JALどこかにマイル　35回目は小松へ　　　1日目　歴史ある山代温泉古総湯でまったり温泉気分

2023/07/01 - 2023/07/02

ここ数年、わずか7000マイルでＪＡＬの空旅の出来るどこかにマイルを使った旅にすっかりはまっています。
でも5月頃から羽田発着の週末のどこかにマイルが全然申込できない状態が続き4月初めに釧路に行って以来3か月開いてしまいました。
そんな中ようやく7月最初の土日で熊本・北九州・小松・秋田の組み合わせが出たものの、何度クリックしても組み合わせは変わらず。
まあ、どこでもいいやと思い申し込んで決まった先は小松でした。
今年の1月33回目のどこかにマイルで小松に行ったときは能登半島は輪島までしか行けなかったので、今回は能登半島一周と山代温泉の歴史ある古総湯で日帰り入浴しよう。
そんな予定をたてて出かけました。
初日は小松空港に隣接する航空プラザと山代温泉の総湯と古総湯を楽しみました。

エリア 山代温泉(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JALのどこかにマイルも35回目になると行先はかなり重複していきます。
今年の1月も小松でしたが、どこかにマイルで小松は今回3度目になります。

そうなると定番の金沢はスルーして今回は能登半島の周遊と山代温泉の日帰り入浴を予定しています。
ここ2カ月ほど週末のどこかにマイル全く取れなかったのでさぞや飛行機も混雑していると思いきや、小松の始発便はガラガラです。

今回も富士山の見える窓際の席を確保。
離陸して間もなく大きな弧の虹が見えました。
この後富士山上空は雲が厚く何も見えませんでした。

実質40分ほどのフライトで小松空港に到着。
恐竜がお出迎えです。

小松空港 (小松飛行場) 空港

予約していたレンタカーは空港から5分ほどのところでしたが、車を確保して再び空港方面へ。
最初に向かった先は空港に隣接する空港プラザ。
天気予報は2日間晴れでしたがまだ雨が降っています。

航空プラザ 美術館・博物館

空港プラザは石川県の県立の無料で見学できる航空機の博物館です。

見て聞いてさわれる体験型の博物館なんです。

こちらはフライトシュミレーター。
１回２００円でセスナ・F15・旅客機・ヘリコプター・ピッツ・ビジネスジェットの操縦気分を味わうことができます。

こちらは約３０年間飛び続け２０１９年３月に運航終了したＢー７４７政府専用機の貴賓室を再現したもの。

こちらは管制塔のシュミレーター
こちらは無料でした。

館内には小型飛行機からジェット戦闘機まで１７機の実機の展示と多数の模型やパネル、簡単な風洞装置などを使って航空機の歴史や仕組み、飛行の原理などをわかりやすく解説しています。

戦闘機の操縦席なんてなかなか見る機会ないですよね。

さすがに操縦席には座れませんがこんなに身近で見ることができます。

次の目的地山代温泉に向かう途中ちょっと寄り道
小松市滝ケ原町は、建物や墓石、寺社石造物に使われる滝ヶ原石の産地で石切り場があります。
その滝ヶ原石を使った、明治時代後期から昭和初期に架橋された5つの石橋が現存しているとの事で見に行きました。
でも川に降りる降り口がなく横からしか見ることができないのでアーチ橋の全貌を見ることができませんでした。

正面の山の中腹にぽっかりと空いた人工的な穴
これが西山石切り場跡で入口を閉鎖されているため近くに行くことができません。
天保年間より昭和の中頃まで稼働していたそうですが現在は使用されていません。

次に向かった先は山代温泉。
725年に行基上人が、白山からの帰路に羽を休める八咫烏を見つけ、手を浸したところ温泉を発見したという伝説が残されている開湯1300年の歴史ある古湯です。

山代温泉 古総湯(共同浴場) 温泉

明治時代の総湯を復元したのがこちらの「古総湯」。
こけら葺きの屋根と二階の窓が印象的な外観の建物で、内部はステンドグラスが湯船に鮮やかな光をおとし、壁は拭き漆、足元には九谷焼のタイルが貼られています。

私が入った時は貸し切り状態で一人でこの贅沢な温泉を堪能できました。
入浴方法も当時の湯あみのスタイルで、浴室にはカラン・シャワーなどの設備はなく、かけ湯をして湯船につかるだけになります。
別個に入るとそれぞれ490円の入湯料ですが2館共通券を買えば700円で2つの温泉を楽しめます。

2階には男女別の休憩コーナーもあります。

そして目の前にあるのがもうひとつの総湯。
古総湯にはカランやシャワーがないので最初に総湯で体をきれいにしてから古総湯に入浴するのがお勧めです。

山代温泉 総湯(共同浴場) 温泉

1階にある売店を併設した休憩コーナーでは山代温泉名物の温泉卵や坂まんじゅうを食べることができます。

総湯の入口にはかの魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の門があります。

総湯の隣に立派な門のある薬王院温泉寺があります。

薬王院温泉寺 寺・神社・教会

平安時代末期に薬師如来が祀られている薬王院温泉寺の基礎を築いたと言われる明覚上人により七堂伽藍が建立され、山代温泉は大いに賑わったそうです。

その隣にある服部神社
山代温泉の守り神の山代日子命と、機織りの神・天羽鎚雄神、白山神社の菊理媛神が祀られています。

神社の社史によると今から1300年ほど前の和銅年間に、宗像大神を祀る宗像神社の工女がこの地にやってきて機織りや裁縫の技術を伝え、機織りの神さま・天羽鎚雄神を祀ったとされているそう。

境内には樹齢200年御超える巨木もあってなかなか立派な神社でした。

明治の終わりから昭和30年代の晩年まで、篆刻家、画家、 陶芸家、書道家、漆芸家、料理家・美食家などの様々な顔を持って美を極めた芸術家、北大路 魯山人。

その魯山人が大正4年の秋から約半年間山代温泉の旅館の刻字看板を彫るために逗留された場所がこちらのいろは草庵。
今回は時間がなかったので表から眺めただけでした。

魯山人寓居跡いろは草庵 美術館・博物館

次に向かった先は南砺市にある越中の国の一宮高瀬神社。

高瀬神社 寺・神社・教会

縁結びにご利益のある人気の神社です。

通常一之宮神社は一つの国に一社のはずですが、なぜか富山県内だけでも雄山神社、射水神社、気多神社、そしてここ高瀬神社と4社もあります。

越中の国は隣の新潟県の一部も含まれていて弥彦神社や居多神社、天津神社と3社あるので全部で7社もあって一体どうなっているの？
そんな感じですね。

境内には願を書いた風鈴だ沢山ぶら下がっていました。

次に向かった先は晴雨海岸の手前にあった氣多神社
こちらも4つある越中の国の一宮神社の一つです。

氣多神社 寺・神社・教会

今から1300年程前の養老年間に行基が創建したとされる歴史ある神社。

能登の一の宮の気多大社から越中一ノ宮として勧請したとも言われているそうです。

次に向かった先は立山連峰を海越しに見ることができる絶景スポットの雨晴海岸

義経岩 名所・史跡

本当ならばこの海の向こうにくっきりと立山連峰が見えるのですが、雨のせいか全く見えません。

雨宿りを兼ねて道の駅雨晴へ

道の駅 雨晴 道の駅

2階の絶景カフェでフレンチトーストとコーヒーで一休み

カフェ イソミ テラス グルメ・レストラン

雨が強くなってきたので今宵のホテルロイヤルホテル能登へ向かいました。
予定よりもちょっと早く着きすぎたため近くの漁港のそばの夕日に絶景スポットへ

雨はやんだものの今日は夕日は期待できないですね。

これって灯台かな？

今期に能登の旅で予約した宿はダイワロイネットホテル系のロイヤルホテル能登
築後50年を経過した古いリゾートホテルですが、部屋は広く天然温泉の露天風呂やサウナもあって快適でした。

メルキュール能登リゾート＆スパ 宿・ホテル

今回は朝夕食お土産月プランで一人利用で12500円とリーズナブル
90分飲み放題も1500円で追加。

夕食は能登牛の陶板焼きと前菜プレートのついたハーフバイキング

能登牛の陶板焼きは肉が柔らかで美味しかったです。

握り寿司はヒラメのえんがわとのどぐろ炙りとサーモンの3種類

焼物はのどぐろ

ご当地グルメはハットンライス
チョット食べ過ぎ
いつもならこの後部屋飲みですが、今日は飲み放題でしこたま飲んだにのででこの日はおとなしく温泉に入って寝ました。