大津事件の碑

JR大津駅からほぼ北に向かって歩きます。大津駅前商店街を過ぎて1街区ほど行った所を右に曲がると目立たない石碑ですがあります...  続きを読む。石碑には「此付近露国皇太子遭難之地」と彫られた石碑が建物の傍らにひっそりと建てられています。1891年に日本旅行をしていたロシア皇太子ニコライ2世が津田三蔵巡査に暗殺されそうになった事件が起こりました。当時の明治政府はロシアの武力による報復を恐れ、津田三蔵を死刑にしようとしましたが、現在の最高裁判所長官あたる児島惟謙はこの事件を法に従って判決を行い、津田三蔵は無期懲役としました。まだ発展途上にあった日本に司法の独立を意識させた重要な事件でした。  閉じる

投稿日:2023/04/26

明治24年に当時来日中のロシア皇太子が警備中の巡査出会った津田三蔵に斬りつけられた事件がこの地付近で起こります。当時の明治...  続きを読む政府はロシアとの関係を悪化させたくなく厳しい措置を望みますが、児島惟謙が明治政府の圧力に屈することなく、司法権独立を守ったとして有名になりました。角を少し回り込んだところに、腰の高さ位の石碑が残るだけです。  閉じる

投稿日:2023/04/20

大津事件の碑は、大津の市街。東海道沿いの通りの角に建っていました。あまり目立たない碑ではありますね。
明治24年、ロシア...  続きを読む皇太子ニコライが親善のため大津を訪問中、警備中の巡査であった津田三蔵に斬りつけられたというのが大津事件。日清戦争が明治27年、日露戦争が明治37年ですから、戦争の足音が聞こえてくる時代です。
ちなみに、皇太子はニコライ2世。後にロシア革命の後、銃殺されていて、ロシア帝国最後の皇帝となりました。
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投稿日:2023/12/13

今日は大津市街地をぷらぷらしています。
この項目「大津事件の碑」となっていますが実際の碑は「此附近露國皇太子遭難之地」に...  続きを読むなっていますので注意ください。場所は旧東海道沿い中央二丁目南交差点付近（地図通り）です。
そうですここが大津事件が起こった場所ですか、ロシア皇太子が警備中の巡査に斬りつけられた事件で戦争にならず、処分は死刑でなく無期徒刑を下し「日本は法治国家」であることを世界に示した事件であったのではないでしょうか。近代国家に進む日本。
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投稿日:2023/01/23

　東海道を散策し、地元の居酒屋さん(旬遊あゆら)で地元の日本酒を飲み比べしつつ、ふな寿司などをいただいた帰りに、近くの路地...  続きを読む入口の4つ角でみつけた石碑です。石碑のとなりの洋品店さんの白壁に説明書きが貼ってあるのですが、風雨にさらされて剝げかかっていました。当時のロシア皇太子ニコライに津田三蔵巡査がサーベルで切りつけた大津事件の現場でした。  閉じる

投稿日:2023/12/28

この大津事件の碑は旧東海道沿いにあります。大津宿の町中です。JR琵琶湖線大津駅から北に10分程度の場所にあります。明治24...  続きを読む年に碑の場所でロシア皇帝が日本人の警察官が切りつけた事件です。この事件で日本の独立や司法権の独立など近代国家へ前進させるものになっています。  閉じる

投稿日:2023/01/03

JR大津駅から北に300m程行った街中に大津事件の碑があります。正確には此附近露国皇太子遭難之地碑と言うのが石碑に刻まれた...  続きを読む名称です。明治24年に来日していたロシア皇太子であるニコライ二世が警備中の巡査 津田三蔵に襲撃されたのがここ。近代史で有名な事件ですが、目抜き通りではなく、今はさほど広くもない通りで起こったのかと少し驚きました。昔はメインストリートだったのかもしれませんね。観光的には石碑しかなく、見応えはありません。  閉じる

投稿日:2022/09/13

シベリア鉄道の極東地区起工式典に出席する途中日本に立ち寄ったロシア帝国皇太子ニコライ。明治24（1891）年5月11日に琵...  続きを読む琶湖への日帰り観光を終えて京都へと戻る際、人力車で現場付近を通りかかったところ、警備にあたっていた滋賀県警察部守山警察署巡査の津田三蔵にサーベルで切りつけられ裂傷を負った。傷は長かったものの浅く命にかかわるものではなかった。三蔵は即座に捕らえられるが、その処分を巡って小国であった当時の日本は揉めに揉めている。皇族に対する危害を与えた〝大逆罪〟を適用しての死刑が囁かれる中、時の大審院院長児島惟謙は〝日本は法治国家である〟という姿勢を崩さず、最終的には一般人に対する謀殺未遂罪を適用し〝無期徒刑〟の判決を下し三権分立の司法権の独立を貫いた事件でもあったことが知られている。

犯人の津田三蔵は移送・収監された釧路集治監に於いて2ヶ月後に病死。怪我を負ったニコライは本国へと戻り、その後ロマノフ朝第14代ロシア皇帝となったニコライ2世も、日本人差別が進んだ結果とも言われる日露戦争に敗北し、国内が乱れる中ロシア革命が勃発し、皇帝の地位を失った末家族もろとも処刑されている。

大津事件の際に出血を拭った手拭いが後にDNA鑑定され、革命で処刑された王女達であることを証明したことは皮肉であるとしか言いようがない。旧東海道沿いであり、人通りも少ない場所にひっそりと建つ〝碑〟がその物語を語っているように見えた場所であった。  閉じる

投稿日:2020/09/20

後にロシア帝国最後の皇帝となったニコライ2世が皇太子時代に津田三蔵にサーベルで斬りつけられた場所近くの交差点の角に立ってい...  続きを読むる石碑です。「此附近露國皇太子遭難之地」と刻まれていました。現場は当時の東海道で、往時は往来が多くにぎわった場所だったのでしょうが、現在は住宅街の一路地に過ぎず、ひっそりと静まり返っていました。
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投稿日:2020/07/12

旧東海道の大津宿が中にあります。碑は北国街道とこ交差場所です。この大津事件は1891年当時のロシア皇帝ニコライ（のちのニコ...  続きを読むライ2世）が日本人の巡査によって傷害を負ったものです。当時の外交上の重要な出来事です。そのような事件があったことを碑だけで示しています。  閉じる

投稿日:2017/05/09

明治時代にロシアのニコライ２世（当時皇太子）が襲われた場所にあります。大津駅から歩いていける中心街にあるのですが、周囲は住...  続きを読む宅地となっており当時の様子を知ることができるのはこの碑と説明版だけです。とはいえ大津駅から歩いて行けるので散歩がてら足を延ばしてみるのもいいと思います。  閉じる

投稿日:2016/08/25

ＪＲ大津駅から浜大津へ向かう細い通り沿いにある石碑です。
ロシア皇太子が襲われた場所ということですが、意外と狭い道で、か...  続きを読むつての東海道とは思えないような場所でした。
石碑が残るだけで、他に特にそれと分かるような史跡はありませんでした。
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投稿日:2015/04/10

東海道五十三次の宿場町で一番大きな町だった大津宿にある場所で、
明治24年に来日中のロシア皇太子ニコライが、
警備中の...  続きを読む巡査津田三蔵に斬りつけられた事件が起きた場所です、
現在は碑があるだけの場所ですが、この事件での司法の判断は
刑法に従った物だったので司法権独立が保たれたとされる場所です。

旧東海道の古い街並みが残り、
大津祭で曳山が通る道を一歩入った昔ながらの場所で
大津宿散策にもいいです。  閉じる

投稿日:2014/11/10

1891年５月11日、琵琶湖観光を終えたロシア皇太子（後のニコライ二世）が、人力車に乗って大津市の東海道を通りがかったとき...  続きを読む、警備にあたっていた滋賀県警巡査の津田三蔵がサーベルで斬りつけた。三蔵は、人力車夫の向畑治三郎と北賀市市太郎に取り押さえられた。
人々はロシアとの戦争に発展するのではないかと恐れ、学校は謹慎の意を表して休校となり、神社や寺院では皇太子平癒の祈祷が行われ、山形県金山町では「津田」の姓と「三蔵」の命名を禁じる条例を決議した。京都府庁前で剃刀で喉を突き、死を以って詫びた畠山勇子は「房州の烈女」と呼ばれた。
伊藤博文や松方正義首相、山田顕義法相らは戦争を回避するため、皇族に危害を加えた場合に適用する大逆罪によって死刑に処するよう働きかけた。だが大審院院長の児島惟謙は、大逆罪の条文は日本の皇族のみについて規定しており、外国皇族に関しては規定していないとして、法治国家として法は遵守されるべきと主張し、政府の圧力に抵抗した。三蔵はその年謀殺未遂罪で無期徒刑の判決を受けたが、獄中で病死した。死因は急性肺炎とされているが、政府による謀殺とも噂されている。

人力車夫の向畑治三郎と北賀市市太郎には、直接ニコライから聖アンナ勲章を授与され、2500円の報奨金と1000円の終身年金が与えられた。日本政府からも勲八等の勲位と白色桐葉章、年金36円が与えられた。低い身分とされていた人力車夫に勲位と勲章を与えることは極めて異例であり、２人は「帯勲車夫」と呼ばれ一躍英雄視されることになる。しかし前科のあった向畑は、博打と遊郭にのめりこみ、日露戦争で年金が停止されると婦女暴行事件を起こし逮捕された。北賀市は郡会議員にまで登りつめたが、日露戦争が始まると「ロシアのスパイ」と後ろ指を指された。  閉じる

投稿日:2015/03/25