はまちゃんさんのクチコミ(431ページ)全8,701件

九州一周旅行で知覧特攻平和会館に行く途中に「知覧武家屋敷群庭園」を訪れました。訪問したときはあいにくの雨でしたが、石垣と生垣が整然と続く武家屋敷群は凛とした風情をかもし出していました。武家屋敷と言っても、地方の藩士の家なので規模は小さく、大きな城がある城下町の中の武家屋敷とはかなり違ったものでした。

明治維新の立役者の一人として歴史に名を残した鹿児島の英雄、「西郷隆盛銅像」は鶴丸城跡の歴史資料センターから前の通り(国道10号線)を少し行った市立美術館の傍にあります。結構大きな銅像ですが、街中にあるのでうっかりしていて見過ごしそうになりました。軍服姿で凛々しく立っている様子は存在感たっぷりでした。付近に駐車場が無いので車で行く場合は注意が必要です。

城山展望台に向かう途中のバス停横に「西郷洞窟」あります。西南の役において、最大の激戦地となった田原坂から敗走し、鹿児島に戻った西郷軍が最後の5日間を過ごした洞窟です。ちいさな洞窟で、周囲は大きな木々で囲まれているため、昼間でも少し薄暗い感じの場所でした。いわゆる“観光地”と言える様な場所ではないので私たちには微妙なところでした。歴史好き、西郷隆盛好きは一度行ってみるのも良いでしょう。

もはやその名が全国区になってしまった、かき氷“しろくま”の発祥のお店なので一度は食べておかないといけないと思い、九州一周旅行のときに「天文館むじゃき」立ち寄りました。
天文館にあり、店頭に大きな白熊と氷白熊が出迎えてくれるので判りやすいです。定番の白熊レギラーサイズのものを頂きましたが、おなかが冷えそうなほどのボリュームで、チェリー、レーズン、プラム、みかん、もも、バナナ、パイナップルなどがトッピングされており満足する美味しさでした。

「仙巌園(磯庭園)」は、江戸時代初期に島津光久（19代当主）によって築庭され、中国龍虎山の仙巌にちなんで“仙巌園”と名付けられた、桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な大名庭園です。
入場料は千円で少々高いですが、きれいに整備された庭から眺める景色は素晴らしかったし、他にも島津藩の歴史が学べる尚古集成館や反射炉跡、鉄製150ポンド砲、猫神社など見所は沢山あり、訪問してよかったと思いました。

天孫降臨の神話のニニギノミコト(天照大神の孫)を祀ったのが「霧島神宮」で６世紀に造られたのが始まりです。現在の社殿は1715年に島津藩主の島津吉貴が建立したものです。
うっそうとした木々に囲まれた三の鳥居からしばらく歩いて行くと、本殿が見えてきます。本殿は朱塗りの大変華麗なもので、さすが“西の日光”と言われるだけありました。ここは、坂本竜馬とおりょうが新婚旅行で訪れたと言われる場所で、“竜馬ハネムーンロード”の説明板が建っていました。

大隈半島の西、内之浦町の国道448号線近くに日本最初の人工衛星“おおすみ”が打ち上げられた“鹿児島宇宙空間観測所”入り口があります。門衛所にはゲートがあり、厳重な警備体制が敷かれていました。出身地の都道府県名と、氏名を受付の用紙に書いて申請するとゲートを空けてくれます。
「宇宙科学資料館」は、その観測所の中にあり、ロケットや人工衛星・宇宙観測器などの実物や模型・写真を展示し、宇宙開発の歴史をわかりやすく見せています。観測所の場内は広大で、立入り禁止区以外は自由に見学でき、大型ロケットの実物大模型や組立棟、衛星整備室などのほか、“衛星ヶ丘展望台(ほしがおかてんぼうだい)”からは発射台や遠くに種子島まで望むことが出来ます。
アクセスは良くないですが、無料で普段目にする事の無い宇宙科学を体感できる施設で、展望台からは絶景が望めるので近くに寄られたら是非、見学されることをオススメします。

九州一周旅行で桜島に行きました。時計回りに桜島を一周、その途中に「黒神埋没鳥居」を見に寄りました。ガイドブックなどから知ってはいましたが、実物を見て、1914年の大爆発の様子がすさまじいことが感じられ、本当に驚きました。当時、被害にあった人は見るのも辛かったでしょうが、残しておいてくれたことに感謝しました。
付近は生活圏で駐車場が無いようでした。静かなところなので、迷惑にならないように見学する必要があります。

九州一周旅行で桜島に行きました。時計回りに桜島を一周、その途中に「有村溶岩展望所」に寄りました。桜島南岳の火口に一番近い場所にある展望所で、噴煙を上げている桜島や溶岩の台地、錦江湾も一望でき、素晴らしい光景でした。10分ほどしか駐車しなかったのに座席に薄っすらと火山灰がかかっていましたが、それも良い思い出になりました。桜島に来た際には絶対に観光されることをオススメします。

日南フェニックスロード(国道448号)から県道36号に入り、岬先端まで行くには、“牛馬保護協力費”として400円/車、100円/バイク100円を支払う必要があります。
「都井岬」に行く途中には野生の馬がいました。岬の周辺には御崎神社や都井岬ビジターセンター(うまの館)などがあり、かなり広いところですが、静かで、行き交う人も車も少なく昔に比べ少し寂れているような印象を受けました。その分、ゆったりと観光することが出来ました。天気が良ければ絶景を楽しむことが出来ますので、“牛馬保護協力費”は高くないと思います。

日南フェニックスロード(国道448号)から県道36号に入り、岬先端まで行くには、“牛馬保護協力費”として400円/車、100円/バイク100円を支払う必要があります。「都井岬灯台」は岬の先端にあり、その途中には野生の馬がいました。灯台はそれほど高くなく階段を登ればすぐに展望できるテラスにあがれます。天気が良かったので、灯台から眺める景色は本当に絶景でした。出来灯台へ上がるには入場料200円が必要です。

飫肥城大手門の手前の道を右手に曲がると武家屋敷通りがあります。苔むす立派な石垣や生垣、武家門、白壁などが並んでいて屋敷規模も大きくて城下町飫肥の象徴となっており、1977年に国の重要伝統的建造物保存地区に選定されています。
訪問した当日は天気が悪く、観光している人もまばらで、静かで落ち着いた風情のあるところでした。

九州一周旅行の時に訪問しました。天守閣などの建物は残っていないのですが、堂々とした大手門や見事な石垣などが昔を偲ばせてくれました。もともと本丸御殿があった石垣の上がうっそうとした杉林になっていました。全体的にとても雰囲気のいい城跡で、訪問した当日は時代劇の映画撮影をしていましたが、それを納得させるところでした。

「鵜戸神宮」は宮崎市内からは車で１時間あまり、風光明媚な日南フェニックスロード(R220)を南下した鵜戸崎にあります。
太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある洞窟の中に、朱塗りの色鮮やかな御本殿が鎮座する珍しいもので、こんな場所によく建設したなあと感心しました。
駐車場からも結構歩かなければならないので大変ですが、宮崎観光では絶対に外したくない場所なのでオススメします。

「青島」は周囲１．５ｋｍほどの島です。島内には国の特別天然記念物に指定されている亜熱帯性植物群落や青島神宮などがあり、島の周囲には鬼の洗濯岩と呼ばれる奇岩があります。海辺沿いに整備された遊歩道があり、ゆっくり歩いても３０分ほどで島を一周できますので、天気が良ければ散歩を楽しむのに良いと思います。

「鬼の洗濯板」は新第三紀（約1500～3000万年前）に海中で出来た水成岩（固い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層）が隆起し、長い間に波に洗われ、固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになったものです。
まさに「鬼の洗濯岩」っていいえて妙だと思いますが、若い人は“洗濯板”そのものを知らないでしょうね･･･。
「鬼の洗濯板」は青島から南の巾着島までの約8ｋｍの海岸線に見られます。

東国原知事の広報活動により一躍有名になった「宮崎県庁」を訪れました。
建物は左右対称でネオ・ゴシック様式の風格ある建物です。玄関先には、東国原知事の等身大パネルが置いてあったので、記念撮影をしようとすると、ガードマンさんが写真を撮ってくれました。２階までは自由に見学できると言うので、一通り見てまわりました。働いておられる職員の方々には不便なところも沢山あるのでしょうが、大理石の階段や室内の様相など時代を感じさせる立派な建物でした。

日向市街から東に車で10分あまり、日向岬に“願いが叶う”という事で有名な「クルスの海」があります。
「クルスの海」は波の浸食等によって自然が造った十字架です。このクロスの左部分に小さな島が見え、その島が“口”という字と考えると“叶”という漢字になるので、“願いが叶う海”として注目されています。観光用にムリムリ創ったキャッチコピーでしょうが、折角なのでしっかりお祈りしておきました。絶景ポイントでもあるし、特に若い人たちには良いかも知れません。

「馬ヶ背」は日向岬にある断崖絶壁です。奥行き200ｍ、幅10ｍの海水路の両岸に高さ70ｍのそそり立つ柱状岩は見ごたえ十分です。
「馬ヶ背」の名前は、この崖一体の陸地から盛り上がった岩肌が馬の背に似ていることから、その名がついたそうです。
駐車場からは、10分あまり坂を歩く必要がありますが、絶景ポイントなのでオススメします。

「臼杵石仏」は大分市内中心部から、津久見方面へ車で１時間たらず、臼杵市深田にある、平安時代後期から鎌倉時代に造られた4群60余体の石仏群で国宝に指定されています。
山肌に彫られた60体あまりの石仏は静かな里を見守るように柔和なお顔をされていました。こんな所に、こんな大きなものを、何故、どの様に造ったのか考えさせられました。