amstrobryさんのクチコミ(183ページ)全6,568件

新潟県妙高市にある標高２４５４メートルの日本百名山。関山駅から燕温泉まで路線バスを利用し、山頂まで片道５．２キロを往復した。
燕温泉から湯道分岐までは北地獄谷を挟んで北側と南側のルートがあるが口コミで比較的整備されているとされる南側を往復。途中赤倉源泉まではアスファルト舗装の道が続く。ただし、片側が崖で転落すると大変危険で気が抜けないが、比較的楽に高度は稼げてお得。付近は紅葉が進みきれいだった。
赤倉源泉を過ぎると登山道らしくなる。引き続き転落に注意しながら、硫黄で濁った川沿いを進むと胸突き八丁に。急な上りを進んでいく。
天狗堂を過ぎると尾根沿いの道に。まだ眺望は得られないがひたすら登り続ける。九合目に着くとくさり場に。事前情報で最も恐れていた場所だったが慎重に進めば難しくなく、帰りは全く苦にならなかった。ここは登り、横、登りと鎖が続く。クサリを終えても山頂までは
険しい岩場を矢印に沿って登っていく。山頂まで登り返しなく最後まで登り続ける山だった。
九合目以降は眺望にすぐれ、麓の野尻湖などの景色を楽しみながら進む。山頂は南峰、北方に分かれ、最初に着く南峰が最高峰だが、山頂標識は北峰の方が立派。山頂からは麓の景色や近くには百名山の火打山、日本海も見えて最高の景色。
下山後は温泉も楽しめ、満足感の得られる登山を楽しめた。

長野県と岐阜県にまたがる標高３０６７メートルの日本百名山。２０１４年の噴火の記憶が新しいが、登山道の規制が一部解除され最高峰の剣ヶ峰を訪れることができるようになったので、御岳山ロープウェイから往復した。
始めは樹林帯の中、階段の道を上っていく。傾斜はきつくはない。八合目女人堂を過ぎると植生が変わりハイマツ帯に。がれた登山道になる。九合目に着く頃には森林限界を越え、周囲には眺望が広がる。火山の山であることを実感する登山道にもなる。傾斜はきつい箇所もあるが、景色に見とれながら進むので苦にならなかった。
山頂までは絶景を堪能しながら進み、２時間３０分程度で山頂に到着。比較的短い時間で３０００メートル級に上れるのが魅力。その魅力ゆえか登山者は平日でもたくさん。おとなしい山だったが急な噴火に備えてシェルターが複数設けられていた。
登り始めは曇っていた天気も奇跡的な回復。山頂からは富士山までうっすらと見え視界良好。最高の登山を楽しめた。信仰の山で各所に安置された石仏に独特の雰囲気があった。

新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高２４６２メートルの日本百名山。
妙高高原駅から笹ヶ峰までの路線バスに乗車。山頂までを往復した。
バスの運行本数が１日３本、滞在時間８時間で山頂まで片道８．４キロを往復するのが不安だったが、比較的ゆるやかな傾斜に助けられた。
まず黒沢橋までは樹林帯に緩やかな木道。平地とほぼ変わらないペースで進める。橋を渡ると登山道らしくなり、十二曲りというつづら折りの急斜面に。十二の標識があるがこちらも淡々と進められる。十二曲りを過ぎても急な上りはつづく。富士見平まで来れば道も比較的ゆるやかになり、高谷池ヒュッテへ。周辺は湿地帯が広がり、ようやく見どころに。
引き続き天狗の庭に進めば火打山の山頂が見られる。池にうつる山容が見事。ただ池を巻くように進む登山道はまだ長く標高も高い。最後の山頂までの道のりはかなり疲れるが何とか山頂へ。
青空が広がっていて良かったが、麓は雲海状態。天気が良ければ日本海が広がるようだったが雲海も味わい深い。
距離は長いが急斜面は少ないので湿地帯の見どころを楽しみながら山歩きができた。
近くには百名山の妙高山があり山小屋泊で同時に訪れる登山者も多いようだった。

大分県と宮崎県の県境にある標高１７５６メートルの日本百名山。
山頂までのルートは複数あるが急斜面でハードな道が多い。ところが北谷登山口から千間谷コースはほぼゆるやかな道が続くとのことでこちらを往復した。
登山口から山頂まで５．３キロ。５３０メートルごとに合目標識が立つ親切設計。終始ほぼ樹林帯で淡々と進んでいく。途中大分県、宮崎県、熊本県の三県境標識が見どころ。県境を沿うように進んでいく。４合目過ぎまでは登りが続き、以降は多少のアップダウン。国観峠で神原登山口と合流。ここから山頂までは傾斜が急になる。地面が土なのでよく滑る。コースがかなりえぐれていてかなり苦労する箇所があった。よく見ると登りづらい本道の脇には脇道が踏み跡のようにあり、こちらを選ぶと負担が少なく進めることがわかった。
苦労して登るとようやく視界のひらけた山頂に。山頂からは九重連山をはじめとする周囲の山々が望める。雲海になっていたため麓の景色は見られなかった。このあとこの雲海が山頂まで押し寄せ、眺望が得られなくなっていたのでタイミングよく山頂からの景色を楽しめてよかった。
ルート次第では難易度も上がるが千間谷コースは山頂付近を除き、比較的ゆるやかなコースで迷う箇所もなく登山ができた。

大分県九重町から竹田市にかけて広がる火山群の総称。最高峰は中岳の１７９１メートルで日本百名山。
牧ノ戸峠から主峰とされる久住山までを往復した。
始めはアスファルトの登り。よく整備させているが傾斜がやや急なのか意外と負担がかかった。やがて普通の登山道となり、樹林帯の中を軽く登ったり下りたりしながら岩場やハシゴを使い扇ヶ鼻分岐へ。傾斜の緩い土の道に変わるが久住山はなかなか見えてこない。
穏やかな登山道をしばらく進むと久住分かれに向かっていったん下る。ここからは目的地である久住山が見えるが、思いのほか山頂までが高く遠い。
最後の登りは岩場の割と急な斜面。登山口から約４キロの道のりの最後がひと踏ん張り必要。苦労して登った山頂だったが天気が崩れてしまい残念。曇り空の中周辺の山々の景色を眺めた。
ここから予定では最高峰の中岳に向かう予定だったが思いのほか距離感があり、登り返しもかなりきつそう。午後からの登山で日没までに下山できそうに無かったので取りやめ。一応久住山が主峰とされているようなのでここで百名山登頂とした。
シルバーウィークの期間で登山者はかなりたくさん。たくさんの山が連なっているので時間があればコースバリエーションに富んだ登山を楽しめそう。また、法華院温泉に入浴するルートもある。こちらも一日時間をかければ楽しめそうだ。

熊本県に位置する火山。最高点は高岳の標高１５９２メートルで日本百名山に指定されている。
２０１４年以降、噴火警戒レベルが２以上となり、入山規制が敷かれた時期が長く続いたが８月に警戒レベルが１に引き下げられたことから機会を見て訪れた。
登山口は複数あるが阿蘇山ロープウェイ（廃止）側からとした。火口見学も解禁されたが、ここ数日は有毒ガス発生により規制（中止）されていた。登山道も火口までの道と共有するが、通行はできるようだった。ここから中岳を通り、高岳を往復。
始めは火口見学までのアスファルト歩道を進む。砂千里に入ると火口から遠ざかっていくので、火口見学はできなくても登山はできることに納得。砂千里を過ぎると外輪山の尾根までの登山道が始まる。尾根に上がるまでは岩のごつごつした傾斜があるが、ここをクリアすると尾根上の景観の良い緩やかな道に。
火口からの噴煙を眺めながら進むと中岳に到達。ここからは阿蘇山火口の様子が見られる。ぱっくりと空いた火口から上がる噴煙は少し離れた距離からでも迫力があった。
中岳からは道中の絶景に感動しながら高岳に向かう。高岳からは外輪山に囲まれた麓の風景が見える。中岳とは違った絶景が楽しめた。
山頂までの距離もちょうどよく、景色も終始楽しめた。

山形県と秋田県にまたがる標高２２３６メートルの日本百名山。遊佐駅から乗り合いタクシーで鉾立登山口へ。鉾立から山頂までを往復した。
登山道は序盤から日本海や遠く男鹿半島までを望める絶景。森林限界に達しており、見晴らしがものすごくよい。御浜小屋までは石畳の整備された登山道で傾斜もゆるやか。以降登山道らしい道に代わり、御田ヶ原で登り返しがある。七五三掛で山頂までの直行ルートと外輪山経由の分岐があり、往路は直行ルートへ。ここからはいったん下り、山頂の属する山へと移る。ここから御室小屋までは比較的急な道のり。ここまで結構な距離を歩いているのでかなり応える。ようやく御室小屋につくが、ここから山頂まではもうひと踏ん張り。岩が積み重なった急斜面をよじ登るようにして進む。急斜面に行きは怖かったが帰りは慣れたのかスムーズに下山できた。７キロ近く歩いて山頂に到着。
狭い山頂からは３６０度の眺望。日本海の景色はもちろん、男鹿半島や遠く佐渡島まで見渡せる絶景。
帰りは外輪山経由で。七高山、行者岳、伏拝岳などの山頂を経由しながらやはり絶景続きの道を進む。
天気にも助けられ最高に満足感を得られた登山だった。

富山県にある立山連峰の主峰。雄山、大汝山、富士ノ折立の３つの峰の総称。最高峰は大汝山の３０１５メートル。雄山も３０００メートルを超える標高となっている。日本百名山に指定。立山黒部アルペンルートを経由し、室堂から雄山、大汝山を往復した。
一ノ越山荘までは石畳の整備された遊歩道のような道を上っていく。傾斜はやや急で足元が石のためペースを上げると負担がかかる。そして、山荘からは本格的な岩場の急斜面の登りが山頂まで続く。山頂までは３キロ程度だが急斜面で結構時間がかかる。
登山道は終始絶景で、手軽にアルプスの山々の中を歩いている実感がわき、数少ない３０００メートル級の山に登れる点が良い。雄山の山頂は神社になっており、独特の景観。
山頂スペースはあまり広くはないのでハイシーズンは混雑しそうだと感じた。

長野県にある標高２９５６メートルの日本百名山。
木曽駒ロープウェイ千畳敷駅から中岳を経由して山頂までを往復した。このコース、山頂までの距離は２キロ程度にもかかわらず標準タイムは２時間程度となっている。これは千畳敷カールを登る岩場が急斜面になっており以降も岩場の登山道が続くこと、中岳から山頂までで登り返しがあることが理由。
登山道は森林限界を越えており、終始見晴らしが良かった。山頂からは御嶽山やアルプスの山々を望めた。天気が良ければなお楽しめたが、曇りがちの天気だった。
序盤の急坂を登り、宝剣山荘からは宝剣岳にも上ることができる。こちらも登頂しようと思ったが、急な岩場の連続で終盤は崖に張り付いて進まなければならないところもあり、危険を感じて断念した。

山梨県・長野県・埼玉県の県境にある標高2475メートルの日本百名山。複数の長野県側の毛木平から千曲川源流点を経由するコースを往復した。
まずは信濃川上駅から村営バスに乗車し梓山バス停で下車。バス停から毛木平登山口までは約４キロある。登山道の序盤は自動車が通れるくらいの道幅の緩やかな道。登山口から千曲川源流までの約６キロは沢に沿って概ね緩やかな道が続く。ところどころつづら折りの急斜面や枯れ沢のような箇所もあった。迷いそうなポイントにはピンクテープが施してあり慎重に進めば問題なし。
途中何度か沢を横切り、ひたすら歩いてようやく千曲川源流に。日本一長い河川の水源に立ち、ちょっと感動。
源流点を超えると尾根までの急斜面があるが２０分程度の辛抱。足元も滑りにくく歩きやすかった。登山口からひたすら森の中の登山道も山頂手前で初めて眺望が開け、最後にガレ場を登って山頂へ。
山頂からは富士山をはじめとする３６０度の眺望が得られるはずが、残念ながらこの付近だけ曇り空。期待していた眺望は得られなかった。
バス停から山頂まで１０キロ以上の距離があるも、源流を経由するルートは傾斜が緩やかで歩きやすい。５月末ごろになれば源流付近にわずかに雪が残るが特別な装備は必要なかった。
下山は来た道を戻ったが、三宝山を経由するルートや西沢渓谷に向かうルートがあるがいずれも急斜面があるようだ。

福井県にある標高１５２３メートルの日本百名山。ＪＲ越美北線勝原駅からの勝原コースを往復した。
駅から登山口のあるスキー場跡までは国道を約15分通行。歩道がない上、道路工事の土砂搬出の大型トラックが頻繁に通行し注意が必要。
スキー場跡からの登山口はスタートから急斜面。眺望はそこそこあるが石がゴロゴロした地面で歩きづらい。リフトの終点からは樹林帯に。こちらは雨あがりか雪解けのためなのか、序盤はぬかるんだ登山道だった。ブナの樹林帯に日差しは遮られるが相変わらずの急斜面。やがて複数の登山道が合流するシャクナゲ平に。ここから山頂までの区間にはもちがかべと呼ばれる鎖やロープのある区間でやはり急斜面。樹林帯を抜け、前荒島に上がると眺望が開け、越美山地の山々や白山、大野市の市街地などが見られるように。中荒島岳を過ぎると山頂まで412メートルの標識。相変わらずの急斜面を登っていくと山頂に。山頂からは３６０度の眺望。苦労した分、達成感はあった。
下りも急斜面なのであまり飛ばすことはできず、転倒に注意しながら慎重に進んでいった。
駅から５キロちょっとの距離なのだが、急斜面が多く予想外の疲労感。最初に飛ばしすぎてペース配分を誤り、登り３時間１５分、下り２時間４０分、標準タイムと大して変わらなかった。

シルバーウィーク中の阿蘇山周辺観光の拠点に利用。豊肥本線肥後大津駅から徒歩３分くらい。
市街地にあるホテルで周辺はイオンやローソン、飲食店など立地が良い。
１階フロント階には温泉を完備していて、アルカリ性単純温泉のかけ流しとのことだった。登山の後の疲れをほぐすことができた。
客室では特に不便さを感じることなく過ごすことができた。ＢＳ、Ｗｉｆｉ対応。

旧中山道芦田宿にある本陣跡。蓼科山登山のバスの乗り継ぎ時間を利用してアクセス。
敷地内は立派な屋敷が残り、庭園も見事。内部はみることができなかったが、外観だけでも往時の風格を感じることができるたたずまいだった。

東京駅と出雲市駅を毎日結ぶ夜行列車。併結運行するサンライズ瀬戸と並び、日本では最後の定期夜行列車である。
客室はノビノビ座席を除きすべて個室でセキュリティは安心。寝台列車という特性上客室内は広くはないが寝るだけなら十分な空間。一人用の部屋はシングルデラックス、シングル、ソロとあり、ソロは狭め。利用するときはだいたいシングルを利用している。
今回は宮島と錦帯橋観光のため、岡山まで利用し新幹線に接続した。四国や山陰を目指す以外にもこういった方法も使えて便利。また、東京方面は大阪駅からの利用も魅力的。
運転開始から２０年以上が経過してしまったが、廃止されることなく運行を続けていってほしい。

福井駅高架下にあるお店。列車の待ち時間を利用。
福井の名物を味わえるお店で、若狭牛や魚介類、越前そばなどメニューが豊富。
名物のひとつ、ソースカツ丼を注文した。サクサクの衣にあげられたカツは柔らかくて食べやすい。
ソースが絶妙に絡んでいて、噛むと染み出すソースがおいしい。ランチ帯はそばとのセットがお得だったが、このあと近江町市場でも食事をする予定だったので単品とした。

近江町市場入口にあるお店。地物の魚を使った海鮮丼と注文した。
器からはみ出るように盛り付けられたネタの数々、久しぶりの市場で味わう海鮮丼に期待が持てる。
鮮度感を感じるネタで、特にノドグロの刺身は甘みを感じることができておいしかった。カード払い可。

東京四谷にあるそば店。音威子府そばは北海道の駅そばの中でもおいしいと評判だがなかなかアクセスが難しい立地で現地では味わうことができなかった。いつか味わってみたいと思っていたので期待して店内へ。
ランチはキノコの炊き込みご飯やおからの小鉢がサービスで付く。そばは注文を受けてからゆで上げるようで出来立てを味わうことができた。
音威子府そばの特徴である黒い麺はそばの風味が強く、甘く濃い汁にもよくなじんでとてもおいしかった。つい数年前まで毎年北海道旅行をしていたことを思い出し、また北海道に行きたくなった。

豊肥本線肥後大津駅から徒歩１０分くらい、国道に面したホテル。阿蘇山観光の拠点に利用。シルバーウィーク中で阿蘇山周辺の温泉宿が満室な中、阿蘇山からは最も近いエリアだったので予約。
温泉ではないが大浴場を完備し、アウトバスタイプの客室だった。市街地の立地のため１０階の大浴場からは、町明かりが見られた。
全国展開しているチェーンホテルで客室の設備や清潔感などは特に問題なく過ごせた。ＢＳ、Ｗｉｆｉ対応。

中央本線上諏訪駅から徒歩５分くらいのところにあるホテル。
ルートインチェーンは温泉完備の宿も多いが、こちらはかけ流しが特徴。周辺は温泉街だがかけ流しの宿は多くは無かった印象。
ホテルは少し年代を感じさせるものだったが、不便さを感じるほどのものではなかった。温泉はフロント階にあり。湯量豊富なようで、常時大量の湯が浴槽に注がれていた。アルカリ性単純温泉でＰＨは８．３とのこと。つるつるとした感触があった。塩素臭は少し感じられた。
客室のユニットバスは小ぶり。ＢＳ・Ｗｉｆｉ対応。

長野駅に隣接するＪＲ東日本グループのシティホテル。登山前泊に利用。
館内には飲食など様々なテナントが充実していた。
客室は清潔感があり、必要なアメニティも揃っていた印象。ユニットバスも特徴は無いが足を伸ばせる程度の広さはあった。
駅近なので列車発車ぎりぎりまで滞在できてよかった。ＢＳ・Ｗｉｆｉ対応。