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「うだつの町並み」の脇町を散策して、吉野川に注ぐ大谷川を渡ると建物があります。
1934年（昭和9年）に建てられた徳島県唯一の木造芝居小屋。
戦後は映画館として使われて、平成に修復されて回り舞台や奈落も再現されました。

山田洋次監督、西田敏行主演の映画『虹をつかむ男』にオデオン座として使われて、知られるようになりました。

「うだつの 町並み」は、脇町の南町にある400mほどの道路の両面に立つ古い建物群です。そのメインストリートの中央に「吉田家住宅 藍商佐直」があります。藍の最大の豪商だった「佐川屋直兵衛」の屋敷が公開されています。藍染め商品も販売されています。
「卯建（うだつ）」は、防火が一番の目的で、町屋の2階の壁面から突き出した、漆喰塗りの袖壁のことです。、

建物は、明治時代は税務署として建てられて、それから法務局として使われたそうです。
現在は観光案内所兼工芸体験館になっています。美馬和傘や竹細工の体験ができます。
脇町の歴史資料を展示、紹介してあって、ガイドの受付もしています。
明治時代の税務署の写真もあるけど、色あせてしまっています。

「うだつの 町並み」で藍の最大の豪商だった「佐川屋直兵衛」の屋敷が保存、展示されています。美馬市文化財に指定されています。
ちょうど南町のメインストリートの中心にあるし、見どころとしてもメインになります。
藍染め商品の販売もしています。
「卯建（うだつ）」は、防火が最大の目的で、町屋の2階の壁面から突き出した、漆喰塗りの袖壁のことです。

伝統的建造物群が並ぶ『うだつの町並み』を散策するには、JR徳島線の穴吹駅から4kmあるし、車でないと不便です。車を道の駅に駐車すると便利です。
道の駅裏の船着き場公園を見ながら、その裏にある美馬市観光交流センターで、観光マップや資料をもらって、脇町散策を始めるとちょうど良い場所にあります。

徳島県では潜水橋、高知県では沈下橋といわれますが、欄干がなくて、川の増水時に橋の上を水が流れて沈んでしまう橋です。
脇町潜水橋は、徳島県を流れる四国最大の川に架かっています。
吉野川は「日本三大暴れ川」の異名もあって、普段穏やかな川が洪水になると「暴れ川」になることがあるので、こうした潜水橋の工夫が生まれたんですね。

水源は高知県にあって、徳島県を流れる四国最大の川です。
その表情は、徳島県の峡谷「大歩危・小歩危」では荒々しいし、「うだつの町並み」の脇町を通るときは穏やかです。
「日本三大暴れ川」の異名もあって、穏やかな脇町でも「脇町潜水橋」があって、洪水になると水の中に隠れてしまう橋も存在するくらい、荒れることもあるようです。

お遍路旅をするにあたって、無料駐車場の端にある納経所兼総合案内所兼売店にまず立ち寄って、お遍路に必要なものをそろえました。事前にネットで調べてもよくわからないこともあるので、そこでそろえることにしました。
車で回るため、菅笠や金剛杖もいらないし、念珠等も使わないことにしたので、1万円以下でそろえました。
そのあと、仁王門から入って、大師堂、本堂、多宝塔、不動明王と十三仏とお参りをしました。

11番札所で、山の奥にあります。
札所の駐車場は無料なのがほとんどですが、ここは門前の有料駐車場を利用させていたくので、1回300円でした。

寺の名前は、弘法大師が5色の藤を植えたことに由来するとのことでしたが、花が咲いていなかったので、どこに藤があったのかも気づきませんでした。

切幡山の中腹の標高155ｍに境内があるため、仁王門から本堂までは、333段の石段を登るのが辛かった!　これは健康でないと参拝するのが辛い札所の一つです。

弘仁年間に、弘法大師による創建で、御本尊は千手観世音菩薩。切幡寺の名の由来にもなった「女人即身成仏の寺」の言い伝えがあって、それにまつわる千手観世音菩薩が御本尊になったらしい。

また、国指定重要文化財の大塔は、豊臣秀頼が秀吉の菩提を弔うために建立したものという。

四国八十八ヶ所第9番札所です。お遍路でお参りしました。
815年、弘法大師による創建です。
御本尊は、涅槃釈迦如来ですが、八十八ヶ所中唯一の涅槃釈迦如来像だそうです。
境内の弘法大師像が、手作りの草鞋を履いているのが珍しく、あとで調べました。松葉杖なしでは歩けなかった人が、参拝によって完治したという言い伝えがあるそうで、多くの草鞋が奉納されるようになったそうです。

古い歴史が多く残されている古刹です。
熊が出る谷かと思ったら、そうではなくて、熊野修験者が薪をとり、谷の水を汲む修行をしたのが由来らしい。
815年に弘法大師によって創建されて、御本尊は千手観世音菩薩。
1687年建立の山門は、和様と唐様の折衷様式で、間口は9ｍ、高さは12.3ｍで、四国霊場の中で最大級の仁王門で、徳島県の指定文化財になっているようです。
1707年建立の多宝塔も、四国で最古、最大の規模を誇ることで、県指定文化財。

四国八十八ヶ所札所巡りにほぼ沿って、「四国のみち」として、全長約1600kｍ、徳島県内では約300kmあります。
お遍路旅をしていル途中で、旅の疲れを癒やせるようにと、自然が豊富で風光明媚なところが含まれています。
何度かその解説板を見ました。
8番札所熊谷寺の参道では、弁天島のある池があって、カワウが訪れたりしているのを見て癒やされました。

治水や灌漑を目的に 1964年に建設された宮川内ダムで堰き止められた人工湖に面した公園です。
人造湖でありながらも、深くて水の綺麗な湖面に、周囲の山々の姿が映されていて、公園周辺はとても静かで、自然が美しい光景が広がっています。
桜並木もあるので、花が咲く頃は多くの人が訪れることでしょうね。

安楽寺前の県道の地図や道路標識にもダムの表示があって、ーナビで見ても近そうだったので、寄り道をしました。
1964年（昭和39年）に建設された治水や灌漑が目的のダムです。
ダムカードをいただきに、管理事務所に行くと、スタッフの方が「どこから来たんですか?」とか、笑顔で親切な対応をしてくださいました。

弘法大師が開基して、御本尊は自ら彫った阿弥陀如来です。
鐘楼門を入ると、「遍照殿」という名の門があります。左は「護摩堂」、右は「愛染堂」と書いてあります。
建物の裏から見ると、「護摩堂」は「厄除、コロナ退散は右の縁切門から入る」
「愛染堂」は「縁結びは縁結門から入る」と書いてあります。
左から入ると、愛染明王（夫婦愛和と縁結びの本尊）が安置されていました。中は一緒だけど、入口と出口を分けてあるということは、自分の気持ちの区切りをつけなさいということのような気がしました。
光明会館という宿坊があります。

弘法大師が自ら彫った薬師如来が御本尊で、815年に弘法大師によって創建されたそうです。
立派な多宝塔もあります。

はるか昔から境内で温泉が出ていることから山号が「温泉山」で、400年以上の歴史がある宿坊もあります。
是非泊まりたかったんですが、残念ながら、お遍路ドライブの日程では空き室がありませんでした。

弘法大師が自ら彫った勝軍地蔵菩薩を御本尊として、821年（弘仁12年）に創建したと伝わる真言宗のお寺です。それで地蔵寺というお寺の名前になっています。
地蔵院には、奥ノ院 五百羅漢堂があって、たくさんの等身大の立像や坐像があって、壮観です。拝観料が200円かかりますが、見る価値があります。

1790年頃に、西日本各地の信徒から寄進を受けて建立したという西国三十三観音像が改修が終って、綺麗な状態で見ることができました。

お賓頭盧（おびんずる）様もあって、自分の悪いところと同じところをなでると、快癒するということで、ボケないように頭をなでました。

お遍路で行きました。
このお寺には、不動明王の化身「倶利伽羅龍王」の像というのがあって、初めて聞きましたし、初めて見ました。とても迫力のある表情です。

もう1つ「弁慶の力石」もあります。
源義経が平家を追って讃岐国に向かう途中、この金泉寺に立ち寄って戦勝祈願をしたと『源平盛衰記』に記されているらしいです。その時に、家来の弁慶がこの巨石を持ち上げたそうです。
ホントかな?