エロシさんのクチコミ(7ページ)全6,830件

琵琶湖大津館の東側にある公園が柳が崎湖畔公園です。有料のイングリッシュガーデンを始めとして、琵琶湖を背景として四季折々の花々が沢山さいており、見応えがあります。バラは5月ごろが良いのでしょうが、四季咲きのバラは夏でも花をつけ綺麗です。

京阪電車の三井寺駅から琵琶湖疎水を山側に進むと、疎水が二手に分かれ大きな鉄製の門が設置されています。それが大津閘門です。明治23年に設けられた土木遺産で、疎水に船を通す為の水位調整用に作られてものです。明治期の近代土木遺産として理系の私には興味をそそる閘門でした。

琵琶湖から京阪電車三井寺駅、三尾神社の脇を通り京都まで水を流した水路が琵琶湖疎水です。京都側蹴上の疎水が観光地としては有名ですが。琵琶湖川の疎水も大津閘門があり、歴史遺産が残っています。これまで、京都側は何回も見たことがあったのですが、大津側は初めてでしたが、明治期にこれだけの大工事を行った土木技術は凄いと感じました。

三井寺の南側の琵琶湖疏水の地下kにある神社が三尾神社です。国の重要文化財に指定される檜皮葺の本殿は勿論見所なのですが、それ以上にこの神社の境内はうさぎだらけです。神紋は正面を向いて正座をするようなうさぎ。手水舎もうさぎ。拝殿前には夫婦のうさぎ。よく見ると瓦にもうさぎ。卯年の初詣は凄い人が来るのでしょうね。

大津市役所を南に行った所に三井寺があります。天台寺門宗の総本山で、天智・天武・持統の三天皇の産湯に使った霊泉があることから御井の寺＝三井寺と呼ばれています。境内はとても広く国宝の金堂、仁王門、一切経蔵など見所多数。そして一番聞きたかったのが日本三名鐘に数えられる三井晩鐘。何と冥加料800円をすれば叩くことが出来るのですが、ちょっと高いなと思っていたところ、運良く叩いてくれた人がおり、その鐘の音を生で聞くことできました。余韻が素晴らしく、まさに日本の伝統的な音です。
そして、三井寺の境内は至ることが映画やドラマのロケ地になっており、至る所に説明があり、見て周るのも面白いと思います。

竹富島の世持御獄を北裏側に行くと小城盛があります。丘の上にサンゴの石灰石で築かれた小さな櫓の様ですが、外国船等が付近を通過した際に石垣島の蔵元（役場）にこの場所で狼煙を上げて知らせた場所です。小城盛の上に登りたかったのですが、階段前にコーンが置かれ立ち入り禁止となっており、見上げることしかできませんでした。

竹富島のなごみの塔から北に50mほど行った竹富民芸館にある広場の様な所に世持御獄があります。この場所は村役場のあった場所で竹富島で一番有名な種取祭はここを中心に行われるすです。そのため御嶽の前には屋根組がある広い広場になっています。周辺は森も多く清々しい場所でした。

竹富島の世持御嶽の道を挟んで南対面にある建物が竹富民芸館です。竹富島では織物が盛んに行われ、八重山ミンサーと呼ばれる織物は竹富島発祥。その工程や歴史の展示が無料で観られる施設がここだったのですが、生憎、コロナのために休館中。伝統工芸を見られず残念でした。

竹富島にあるなごみの塔から南に50m程の住宅街の中に安里屋クヤマ生誕の地があります。安里屋クヤマは、民謡「安里屋ユンタ」で歌われる八重山地方の美女です。その安里屋クヤマ生誕の地は安里屋のお店となっています。お店の入口に白い杭で碑があるだけで、あまり人気はない様でした。

竹富島ではいくつかの井戸が観光スポットとなっていますが、河川の無い島では、それほど大事な場所であったことが分かります。仲筋井戸はその中でも最大のもので、今でも底に水が残っているのが見られます。一般的に想像される井戸とは違い、すり鉢状で石積みされている井戸で見応えがあります。犬が干ばつの際に見つけたという逸話も残っているそうです。

石垣島の八重山博物館の前にあった人頭税廃止百年記念の碑と同じ、人頭税廃止を記念した碑が竹富島にもありました。場所はンブフルの丘の麓です。竹富島は散策して分かりましたが、作物が育つ様な環境でもないのにも関わらず、この様な小さな島でも不合理で過酷な税がかけられていたことが良く分かりました。

竹富島の仲筋井戸から南集落に向かう途中にある小高い丘がンブフルの丘です。かわった名前の丘ですが、牛が夜中に飛び出し丘を一夜で築き、その上でンブフル、ンブフルと鳴いたことの由来するとのこと。竹富島の中では高い丘で、丘の上からは竹富島が全体が見渡せるのですが、足元が悪く止めました。

武富島のンブフルの丘の麓、仲筋井戸の正面に水道記念碑があります。武富島を回れば分かりますが、一切川などはなく、海底送水が行われるまでは井戸が使われていました。観光客にはあまり興味がない石碑ですが、離れ小島の昔の生活水事情が分かる場所です。

竹富島のコンドイビーチからコンドイ岬を越えた南の浜がカイジ浜、別名、星砂浜です。こちらのビーチは白砂の砂浜は広くありませんが、別名の通り星砂が採れることで有名です。そのため、星砂を探し求める観光客の姿が多くみられます。ですが、星砂は殆ど見つからないと思います。星砂を探すよりも綺麗が海を見ていた方が良いと私は思います。

竹富島のカイジ浜駐車場の隣に竹富島蔵元跡があります。蔵元と聞くと酒蔵かと思いましたが、年貢を収納する倉があった役所のことだそうです。木々が繁る森の中に石組みが残る遺跡が見て取れます。竹富島では西側が主要な場所であったことが分かる場所です。

竹富島の西側、西桟橋に南にあるビーチがコンドイビーチです。このビーチは兎に角美しい。白い砂浜の前にはコバルトブルーの遠浅の海が広がりその奥に西表島を望むことができます。竹富島の伝統的街並みも素晴らしいのですが、このビーチも引けを取りません。
石垣島地方で一番美しいビーチだと思います。

竹富島の赤山公園の前の通りを西に環状線を越えて海岸に突き当たった所に西桟橋と呼ばれる古い桟橋があります。幅2m程で、碧い海に向かって100m程伸びる石造りの桟橋です。その昔、農耕するために西表島と行き来するために使われ、有形文化財にも指定されているそうです。この桟橋に腰かけて眺める碧い海の景色は何とも言えない程綺麗です。

竹富島のなごみの塔から西に100m程行った所に日本最南端の寺と言われる喜宝院があります。そこに併設された民俗資料館が喜宝院蒐集館です。竹富島で使用されて来た生活用具、民芸品が展示されています。こちらの住職が小さいときから収集して来たものだそうです。
竹富島の景色はどこに行っても素晴らしく綺麗なので、立ち寄る人は殆どいませんが、貴重な資料です。

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される竹富島の赤瓦屋根の集落を眺めるには以前はなごみの塔に上って見ることができたそうですが、現在は登れなくなってしまいました。そのなごみの塔の裏手にある土産店の屋上が、有料ですが、あかやま展望台として開放されています。ここはなごみの塔を見下ろす高さがあり、集落はもとより、海までも見渡せる絶景ポイントです。

石垣島から船で15分程の所にある竹富島には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される昔の沖縄らしい美しい町並みが残されています。集落の道は白砂、民家の屋根は赤瓦、そしてサンゴの石垣が残り、所々に南国らしいハイビスカスの花が咲いています。
竹富島の街並みを見ながら散策していると、のんびりした雰囲気が伝わって来ます。