すぶたさんのクチコミ(85ページ)全3,773件

西の丸の西北（戌亥）隅を守る隅櫓です。
千貫櫓同様、元和６年（1620）に小堀遠州の設計で造営された城内最古の建造物です。
平面Ｌ字形で総２階造り（１階と２階が同じ床面積）の珍しい形式の二重櫓です。
この上に望楼を乗せた形が天守閣の原型とされ、櫓としては古い形式を示しています。
昭和33年の解体修理の際、
「元和六年申ノ九月吉日　ふかくさ　作十郎」
のへら書きのある輪違い瓦が発見されて、
元和６年創築を裏付けるものとして注目されました。
西外堀から見るのが一般的ですが、
反対側から近づくには西の丸庭園に入らなけらばなりません。
西の丸庭園は有料なので桜の季節の訪問が良いと思います。

京橋口という名ですが駅としては天満橋駅が近いです。
京橋口から濠にそって続く柳の並木道とその一帯を指します。
写真撮影スポットの極楽橋からも近くてここから入ると天守閣が近いです。
濠には昭和40年に復元した極楽橋がかかって、
桃山時代の華やかさをしのばせてくれます。

大阪城公園の正面玄関にあたります。
大手前一帯は広さ約５ヘクタールもあって、
黒松の続く天守閣への道筋は大阪城への正面玄関としてふさわしいです。
大手門は重要文化財に認定されており、古くは追手門とも書きました。
その名残として追手門学園という学校法人が近くにあります。
寛永５年（1628）の創建で 高麗門様式です。
幕末の嘉永元年（1848年）に修復され、昭和31年（1956年）に解体修理された。
解体修理の結果、天明３年（1783）の雷火には焼け残って、
屋根のみ幕末に改修されていたことが判明しました。

重要文化財に指定されています。
そういえば、このような形式の門はあまりみたことありませんね。
桜門は大阪城本丸の正面入口にあたり、天守閣を真正面に望むことができます。
「桜門」の名の由来は、豊臣時代以来にこの付近に見事な桜並木があったことからです。
この桜門枡形を囲む巨石群は城中で最も見事なもので、
城内第一位の蛸石、第三位の振袖石をはじめとした巨石がめじろ押しに並んでいます。
これらの巨石は領内に花崗岩を産出する島を持っていた
岡山城主池田忠雄が運ばせたものです。

最近、国内外からの観光客が増えている大阪ですが、
２月後半から３月に大阪に来られたら大阪城の梅林にはぜひ行ってください。
内濠の東側にあって、約1.7ヘクタールの広さに1270本近くの梅が植えられています。
種類も多くてすべての木に品種が書かれているので素人にも分かりやすいです。
それも入場料は無料で時間も何時でもＯＫです。
ぜひ梅の香りも楽しいで欲しいです。
その時期の売店はうどんやおでん、甘酒やお汁粉などもあります。
（もちろん、普通の自動販売機もあります）
近年では桜が見られない時期には、ここの梅林で写真撮影をする外国人も多いです。
梅と天守閣を入れて撮るとなかなかの写真が撮れますよ。

大阪城公園の北端、新鴫野橋を渡ったところにあります。
駅でいうと京阪天満橋駅、地下鉄天満橋駅が近いです。
1999年３月に開園したのでまだ新しいですが、
約12種200本もの桃の木が植えられています。
早咲きの矢口や寒緋、関白は、3月中旬ころに花を咲かせ、
続いて源平枝垂れや京舞子が咲き、遅咲きの菊桃、
照手は４月下旬まで楽しむことができます。
早咲きは大阪城公園の梅林、４月上旬は大阪城の桜、
４月下旬は造幣局の通り抜けとセットで訪問するのも良いでしょう。

大阪城本丸に半円の「タイムカプセルEXPO'70」があります。
これは1970年の大阪万博を記念して、
松下電器産業（現パナソニック」が1971年に埋めたものです。
上に見えているのは上部カプセルで2000年に一度開けられました。
しかし、次は2100年なのでほとんどの人はもう見られません。
下に埋まっているのは下部カプセルで、こちらは6970年に開封されます。
その頃の大阪、関西、日本、世界、地球はどうなっているでしょうね。
なお、埋まっている物は下記に載っています。
明治時代の小説が歴史的仮名遣いで書かれていることから、
現代の日本人の私達でも読みにくいです。
未来の日本人は雑誌が読めるのでしょうか？
http://panasonic.co.jp/history/timecapsule/overview/article/

大阪城の石垣には、多種多様の文様や記号が刻み込まれています。
これを「刻印」と呼んでおり、大名の家紋を刻んだものがあります。
江戸初期の大坂城再築の折に、石垣を築いた大名の持場を表しています。
やはり、誰が見ても分かるように家紋を入れているのが多いです。
他には、石の産地を表したものや、奉行の姓名を記したものなどがあります。
中には分かっていない刻印もあるので今後の研究が待たれます。
なお、本丸北側の山里曲輪に市内から出土した
さまざまな刻印石を集めた刻印広場を設けていますが、こちらは2015年11月現在、
ネットをかけて立入禁止になっていました。
また、何か造られるのかもしれません。

玉造口から梅林へ向かう途中にあります。
本願寺八世蓮如が袈裟をかけたと伝えられる松ですが、
現在は松の巨木の根が残っているだけで、屋根がついています。
周囲には立派な松や蓮如上人に関する看板などもあります。
石山本願寺発祥の地ともいわれていますが、
江戸時代には同じ名の松が本丸内の天守閣東側にありました。

グランプラス周辺はスリが多いので注意が必要です。
写真を撮るのに夢中になってスリに気づかない場合があります。
また、お恵みを求めて寄ってくる人がいます。
日本語で話しかけてくる外国人も無視した方が確実です。
特に、夜は気を付けた方がいいでしょう。
団体ツアーだったので、ホテルにチェックイン後にメトロに乗って、
夜のグランプラスにもう一度行こうと思っていましたが、
添乗員さんからメトロはやめておいた方がいいと言われました。

帰国してからパリのテロ事件が起こり、
主犯の男がブリュッセルの移民街に住んでいたことを知りました。
移民街、メトロ、グランプラスの距離は直線で徒歩20分くらいでした。
パリのテロ後はブリュッセルが狙われていたそうです。
今後も気をつけて訪問した方がいいでしょう。

グランプラス近くのレース屋さんでショッピングをした時、
レシートの発行はしていませんでした。
（代金は現金で支払いました）
基本的に食事やショッピングをした時はレシートをもらう主義なので、
レシートを下さいと言ったところ日付と合計金額の手書きでした。
（それも字がかなり汚い）
他のお土産屋さんで板チョコ５枚で9.90ユーロのお店でも、
レシートは手書きでした。ベルギーではこのようなパターンが多いようです。
さすがに、ノイハウスやゴディバなどの有名なお店は、
きちんとしたレシートを発行してくれます。

グランプラス周辺でのトイレ利用は、
カフェやレストラン、博物館での利用が１番良いです。
また、公衆トイレがブラバン公爵の館に向かって
左側のギャルリーアゴラの１階奥にあります。
50サンチーム必要ですが、入口におばさんがいるので両替もしてもらえます。
電車の入口のように回転レバーを回して入ります。
中には10個くらいトイレがありますが、
団体ツアーで使われる場合もあって重なると混雑します。

ギルドとは同業者組合のことで、中世～近世に
西欧都市の商工業者間での相互扶助を目的に結成されました。
その寄合所の役割を果たしていた様々な業種のギルドハウスが、
グランプラス沿いに軒を連ねています。
現在は組合は解体されて建物はレストランなどに使われています。
建物の壁面には当時の職業を表わす紋章や思いを込めた像などが飾られています。
４つの彫像は、「真実」「嘘」「反目」「平和」を象徴していたり、
私が大好きなテミス（法・掟の神）の像もありました。
夜はライトアップされて金箔が輝いてまた素敵な雰囲気でした。

グランプラスにある金箔をあしらった豪華な建物です。
1698年に建造された建物を1882年に再建したそうです。
金箔をあしらった豪華なファサードの２階部分に、
歴代ブラバン公爵19人の虚像がずらりと並んでいることにちなんで、
この名前が付きました。
正面から見ると一つの建物ですが、内部は６つの館に分かれています。
正面に向かって右から財産の館、運命の館、風車の館、
錫の壺の館、丘の館、財布の館と命名されています。
ファサード下の階段からグランプラスを見渡せるベストスポットで、
綺麗な花がいつも飾られています。

添乗員さん同行の団体ツアーで訪問しました。
内部の見学はしていません。
内部の見学はガイド付きツアーに参加するしかないそうです。
なお、ガイドツアーは水曜日の15時からと、
日曜日の10時、14時からだけだそうです。
10月～３月は日曜日のガイドツアーもありません。
中央の尖塔は90メートルあり、
守護天使ミカエルがグランプラスを見下ろして守っています。
昼間も素敵ですが夜はライトアップされてさらに素敵です。

グランプラスの一画にあります。
1536年建造で美しいファサードは写真撮影が必須です。
スペイン・ハプスブルグ家の支配時代にはスペイン政庁として利用、
スペインはカトリックなので、
オランダ時代は新教徒を監禁する牢獄としても使われました。
1872年に再建されてゴシック様式を残しています。
内部は絵画や小便小僧の遺書いうを展示しています。
通常は10:00～17:00ですが、木曜日は20:00まで開いています。

グランプラスで最も古い館の一つである
「星の館」の壁にある英雄のブロンズ像です。
この像のモデルのセルクラースは、
12世紀から14世紀までブラバン公に統治されていたブリュッセルの街を、
ルイ・ド・メール率いるフランドル軍から守ったことで英雄になった人物です。
像の左手に触れると幸運になるというガイドブックや、
右手と書いてあるガイドブックもありますので、全身を触るのが１番いいと思います。
あちこちを触られてピカピカになっています。
記念にぜひ触りましょう。

日本ではゴディバが１番有名ですが、
日本人の現地ガイドさんのイチオシは昔からノイハウスです。
今から20年以上前に友人がオランダとベルギーを新婚旅行で行った時に、
日本人現地ガイドさんも添乗員さんもゴディバよりノイハウスを推していました。
特におすすめなのはオレンジピールのチョコレートかけ。
実際に食べたら美味しかったそうです。
今回、初めてベルギーを旅行したので行ってみました。
オレンジピールのチョコレートは１箱17ユーロと安くはありませんでしたが、
美味しくて日頃は洋菓子が好きでない老母ももっと食べたいと言いました。

添乗員さん同行のブリュッセル観光で通りました。
有名な小便小僧がある通りです。
タンタンの壁画を見ましたが、狭い道幅に車も通るので注意が必要です。
グランプラスにあるチョコレート屋さんは混雑しているので、
こちらの通りにある支店で買った方が空いているかもしれません。
夕方になると見えにくいので昼間の方がいいと思います。
なお、グランプラスにある観光案内所では、
漫画が描いてある場所の地図が有料であります。

友人がミネラルウォーターを買っていました。
ヨーロッパにはコンビニがほとんどないのでカルフールか、
テスコで買うことが多いです。
なお、フランスが隣国のベルギーはやはりカルフールが多いです。
今回はグランプラスの近くのお店を利用しました。
日本のようにトイレは借りられません。