ニッキーさんのクチコミ全101件
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投稿日 2022年10月23日
総合評価:4.5
9月初めに京都へ観光に行った際、夫婦で利用しました。
星のや京都は保津川のほとりの少々行きにくい場所にあるため、渡月橋の南たもとにある乗船場から専用船で送迎してもらいます。
私たちは午後4時半過ぎ、星のや京都の舟待合所に到着。船が来るまで検温を受け、コロナチェック表記入、ウェルカムドリンクをいただきながら待ちました。チェックインは午後3時からなのでもっと早く来る人が多いのか、私たちが行った時は客は二組だけでした。
乗船待合室のスタッフの対応がとても丁寧で行き届いていました。二十四節気を書いたしおりをもらったり、そこまで細かくなくてもいいのにと思うぐらい細かいサービスでした。
星のや京都まではエンジン付きの船で保津川を上ること15分弱。途中後ろを振り返ると、「渡月橋の向こうに比叡山が見える」という特別なシーンが見られます。
星のや京都の船着き場に到着すると、1グループに一人の担当スタッフが付き、部屋へ案内する前に、まずは敷地内の設備を案内してくれます。驚くことに、立ち入れる場所は宿泊客がほぼ自由に利用して良いようでした。ライブラリーラウンジに至っては24時間利用オーケーでした。パンフレットを見ると、「水辺の私邸 逗留案内」とあります。なるほど、滞在中はここを私邸だと思ってお過ごしくださいということなのでしょう。
「星のや京都」の部屋タイプは5種類あります。全部で25室あり、同じタイプでも一部屋一部屋間取りが違うそうです。私たちは谷霞(たにがすみ)という真ん中のランクの部屋を選びました。個別の玄関があって、まるで一軒家のようでした。部屋は広々。トイレも浴室も広いです。
チェックインは部屋で。部屋の備品の説明を受けたりアクティビティの予約をしたりしました。なんだかんだやっているうちに、ようやく部屋で二人きりになったのは、舟待合に着いてから1時間ほど経っていました。時間には余裕を持っておいた方がいいです。
部屋にはテレビがありません。その代わり、いくつかのアクティビティが用意されていて、野点(のだて)セットや枕香づくりセット、花札など、希望すると部屋へ届けてもらえます。また、朝には「水辺の深呼吸」という屋外での呼吸法体操の無料アクティビティに参加することもできます(予約制)。私たちは朝の散歩がしたかったので、申し込みませんでした。
クロゼットにはグレーの館内着とピンクのパジャマ、靴下がありました。館内着は外に着て出ても良いそうです。館内着もパジャマもいずれも長袖だったので、暑がりの私たちは使いませんでした。
夕食は部屋に届けてもらえる松花堂弁当を予約しておきました。ルームサービスは24時間注文できます。朝食は和食、洋食と選べますが、私たちは「朝鍋の和朝食」にしました。部屋食はスタッフが大きな首掛けバッグに入れて部屋へ運んで来てセットしてくれるのですが、これがとても手際が良く丁寧で、セッティングの様子を見るのが面白かったです。
部屋からの眺めは最高です。特に朝、朝食を運んで来たスタッフが保津川が良くみえるようにと窓の障子を外してくれたところ、すばらしい眺めに感激しました。
スタッフは若い人ばかりでしたが、言葉遣いは終始丁寧ながらも親しみやすく、不明な点、要望などがあれば、その場ですぐに対応してもらえました。おかげで隠れ家のような宿で、非日常の時間を過ごすことができました。
反面、テレビが無いのはやはりちょっと手持無沙汰でした。WiFiは使えます。
翌日、他の宿泊客がゆっくりチェックアウトする中、10時前にチェックアウトしたのは私たちだけだったので、私たちだけのために舟を出して渡月橋まで送ってもらえました。贅沢な時間でした。- 旅行時期
- 2022年09月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 4.0
- 嵐山の船着き場から専用の船で送迎してもらいます。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 客室:
- 5.0
- 接客対応:
- 5.0
- 風呂:
- 3.5
- 食事・ドリンク:
- 4.0
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東京~ユーカリが丘・臼井ルートについて : 座ったまま東京へ。時間に余裕があれば、とても便利です。高齢者にもお勧め。
投稿日 2014年06月19日
総合評価:4.5
東京駅と千葉を結ぶ高速バス、マイタウンダイレクトバス。いくつかのコースがありますが、ここでは「東京~臼井・ユーカリが丘」ルートについて書きます。
始発停留所の名称は「ユーカリが丘」となっていますが、実際の地名は宮ノ台になります。宮ノ台を出発したバスはユーカリが丘→臼井→染井野→千代田地区などを30分ぐらいかけて回り、四街道インターから高速道路へ。東京駅八重洲口まで1時間30分~40分ぐらいで到着します。当然ながら始発停留所に近い宮ノ台やユーカリが丘から乗ると時間がかかり、四街道インターに近い千代田地区から乗ると時間が短くてすみます。ユーカリが丘から乗ると電車に比べ時間がかなりかかってしまいますが、始発から乗る良い点は好きな座席を選べること、まず満員通過はないということです。
ユーカリが丘・臼井地区から東京駅へは直通電車がないので、座ったまま乗り換えなしで行けるダイレクトバスは便利です。とりわけ最寄りの駅まで路線バスで出なければいけない人にとっては大いに利用価値があります。時間帯にもよりますが、通勤だけではなく、東京へ買い物に出る人、冠婚葬祭、観光などいろいろな目的の人が利用しています。
今まで何度か利用していますが、今回は高齢の母を連れて横浜へ行く際、東京までの区間に利用しました。電車での長時間の立ち乗車や乗り換えは脚の弱って来た母には無理だと判断しての利用でしたが、ダイレクトバスのおかげでとても楽に往復できました。
運賃は一律で1130円(子ども570円。深夜便は運賃1650円 2014年6月現在)。PASMOやSuicaを使うとICカード割引が適用され、150円引きの980円になります。定期券、回数券はありません。また予約は受け付けていません。支払いは上りは乗車時、下りは降車時に行います。今回乗った際はほとんどの人がICカードでの支払いでした。残高が足りない場合、運転手さんに言ってその場でチャージしてもらうこともできます。
平日の場合、上りは朝6時台には3本ありますが、それ以降は一時間に1本となり、昼前後はありません。平日下りは17時台1本、18時台2本、それ以降は一時間に1本です(2014年6月現在)。
私たちが乗った平日上り、朝7時10分ユーカが丘(宮ノ台)発のバスの場合、時刻表では東京駅到着は8時56分です。最初はガラガラだったバスも、臼井、染井野、千代田と回る間にかなりいっぱいになりました。まだ空席はありましたが、一人客でも相席は必至です。住宅地を30分ほどかけてぐるぐる周り、スムーズに四街道インターから高速へ。この分だと予定より早く着くかと思ったら、東京に入ると渋滞していて、そこそこの時間になりました。途中、無線で渋滞情報を得ながら、高速を降りて一般道を行く方が早いと判断すれば下を行くなどもしてくれますが、やはり時間に余裕を見ておかねばなりません。到着場所は東京駅八重洲北口から外堀通りをはさんで斜め向かいにある3番乗り場になります。八重洲改札口まで3分ぐらい歩くことになるので、乗り継ぎには余裕を見ておいた方がいいですよ。(2022年9月追記:3番乗り場の場所が移動したのか、八重洲口まで以前よりもっと時間がかかりました。3分では行けません)
帰りは降りた場所と同じ3番乗り場から乗ることになります(向かい側へ移動する必要はありません)。道路に近い方から先発列、次発列、次々発列の3列ができていて、電光掲示板と円すいコーンで指示が出ているので、目的地をよく見て間違えないように並びます。制服を来たスタッフがいるので、尋ねるのもよいでしょう。ちなみに私たちが並んだ時には先発が17時45分発のユーカリが丘・臼井方面行き、次発が17時50分発の千葉北方面行き、次々発が18時発の成田空港行きでした。成田空港行きは予約もできるようで、「予約の方はいらっしゃいませんか?」とスタッフが声をかけていました。大型スーツケースなどがある場合、バス到着後このスタッフが手伝って荷物をバス車体下の収納庫に収めてくれます。番号札をもらって引き取りの際に照合するようです。
高速道路を通行するため立ち席や補助席が使えないので、満席で乗れないこともあります。そこで私たちは17時45分の便に乗るべく出発時刻の10分前に行ったら、すでに15人ぐらいが並んでいました。5分前には私たちの後ろにも20人ぐらいの列ができました。
出発時刻が近づくと、係の人が目でさっと人数を数えて後ろの方に並んでいる人に声をかけているようでした。たぶん定員いっぱいのためこの便には乗れないと伝えていたのだと思います。そんな目に遭わないためにも早めに並んだ方がいいでしょう。定員は、推測ですが45名ぐらいでしょうか?
下りのバスは少し遅れてやって来ました。バスは東雲車庫から来るので、こういうこともあるんですね。
帰りは渋滞もなく、時刻表より早めに着きました。降りる人を見ていると、千代田、染井野、臼井の人が多いようでした。ユーカリが丘は電車では臼井より東京寄りなのに、マイタウンダイレクトバスでは先に臼井などを回った後になるので、私たちのようにユーカリが丘まで行きたい者にとっては、ちょっと時間のロスがあります。それでもずっと座って帰れる、時には居眠りしたりしながら帰れるメリットは大きいです。混んだ電車では具合が悪くなってしまう母のような高齢者も、これなら東京へ出ることができます。とても便利です。
追記:2022年9月
平日午前5:54、ユーカリが丘2丁目から利用しました。すいていて、最後まで相席になることはありませんでした。ドライバーさんから、一杯になることはないのでキャリーケースも座席に持ち込んでいいと言われました。
その帰り、平日午後7:35発、東京駅3番乗り場から利用しました。成田空港行のバスは乗り場が400メートル離れた別の場所に変更になっていて、以前のように先発列、次発列に分かれて並ぶ必要はなくなっていました。ですから乗客は順に一列に並び、バスが来て乗らない場合は脇へよけて乗る人に譲り、自分が残った列の先頭になる、ということになります。この時間のバスはすいていて、ぎりぎりに行っても問題なく乗れました。- 旅行時期
- 2014年06月
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- ICカード払いで150円引きになります。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.5
- 我が街の各地にバス停があります。
- 車窓:
- 4.0
- 各地では住宅地の眺めが楽しめます。東京に着いてからは高速道路の立体交差、オフィスビルの眺めがおもしろいです。
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投稿日 2022年07月30日
総合評価:4.5
阿蘇山のカルデラの中に建つホテルです。
大きなホテルで、7つぐらいの建物が中央通路で連結された造りになっていました。
私たちはパッケージツアーのホテルグレードアッププランで宿泊しました。
泊まった部屋は「昇龍(しょうりゅう)」という新しい棟の客室です。
チェックイン時に内部の簡単な説明があり、フロント脇のアメニティーバーで好みの色サイズの浴衣と歯磨きセットを選んで部屋へ持って行くようになっていました。
泊まった部屋は和洋室で、セミダブルベッドとダブルベッドの洋室(つまり3人まで泊まれます)に3畳の和室がついていました。ちょっと洒落ていたのは、「ドリップポット」というUCCのカプセルタイプのティーメーカーが置いてあり、コーヒー、紅茶、お茶が飲めるようになっていたことです。
大浴場は「展望風呂」と「温泉館ゆらり」の2か所あります。私たちは露天風呂のある「温泉館ゆらり」へ行きました。露天風呂はそれほど大きくありませんが、岩に囲まれていて気持ちよく入れました。
このホテルで一番印象に残っているのは、夕食が美味しかったことです。量はほどほどでしたが、一つ一つの料理が丁寧に味付けされていて、とても美味しくいただきました。夕食会場のスタッフのサービスもとても心地良いものでした。
対して一番大変だったのは朝食です。出発時間の早い団体客が多いせいか、開場前から大行列。朝食ビュッフェも同じく大行列で、私はすいている場所から取ったため、限られたものしか取れませんでした。食後、すいてきた頃にビュッフェカウンターを見ると、いろいろなお料理があったことがわかりました。「ビュッフェは端から順に取る必要はありません。あいている所からお取りください」と少し誘導があれば良かったと思いました。少ししか取れませんでしたが、カツサンドが特に美味しかったです。
詳しくは関連旅行記をご覧ください。ホテル滞在のみで一つの旅行記を作成しています。- 旅行時期
- 2022年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 客室:
- 4.5
- 接客対応:
- 5.0
- 風呂:
- 4.5
- 食事・ドリンク:
- 4.5
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REX HOTEL 別府:インフィニティ風呂が気持ちいい。靴を脱いで入るホテルです。
投稿日 2022年07月29日
総合評価:4.0
パッケージツアーのホテルグレードアッププランで利用しました。
新しい建物、部屋数46の中規模ホテルです。
アロハシャツ姿のスタッフが出迎えてくれました。
ホテルには珍しく、入口で靴を脱いで入るホテルです。
入館時にカードキー2枚と使い捨てスリッパ、アルコール除菌スプレーがもらえました。
客室は全室、別府湾を望むオーシャンビューです。
琉球畳のスペースもあってくつろげ、きれいで広々していました。
部屋には作務衣と足袋のような靴下、大浴場へ行く時に便利な防水バッグとタオルのセットが用意されていました。
靴下は裏に滑り止めがついていて、部屋の中はもちろん、ホテル内は靴下で出歩くことができます。私たちは靴下で廊下へ出るのには抵抗があって、スリッパをはいて出ましたけどね。
部屋には壁掛け式の50インチ大型テレビがあり、WiFiの設定や館内案内はテレビ画面で調べるようになっていました。その他、全身が写る鏡や、蚊取り機能付きの空気清浄機があって、これはポイント高いです。トイレは高級感があり、アメニティーはDHCのスキンケアセットとフェイスマスクが置いてありました。
最上階のインフィニティ露天風呂は、湯船に深く浸かると海とお風呂が一体になったように見えてとても気持ちいいです。もちろん、内風呂もあります。パウダールームのスキンケアセットは2種類置いてありました。私はコーセーの「雪肌精」を使いました。
夕食は鯛しゃぶ、お刺身、小鉢などがあらかじめテーブルにセッティングされていて、それ以外はビュッフェでした。ビュッフェは種類がとても多いです。
ひとしきり食べた後で、カウンターコーナーにお寿司や天ぷらがあるのを発見。すでにお腹は一杯ですが、これは食べなきゃ。天ぷらは頼むとその場で揚げてくれます。私はエビとシシトウだけで良かったのですが、一人前が決まっているようで、お皿にたくさん乗ってきたので、目を白黒させて食べました。夕食に関して言うと、とにかく種類が多かったですが、印象に残るほど美味しかったものはありませんでした。
変わって朝食はどれもおいしかったです。種類が多いのはもちろん、おいしそうなパンが次々に焼き上がってくるので、目移りしました。目の前で焼いてもらえるオムレツもおいしかったですし、私はカボスゼリーが気に入りました。
私は泊まった翌朝早く起き、部屋のベランダから別府湾に朝日が昇る様子を見ました。太陽が顔を出したとたん、それまで静まり返っていた海を、たくさんの鳥が鳴き声をあげながら飛び始めました。自然は太陽を巡って回っているのだと実感するすばらしい体験ができました。- 旅行時期
- 2022年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 客室:
- 5.0
- 全室オーシャンビューで気持ちいい。全身鏡や50インチテレビがあります。
- 接客対応:
- 4.5
- 風呂:
- 5.0
- インフィニティ露天風呂も内風呂もきれいで気持ちいいです。
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 夕食ビュッフェは種類は多いのですが、味はいま一つ。朝食は美味しい。焼きたてパンが次々に出てきます。
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宝城院:壇上伽藍のすぐ側で立地抜群 870年の歴史を持つお寺です。
投稿日 2018年11月27日
総合評価:4.0
団体旅行で宿泊しました。
団体旅行での利用なので個人で宿泊する場合とは違っているかもしれませんが、そのつもりでご覧ください。
壇上伽藍の裏通りに面した立地が最高です。おかげで夜のライトアップや朝ほとんど人がいない壇上伽藍を堪能することができました。
ホテルや旅館のような細やかなサービスはありませんが、その分お寺に泊まるという特別な体験ができます。トイレ・洗面所は共用で、お風呂も大浴場へ行くことになります。ぎしぎし音がなる廊下を歩いて洗面所やお風呂へ行くのは、合宿気分でおもしろいものでした。
トイレとお風呂は最新式に改装されているので、とても快適でした。トイレは個室のドアを開けると自動的にライトが点灯しますし、寒い季節、温かいトイレの便座がありがたかったです。一方、洗面所は少々使い辛かったです。ずらりと洗面台が並んでいるのですが、化粧品の置き場が狭く、洗面所にあると便利なティッシュペーパーがない、お湯が出ない台があるなど、女性がお化粧するにはちょっと不便でした。口ゆすぎ用コップは、壁に紙コップが取り出せる設備がついています。
精進料理の夕食と朝食は広間でいただきました。豪華な料理ではありませんが、どの料理もていねいに作られていて、とても美味しかったです。夕食ではつくねのようなお料理があり、食感も味もまるで鶏肉。不思議に思って食後ご住職に伺ってみると、大豆を使って鶏肉のような食感と味を出しているとのこと。あっさりした精進料理の中にボリューム感を出していて、味も良く、満足感が高かったです。ご飯は少なめによそわれて出てきますが、お茶とご飯はお坊さんたちが常に気をくばってお代わりを聞いてくださるので、問題ありません。ご住職自らおひつの前に座り、ご飯のお代わりをよそってくださいました。なお、日本酒やビールも注文できます。
個人でご祈祷をお願いしたい人は、夕食時に案内があります。宝城寺のご朱印は、ご朱印帳を預けておくと、翌朝用意しておいていただけます。
11月末ということで、泊まった日の夜は気温が氷点下に下がりました。廊下は深々と冷え込みましたが、部屋にはガスヒーターがあり、暖かかったです。夜通しガスヒーターをつけるのは換気上問題があるかと思い、寝る際はガスヒーターを切りましたが、寝具はお布団と毛布があり、寒くはなかったです。
部屋の設備はテレビ、金庫、ハンガー、ごみ箱。浴衣とフェイスタオル、歯ブラシが置いてありました。「バスタオルは無い」と旅行社から事前に知らされていたので、家から持って行きました。部屋にティッシュペーパーの類が無く、ちょっと不便を感じました。ボックスティッシュを置いてくれれば、なお良いと思いました。
お茶は廊下にポットと湯呑み茶碗が置いてありました。飲み物の自動販売機はお風呂へ行く廊下の途中にあります。余談ですが、自動販売機へ行く廊下の壁に女性の能面が飾ってあり、推理小説好きの私は止せばいいのに能面の目をのぞき込んでしまい、目がこっちを見ているような気がしてぞくっとしました(笑)。夜、廊下に飾られた能面は結構怖いです。
お風呂はきれいでとても快適でした。女性用は広かったのですが、夫が入った男性用は狭かったそうです。天井についた水滴がぽつぽつ落ちてくるのが冷たかったですけどね。
リンス・イン・シャンプーとボディシャンプーが置いてあります。カラン(下の蛇口)はプッシュ式でしばらくお湯が出ると止まるのですが、シャワーのお湯は栓を開けている間ずっと出るので、体や髪を洗う際便利でした。更衣室に化粧水やコットンのようなものは置いていないので、自分で持って行く必要があります。ドライヤーはあります。
朝は午前6時半から朝のおつとめに参加させてもらえます。厳粛な雰囲気の中、お経を聞いてご本尊の大日如来にご焼香をしました。15分ぐらいの時間ですが、イスが用意されているので脚がしびれることもなく、助かります。寒い季節でも暖房は入れないので、暖かい服装で。特に足が冷たくなるので、冬場は二重靴下がお勧めです。
このお寺は閑院宮家の菩提所であったということから、本堂の隣りの部屋には昔の籠や襖絵が残っていて、おつとめの後、見せてもらえます。
朝食から戻ると、部屋のお布団が片づけてありました。宿坊に泊まるのは初めての体験でしたが、出迎えから食事の世話、おつとめまで、お坊さんたちは親切に接客してくださいました。本堂と廊下が寒かったことは、お寺ですから仕方がありません。それもお寺に泊まる醍醐味でしょう。- 旅行時期
- 2018年11月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 4.0
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
投稿日 2018年06月13日
総合評価:5.0
グランドサークルを回るパッケージツアーで訪れました。
見学できる場所にはアッパーとロウワーがあり、私たちのツアーではロウワーへ行ったので、そちらの情報です。
事前に旅行社やガイドさんから持ち物に関する注意がありました。環境保護の観点からバッグは持ち込み不可。リュック、ショルダーバッグ、ウエストポーチもダメです。以前はバッグの規制がもっと緩やかだったのですが、バッグを擦って柔らかい岩肌を傷つけるケースが出たため、一年半ほど前からバッグの持ち込みが禁止になったのだそうです。もしかしたら、団体旅行だったので旅行社側が自制して持ち物の規制を厳しめにしたのかもしれませんが、持ち物はカメラとポケットに入れた貴重品のみ持ち込み可能ということです。
仕方がないので、パスポートとクレジットカードはホルダーに入れて服の中に下げ、少額のお金をズボンのポケットへ。スマホはネックストラップで首からぶら下げました。乾燥地域の必需品、水ペットボトルは手持ちです。ただ、ロウワーの場合、後ろ向けにならないと下りられないほど急勾配の階段を下りる必要があり、ペットボトルを手に持っていると手すりをつかみにくいうえ、もし落とすと大変です。ペットボトルホルダーで首から下げるのがいいと思います。
私が訪れたのは5月中旬の午後2時~3時頃です。内部は日が届かず寒いかもしれないと思い、長袖にするか半袖にするか迷いましたが、結局半袖にし、それでも寒くはありませんでした。薄手の長袖の人もいましたし、肩を出した外国の女性もいました。ナバホ族のガイドさんは半袖半ズボン姿でした。
急勾配の階段を下りて行くうえ、内部も足場が悪く歩きにくいので、滑りにくく歩きやすい靴が必須です。中は砂ぼこりが舞っている場所もあるので、鼻や口を覆うバンダナかストール、マスクがあるといいです。
砂ぼこりが多いので、カメラは故障が心配。スマホのカメラの方が安心です。
カメラの設定について、ツアーの日本人ガイドさんから教えてもらいました。
・ISO感度は800に。
・ホワイトバランスは「曇り」に。 (岩の赤みをきれいに撮るため)
・フラッシュは発光禁止に。 (フラッシュを使うと美しい陰影が出ないから)
ISO感度を高めに設定したため、ノイズの多いざらついた画像になってしまった写真もあります(もちろんきれいに撮れた写真もたくさんあります)。かと言ってISO感度を低くするとシャッタースピードが遅くなりピンボケ写真が多くなるでしょうし、オートにするとISO感度が高めになる傾向があり、ノイズがますます目立つ写真になるでしょう。ISO感度800辺りがバランスが取れているということでしょうね。
私はRAW撮影ができるコンパクトデジカメも持って行き、砂ぼこりの少ない場所ではコンデジでも撮っておきました。RAWで撮っておくと、後でホワイトバランスや明度を変えられるからです。
グループで見学するため、先がつかえていたり後ろの人を待ったりしてゆっくりゆっくり進むことになりますが、写真を撮る時間がたっぷりあります。中は、波打つような岩の模様が幻想的な素晴らしい世界です。加えてはしごのような階段を降りたり狭い場所を乗り越えたり、探検気分が楽しめます。
幼稚園以下の小さいお子さんや脚が弱っている人はアッパーへ行かれた方がいいと思います。- 旅行時期
- 2018年05月
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
-
レオナルドホテル・ワイマール : 窓からイルム公園の緑が眺められます
投稿日 2015年09月13日
総合評価:4.0
ツアーで利用しました。
ワイマール郊外、イルム公園のはずれに位置するホテルです。
ワイマール旧市街からは車で10分ほどの距離です。
客室は落ち着いたインテリアでくつろげます。清潔な寝具、掃除の行き届いたバスルーム・・・高級感はありませんが、シンプルで居心地が良かったです。
私たちが泊まった部屋の出窓からはイルム公園の緑が見えて、景色が抜群でした。特に朝焼けがきれいでした。
朝食バイキングは種類が豊富で、パンにハム、野菜や果物、ヨーグルト、卵料理以外におかずのようなものも少しあり、味も美味しかったです。コーヒーはポットに入れて各テーブルに置いてあるので、自由に注いで飲むことができます。
不満な点がなく、総合的に満足できるホテルでした。- 旅行時期
- 2015年05月
- 利用目的
- 観光
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 4.0
- 客室:
- 4.0
-
エストレルホテル : シンプルだけど機能的で清潔な客室、充実の朝食ブッフェ、近くにスーパー なかなか良いホテルでした
投稿日 2015年08月20日
総合評価:4.0
ベルリン南東部にある大きなホテルです。
ホテルの前には道路をはさんで川(運河)が流れています。
部屋番号が5桁なので驚きましたが、1桁めの数字が何号棟かを、その次の4桁が階と部屋番号を表わしています。
客室は広くはありませんが、シンプルで機能的で清潔です。スーツケース置き台もありました。バスルームのお湯の出、排水ともに問題なく、気持ちよく過ごせました。電源プラグもたくさんあるので、カメラやスマホの充電も問題ありません。シャンプー(コンディショナー入り)・ボディジェルは最低限のものが備え付けられているだけなので、慣れたものがある人は持って行った方がいいです。ドライヤー、拡大鏡、ティッシュペーパー、全身鏡、爪やすり、裁縫キット、靴磨きスポンジあり。靴磨きスポンジだけはもらって来ました。冷蔵庫(ミニバー)あり。おつまみ類は壁の棚にインテリアのように置いてありました。歯ブラシは他の所と同様置いていません。
Wi-Fiは24時間無料で、チェックインの際ユーザー名とコード名がもらえます。試してみましたが、設定の仕方がよくわからなかったので、結局auのサービスを利用してネットに接続しました。
近くに夜10時までやっているNettoというスーパーがあり、チョコレート、お酒などが安いです。お土産用自分用にたくさん買いました。行き方はホテルを出て左へ。大通りに出たら右へ。川を渡って5分ぐらい行った右手です。帰り道の夜10時、人通りは少なくなりますが、大通り沿いでもあり、物騒な感じはしませんでした。もちろん、気を引き締めてさっさと帰って来ましたけどね。他にもう一軒あるとフロントで聞きましたが、そちらへは行っていません。
朝食バイキングは充実しています。パンの種類が多く、卵料理やチーズ、ハム、生ハム、サラダ、シリアル、ヨーグルト・・・変わったところではニシンの酢漬けがありました。果物はオレンジなどちゃんとむいてあるので食べやすいです。会場は1階ロビーにあるので、一部は吹き抜けになっていて開放的な雰囲気です。
ベルリンの観光地からは少し離れていますが、なかなか良いホテルだと思いました。- 旅行時期
- 2015年05月
- 利用目的
- 観光
- サービス:
- 4.0
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 4.0
- 客室:
- 4.0
-
マリティムホテル・ドレスデン : 朝食ブッフェが最高。また泊まりたいホテルです。
投稿日 2015年08月13日
総合評価:5.0
ツアーで利用しました。
インターナショナル・カンファレンス・センター併設のホテルです。
そのせいかセキュリティもしっかりしていて、エレベーターはカードキーを読み込ませないと階数ボタンが選択できないようになっていました。
客室は広さも十分、バスルームはトイレがドア付きで掃除も行き届き、グレード高いです。お湯の出、排水も問題ありませんでした。
私たちは利用しませんでしたがジムやプールもあり、ホテルが提供している各種サービスを部屋のテレビで案内しています。
何と言っても最高だったのは、朝食ブッフェです。エルベ川に面した明るく広い朝食会場。チーズ、ハム、ナッツ、シリアル、ヨーグルト、果物はもちろん、肉料理、魚料理まで揃えていて、ヨーロッパのホテルの朝食ブッフェにしては品数が多く、とても充実していました。
ここでは端から料理を取るのではなく、まず一回りして何があるかを見定めてから取ることをお勧めします。ピクルスを巻いたニシンの酢漬けを取ってみましたが、1個でボリュームもあり美味しかったです。スモークサーモンも豪華。2尾分のサーモンを丸ごとスライスしてハーブを振って姿造りのように並べてあり、びっくりの分厚さでした。美味しかったです。
オムレツはカウンターで好きな具材を入れて焼いてくれます。驚いたのは、蜂の巣を丸ごと出していたこと。スプーンで好きなだけかき取ってウエハースのカップに乗せて食べます。クシュクシュした触感が楽しく、とても美味しかったです。
コーヒーはポットで各テーブルに置いてあり、カップもテーブルに予めセットされています。もちろん自分で注いでもOKですが、こちらが席を取ったのをスタッフが目ざとく見つけて「コーヒーはいかがですか?」とカップに注いでくれます。
レベルの高いホテルでした。
唯一不満を言うとすれば、Wifiですかね。Wifiフリーなんですが、弱くてまどろっこしく(2015年5月の情報)、結局auのグローバルパスポートを使いました。
エルベ川に面していて、ツヴィンガー宮殿やドレスデン王宮へも近いです。ホテルの良さも印象アップにつながり、ドレスデン観光はいい思い出になりました。- 旅行時期
- 2015年05月
- 利用目的
- 観光
- サービス:
- 4.5
- バスルーム:
- 4.5
- ロケーション:
- 4.5
- 客室:
- 4.5
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ホテル・ゴールデナー・ヒルシュ : 立地は最高。お屋敷みたいなホテル。良い部屋に当たればまたとない経験に。
投稿日 2015年07月22日
Historik Hotel Goldener Hirsch Rothenburg ローテンブルク
総合評価:3.0
ツアーで利用しました。ローテンブルクの城壁内、それもローテンブルク一のビュースポット「プレーンライン」からすぐの場所にあります。建物の裏側が城壁の外に面しているため、そちら側の部屋に当たると、タウバー渓谷の素晴らしい眺めが見えます。
もとは身分のある方の住まいだったのでしょう、こじんまりしていながらお洒落なロビーや階段は、ホテルというよりお屋敷を思わせます。ロビーの横にはビリヤード・サッカーゲームなどが置かれたゲーム部屋、中二階には豪華な応接間があります。探検してみると面白いです。こんな建物に泊まること自体、価値のある体験に思えました。
一方、客室は広さ・間取り・インテリア・眺望がさまざまで、部屋指定でなく私たちのようにツアーで利用した場合、当たり外れがあります。タウバー渓谷が見渡せる円形のアルコーヴを持つ広い角部屋があるかと思うと、向かいの壁しか見えない狭い部屋もあります。
私たちの部屋は向かいの壁しか見えない狭い部屋でした。バスルームは改装したようでとてもきれいでしたが、私たちの部屋のバスタブにはシャワーカーテンもシャワースクリーンもついていませんでした。シャワーカーテンを吊るすレールもないし、もちろんバスルームの床には排水設備もないため、お湯を外へ飛ばさないように神経を使いました。メンバーに聞きましたが、部屋によってはシャワーとバスが独立している部屋もあったようです。とにかく部屋によりさまざま。当たり外れがあるということは覚悟しておいた方がいいです。バスルームやロビーに私たちも馴染みの「うきうきアヒル」のおもちゃが置いてあったのがご愛嬌でした。
ルームキーのホルダーには鍵が2個ついています。一つは部屋の鍵。もう一つはホテルエントランスの鍵です。夜遅くなるとエントランスに鍵が掛けられるため、それで開けて入るのです。
私たちが泊まった部屋のドアは二重ドアで、両方とも廊下側へ開きます。不思議なことに鍵は外側のドアにしかついていません。昔からあるタンスの鍵みたいな鍵で、この鍵を開けるのに少々こつが要ります。最初は開けられなくて、スタッフを呼んで来て教えてもらいました。
夕食後、フロントに要望を伝える日本人の列ができました。他の部屋でもタオルが足りないとかいろいろ問題があったようです。私たちの部屋は、夜、寒かったのにエアコンが入らなかったので、フロントへ言いに行きました。フロントで留守番をしていたお兄さんはボスがいないのでヒーターを貸すぐらいしかできないと、どこからかオイルヒーターと余分の掛布団を持って来てくれました。夜遅く、ここまで対応してくれたのは評価できますが、ホテルとしては本来エアコンが効くようにしておくべきでしょう。
最後に朝食について。朝食会場はタウバー渓谷に面していて、素晴らしい眺めです。自由席だったので、早めに行って窓側の席を取るのがいいと思います。朝食バイキングは種類もそこそこで良かったです。ゆで卵の殻にテディベアの絵や「Guten Morgen」などの文字が書いてあるのはなかなかいいアイデアだと思いました。- 旅行時期
- 2015年04月
- 利用目的
- 観光
- サービス:
- 2.5
- バスルーム:
- 2.5
- ロケーション:
- 5.0
- 客室:
- 2.5
-
メルキュール・ガルミッシュ・パルテンキルヘン : 温かい木のぬくもりが感じられるホテルです。
投稿日 2015年06月15日
メルキュール ホテル ガルミッシュ パルテンキルヒェン ガルミッシュ・パルテンキルヘン
総合評価:4.0
ガルミッシュ・パルテンキルヘンは1936年冬季オリンピックが開催された町で、一帯はスキーリゾートといった雰囲気。私たちはツアーでスキーシーズンオフの4月末に訪れました。雪が残る山々に囲まれ、スイスの山荘を思わせる建物が並ぶ風光明媚な所でした。
客室は隣りの部屋との間にドアがあり、私たちが宿泊した時は鍵がかけられていましたが、続き部屋にできるようになっていました。
ベッドはシングルサイズのツイン。こじんまりとしていますが、小さいテーブルとイスもあり、くつろげるようになっていました。
布団がシーツをかけた薄い毛布(?)のようなもの1枚なんですが、軽くて着心地がいい。かと言って寒くもなく、気持ちよく眠れました。
冷蔵庫・セーフティーボックスあり。靴磨きスポンジ、ソーイングセットあり。バスルームにはドライヤー、ティッシュボックス、拡大鏡もあり、化粧水や石けん、シャンプー(コンディショナー入り)、ボディーソープなど必要なものはきちんと揃っていました。
掃除も行き届いていてバスルームもきれい。気持ちよく宿泊できました。
2基あるエレベーターのうち左側のエレベーターはとても小さく、スーツケースを持って2人ぐらいが乗ると一杯になってしまいます。建物は低いので、荷物がなければ階段を使った方が早いかもしれません。
レストランもホテルの他の場所同様、木の温もりが感じられるインテリアです。夕食時は民族衣装を来たフロアスタッフが接客にあたってくれます。一緒に写真を撮らせてもらいました。
ここはモーニングコールも機械の音声ではなく、ちゃんと女性がかけて来てくれました。「モーニングコールありがとうございます」と言ったら、電話の向こうでほほほと笑い声が聞こえました。人間的な感じがしてイメージアップです。
夜遅く着いて翌朝早く出発したため、周囲の散策などができなかったのが残念です。
帰国後、G7エルマウ・サミット(先進7カ国首脳会議)がこの近くのエルマウ城で行われたことを知りました。パルミッシュ・ガルテンキルヘンは名前も聞きなれない街でしたが、そんな所に滞在できたことがちょっと自慢になりました。- 旅行時期
- 2015年04月
- 利用目的
- 観光
- サービス:
- 4.0
- バスルーム:
- 4.5
- 客室:
- 4.0
-
大きいベッドが心地良い : レオナルド ロイヤル ホテル フランクフルト
投稿日 2015年06月09日
レオナルド ロイヤル ホテル フランクフルト フランクフルト
総合評価:4.0
ツアーで2連泊しました。
高層タワーホテルで、私たちの部屋は16階でした。平面図を見ると客室が三ツ矢サイダーのマークみたいな形に並んでいて、さまざまな形や広さの部屋があるようです。私たちの部屋は角部屋だったので、変型部屋ではありましたが他の部屋より少し広かったかもしれません。
部屋には奥行きの狭いバルコニーがついていて、外へ出ることができます。角部屋はぐるりにバルコニーがついているため、フランクフルトの郊外方向・街中方向の両方を見ることができました。
バルコニーへ出るための掃き出し窓のロックの外し方にこつが要ります。最初につまみを2回転回してロックを外してからレバーをひねって開けます。
フランクフルト空港が近いため、窓からはひっきりなしに飛ぶ飛行機の姿が大きく見えておもしろいです。防音がしっかりしているので、窓を閉めれば飛行機の音はまったく気になりませんでした。
部屋に関してはほぼ満足でした。特に大きなベッドは寝心地が良かったです。強いて言えば、バスタブの排水があまりよくありませんでした。もっとも私たちはシャワーしか使わないので困ることはありませんでした。お湯の出、トイレの流れ具合は良かったです。
アメニティは1日目はシャンプー・リンス・ボディーソープが一つになったLUXのジェルしかなく、ハンドタオルも置いてありませんでしたが、2日目はハンドタオル、固形石けん、シャンプー&コンディショナージェル、ボディージェルが追加されていました。特にチップを置いた訳でもないので、清掃担当者によってサービスにバラつきがあるのかもしれません。ジェルは使った感じそれほどいいとも思えなかったので、固形石けんだけもらって来ました。シャンプー・コンディショナーは日頃使い慣れたものがあれば日本から持って行かれた方がいいと思います。
ドライヤー、セーフティーボックス、冷蔵庫あり。電気ポットとティーカップあり。ただしコーヒー・紅茶ティーバッグの用意はありません。ボックスティッシュあり、ただしバスルームに備え付け。その他、使いませんでしたがズボンプレッサーがありました。
WiFiは有料で、24時間6ユーロです。私たちはauのサービス(グローバルパスポート)を使っていたので、WiFiは使いませんでした。
高層階行きのエレベーターは低層階行きエレベーターの裏側にあります。エレベーターはそこそこ大きいのですが、なかなか来なかったと思います。
朝食会場はそんなに広くありません。混んでくると隣の会場も開けていました。
ドイツのブッフェ会場はどこもそうでしたが、食べ終わったように見えるお皿は間髪入れずに下げられてしまいます。まだ食べるつもりのある皿はナイフ・フォークをかけておくなど、外目にもはっきりわかるようにしておいた方がいいです。
ホテルを出て右に5分ぐらい歩くとガソリンスタンドに併設されたコンビニ風のお店があり、水・スナックなどが買えます。逆に左へ10分ぐらい(?)歩くとスーパーREWEがありますが、私たちは時間帯が合わず、利用しませんでした。
フランクフルトの中心地からは少し離れているため、交通の便はあまりよくないと思いますが、居心地のいいホテルでした。- 旅行時期
- 2015年04月
- 利用目的
- 観光
- サービス:
- 3.5
- バスルーム:
- 4.0
- 客室:
- 4.5
-
伊豆の味「おか田」 : お料理とサービスに満足。「みなみのさくら&菜の花」も徒歩圏です。
投稿日 2015年03月19日
総合評価:4.5
バスツアーで「みなみの桜」を見に行った際、ランチで利用しました。
広い駐車場には大型バスが停められます。河津桜の季節だったせいか、団体客で一杯でした。
テーブル席とお座敷席がありますが、通されたのはお座敷でした。同行の母は膝が悪く、畳には座れません。困った、どうしたものかと思っていたら、そういう人は他にもいるのでしょう、小型の折り畳みイスが用意してあり、助かりました。
最初に威勢のいいお兄さんがお料理の説明をしてくれました。私たちが食べたのは「ひいな膳(要予約)」です。濃い味の金目鯛の煮付け、鴨のすいとん鍋、お刺身、小鉢の一つ一つに至るまでおいしく、このお店が人気の訳がわかりました。小鉢のイカの塩辛や岩のりはお店で販売もしているそうです。
ご飯とお茶は無料でお代わりOKです。団体だったので、テーブルがずらりと並ぶ部屋にぎっしり入ってのわさわさした落ち着かない昼食でしたが、そんな中でもスタッフは手際よくお料理やお茶を運び、お料理の説明や気配りもしてくれ、サービスが行き届いていました。
なお、私たちが訪れた2月~3月はお店から歩いて2分ほどの所で「日野(ひんの)の菜の花祭り」をやっていて、菜の花が見事に咲いていました。木道を歩いて菜の花畑を散策できます。辺りにはとてもいい香りが立ち込めていました。「みなみの桜(河津桜)」が咲く青野川も歩いて行ける距離です。この季節に訪れた方はセットで行かれるといいと思います。
「おか田」のお料理とサービスには満足しました。- 旅行時期
- 2015年02月
- 一人当たり予算
- 2,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- サービス:
- 4.5
- 料理・味:
- 4.5
- 伊豆の郷土料理が味わえます。
- 観光客向け度:
- 4.0
-
ホテル伊豆急 : 豪華ではありませんが、シンプルさが心地良い。食事・温泉・サービスも満足です。
投稿日 2015年03月12日
総合評価:4.5
河津桜、みなみの桜&菜の花を見るバスツアーで訪れました。
ホテルの内装はいたってシンプル。特に豪華な装飾がある訳ではありませんが、掃除が行き届き必要な設備はきちんと整えられていて居心地の良いホテルでした。
新館と旧館があって、旧館はトイレ・バスが共用です。私たちが泊まったのは新館。部屋の窓からはプールと海が見えました。窓ガラスが厚いためか、波の音はまったく聞こえません。
部屋には浴衣、ちゃんちゃんこ(ベストみたいなの)、サンダルが用意されています。館内は浴衣にサンダル姿で移動OKです。部屋のアメニティは歯磨きセットと顔と手のソープ、リンスインシャンプー・ボディシャンプーぐらいです。ちなみに化粧水やクリーム、シャワーキャップ、ヘアブラシなどは大浴場に置いてありました。
セーフティボックス(鍵式)、冷蔵庫あり。冷蔵庫の中のお茶やビールはそんなに高くありません。ビールは308円 お茶・ミネラルウォーター・ポカリスウェットは154円。これなら利用してもいいですよね。
大浴場は男女に分かれていて、内湯は湯船が2つ、うち一つは泡風呂です。湯温が高めで気持ちいいです。利用できる時間は15時~24時と5時~9時です。私たちは夜と翌朝と2度入りました。
バスタオルとフェイスタオルが置いてあるので部屋から着替えだけ持って行けばよく、とても助かりました。脱衣室には鍵式の小さなキーボックスがあり、貴重品を入れておけます。100円玉が要らないタイプなので便利です。洗い場のシャワーは一定時間で止まるタイプではなく、コックをひねっている間ずっと出るタイプなので使いやすいです。なお、サウナはありません。
露天風呂は内風呂から続いています。岩が巧みに配置された岩風呂です。女性用の露天風呂は、向かって右側は浅く左側は少し深くなっています。好きな深さの場所を探すといいと思います。露天風呂も比較的熱めのお湯で気持ちいいです。海が見えるといいと思いましたが、リュウゼツランの植え込みなどに囲まれていて海は見えませんでした。海が見えると逆に海から見えることになりますから、これは仕方ありません。
温泉のお湯は内風呂と露天風呂で異なった泉質のお湯を引いているそうです。いずれも「つるつる」とか「ねっとり」とかいったお湯ではなく、さらっとした無色透明のお湯で、匂いもないのでちょっと温泉の実感がありません。その代わり、湯温が熱めなので気持ちいいです。
夕食会場は「レストラン星座」という巨大な会場で驚きました。天井が高いせいか、照明が少し暗いと思いました。お料理は美味しかったです。私たちのコースには尾頭付きの金目鯛の煮つけが出ました。金目鯛はかなり濃い味付けですが、味は美味しいです。お刺身もレベルが高いと思いました。太刀魚のお刺身は初めて食べました。
テーブルに配膳されたお料理以外にクーポンを3枚もらって屋台コーナーの品と交換できるシステムになっています。屋台コーナーには天ぷら、サラダ、唐揚げ、かつおのたたき、茶わん蒸しがありました。その他、ビール、デザートと交換することもできます。デザートは果物・プリン・ケーキなどの中から2種類選べ、部屋へ持ち帰りたいと言うと持ち帰り用にしてもらえます。種類が多いので、どれにするか迷ってしまいました。結局、ソフトクリームとイチゴ(3つ)を選び、持ち帰り用にしてもらいました。
このホテルは施設同様サービスもあっさりしてますが、必要なサービスはきちんと受けられます。気持ちの良い温泉と美味しい食事で良い滞在ができました。- 旅行時期
- 2015年02月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 4.5
- 食事・ドリンク:
- 4.5
-
投稿日 2015年01月17日
総合評価:4.0
お正月が過ぎ、成田山への参拝客も少し落ち着いて来た頃、ただし3連休の初日に当たる1月10日に行きました。
木造3階建てのひと際目立つ建物。お店の前でうなぎをさばいたり焼いたりしているのですぐにわかります。川豊は混み合う時は整理券を出しています。この日、成田山へお参りする前に整理券をもらったら、558番、なんと2時間待ちとのこと。そこで2時間の間に成田さんへお参りして来ました。
2時間後に戻って来たら、すでに整理券番号690番代を呼び出していました。言われていたより順番が早く進んだようです。整理券は列の最後尾に並ぶ順番であって、直ちに席へ案内される訳ではないのですが、その時間には行列も解消していて、すぐに中へ通されました。
まずは入口で注文を決め、食券を購入。その後、席へ案内されます。1階はテーブル席と掘りごたつ席があり、私たちは掘りごたつ席にしました。お年寄りや脚の悪い方には、数は少ないですがテーブル席があるので安心です。黒光りする急な階段があり、2階にも席があるようでした。
掘りごたつ席の場合、靴を入れる袋を渡されるので、靴を脱いで自分で持ってお座敷へ上がります。掘りごたつの足元にはヒーターが入っていました。脱いだコートがかけられるよう、壁にハンガーがかけてあります。また壁には膝掛けもかかっていて、寒い人は自由に使えるようになっていました。開けっ放しのお店の奥で食べるので寒いかと思いましたが、それほど寒くはありませんでした。
私たちはうな重(2,300円)と肝吸い(100円)にしました。まわりの人は上うな重(2,900円)を頼んでいる人が多かったです。違いはうなぎの大きさみたいでした。うな重のうなぎは小ぶり、上うな重のうなぎはご飯をおおう大きさでした。
味はまあまあ。尻尾の方が味が濃く香ばしくて美味しかったです。ただ、うなぎが熱々ではなかったのが残念でした。ご飯にかかったたれはあっさりめ。これは個人的な好みですが、私はもっと甘くてとろりと濃い方が好きです。熱々のうなぎと甘辛いご飯を想像していたら、ちょっと違いました。お醤油が置いてあったので少しご飯にかけて食べました。
ちょっと辛口に書いてしまいましたが、昨年、成田山へ来た時から目がけていたお店だったので、念願の川豊のうなぎが食べられて満足でした。
まわりにも何軒かうなぎを出す店がありますが、川豊は成田山の参道で一番有名なうなぎ店です。混んでいますが、整理券を出しているので並び時間は少なくて済みます。成田山へお参りしたら、話の種に一度召し上がってみてはいかがですか?持ち帰り用もありましたよ。- 旅行時期
- 2015年01月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算
- 3,000円未満
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 混み合っているのでサービスも雑かと思ったら、思っていたより丁寧な接客ぶりでした。
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 5.0
- 成田山参道で一番有名なうなぎ屋さん。成田山へお参りのついでに川豊のうなぎを食べれば話のタネになります。
-
ビュット・ブラッスリー : ミシュランガイド東京ビブグルマンに選ばれた隠れ家的なフレンチレストランです。
投稿日 2014年12月23日
総合評価:4.5
ミシュランガイド東京のビブグルマン(5000円以下で食事ができるミシュランガイドお勧めレストラン)に選ばれた店です。
人形町の甘酒横丁から一筋入った所にあるこじんまりしたブラッスリーです。若いご夫婦だけでやっているようで、ランチは12時開店13時ラストオーダーと限られた時間の中の営業です。
私たちは土曜日に行ったので内容も平日とは違うと思いますが、土曜日のランチはコース1種類だけ。オードブル、メインディッシュ、デザート、ドリンクのコースで2100円(税込み 2014年12月現在)でした。
ワインの瓶やグラス、イラストのポスターが飾られたオシャレな店内。2人掛けのテーブルが6つ、カウンター席が5つぐらい、奥に6人ぐらい座れる半個室席がありました。
壁側の席は頭の上まで柔らかい背もたれがあって、座り心地がいいです。
オードブルは4種類の中から選べます。
息子はトリッパのトマトグラタン。トリッパは牛の第2胃袋(ハチノス)の肉です。私も一口味見させてもらいましたが、見た目も蜂の巣状の形がわからないように、また味も癖なく料理してあり、トマトの酸味とよく合っていました。
私と夫は赤パプリカムースと牡蠣のソテー。赤パプリカムースはつるつる、ふわふわで、まるでデザートのような美味しさでした。牡蠣も香ばしくて美味しかったです。
他の前菜はモッツァレラチーズとトマトとセルバチコのサラダ、そしてパテ・ド・カンパーニュでした。
この日のメインディッシュはスズキのポワレブイヤベースソースでした。皮はパリッと、中はふわりと柔らかくて、ブイヤベースソースの風味が美味しかったです。
パンは最初に切れ目を入れたバゲットが出て来ますが、特にバターやオリーブオイルは付いて来ないので、パンでソースをふき取って食べました。パンがキッチンで使うステンレスの水切りザルに入って出て来たので、ちょっと受けました~。
デザートはタルトタタンとアイスクリーム。
ドリンクはコーヒー、紅茶、エスプレッソの中から選べます。
2015年からは平日ランチは予約不可になるとホームページに書いてありました。想像ですが、人気があるので予約で一杯になってしまうとふらりとやって来た人が入れないからなのかなと思いました。
ビブグルマンに選ばれたことからもわかるように、お手頃価格で気軽に楽しめるカジュアルフレンチ。お勧めです。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 3,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- 人形町駅から徒歩6、7分。わかりにくいです。私たちはグーグルナビを見ながらたどり着きました。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- ミシュランガイド東京でコストパフォーマンスのよいお勧めレストラン、ビブグルマンに選ばれています。
- サービス:
- 4.0
- ご夫婦2人でやっているお店のようです。奥様が給仕係。きびきびした給仕振りで気分いいです。ランチではクレジットカードが使えないのがちょっと。
- 雰囲気:
- 4.5
- 隠れ家的ないい雰囲気です。
- 料理・味:
- 4.5
- ランチは1種類のみ。どの料理も美味しいです。
-
毘沙門沼 : 時間と体力がない人には30分のミニハイキングコースがうってつけ。ハート模様のコイ、見ました。
投稿日 2014年10月15日
総合評価:4.0
毘沙門沼は五色沼最大の沼で、五色沼自然探勝路の一番東側にあります。標高は780メートル。訪れた9月末は平地と同じ服装(半袖に長袖ジャケット)で寒くはありませんでした。
五色沼自然探勝路は毘沙門沼からいくつかの沼を巡りながら柳沼まで歩く70分~90分程度のコースですが、他に、毘沙門沼のほとりを少し歩いた後、林の中を通って駐車場へ戻って来る20分~30分のミニハイキングコースがあります。見られる沼は毘沙門沼だけになりますが、時間や体力がない場合、ミニコースを歩くだけでも爽やかな散策を楽しむことができます。
私はツアーでミニハイキングコースを歩きました。途中、岩場のアップダウンで歩きにくいところがあるものの、比較的軽い散策路です。高齢の母も手を引いて歩くことができました。毘沙門沼周辺だけでも美しいコバルトブルーの水の色や爽やかな散策を楽しむことができます。時間や体力のない方にはお勧めです。
毘沙門沼までは駐車場から歩いてすぐです。ミニコースでは、前半は毘沙門沼に沿って進みます。ボート乗り場があり、美しいコバルトブルーの水の色に驚かされます。沼の向こうには磐梯山の雄姿を望むことができます。
ボート乗り場の辺りにはコイが集まっています。中に、横腹にハート模様のあるコイがいます。見つけると幸運になる、とのことです。私たちはタイミングが良かったのか、すぐに見つけることができました。体長40~50センチぐらいの白いコイを探してください。目の上に赤いアイライン、そして左わき腹に赤いハートマークがあります。
やがて道は林の中へ。そこで私は1メートルもあろうかという巨大なコイを見かけました。沼から離れ、林の中を進みます。分かれ道に突き当たったら右へ、また分かれ道があったら右へと、とにかく2度右へ右へと進むと元の駐車場へ戻ることができます。左へ進むと、五色沼ハイキングコースを進むことになり、戻って来られませんので、ご注意を。
毘沙門沼近くの駐車場には土産物店、レストラン、トイレがあり、観光の拠点としても利用できます。- 旅行時期
- 2014年09月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
-
投稿日 2014年10月13日
総合評価:4.5
建物は松風館と華風館、離れに分かれています。私たちツアー客は松風館でした。部屋は3人で宿泊したせいか、広々した角部屋が当たりました。一段低くなった広縁には4人掛けの椅子セットが置かれ、感激の広さでした。部屋は畳も襖も新しくリフォームされ掃除も行き届いて、近隣の部屋の音も聞こえず快適でした。
高齢の母には上がりがまちの手すりが助かりました。ほんのちょっとの配慮が高齢者には助かるのです。
母が喘息持ちのため、参加したツアーの旅行社を通じて禁煙部屋の希望を出しましたが、このホテルでは禁煙部屋の設定がないとのこと。代わりに念を入れて消臭しておいてくれるとの返事をもらいました。そんなに神経質になった訳ではなく、「ホテル側に通じていればありがたい」ぐらいの気持ちで行きましたが、行ってみると部屋はきちんと消臭がされていました。お陰で気持ちよく過ごせました。
一番嬉しかったのは、夕食の会席料理が美味しかったこと。ツアーだったので宴会場のテーブル・椅子での食事でしたが、どの料理も美味しく量もたっぷり。仲居さんからの「そろそろ○○をお持ちしましょうか?」の声掛けもタイミングよく、大満足でした。
ルームキーは2つ借りられるので、別行動する際に便利です。館内は浴衣、スリッパOKです。大浴場の脱衣室に鍵式のロッカーがあったので、部屋の鍵や財布を持っていても預けられ、便利でした。
温泉のお湯は無色無臭で特に特徴のある泉質ではありません。10階の展望風呂と1階の庭園露天風呂に分かれていて、時間による男女入れ替え制になっています。私たちは夕食前に展望風呂へ行き、寝る前に庭園露天風呂へ行きました。
10階展望風呂はさらに北投石の湯、備長炭の湯など6つのお湯に分かれています。脱衣所をはさんで2か所に分かれているので、場所が少しわかりにくいです。湯上りに煮込んだ玉コンニャクのサービスがあります(無料)。
1階の庭園露天風呂は13の趣の異なった露天風呂と6つの内風呂があります。私たちは貸切風呂以外のお風呂のほぼすべてに入ってみました。たくさんあるので、一か所30秒みたいなペースで入り、気に入った所だけ長く浸かるという入り方をしました。熱いお湯もあり、ぬるめのお湯もあり。私たちは熱めのお湯が好みです。
私が特に気に入ったのは「立ちっぱなしの湯」。立ったまま入るので、深さは相当あります。身長140cm以上でないと足が着きませんが、湯船の中がライトアップされ、立ったままお湯に入る気分は爽快でした。妹は石見の湯、母は黄土ゲルマニウムの湯が気に入りました。湯巡りが楽しかったです。
その他、良かったのは日本庭園を眺めながら入る「足湯」です。とても気持ちよく、お勧めです。やや熱めのお湯がどんどん流れて来ていて、気持ちいいです。場所はロビー奥の庭園出口から出た所、日本庭園に面した広縁にあります。タオルも置いてあります。縁側に腰を下ろさなければならないので、母は柱に寄りかかってなんとか座りました。高齢者には手すりがあるともっと便利なんですが。
仲居さんやスタッフのサービスも感じよく、カメラを持って入口付近をうろうろしていたら、「お撮りしましょうか?」と声がかかり、玄関の前で記念写真を撮ってもらえました。玄関外、「華の湯」の看板の所に何故かミッキーマウスの石像が支える石のベンチがあり、記念写真が撮れるようになっています。
わからないことがあれば、遠慮なく仲居さんやスタッフさんに尋ねるといいと思います。いつでも親切な案内をしてもらえます。客室も温泉も食事もスタッフのサービスも満足で、さすがは五つ星の宿に恥じないもてなしだと思いました。お勧めホテルです。- 旅行時期
- 2014年09月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 客室:
- 4.5
- 接客対応:
- 4.5
- 風呂:
- 4.5
- 食事・ドリンク:
- 4.5
-
投稿日 2014年10月03日
総合評価:3.5
喜多方市にある浄土宗のお寺です。
開山は1227年。
1668年に現在地に移転して来ました。
私が行った時は山門を建物ごとジャッキで持ち上げて移動させて補強工事中でした。柱の敷石だけを元の場所に残して上の建物はそっくり鉄骨の上に乗せてあり、こんなことができるのだと感心しました。
この山門自体、17世紀末に建てられた価値ある建築物です(県指定重要文化財)。よく見ると、動物や人物の彫り物がついています。
このお寺は「会津大仏」の通称を持つ阿弥陀如来坐像」が一番の見どころです。
大仏と言っても、奈良や鎌倉の大仏ほどの大きさはありません。左右に勢至菩薩と観音菩薩を従えた阿弥陀三尊像となっています。中央の阿弥陀如来坐像は高さ241センチです。大仏と呼ぶほどの大きさではないと思いましたが、よく見ると、後ろの舟形後背には千体仏が金色に輝き、阿弥陀如来様のお顔も素晴らしいです。
後背の千体仏は欠けた部分があります。昔、若者が戦いに行く際お守りに一体ずつ持って行ったとのこと。欠けているのは生きて戻って来ることができなかった分だということでした。鎌倉時代初期の作品だということで、三尊とも国指定重要文化財です。写真撮影はOKです。ガラスケースに収められているのがちょっぴり残念です。
ここは池のあるお庭も眺められます。
特にお庭の苔が美しいです。- 旅行時期
- 2014年09月
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
-
新宮熊野神社宝物殿:写真OK。騎獅文殊菩薩坐像は獅子のお腹の下をくぐらせてもらえます。ご利益があるのだそうです。
投稿日 2014年10月03日
総合評価:4.0
宝物殿には国・県・市指定の重要文化財が収められています。
中でも見応えがあるのは騎獅文殊菩薩坐像(きしもんじゅぼさつざぞう)です。獅子に乗った文殊菩薩の像(木造)で、獅子も含めた高さは287.4センチもあります。県指定重要文化財です。
「三人寄れば文殊の知恵」と言いますよね。文殊菩薩は知恵の菩薩様。地元ガイドさんの説明では、獅子のお腹の下をくぐることができれば頭が良くなると言ったか健康になると言ったか。貴重な展示物の場合、写真撮影が禁止され、そばにも寄れないケースが多いですが、ここでは撮影もOK、像の下をくぐるのもOKなんです。訪れる人が少ないせいもあるのでしょうが、太っ腹。サービス満点ですよね。
ガイドさんに勧められて私もくぐってみましたが、荷物を持ったままくぐるのは結構大変。幅は大丈夫なんですが、四つん這いになってくぐると高さがきついんです。重要文化財を傷つけてはいけませんから、背中をぐっと反らせて注意しながらくぐりました。
宝物殿には、他に銅鉢(国指定重文)・薬師如来坐像(市指定重文)などが展示されています。
新宮熊野神社の境内には44本の柱が並ぶ拝殿「長床(ながとこ)(国指定重文)」を始め本殿(県指定重文)、銅鐘(県指定重文)などの文化財、樹齢800年の大イチョウ、鳥居にかけられた大しめ縄など、宝物殿の他にも見どころがたくさんあります。- 旅行時期
- 2014年09月
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0