天井の高さ天女の絵に見惚れた。

陽明門を左右に伸びる塀で、花鳥風月が透かし彫りで一枚の板に彫られている。陽明門と共に国宝。
一枚一枚の区枠が、鮮やかな額縁の彫り物のように見え、煌びやか陽明門と調和し、見事に補佐をしている建築物の感がある。

日光東照宮と言えば、メディアの影響で、陽明門が頭に浮かぶ。国宝。
門の前に立つと東照宮に来たと実感する。何処から見たら良いのかと思う程の飾り付けだ。
白の龍の彫り物が門を引き立てて、東照宮の中でも際立って煌びやかで豪勢で壮大で美しい。

正月の参拝準備なのか、陽明門の正面手前で参拝通路にテントが張られていた。遠方から陽明門を見ることが出来なく非常に残念だ。

階段を登り陽明門の廻廊前、鼓楼と対峙して櫓のように建っている。重要文化財。
鐘が収められている。
鐘を鳴らす撞木の裏（底）部分の黒に金箔の葵の家紋、扉の黒に金箔が貼られた色のコントラストに豪華さを感じ見惚れた。

日光東照宮には121個の燈籠があるが、その中でも有名な燈籠は、伊達政宗がポルトガルから取り寄せた南蛮鉄で鋳造された2期の燈籠。陽明門の手前の階段右横にある。重要文化財。
ズッシリとした重みが感じられて、下部には政宗の銘を確認することができた。

輪蔵とも呼ばれ、経典を収納する倉。重要文化財。
表門を入ると三神庫・神厩舎と同じ境内に建っている朱色の二層の建物。
屋根瓦を挟んで一層目と二層目の彫り物は、挟まれた瓦の色が、より一層色鮮やかさを引き立てているように見えた。

金を取られる区域（表門）を入るとすぐ右手に神厩舎がある。
欄間に有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」が彫られている。
日光東照宮の境内で唯一素木造の飾り気のない建物だが、飾り気のなさが欄間の彫刻物をより一層際立たせていた。

神厩舎は馬小屋。猿は馬の健康安全を守るとの信仰に基づいて彫られている。

三神庫の前の建物が神厩舎、馬小屋である。
日光東照宮境内で唯一の素木造。重要文化財。
ここの欄間に有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三ざるが彫られていた。
素木造の飾り気のない建物だけに、欄間だけの色鮮やかな彫り物が際立っていた。

日光東照宮表門を抜けると正面に煌びやかな朱色に染まった三神庫が目に入ってきた。
上神庫・中神庫・下神庫の三棟を総じて三神庫と呼ぶ。いづれも重要文化財だ。
神庫とは何かと思えば、倉庫の役目をする建物であった。。

参拝券販売所の階段の上に大きな杉に挟まれる格好で表門が配置されている。
この門からが有料区間。参拝券を見せ境内に入る。
手前の五重塔を見た目からは、この門からは煌びやかさを感じ取れない。しかし、この表門を潜ると世界観がまた一変した。

一ノ鳥居を潜ると左手に赤い五重塔が建っている。朱色に染まった煌びやかな飾り付けがある重要文化財に指定されている五重塔だった。
この場所に参拝券販売所があり、この先を見たければ参拝料金大人1300円も払わなくてはいけない。ここが唯一無料で日光東照宮の煌びやかさを楽しめる場所だ。