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バッグの持ち込みは禁止です

  • 5.0
  • 旅行時期:2018/05(約8年前)
ニッキーさん

by ニッキーさん(女性)

ページ クチコミ:1件

グランドサークルを回るパッケージツアーで訪れました。

見学できる場所にはアッパーとロウワーがあり、私たちのツアーではロウワーへ行ったので、そちらの情報です。

事前に旅行社やガイドさんから持ち物に関する注意がありました。環境保護の観点からバッグは持ち込み不可。リュック、ショルダーバッグ、ウエストポーチもダメです。以前はバッグの規制がもっと緩やかだったのですが、バッグを擦って柔らかい岩肌を傷つけるケースが出たため、一年半ほど前からバッグの持ち込みが禁止になったのだそうです。もしかしたら、団体旅行だったので旅行社側が自制して持ち物の規制を厳しめにしたのかもしれませんが、持ち物はカメラとポケットに入れた貴重品のみ持ち込み可能ということです。

仕方がないので、パスポートとクレジットカードはホルダーに入れて服の中に下げ、少額のお金をズボンのポケットへ。スマホはネックストラップで首からぶら下げました。乾燥地域の必需品、水ペットボトルは手持ちです。ただ、ロウワーの場合、後ろ向けにならないと下りられないほど急勾配の階段を下りる必要があり、ペットボトルを手に持っていると手すりをつかみにくいうえ、もし落とすと大変です。ペットボトルホルダーで首から下げるのがいいと思います。

私が訪れたのは5月中旬の午後2時~3時頃です。内部は日が届かず寒いかもしれないと思い、長袖にするか半袖にするか迷いましたが、結局半袖にし、それでも寒くはありませんでした。薄手の長袖の人もいましたし、肩を出した外国の女性もいました。ナバホ族のガイドさんは半袖半ズボン姿でした。

急勾配の階段を下りて行くうえ、内部も足場が悪く歩きにくいので、滑りにくく歩きやすい靴が必須です。中は砂ぼこりが舞っている場所もあるので、鼻や口を覆うバンダナかストール、マスクがあるといいです。

砂ぼこりが多いので、カメラは故障が心配。スマホのカメラの方が安心です。

カメラの設定について、ツアーの日本人ガイドさんから教えてもらいました。

・ISO感度は800に。  
・ホワイトバランスは「曇り」に。 (岩の赤みをきれいに撮るため)
・フラッシュは発光禁止に。 (フラッシュを使うと美しい陰影が出ないから)

ISO感度を高めに設定したため、ノイズの多いざらついた画像になってしまった写真もあります(もちろんきれいに撮れた写真もたくさんあります)。かと言ってISO感度を低くするとシャッタースピードが遅くなりピンボケ写真が多くなるでしょうし、オートにするとISO感度が高めになる傾向があり、ノイズがますます目立つ写真になるでしょう。ISO感度800辺りがバランスが取れているということでしょうね。

私はRAW撮影ができるコンパクトデジカメも持って行き、砂ぼこりの少ない場所ではコンデジでも撮っておきました。RAWで撮っておくと、後でホワイトバランスや明度を変えられるからです。

グループで見学するため、先がつかえていたり後ろの人を待ったりしてゆっくりゆっくり進むことになりますが、写真を撮る時間がたっぷりあります。中は、波打つような岩の模様が幻想的な素晴らしい世界です。加えてはしごのような階段を降りたり狭い場所を乗り越えたり、探検気分が楽しめます。

幼稚園以下の小さいお子さんや脚が弱っている人はアッパーへ行かれた方がいいと思います。

施設の満足度

5.0

観光の所要時間:
1-2時間
景観:
5.0
人混みの少なさ:
3.5

クチコミ投稿日:2018/06/13

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