2023/11/19 - 2023/11/20
84位(同エリア319件中)
ぬいぬいさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ここ数年、わずか7000マイルでJALの空旅の出来るどこかにマイルを使った旅にすっかりはまっています。
でも今年の4月頃から羽田発着の週末のどこかにマイルが利用できなくなり、なかなか思い通りに申し込みができない状態が続いていました。
そんな訳で今年は1月と7月に小松、4月に釧路、9月に秋田とまだ4度だけ。
11月の19,20の土日で2ヶ月ぶりに福岡・宇部山口・札幌・徳島の組み合わせで申し込みして、狙い通り行先が福岡に決まりました。
福岡は私にとって仕事で縁の深い場所。
過去に何度も出張を含め訪れているため、市内はスルーして空港から博多港に向かいフェリーで壱岐島にわたりました。
壱岐は古くから神の島と言われるほど神社や遺跡が多く、今回は減量もかねて島を電動アシスト付きのレンタサイクルで滞在中走り回りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自転車 JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
いつものように出発まではパワーラウンジでカプチーノとトマトジュース。
-
6時半出発の便はほぼ満席状態。
でも1隻だけ残ってい左の窓際席を確保。
飛行ルートは富士山のほぼ真上でしたがギリギリ真上から富士山を見ることができました。 -
福岡には数えきれないほど来ていますが、間近で福岡タワーを見るのは初めて。
博多港にあったのですね。福岡タワー 名所・史跡
-
博多港からは長崎県の九州郵船のジェットフォイルとフェリーが壱岐と対馬へ就航しています。
今回利用したのは運賃の安いこのフェリー。
往復で5920円ほどです。博多ふ頭第1・第2ターミナル 乗り物
-
乗船時間はフェリーが2時間20分、ジェットフォィルで70分。
但し早い分だけ料金は倍になります。
先を急ぐ旅ではないのでフェリーで充分です。 -
定刻に出港したフェリーは玄界灘を順調に進んでいきます。
-
2時間ほどで壱岐島の郷ノ浦港が見えてきました。
-
到着は郷ノ浦港ですが明日の出発はもうひとつの芦辺港からになります。
郷ノ浦港フェリーターミナル 乗り物
-
小さな島とはいえ島内を効率よく移動するには徒歩や本数の少ない橋では無理があって、まずは島内の足となるレンタサイクルを確保するために国民宿舎壱岐島荘に迎えに来てもらい、荷物を預け早速自転車で散策を開始。
最初に訪れたのは双六古墳です。双六古墳 名所・史跡
-
イチオシ
古代から日本と朝鮮半島、中国大陸をつなぐ海のシルクロードの交流・交易拠点として栄えていた壱岐には、日本三大弥生遺跡の1つ「原の辻遺跡」をはじめ、長崎県にある古墳の約6割を占める280基以上もの古墳が小さな島のあちこちにあります。
-
こちらの双六古墳は長崎県最大の前方後円墳で全長91m、後円部の直径43m、高さ10mあり九州でも有数の規模を誇ります。
-
百合畑古墳群に向かう途中にあった日本遺産に指定されている笹塚古墳。
6世紀後半~7世紀前半頃に築造された直径66m、高さ13m、石室全長15mある県内最大級の円墳だそうです。 -
石室に入ることができ、古墳内からは世界でも珍しい亀の形をした飾り金具や、金銅製の馬具一式などの副葬品が数多く発見されているそうです。
-
こちらが百合畑古墳群。
百合畑古墳群 名所・史跡
-
ここには古墳時代の終わりに作られた6基の古墳があります。
-
一基だけ石室に入れる古墳がありました。
-
イチオシ
こちらの鬼の岩屋古墳も日本遺産と国指定史跡に指定されている6世紀後半~7世紀前半頃に築造された円墳です。
鬼の岩屋 名所・史跡
-
石室は前室・中室・玄室の三室の構造になっていて横穴式石室で全長16.5mもあります。
-
入れるのは前室のみになっています。
-
こちらは壱岐国分寺跡。
天平年間に全国に国分寺創建の詔が発令されましたが、壱岐では新たに建立するすることはせず島司、壱岐直の氏寺を「国分寺」として改修したそう。
礎石だけが転がってますが平城宮と同じ文様の瓦が見つかっているそうで、中央集権とのつながりがあったことを想像させます。壱岐国分寺跡 名所・史跡
-
島の中心部にあたる国分寺の入口にある、へそ石と顎掛け石。
「壱岐名勝図誌」という江戸時代の古文書には国分石と記載されているそうで、壱岐の中心の道標にしていた石だとか。へそ石と顎掛け石 名所・史跡
-
その右隣にあるのが壱岐七社のひとつ國片主神社。
壱岐島には古墳も多くあちこちに神社がありました。國片主神社 寺・神社・教会
-
イチオシ
『古事記』に登場する国生み神話によると、伊邪那岐と伊邪那美の夫婦神によって作られた8つの島のうち、5番目に生まれたのが「伊伎嶋(壱岐島)」といわれています。
月読神社 寺・神社・教会
-
壱岐は「天比登都柱」とも呼ばれ、天地を結ぶ交通路としての役割を担うなど、古来より神々とのゆかりが深い場所だったそうで、小さな島の中に、神社庁に登録されているものだけで150以上もの神社があり、小さなものもカウントするとなんとその数は1000社を超えるそう。
まさに神々の宿る島ですね。 -
そんな中でこちらの月讀神社は三貴神である月読命を奉った、伊勢神宮の外宮にある月讀神社や内宮にある月夜見神社の本宮になり、神道発祥の地とも言われている日本最古の神社と言われています。
ちなみにほかの三貴神の天照大神は伊勢、素盞嗚尊は出雲にそれぞれ奉られました。
壱岐島を代表するパワースポットです。 -
約500mに渡るM字型をした清石浜海水浴場。
クロスして押し寄せる波が特徴の遠浅のビーチです。清石浜海水浴場 ビーチ
-
東海岸の八幡半島のほぼ先端にある「左京鼻」は壱岐を代表する景勝地のひとつです。
-
イチオシ
約1km続く断崖絶壁の先に海中から突き出る細い柱が連ねたような奇岩は「観音柱」と呼ばれている奇岩で、伝承によれば島が流されてしまわないように造った8本の柱の1つと言われているそうです。
左京鼻 自然・景勝地
-
今日のランチは隠岐で唯一の郷土料理のお店『うにめし食堂はらほげ』で。
朱蒙したのはこの店一押しの『はらほげ定食』うにめし食堂はらほげ グルメ・レストラン
-
名物のうにめしに地元の海で取れた鮮魚の刺身やサザエ壺焼きもついてる不動の人気メニューなのだそうですがこれで2640円は思い切り観光地価格。
この季節はうにの旬の時期ではないので味はいまいちでした。 -
『海女の里』八幡浦の海中に祀られている「はらほげ地蔵」。
満潮になると胸まで海に浸かるお地蔵さんで遭難した海女さんや鯨の供養のために祀られているそうです。はらほげ地蔵 名所・史跡
-
イチオシ
壱岐のモンサンミッシェルとも呼ばれている小島神社
普段はこのように海に浮かぶ島にある神社ですが、干潮時の前後、数時間だけ海から参道が現れて歩いて参拝することができるそうです。
明日の朝干潮なのでまた改めて来てみましょう。小島神社 寺・神社・教会
-
長崎県の一宮神社は壱岐と対馬に2社ずつあります。
壱岐の一宮のひとつがこちらの興神社
これでこうのじんじゃと読みます。 -
一の鳥居をくぐって参道をしばらく進むとこちらの二の鳥居がありその先に小さな祠が見ます。
-
一宮神社にしては無人だし一見神社に見えない小さな建物です。
かつてこの付近は壱岐国の国府があったとされていて、興には国府という意味があるそうです。 -
こちらは天手長比売神社跡。
壱岐の一宮である天手長男神社に合祀され鳥居と灯籠と階段を残すだけで階段を上った先には何もありませんでした。 -
その北側の山の上にarunoga]天手長男神社
これで『あまのたながおじんじゃ』
こちらも読み方が難しくて読めないですよね。天手長男神社 寺・神社・教会
-
参道は長い石段が続きます。
-
二の鳥居の先にまだ階段が続きます。
-
こちらも一宮神社らしからぬ小さな祠です。
ここも無人の神社なので御朱印はこちらの社の中に書置きがありました。
私は一宮神社巡りをしていて今回の2社参拝して67社。
新一宮を含めて全国に107社一宮神社がありますが、これで70社参拝しました。
山頂や離島の一宮が何社もあるので全社コンプリートするにはまだまだ時間がかかりそうですね。 -
最後に立ち寄ったのが壱岐で一番大きな神社の住吉神社。
壱岐島で神主さんがいいらっしゃるのはこちらの住吉神社と月読神社だけだそうです。住吉神社 寺・神社・教会
-
壱岐で唯一の官社の「住吉神社」。
大阪、下関、福岡の住吉神社と並ぶ「日本四大住吉」のひとつだそう。 -
平安から室町時代の貴重な文化財が数多く保存され、境内の神池からは、神鏡17面が発見されているそうです。
-
御神木の「夫婦クスノキ」を男性は左回り、女性は右回りに回ると良縁に恵まれると言われているそうです。
-
12月になると700年の歴史を持つ国の重要無形文化財「壱岐神楽」がここで開催され賑わうそうです。
-
島の古墳と神社巡りを終えホテルにチェックイン。
部屋は古い国民宿舎なのであまり期待していませんでしたがすべて和室で角部屋の少し大きな部屋でしたがすでに布団が敷かれていました。国民宿舎 壱岐島荘 宿・ホテル
-
まずは夕食時間まで温泉に入って自転車で走り回った疲れを癒しましょう。
-
まだチェックインしている人が少ないのか大浴場を独占してのんびり温泉に浸かることができました。
茶褐色の塩分濃度の濃いちょっとぬめりを持った温泉で、なかなかいい湯でした。 -
夕食は6時半からツアーの団体客は大食堂でしたが、個人の宿泊客はこじんまりとした部屋で静かに食事ができました。
-
イチオシ
メインは壱岐牛の陶板焼き
-
鯛のあら炊きやうにめしもついて宿泊料の割にはなかなか豪華な食事でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
JALどこかにマイル vol.3
-
前の旅行記
JALどこかにマイル 36回目は秋田へ 2日目 乳頭温泉秘湯巡りと秋田市内街歩き
2023/09/03~
田沢湖・乳頭温泉郷
-
次の旅行記
JALどこかにマイル 37回目は福岡 博多港からフェリーで壱岐島へ 2日目
2023/11/19~
壱岐
-
JALどこかにマイル 27回目は再び広島へ 2日目はうさぎの島大久野島と尾道水道エリアの散策
2022/06/18~
竹原
-
JALどこかにマイル 28回目は小松へ 1日目は那谷寺、永平寺の参拝と天空の城・越前大野城へ
2022/07/30~
永平寺・丸岡
-
JALどこかにマイル28回目は小松へ 2日目世界遺産五箇山・ひまわり畑の散策と氣多大社、総持寺祖院参拝
2022/07/30~
輪島
-
JALどこかにマイル 29回目はバースデーフライトで帯広へ 1日目 六花亭のガーデン・アート・グルメを楽しむ
2022/09/03~
帯広
-
JALどこかにマイル 29回目はバースデーフライトで帯広へ 2日目いけだワイン城とばんえい競馬を楽しむ
2022/09/03~
帯広
-
JALどこかにマイル30回目は宮崎へ 1日目 鵜戸神宮、都井岬、サンメッセ日南をドライブ
2022/10/01~
日南
-
JALどこかにマイル 30回目は宮崎 2日目 日本最大級の古墳群で古代のロマンを感じ、青島神社も参拝
2022/10/01~
宮崎市
-
JALどこかにマイル31回目は雪の旭川 1日目旭山動物園で動物たちとの触れ合いを楽しむ
2022/12/02~
旭川
-
JALどこかにマイル 31回目は雪の旭川 2日目 青い池は真っ白な世界
2022/12/02~
旭川
-
JALどこかにマイル32回目は熊本 1日目 雪の阿蘇と熊本のクリスマスマーケットを楽しむ
2022/12/24~
阿蘇
-
JALどこかにマイル32回目は熊本 2日目 久しぶりの水前寺公園と山鹿の街並み散策
2022/12/24~
山鹿
-
JALどこかにマイル 33回目は小松 初日 小松・金沢の街歩き
2023/01/21~
金沢
-
JALどこかにマイル 33回目は小松へ 2日目 金沢ミュージアムめぐり
2023/01/21~
金沢
-
JALどこかにマイル 34回目は釧路 初日 霧に霞む絶景スポット巡り
2023/04/08~
釧路
-
JALどこかにマイル 34回目は釧路 2日目は天候も回復し釧路湿原巡り
2023/04/08~
釧路
-
JALどこかにマイル 35回目は小松へ 1日目 歴史ある山代温泉古総湯でまったり温泉気分
2023/07/01~
山代温泉
-
JALどこかにマイル 35回目は小松 2日目 能登半島をドライブ
2023/07/01~
珠洲
-
JALどこかにマイル 36回目は秋田へ 1日目 抱返り渓谷散策と秘湯玉川温泉を楽しむ
2023/09/03~
田沢湖・乳頭温泉郷
-
JALどこかにマイル 36回目は秋田へ 2日目 乳頭温泉秘湯巡りと秋田市内街歩き
2023/09/03~
田沢湖・乳頭温泉郷
-
JALどこかにマイル 37回目は福岡 博多港からフェリーで壱岐島へ 1日目 古墳群と神社巡り
2023/11/19~
壱岐
-
JALどこかにマイル 37回目は福岡 博多港からフェリーで壱岐島へ 2日目
2023/11/19~
壱岐
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
壱岐(長崎) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ JALどこかにマイル vol.3
0
51