2025/05/31 - 2025/05/31
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+mo2さん
この旅行記のスケジュール
2025/05/31
この旅行記スケジュールを元に
楽しみにしていた「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションよりルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」が三菱一号館美術館で開幕しました (2025年5月29日-9月7日)。早速、行ってきました。2017年にはオルセー美術館、オランジュリー美術館を訪問していますし、過去にオルセー美術館、オランジュリー美術館の作品は何度も来日していますが、初めて見た作品もいくつかありました。
三菱一号館美術館HPより
本展は、フランス、パリのオランジュリー美術館が、ルノワールとセザンヌという2人の印象派・ポスト印象派の画家に初めて同時にフォーカスし、企画・監修をした世界巡回展です。ルノワールの代表作「ピアノの前の少女たち」やセザンヌの代表作「画家の息子の肖像」をはじめとし、2人の巨匠による肖像画、静物画、風景画、そして、2人から影響を受けたピカソを加え52点の作品から、モダン・アートの原点を探ります。
また、この世界巡回展はオランジュリー美術館とオルセー美術館の協力により、ミラノ、マルティニ(スイス)、香港を経て来日し、三菱一号館美術館が日本唯一の会場となります。ルノワールとセザンヌの交遊と合わせて、自在で多様な表現が生み出されるモダン・アートの誕生前夜に立つ2人の巨匠の、卓越した芸術表現を存分にお楽しみいただけます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
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生憎の雨ですが、三菱一号館美術館へは地下通路から行けますので濡れずに大丈夫。開場10分前には到着しましたが、既に行列ができていました。
三菱一号館美術館 美術館・博物館
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ピエール=オーギュスト・ルノワール「花瓶の花」1898年 オランジュリー美術館
ルノワールは花束を描くことを好み、形と色の組み合わせを試す練習として構図に変化を加えていました。本作品では、様々な種類の花を集めて、洗練された構図に仕立て上げています。花々を非対称に配置することで、三角形に近い構図を生み出しました。こちらの作品は、2017年にオランジュリー美術館で見たほか、1998年の「パリ・オランジュリー美術館展」にも出展されていました。オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ポール・セザンヌ「青い花瓶」1889-90年 オルセー美術館
セザンヌの抑制の効いた描写によるこの花瓶の花は、彼が色彩の相互作用にいかに強い関心を抱いていたかを示していますが、ルノワールが描く生き生きとした花の構図とは対照的です。オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ピエール=オーギュスト・ルノワール「桃」1881年 オランジュリー美術館
ちょうど今が食べ頃であろう白い器に盛られた桃。桃やりんごは、ルノワールが静物画でしばしば採り上げた題材でした。こちらの作品も2017年にオランジュリー美術館で見ています。 -
なんと本展では一部をのぞき、ほぼすべての作品の写真撮影が可能です。こんな感じで皆さん近くで写真を撮ってました。
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1回写真を撮りながら周った後、もう一度ゆっくり見ようと戻ったらこの混雑ぶりでした。
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ポール・セザンヌ「わらひもを巻いた壺、砂糖壺とりんご」1890-94年 オランジュリー美術館
セザンヌが好んで描いた静物画のモティーフの一つである、わらひもによって装飾された壺は本作品では、タイトルになると同時に構図の中心としても機能しています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「雪景色」1875年頃 オランジュリー美術館
寒さが苦手なルノワールには珍しい雪景色を描いた作品。「私は寒さに弱かったから、冬の風景といえばこの作品だけだね・・・」と述べています(笑)こちらの作品も2017年にオランジュリー美術館で見ています。 -
ポール・セザンヌ「樹木と家」1885年頃 オランジュリー美術館
セザンヌは自らが居住する南フランスのエクス=アン=プロヴァンス周辺の起伏に富んだ田舎の風景をよく描きました。こちらの作品も2017年にオランジュリー美術館で見ています。 -
ポール・セザンヌ「田舎道、オーヴェール=シュル=オワーズ」1872-73年 オルセー美術館
1872年から74年にかけてセザンヌは、ピサロのパリ郊外への制作旅行に同行しました。イル=ド=フランス地方は、パリから鉄道で容易にアクセス可能であるにもかかわらず、農村の面影が残る田園地帯であり、多くの画家たちに尽きることのないインスピレーションを与えました。 -
ポール・セザンヌ「赤い屋根のある風景 (レスタックの松)」1875-76年 オランジュリー美術館
おそらくはエクス=アン=プロヴァンス近郊の南仏の風景を描いたもの。2017年にオランジュリー美術館で見ています。 -
ポール・セザンヌ「舟と水浴する人々」1890年頃 オランジュリー美術館
本作品は、かつて3つの部分に分割されましたが、1860年代にフランス国内美術館連合が購入し、元の形に修復されています。 -
ポール・セザンヌ「赤い岩」1895-1900年 オランジュリー美術館
緑の茂みの右側に赤茶色の岩が切り立つさまを描いた本作品は、セザンヌの故郷エクス=アン=プロヴァンス近郊のビベミュス採石場を題材としています。こちらの作品も2017年にオランジュリー美術館で見ています。 -
ポール・セザンヌ「シャトー・ノワールの庭園で」1898-1900年頃 オランジュリー美術館
故郷エクサン・プロヴァンス周辺の自然を描いたもの。こちらもオランジュリー美術館で見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「セーヌ川のはしけ」1869年頃 オルセー美術館
本作品は、当時まだ知名度が高くなかったモネやピサロ、ルノワールなどの作品を購入し、「印象派に賭けた」最初の画商ポール・デユラン=リュエルが収集したコレクションの一部で、1860年代後半にルノワールが戸外制作に傾倒していたことを示しています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「イギリス種の梨の木」1873年頃 オルセー美術館
この緑に満ちたのどかな風景は、シスレーやピサロといった他の印象派の画家たちも魅了されたパリ郊外の町、ルーヴシエンヌの風景です。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「アルジェリア風景、ファム・ソヴァージュ(野生の女)峡谷」1881年 オルセー美術館
ルノワールは、1881年の3月から4月にかけて、アルジェリアを旅行しておりその時制作されたもの。こちらの作品は2017年にオルセー美術館で見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「海景、ガーンジー島」1883年 オルセー美術館
1883年9月ルノワールはブリテン諸島を訪れ、1か月ほど滞在しています。 -
イチオシ
ピエール=オーギュスト・ルノワール「風景の中の裸婦」1883年オランジュリー美術館
1881年から82年にかけて、ルノワールは、イタリアに出かけますが、そこでラファエロの作品(フレスコ画)から強い感動を受けています。その後裸婦の連作を通して独自の様式を探求していくのですが、本作はその初期の作品。これも「パリ・オランジュリー美術館展」に出展されていた作品でオランジュリー美術館展でも見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「長い髪の浴女」1895年頃オランジュリー美術館
ルノワールの1890年代を代表する裸婦像作品のひとつ、こちらも「パリ・オランジュリー美術館展」他何度も来日しており、オランジュリー美術館でも見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「若い男と少女の肖像」1876年 オランジュリー美術館
モデルのうち左側の男性は、おそらくルノワールと親交のあった大蔵省の役人ジョルジュ・リヴィエールだと考えられています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ピエロ姿のクロード・ルノワール」1909年 オランジュリー美術館
ルノワールは子供たちをモデルにしてよく作品を描いています。この作品はルノワールの3男であるココが9歳の頃に描かれた作品です。この女装のような姿にココは嫌々応じて描いたとか。白いタイツをはかされたのが嫌だったそうです。こちらも「パリ・オランジュリー美術館展」「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」などで何度も来日している作品。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「二人の少女の肖像」1890-92年 オランジュリー美術館
1890年代ルノワールは決まったいくつかの主題を繰り返し描いています。 -
イチオシ
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ピアノの前の少女たち」1892年頃 オランジュリー美術館
1891年の末、ルノワールは政府からリュクサンブール美術館のための作品制作を依頼され同じ構図で6点の「ピアノを弾く少女たち」を描いています。政府が購入した1点が現在、オルセー美術館所蔵のもので別のバージョンがオランジュリーにあります。これも「パリ・オランジュリー美術館展」他に出展されていた作品で何度も見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ピアノの前のイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」1897年 オランジュリー美術館
ルノワールのほかエドガー・ドガ、ベルト・モリゾなどとも交友のあった、画家であり収集家としても知られていたアンリ・ルロルの二人の娘イヴォンヌとクリスティーヌをモデルに、ピアノを弾く姿を描いた作品。こちらも「パリ・オランジュリー美術館展」「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」の両方に出展されていたほか、オランジュリー美術館でも見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「手紙を持つ女」1895-96年 オランジュリー美術館
左手に手紙を持ち、右手で軽く頬杖をつく若い女の肖像画。 こちらもお馴染みの作品。 -
イチオシ
ポール・セザンヌ「セザンヌ夫人の肖像」1885-95年 オランジュリー美術館
セザンヌは妻オルタンス・フィケに室内でポーズをとらせた多くの肖像画を制作しています。 -
ポール・セザンヌ「画家の息子の肖像」1880年頃 オランジュリー美術館
セザンヌは息子ポールに愛情を注ぎ、たくさんの肖像画を残しています。 -
ポール・セザンヌ「庭のセザンヌ夫人」1880年頃オランジュリー美術館
緑の草木を背景に、黒っぽい青いドレスを着たセザンヌ夫人が椅子に座り、鉄製のガーデンテーブルに軽くもたれかかる姿が描かれています。 -
会場が何かいい香りに包まれていると思ったら、1976年に世界で最も生物の多様性に富んだ地、南仏プロヴァンスに生まれたロクシタンです。
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今回の「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」展は、「ロクシタン」とコラボレーションし、館内の香りの演出を担当しています。
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ピエール=オーギュスト・ルノワール「座って脚を拭う浴女」1914年 オランジュリー美術館
ルノワール晩年の本作品は、彼の死後5年目にポール・ギョームによって購入されています。 -
ポール・セザンヌ「水浴者たち」1899-1900年 オルセー美術館
セザンヌは、水浴図という主題で200点近い油彩画に加え、数多くの水彩画や素描を制作しています。 -
ポール・セザンヌ「3人の浴女」1874-75年 オルセー美術館
ほぼ正方形の形式で描かれた本作品は、セザンヌによる水浴をテーマとした初期作品の一つです。 -
ポール・セザンヌ「5人の水浴する人々」1876-77年 オルセー美術館
水浴する男たちを描いた本作品は、水浴する女たちを描いた「3人の浴女」と補完関係にあります。 -
ポール・セザンヌ「草上の昼食」1876-77年 オランジュリー美術館
印象派の画家たちは、それぞれ独自の方法で、草原での昼食や田園の散策といった主題に取り組んでいます。 -
職人の息子として生まれ、明るく社交的な性格といわれるルノワールと、銀行家の家庭に生まれ、人付き合いをあまり好まなかったといわれるセザンヌ。
この印象派・ポスト印象派の巨匠2人が、南仏・プロヴァンスの地でともに作品を描き、家族ぐるみの付き合いがあったことはあまり知られていません。
出自や性格だけでなく、一見するとまったく異なる表現を追い求めたように思える2人ですが、古典とモダン両方の様式における先駆者として、近代絵画の巨匠・ピカソにも影響を与えています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「遊ぶクロード・ルノワール」1905年 オランジュリー美術館
クロード・ルノワール、愛称ココはルノワール60歳のときにできた子供(3男)です。「パリ・オランジュリー美術館展」他で見ているお馴染みの作品です。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ガブリエルとジャン」1895-96年 オランジュリー美術館
本作に描かれているのは、ルノワールの次男ジャンと乳母ガブリエル・ルナールです。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「庭のガブリエル」1905年頃 オランジュリー美術館
ガブリエル・ルナールは1894年にルノワール家で働き始めましたが、ルノワールのお気に入りのモデルの一人となり200点以上の作品に登場しています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「頬づえをつく女」1910-14年 オランジュリー美術館
かなり荒いタッチの油彩習作ですが、女・バラの花・光といった、ルノワール好みのモティーフで構成されています。こちらもオランジュリー美術館で見ています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「帽子の女」1915-19年オランジュリー美術館
こちらも最晩年の作品 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「バラをさしたブロンドの若い女性」1915‐17年 オランジュリー美術館
ガブリエルが結婚のために去った翌年、この美しいモデル、アンドレ=マドレーヌ・ウシュリング(愛称デデ)に出会っています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「桟敷席の花束」1878-80年 オランジュリー美術館
何気なくおかれたバラの花束によってパリの社交界の華やかさを表した作品。こちらも何度も日本に来ている作品です。 -
イチオシ
ピエール=オーギュスト・ルノワール「バラ」1890年頃 オルセー美術館
本作品を描いた1890年にルノワールは、お針子で彼の絵のモデルにもなったアリーヌ・シャルゴと結婚しています。アリーヌは花束を好み、家のあちこちに定期的に飾りました。 -
「バラ」(部分拡大)
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ポール・セザンヌ「花と果物」1880年頃 オランジュリー美術館
これと下の作品は、もともと1つの作品だったものを20世紀初頭に切り分けられてしまったものの一部です。 -
ポール・セザンヌ「青い花瓶の花」1880年頃 オランジュリー美術館
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ピエール=オーギュスト・ルノワール「花」1901年 オランジュリー美術館
花を描いた作品もいくつかありました。こちらは丸みのある花瓶に、バラなどの多彩な花が飾られています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「いちご」1905年 オランジュリー美術館
通常より横長のカンヴァスを用い、低い視点から眺めているので、それぞれのモティーフがより身近に感じられる作品。こちらも何度も見ている作品。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「チューリップ」1905年頃 オランジュリー美術館
構図全体のバランスよりも、チューリップの花束に焦点をあて、クローズアップした油彩習作。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「りんごと梨」1895年頃 オランジュリー美術館
本作品はルノワールの作品の中でも特にセザンヌの影響を受けたものです。 -
イチオシ
ポール・セザンヌ「スープ鉢のある静物」1877年頃 オランジュリー美術館
本作品では、背景の壁の左側に、ピサロの風景画「ジゾー通り、ガリアン神父の家」が描き込まれています。 -
ポール・セザンヌ「青りんごと洋梨のある静物」1873-75年 オランジュリー美術館
ボストン美術館に、ミレーが描いたこれと同じ構図の絵があるそうです。 -
ポール・セザンヌ「りんごとビスケットのある静物」1879-80年 オランジュリー美術館
セザンヌの描いた静物画の中でも極めてシンプルな構造を持っているといえる作品。
※本作品は展覧会では撮影禁止となっていたため、オランジュリー美術館で撮ったものをアップしています。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「横たわる裸婦」1906年頃 オランジュリー美術館
ルノワール家の家政婦ガブリエルがモデルとなった裸婦像、彼女は、晩年のルノワールお気に入りのモデルでいくつもの作品に描かれています。
※本作品は展覧会では撮影禁止となっていたため、オランジュリー美術館で撮ったものをアップしています。 -
パブロ・ピカソ「大きな静物画」1917年 オランジュリー美術館
ポール・ギョームの妻ドメニカが生涯所有し続けた唯一のキュービズムの作品。
※本作品は展覧会では撮影禁止となっていたため、オランジュリー美術館で撮ったものをアップしています。
ゆっくり2時間以上かけて回りましたが、会期中また再訪したいと思います。
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