amstrobryさんのクチコミ(304ページ)全6,568件

熊本城を見学した後、そばにあった施設なので立ち寄った。全国有数の上級武家屋敷としての格式をもつ重要文化財だそうで、建物までの敷地もかなり広く感じた。内部もかなり広い造りになっていて、それぞれの目的に応じた間が設けられている。少し前に別の土地で下級武士の足軽の住まいを見学したがあちらは庶民的な間取りだったのに対し、こちらは有力者のそれであると明らかな違いを実感した。

下関市唐戸地区にある重要文化財。唐戸地区には当施設のようなレトロ建築物が数多く存在し、まとめて見学するといろいろと比較ができてよい。明治３９年に建築された領事館で昭和１６年まで使用されていたとのこと。内部は洋風のアンティーク家具が置かれ、往時を偲ばせる造りになっていると感じた。

下関市唐戸地区のレトロ建築が点在するエリアにある見学スポット。大正９年に三井銀行の支店として竣工し、百十銀行を経て、昭和１９年に創設された山口銀行の本店として利用されていたもの。平成に入り復元作業が行われ、当時の銀行業務の雰囲気が伝わるようなつくりとなっていた。内部は復元作業に関する展示や、山口銀行の紹介などの展示がなされている。自分のような素人が見ても内部の造りが凝っていると感じた。

山口銀行旧本店奥にある史料館。無料で見学ができる。館内は山口銀行の沿革を時系列で紹介し、それに関する資料や記念貨幣の展示、金融機関の役割の紹介など興味深いテーマが多かった。山口銀行は昭和１９年に地元６行の合併により誕生した金融機関で、現在のメガバンクに通じる行為がその当時から起こっていたことを歴史から学ぶきっかけになった。

湯田温泉街にある資料館。湯田温泉には予定よりも早く到着し、まだホテルに入るのももったいなかったので時間つぶしで入館した。中原中也については若くして亡くなった詩人であることと一部の詩のフレーズを知っているの基礎知識だったが、館内では生育歴や作品の紹介がありわかりやすい。詩の紹介も充実していて、ただ文章が掲示されているだけだとその世界観を理解するのは難しいが、解釈についての解説も示されていたのでじっくりと時間をかけて鑑賞した。映像資料もあり、じっくりと中也の世界を堪能した。展示内容の性質上、館内は撮影禁止。

湯田温泉の源泉を見ることができる施設。地下５００ｍから毎分１２５リットルのお湯をくみ上げている様子や飲泉ができる場所。今回の旅行で３か所の温泉施設で入浴したがいずれもかけ流しではなかったので生のお湯に触れられてよかった。ただし泉温が熱く、飲泉では容器がないと舌がやけどするほどだったのであまり飲めなかったのと、交通量の多い道路わきにひっそりと存在する施設なので、あまり期待するほどではないかも。

秋芳洞の中では最も印象に残ったスポット。自然が長い年月をかけて作り出した不思議な形状。階段上になっているところがすごい。澄んだ水が洞内の景色を反射しより美しさを引き立てる。秋芳洞の写真は全般的にピンボケが多く失敗だったがここだけは比較的うまく撮影できた。

秋芳洞の正面入り口から百枚皿を過ぎた先にある見学ポイント。長い年月をかけて堆積された巨大な石柱で洞内最大規模とのこと。先端がとがっていて富士山の形に見えなくもない。天井の真っ白な部分を雲に見立てて、頂上が雲に突っ込む富士山をなぞらえたとか。

秋芳洞の中盤付近にある見どころ。解説を読むと天井から垂れ落ちる水滴が作り出した鍾乳石だそうで、昔の傘屋の天井を思わせることからその名がついたとのこと。とはいえ昔の傘屋を知らないので傘づくしには見えず、つららが垂れ下がっている光景のように感じた。

秋芳洞の黒谷支洞にある景観スポット。多くの石筍があわさってできあがった複合石筍だそうで高さ８ｍのごつごつした岩は迫力のある景観。石の表面は長い年月をかけて形成された芸術性を感じさせるもので自然の不思議さを感じさせられる。

桜の馬場施設内にある観光施設。映像技術を駆使した展示が充実していて、熊本城を中心とした歴史を学ぶことができる。２階では時間によって、寸劇が演じられていてなかなか楽しめる。入館料も３００円と個人的には安いと感じた。

熊本城の端にあるショッピングゾーンで飲食店や土産物屋が立ち並ぶエリア。熊本城との間で無料のシャトルバスが運行されていて大変便利。郷土料理を味わえる店などもあったが、昼時で残念ながら混雑しており別の場所で昼食をとることになった。

明治３年、西洋の文物技術を移入するために創設された学校。ガイドの方が親切に解説してくれ、厳しい授業で成績不良者は退学を命じられること、優秀な人材を輩出したこと、農業などの近代化にも貢献したことなどを知ることができた。当時、外国人を教師として招いた事例は各地にあるが、報酬が高くて雇用も大変だったようだ。

熊本の鶴屋百貨店のそばにある博物館。小泉八雲というと過去に島根県の松江を観光したときに記念館に行ったが、熊本にもゆかりがあったことにまず驚いた。松江のあとで熊本にきたようだ。熊本に来てからはジェーンズが紹介した洋食中心となり、健康的で居心地がよかったとか。意外なエピソードを知り興味深かった。

唐戸地区にある観光スポット。大正４年に竣工した西日本初の鉄筋コンクリート造りのビル。１階は観光案内所として利用されていた。２階と３階も見学でき、１階の洋風の造りとは対象的な和風の室内を回ることができる。無料で見学できる。

下関唐戸地区にある博物館。大正末期から昭和にかけて活躍した下関出身の映画女優、田中絹代の生涯を紹介する施設。映像展示などもあってわかりやすい。この女優自体は知らなかったが、映画監督としても活躍しており生涯映画にささげた女優の生きざまを見ることができた。著作権などの関係で館内は撮影禁止。

赤間神宮付近にある博物館。見学料金はかからない。１８９５年に開かれた日清戦争後の講和会議の歴史を伝える展示施設。内部は会議に使われた部屋の様子を再現したものや当時の調度品などを展示。小さな施設だが、無料だし見ごたえはあった。

関門海峡の人道トンネルから唐戸市場に行く途中にあった神社。壇ノ浦の戦いにおいてなくなった安徳天皇を祀る神社とのこと。海に面して建っており、赤い色が目を引く。訪問時はちょうど外国人観光客のツアーとぶつかってしまい、にぎやかだった。

唐戸付近を移動していた時に見かけた神社。大きな鳥居が目を引く。８５９年創建という歴史ある神社で境内には日本一のふくの像などがある。訪問時は平成の大造営の最中で修復作業を行っているところだった。関門海峡に面し、ロケーションは良い。

熊本城を見学した後、周辺をうろうろしていた時に見かけた神社。その名が示す通り、肥後熊本藩の初代藩主、加藤清正を祀る神社で創建は明治４年とのこと。熊本城の敷地内にあるので関連施設として立ち寄ってみるのもよいかもしれない。