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地下鉄東西線の“御池”駅から歩いて５分ほど、京都市役所の東、木屋町御池を上った高瀬川西岸に佐久間象山と大村益次郎の遭難を記した碑が並んでいます。
佐久間象山は、西洋の砲術や蘭学を学んで、西洋式の大砲を鋳造するなど西洋科学の導入で殖産興国をすすめた人で、元治元年（1864年）7月11日に、この付近で攘夷派の刺客に斬殺されました。
大村益次郎は、長州藩の兵制改革で功績をあげて新政府に入り、近代兵制の確立に尽力した人ですが、廃刀論で士族の反感を買い、この近くの三条木屋町の宿舎で反対派士族に襲われ、敗血症で亡くなりました。
三条通りと木屋町通りの交差点・三条小橋東側の橋の袂に案内の石碑が建っていますが、これは“案内碑”なので、“遭難碑”はもう少し北側にあるので間違わないようにしてください。
この辺りは、龍馬寓居跡や土佐藩邸跡等幕末ゆかりの史跡や名所が多くありますので、歴史好きの方は、是非、ゆっくり散策してみてください。

「全生庵」は、江戸幕府幕末の幕臣で、明治時代の政治家山岡鉄舟が徳川幕末・明治維新の際、国事に殉じた人々の菩提を弔うために明治十六年に建立されたそうです。
千駄木駅から三崎坂を上っていくと、“全生”と彫られた大きな石碑があり、その奥に本堂と広い墓地があります。墓地には山岡鉄舟と落語家の三遊亭円朝のお墓があります。また、ここには円朝遺愛の幽霊画コレクションがあり、毎年、円朝忌の行われる八月の一ケ月間、幽霊画を公開されています。お盆に参拝したときに拝見しましたが、やせ衰えた怖いお顔の幽霊からふっくらと穏やかなお顔の幽霊まで様々で、一口に幽霊と言っても様々な思いを持って現れることを表現しているようでした。

千駄木駅から三崎坂を上ったところに鎮座されています。江戸時代初期の創建という曹洞宗の古刹です。山門をくぐると本堂がありその奥に墓地が広がっています。墓地には『西洋道中膝栗毛』や『安愚楽鍋』で知られる江戸末期から明治初頭にかけて戯作文学で活躍した作家、仮名垣魯文のお墓があります。また、魯文が当時海軍卿の榎本武揚からもらった山猫雌雄が死んでしまったときに建てた「猫塔記念碑」や山猫めをと塚をはじめ、猫塚碑などがあります。猫好きや歴史に興味のある方は、“谷根千”散策時には是非、参拝してみてください。

日光東照宮の象徴的な建築である陽明門は寛永１２年（１６３５）に建てられもので、三間一戸、八脚楼門、入母屋、四方軒唐破風、銅瓦葺きの楼門建築です。
豪華な彫刻の数は５０８体にのぼり、軒下には金と極彩色に彩られた麒麟、その下には白色の竜、さらに下が子供達の透かし彫りが施されています。柱は全部で１２本あり胡粉が塗られ、グリ紋と称する渦巻状の地紋と鳥獣、草花が彫られています。特に裏側の左手２番目の柱は"魔除けの逆柱"と呼ばれグリ紋の向きが逆で、"完成した瞬間から崩壊が始まる"という古事からわざと未完成の部分を残しているそうです。

徳川初代将軍の徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。自然の地形を生かしてバランス良く配置された社殿群には、漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。陽明門の装飾や三猿、眠り猫、鳴き龍など見所が多く、拝観料は1300円と少しお高いですが、その価値は十二分にあると思います。

表門を入ると右から正面へ鉤の手に３棟が並ぶ。右から門に近い方から、下神庫、中神庫、上神庫で３棟合わせて三神庫と呼よびます。神庫には東照宮のお祭りに使う道具などがしまってあるそうです。上神庫の側面上部に２頭の大きな象の彫刻がありますが、狩野探幽が実物を知らずに想像で彫刻の下絵を描いたことから、「想像の象」と呼ばれているそうです。

神厩舎は表門をくぐり左手にある“厩舎”つまり馬小屋です。有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻があるのことで知られています。猿は馬の病気を治すという信仰から、馬の守神として彫刻されたもので、“厩舎”には猿の彫刻が８構図あります。そのうちの一つが、三猿の彫刻で、目・口・耳をふさぐ猿は幼年期の猿で、子供のころは悪い事を見たり・言ったり・聞いたりしないで、素直に育ちなさいという教育論の意味が込められてるとか。

左甚五郎の作品と言われている、奥社入口を護る「眠り猫」は、思っていたより小さくて地味な存在でした。前足をしっかりと踏ん張っている事から、徳川家康を護るために寝ていると見せかけ、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして（裏で雀が舞っていても）「猫も寝るほどの平和」を表しているとか。

「輪王寺」は日光山中にある寺院群の総称です。堂塔は1か所にまとまっておらず、日光山内の各所に点在しており、東照宮の南方の境内には本堂の三仏堂や寺務所があり、ここには本坊表門、護法天堂、などがあります。二荒山神社西側には大猷院霊廟の建築群があり、その南側には常行堂と法華堂、中興の祖・天海を祀る慈眼堂があります。このほか、神橋近くの二荒山神社本宮に隣接した四本龍寺の旧地には、観音堂と三重塔があり、少し離れて児玉堂があります。

慶安３年（１６５０）若狭小浜藩主・酒井忠勝の奉納。その後、文化１２年（１８１５年）に火災により焼失し文政元年に酒井忠近が再建したものとか。
入場料が必要となる東照宮の門よりも手前にあるので、外観だけなら無料で見ることが出来ます。吊られた心柱により振動を調整し免震する工夫がされている内部を見るのは有料(３００円)です。

日光田母沢御用邸は、大正天皇のご静養地として造営されたもので、建物は、江戸時代後期、明治、大正と三時代の建築様式をもつ集合建築群で、現存する明治・大正期の御用邸の中では最大規模のものです。部屋数は106室という大きな建物ですが、決して絢爛豪華というものではなく、上品で凜とした雰囲気を持つ素晴らしい建物でした。入館料は大人５００円です。

中禅寺湖の東岸に鎮座されており、華厳ノ滝から歩いて３０分ほどかかりました。
７８４年に勝道上人によって創建された日光山輪王寺の別院。ご本尊は、上人ご自身が立ち木を彫られたと伝わる千手観音さまで、そのため立木観音と呼ばれているとか。
立派なお堂で見所は多いですが、特に五大堂からの中禅寺湖の眺めは抜群でした。参拝陵は５００円です。

日光と言えば、“東照宮”と“華厳ノ滝”です。落差97mを一気に流れ落ちる様はダイナミックで、和歌山県の那智滝、茨城県の袋田滝とともに日本三大名瀑のひとつに数えられています。無料の観瀑台から見ましたが十分迫力がありました。エレベーター（有料）で下りると、正面から滝を見上げる感じで見ることができます。

東武日光駅から歩いて２０分ほどのところにあります。日光山内への入口に位置し、大谷川の清流に架かる朱色のアーチ形の橋で、その構造から山口県の錦帯橋・山梨県の猿橋と並んで日本三奇橋の一つに数えられています。
名前の通り、神聖な橋として、神事や将軍社参、勅使などのみ使用されていたそうです。渡るのに３００円かかりました。

富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地で、境内には相撲関連の碑が数多く残っています。その一つが、「横綱力士碑」で社殿の裏側の木立の中に、ひっそりと佇んでいます。巨大な石碑はたいへん立派なもので、歴代の横綱力士と強豪大関雷電爲右エ門の四股名を刻んで顕彰しています。

ＪＲ静岡駅から歩くと３０分近くかかるので繁華街からは遠くて立地はイマイチですが、ホテルから2～３分歩くとコンビニや飲食店もあるのでそれほど問題はありません。なお駐車料金は７００円必要です。
施設は古さが否めませんが綺麗に管理されていました。ツインの部屋に宿泊しましたが市内中心部のビジネスに比べて広くてゆっくり寛げました。細かいことを気にしない人には、リーズナブルで良いと思います。

東名高速道路の“沼津IC”を降りたらすぐのところにあります。すぐ傍にはコンビニや飲食店、ガソリンスタンドが多数あって郊外の割には結構便利なところです。
家内と二人で宿泊しました。部屋は綺麗に管理されていましたが、とても狭かった。
ベッドは二段ベッドが設置されており、下側のベッドはとても大きくてゆっくり寛ぐことができました。上のベッドは少し狭かったです。
朝食も付いていて安いので、泊るだけで十分と考えるのなら価値のあるホテルです。

下田から石廊崎まで車で30分あまり、伊豆半島の最南端にあります。
駐車場から整備された遊歩道を２０分足らず歩くと石廊崎の先端に灯台があります。
白亜の塔形をした中型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれています。灯台の敷地内へ立ち入ることはできませんが、近くから壮大な太平洋のパノラマを望むことが出来ます。

面白いか面白くないかの評価は人によって大きく異なると思いますが、私はこう言うキッチュなものが大好きなので面白かったです。
館内はレトロな感じで怪しい人形や玩具、懐かしい物、不気味なもがてんこ盛りで展示されていてます。名前からして“怪しい”と潔いし、こんな博物館があっても良いと思います。入館料１０００円はちよっと高いかなあ・・・。

伊東駅より歩いて10分ぐらいのところにあります。伊東園グループのホテルで、施設の古さは否めませんが綺麗に管理されていました。
家内と二人で宿泊した部屋は１０畳ほどの和室で清掃も行き届き、寝具も清潔でゆっくり寛げました。　大浴場の露天風呂は眺望はよくなかったが、肌ざわりのよい柔らかいお湯で“伊東温泉”をゆっくり楽しむことが出来てよかった。
食事は朝・夕ともバイキングで特別変わった料理や美味しいものは特に無かったが、アルコールの飲み放題が付いて６８００円だから納得できるレベルでした。アルコールを飲人はお得感あるかも。