JALどこかにマイル　37回目は福岡　　博多港からフェリーで壱岐島へ　2日目

2023/11/19 - 2023/11/20

ここ数年、わずか7000マイルでＪＡＬの空旅の出来るどこかにマイルを使った旅にすっかりはまっています。
でも今年の4月頃から羽田発着の週末のどこかにマイルが利用できなくなり、なかなか思い通りに申し込みができない状態が続いていました。
そんな訳で今年は1月と7月に小松、4月に釧路、9月に秋田とまだ4度だけ。
11月の19，20の土日で2ヶ月ぶりに福岡・宇部山口・札幌・徳島の組み合わせで申し込みして、狙い通り行先が福岡に決まりました。
福岡は私にとって仕事で縁の深い場所。
過去に何度も出張を含め訪れているため、市内はスルーして空港から博多港に向かいフェリーで壱岐島にわたりました。
壱岐は古くから神の島と言われるほど神社や遺跡が多く、今回は減量もかねて島を電動アシスト付きのレンタサイクルで滞在中走り回りました。

エリア 壱岐(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 自転車 JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食を美味しく食べるためにホテル周辺を朝の散歩
周辺は壱岐島唯一の温泉郷の湯ノ元温泉の漁港の高台にあります。

高台にあるホテルの下は湯本漁港

ホテルのすぐ隣には赤い鳥居の続く伏見稲荷があります。

まもなく夜明けの時間

暫らく太陽が上がるまで山の上で待機

東の空が明るくなったものの結局太陽は見ることができず

ホテルにもどるとそろそろ朝食の開始時間です。

国民宿舎　壱岐島荘 宿・ホテル

朝食はバイキング
私はパン党ですがご飯しかありませんでした。

今日は11時15分に芦辺港より出航するフェリーに乗船予定なのでそれまでに動けるのは3時間足らず。
とりあえずレンタサイクルで昨日行けなかった猿岩へ。
全国各地に○○岩と呼ばれる奇岩が数えきれないほどありますが、これはまんま猿ですね。
見事な自然の造形でした。

猿岩 自然・景勝地

猿岩の近くにあった壱岐島で唯一残る戦争遺産の黒崎砲台跡。

黒崎砲台跡 名所・史跡

黒崎砲台の要塞砲には戦艦土佐や赤城の主砲が据えられ、対馬海峡を通過する艦船を攻撃するために昭和8年に設置されたそうです。
口径41cmのカノン砲2門を備えた砲台で、砲身の長さ18m、弾丸の重さ1t、最大射程距離35kmで、「東洋一」の射程距離と破壊力を誇っていたそうです。
でも一度試射されたものの、結局一度も実践で使われることなく解体されてしまったようです。

時間に限りがあるのでもう一か所昨日満潮で参拝できなかった壱岐島のモンサンミッシェル小島神社へ。
9時過ぎに到着しましたが干潮で参道が現れていました。

小島神社 寺・神社・教会

島の裏側に回ると神社に上る階段の手前に二の鳥居があります。

階段を上った先に小さな祠がありました。
太陽と月の引力によって神様に会える神秘のパワースポットとして人気です。

昨日来た時は満潮でこの鳥居の半分くらいまで水に浸かっていました。

壱岐島に上陸したときは郷ノ浦港でしたが帰りの船は芦辺港のターミナルから。

芦辺港フェリーターミナル 乗り物

こちらの停泊したままのフェリーはお役目を終えた船のようです。

11時5分に定刻通りに出港しました。

海は穏やかですね。

1時間ほどで玄海島付近を通過

2時間ほどで福岡の街が見えてきました。

壱岐の芦辺港を出港してから2時間20分ほどで博多港に到着しました。
帰りの飛行機の搭乗時間までは博岡市内を少しだけ観光します。

博多ポートタワー 名所・史跡

地下鉄でに乗って最初に向かったのは、福岡城にほど近い大濠公園

大濠公園 公園・植物園

目的は福岡市美術館でしたが月曜日は休館日で見ることができませんでした。

福岡市美術館 美術館・博物館

美術館は休館日でしたが屋外展示のこちらのバリー・フラナガンの『三日月の鐘の上を跳ぶ野うさぎ』を見ることができました。

福岡城の隣にある福岡県護国神社

福岡県護国神社 寺・神社・教会

明治維新から大東亜戦争・太平洋戦争までの国難に殉じた福岡県関係の戦没者約13万柱を祀っている神社です。
全国に数多くの護国神社がありますが、祀っている柱数は沖縄県護国神社に次いで2番目に多いそうです。

道向かいのある福岡城址
福岡は仕事とプライベートを含めると20回近く来ていますが、目の前を通り過ぎただけで訪れるのは初めてです。
多門櫓の下の入口から入ります。

天守閣跡の石垣の先にきれいに色づいているもみじが見えたので行ってみます。

福岡城趾 名所・史跡

もみじ　いい感じに色づいていますね。

天守閣跡からの福岡市内のパノラマ

銀杏の黄葉も進んでいますね。

こちらは黒田官兵衛が隠居した後の屋敷跡

その西側にはこちら再建された下之橋御門があります。

門の先にある潮見櫓は大正時代に一度旧黒田家別邸に移築され再びこちらに再移築されたものです。

地下鉄に乗って博多駅に行きそこからこちらの楽水園まで歩いてきました・

楽水園 名所・史跡

ここは明治の終わりに博多商人の下澤善右衛門親正が別荘を建てた跡地。

下澤善右衛門親正？？？
あまり聞きなれない名前ですが、父親の尚正と親子二代にわたり、家業と並んで福博の発展に貢献した人物だそうで、「楽水」は、親正の雅号なんだそうです。

すぐ目の前には筑前の国の一宮、住吉神社があります。

住吉神社 寺・神社・教会

約1,800年の歴史ある古社で、全国に2,129社ある住吉神社の中でも、最初の神社と云われていて、大阪の住吉大社、下関の住吉神社とともに日本三大住吉に数えられているそう。

博多駅に戻ると駅前はクリスマスイルミネーションが。

クリスマスマーケットも開催されています。

クリスマスマーケットのお店も軒を連ねています。
ホットワインやビールを飲みたいところですがまだ時間が早いので我慢です。

博多駅東口にある福岡県合同庁舎の前にあるTHE　BASICS　HUKUOKA
ここは室生の地域情報誌で見つけて美しい書庫のあるホテルということで興味があって見に来ました。

THE BASICS FUKUOKA 宿・ホテル

こちらがフロントロビーの円形の吹き抜けの書庫
確かに美しいですね。

福岡アクロスのビルの裏手にある天神中央公園では光の「フォレスト福岡」というイルミネーションをやっていました。

ＨＩＫＡＲＩ ＮＯ ＦＯＲＥＳＴ ＦＵＫＵＯＫＡ( 光のフォレスト福岡) 名所・史跡

福岡のクリスマスマーケットは従来JR博多駅前広場と福岡市役所西側ふれあい広場で開催していたそうですが、今年からクリスマスイベントといて規模が拡大され、3会場増えて5か所で開催されているそう。

新会場のひとつがこちらの天神中央公園で、クリスマスマーケットも開催されていました。

こちらはメインのシンボルツリー

夕食は福岡空港のそばのひらおで天ぷらを食べようと思っていましたが、天神アクロスの地下にひらおがあったのでここで食事をすることに。

天麩羅処ひらお アクロス店 グルメ・レストラン

以前はいかの塩辛は食べ放題でしたが、原加高騰のせいか今は小皿に盛られただけでした。
食事を得てこれから福岡空港へ向かいます。

お土産の博多とおりもんを買った後は出発までラウンジでまったり。
ここは缶ビール1本飲めるのでいいですね。
どこかにマイル福岡の旅は長崎県の壱岐島をメインに全行程を終了しました。
来月は青組のマイルで初の宮古島へ行く予定です。

ラウンジTIME ノース 空港ラウンジ