ぷーちゃんさんのクチコミ(15ページ)全14,870件

400年程前の江戸時代前期に建てられた黄檗宗寺院・崇福寺内に建つ、国宝に指定されている二層の屋根を持つ建物です。本堂に当たるお堂で、殿内には本尊の釈迦をはじめ、中国人の工匠によって造られた仏像や仏具が保管されています。下層部分は中国建築様式ですが、上層部は和風の要素が取り入れられています。お堂の床は石で、中にはたくさんの赤い蝋燭が供えられていて、全体には中国寺院らしさが感じられました。

崇福寺電停から3分ほど、400年程前に中国人の僧によって創建された黄檗宗の寺です。中国からやってきた人たちの希望で建てられた寺で、二層の屋根と門の両隣りに門戸を持つ朱色の三門や、中国で加工された材料を使用して建てられた、国宝に指定されている不思議な装飾が施されている第一峰門、中国人の仏師によって造られた明朝時代の仏像が保管されている大雄宝殿、航海安全の神様が祀られている媽祖堂など、中国らしさが感じられる見どころが多い寺です。訪れる観光客も少なく、静かな寺域をゆっくり鑑賞できました。

中島川に架かる、出島の入口に向かう表門橋の周辺に造られている川沿いの公園です。藤棚の下には椅子も設置されていて、向かい合う出島を眺めることができます。緑は少ないですが、イベントが開けるスペースもあり、訪れた日にはたくさんの紫陽花が運び込まれ、テントが張られイベントの準備が行われていました。

出島の東側、出島と向かいの江戸町を結ぶ、中島川に架かる日本最古の鉄製道路橋です。長さ36m、幅5mほどの一方通行の橋です。橋の下には、明治時代に物資の運搬など荷揚場として利用された石段が残っています。国の登録有形文化財に指定されている橋ですが、観光的要素はあまりなく取り立てて訪れるほどではないと思います。

日本が鎖国状態にあった江戸時代、西洋との唯一の窓口であった町の様子が復元されています。学生時代に訪れた時は出島の町並みがわかる模型があっただけでしたが、現在は19世紀初頭の出島の町並みが復元され、オランダ商館員の住居や部屋、日本人役人の詰所、蔵、調度品など充実した建築物や展示を見ることができました。建物や展示物を見ながら、鎖国時代の出島に思いを馳せ、歴史散歩が楽しめるスポットだと思います。オープンと同時に訪れたため出島内は空いていましたが、オープン30分後には修学旅行生や海外からの観光客が訪れ大変な賑わいになりました。静かな出島を体感したい場合はオープンと同時に入ることをおすすめします。

世界新三大夜景の一つ、長崎港や長崎市街地を見渡すことができる、円柱形の展望台があります。ロープウェーと長崎循環バスで容易に行くことができます。1階がカフェと休憩スペース、2階にレストランがありガラス越しに夜景が見られます。4階が無料の屋上展望スペースになっています。展望スペースからの眺めも素晴らしいですが、建物の外の展望エリアからでも充分夜景が楽しめました。

標高333m、長崎市街地や長崎港を眺められる展望台がある夜景スポットです。車やタクシー、有料バスなどで行くことができますが、私たちは主なホテルでピックアップしてくれる無料の循環バスと、山頂まで5分ほどのロープウェーで向かいました。山頂からは、長崎市街地や長崎港の夜景とともに、ライトアップされた電波塔も眺めることができました。長崎市街からも容易に行くことができ、長崎を訪れた際のマストスポットだと思います。無料の循環バスは、夜景を見に行く日の午後12時から予約が可能で、予約なしには乗車することができません。私たちは循環バスで訪れましたが、見学時間が短くあわただしかったのが残念でした。

長崎駅から急な坂道を上がって10分ほどの高台に、十字架の中に二十六聖人が刻まれた碑が建っています。400年以上前、大阪や京都で捉えられた6人の外国人宣教師と20人の日本人信徒が処刑され、殉教した場所です。碑の裏には、10代の少年も含まれた26名の資料と、キリシタンとして弾圧されてきた時代の歴史がわかる記念館も建っています。大浦天主堂では二十六聖人が処刑される様子を描いた絵画を見ることもできます。キリスト教禁教令時代、キリシタンとして多くの弾圧を受け続けてきた、信徒の方たちの思いが偲ばれる場所だと思います。

平和公園に建つ平和祈念像と平和の泉との間の草地に、刑務支所の基礎部分が残っています。爆心地から100mほどのところに建っていた、爆心地から最も近い公共の建物で、刑務所内にいた職員や受刑者134名が亡くなったそうです。被爆の悲惨さと平和の大切さを訴えている跡地です。

原爆落下地に造られた広大な公園です。園内は祈り、学び、願い、スポーツ、広場の5つのゾーンに分かれています。願いのゾーンや祈りのゾーンには、平和公園の象徴である平和祈念像や数多くの慰霊碑、平和を願う像が建っています。像を眺めながら、像が建てられた願いを知ると、思わず手を合わせたくなってしまいます。現在は市民の憩いの場としての公園に整備されていますが、79年前の悲惨な状況を知ると、平和がいかに大切かを痛感します。原爆資料館がある学びのゾーンを含め、長崎のマストスポットだと思います。

平和公園内に黒御影の石柱が建っています。柱が建っている上空500mで原爆が炸裂しました。柱の周囲には円形の模様が何重にも描かれています。原爆による被害者や死亡者が日ごと増えていったことを表現しています。現在は緑に囲まれ、安らぎを感じる公園になっていますが、当時は何が起こったかわからない、悲惨な状況だったに違いありません。平和の尊さと被爆の悲惨さを訴えている6.6mの柱です

平和公園内には原爆の悲惨さを忘れず平和を祈り、いくつもの碑や像が建っています。この像もその一つで、4人の子供たちと1人の大人、平和のシンボル・鳩が表現されています。原爆投下時に命を奪われた児童、生徒、教師8000名の霊を弔うために建てられました。県内外の教職員によって建てられたそうです。一瞬の出来事だったために、子供たちのために何もしてあげられなかった、先生方の気持ちはいかばかりだったかが偲ばれる像です。像の横には千羽鶴も飾られていました。

原爆が投下された時間で止まった時計や高熱で溶けくっついてしまったビンなど、被爆時の悲惨な状況を示す品や資料が展示されています。亡くなった子供をおんぶしたまま逃げ惑う母親、皮膚が溶け骨が露わになった人々、水を求めさまよう人々などの姿が描かれた絵画は目を覆いたくなるばかりです。平和を維持し続けることの大切さが実感できました。時間があれば、ボランティアさんが無料で展示物や被爆当時の様子を説明してくれます。修学旅行などで早朝から訪れる若者にも、是非説明を聞いてほしいと思いました。

原爆資料館に隣接している施設です。追悼空間には原爆で亡くなった方の名簿が納められています。遺影・手記閲覧室では被爆者の体験や証言を見聞きすることができます。原爆で死亡した人たちがどんな思いで亡くなっていったのか、被爆者がどんな思いで生活してきたのかなどを知ることができます。1つでも体験記を読み、亡くなった方の思いに触れ、平和の大切さを感じ取ってほしいと思いました。

新橋駅前に広がる、蒸気機関車が展示されている広場です。ニュース番組などでビジネスマンにインタビューする際によく映し出される広場です。夜9時ごろに通りましたが、帰宅を急ぐ人やほろ酔い気分で闊歩する人で賑わっていました。

カレッタ汐留の46階に出店している、江戸時代創業のすし店です。赤酢を使用したシャリと新鮮なネタ、手の込んだ前菜などに加え、木のぬくもりが感じられる店内、従業員の方たちの接客のすばらしさなど、一流すし店の伝統が伝わってきました。店内からの展望も素晴らしく、東京が眠らない街であることが実感できました。利用客の半数以上が外国人だったのにはびっくりしました。もう少し低価格だったらと思いつつ店を後にしました。

劇団四季によるミュージカルが上演される劇場があることで知られています。今回は46階にあるすし店・美寿思での食事が目的だったため利用しませんでしたが、地下2階には趣あるリーズナブルな価格の居酒屋が数店入っていて、私たちが食事を終えたころには、仕事を終えた多くのビジネスマンが利用していました。

旧新橋停車場鉄道歴史展示室の裏に、かつての新橋駅プラットホームの一部が再現されています。説明板によると、再現されている部分は25mほどで、実際のホームは151mほどあったそうです。一部のみ再現されたホームですが、当時の様子をうかがい知ることができる貴重なホームです。

日本で初めて走った鉄道の新橋駅駅舎を再現した建物です。建物内には鉄道の歴史がわかる展示室や、特急列車の写真、駅舎の基礎石遺構、発掘で出土した改札鋏や犬釘、車両銘板、双頭レール、切符などを見ることができます。こじんまりした資料館ですが、鉄道ファンにとっては聖地といえる建物だと思います。訪れたときは1970年代から80年代にかけての特急列車の写真展が行われていました。

日本の伝統芸能である歌舞伎を公演する施設です。建て替えから12年になる施設で、瓦屋根、唐破風を備えた風格ある建物です。5階には屋上庭園があり、その上は29階までオフィスビルになっています。1階には劇場のほか、歌舞伎土産を販売する土産物店も作られています。公演があるときは周辺大変な賑わいになります。