2022/04/30 - 2022/04/30
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+mo2さん
4月29日に開幕した「写真と絵画-セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」に行ってきました。石橋財団コレクションと現代美術家が共演する、アーティゾン美術館の展覧会「ジャム・セッション」の第3弾です。
たくさん写真を撮ったので、自分の記録用に3部にわけてアップします(1年後となっていまいましたが・・・)
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セクション V.「鈴木理策 ―絵画を生きたものにすること/交わらない視線」
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このセクションの最初のパートに鈴木は、「絵画を生きたものにすること」とタイトルをつけ、ピエール・ボナールの「ヴェルノン付近の風景」1929年など、写真的なイメージのある絵画作品が選んでいます。
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ピエール・ボナール「ヴェルノン付近の風景」1929年
ボナールは、ゴーガンと象徴主義の影響下に結成されたナビ派(ヘブライ語で「預言者」)の一員として画業を開始した後、1900年代以降は日常生活の中に題材を求め、色彩の効果を追求する独自の画境を切り開きました。この作品の舞台であるセーヌ川沿いの街ヴェルノン近郊には、「マ・ルロット(私の家馬車)」と自ら名づけた、この時期のボナールの家がありました。草木の緑が正方形の画面を縁取るように配される一方で、明度の異なる多様な色彩が隅々まで注意深く組織された画面には、活気と緊張がみなぎっています。 -
鈴木理策「知覚の感光板 18, PS-344」2018年
1963年和歌山県新宮市生まれ。東京綜合写真専門学校研究科卒業。地理的移動と時間的推移の可視化を主題にシークエンスで構成した第一写真集『KUMANO』を1998年に刊行。 -
鈴木理策「知覚の感光板 18, PS-345」2018年
一貫して「見ること」への問題意識に基づき、熊野、サント=ヴィクトワール山、桜、雪、花、ポートレート、水面等のテーマで撮影を続け、展覧会や写真集により作品発表を重ねています。 -
鈴木理策「りんご21」2021年
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鈴木理策「りんご21」2021年
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鈴木理策「りんご21」2021年
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鈴木理策「Still Life 21, ST-112」2021年
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鈴木理策「Still Life 21, ST-127」2021年
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鈴木理策「Still Life 21, ST-125」2021年
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鈴木理策「Still Life 21, ST-128」2021年
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ピエール・ボナール「桃」1920年
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このセクションのもうひとつのテーマは「交わらない視線」。これは鈴木の肖像画のシリーズと絵画の関係を示しています。鈴木の「ミラー・ポートレート」は、モデルが自身の姿を見つめる姿をハーフミラー越しに撮影した肖像写真の連作です。撮影者の存在を消すことによって、見る・見られるという関係から解放されたポートレートとなっています。これらは、鏡にうつる自分を描いたエドゥアール・マネの「自画像」1878-79年をはじめとしたコレクションの自画像、肖像画とともに展示されます。
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エドゥアール・マネ「自画像」1878-79年
この作品の暗い無地の背景は、当時パリで流行していたスペイン絵画からの影響を感じさせます。マネの鋭い眼差しや、赤みが差した頰や耳など、顔の部分はていねいに仕上げられています。その一方で上着やズボンには大胆な筆あとが残されています。男性の上着では襟の右側が左側の上に重なるのがふつうですが、この作品では、襟の合わせが左右逆になっています。それはマネが鏡を見て描いたために起きた現象で、鏡像では左右が反転します。この頃から不自由になり始めた左脚を支脚にすることはあり得ませんでした。そのため、この自画像でも右脚で身体を支えています。画家という職業がわかるように絵筆やパレットを持つこともなく、両手をポケットに入れて立つ自分の姿のみを描く態度には、一種の決意を感じます。この作品はとても私的なもので、マネは親しい人にしか見せなかったとも言われています。 -
鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-34」「Mirror Portrait RMP16, T-14」他 2016年
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岸田劉生「麗子坐像」1920年
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鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-40A」2016年
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鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-38A」2016年
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鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-41」「Mirror Portrait RMP16, T-21B」 2016年
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岸田劉生「画家の妻」1914年
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鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-42A」「Mirror Portrait RMP17, D-15」2017年
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エジプト(ファイユーム)「ミイラの顔面覆い肖像画」1世紀-2世紀
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岡田三郎助「婦人像」1907年
岡田三郎助が、1907(明治40)年の東京勧業博覧会で、1等賞を受けた作品です。鼓を締め合わせた紫色の紐に因み、当初は「紫調べ」と題されました。元禄風の豪華な着物をまとい、髷を結う婦人は、鼓を今まさに打ち鳴らそうとしています。背景には撫子と流水の配された琳派風の?風が描かれました。三越呉服店の経営にかかわり、元禄模様のブームの火付け役となった高橋義雄に依頼されたこの作品には、高橋の妻千代子が描かれています。三越呉服店の新柄陳列会のポスターや切手の原画として使用されたため、広く知られるところとなりました。 -
鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-26」他2016年
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ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル「若い女の頭部」
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古賀春江「自画像」1916年
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鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-54」2016年「Mirror Portrait RMP17, D-6」2017年
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鈴木理策「Mirror Portrait RMP16, T-35A」「Mirror Portrait RMP16, T-55」他 2016年
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ジョルジュ・ビゴー「日本の女」
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エドゥアール・ヴュイヤール「鏡の前」1924年頃
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アルベルト・ジャコメッティ「歩く人」
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ここではまたアルベルト・ジャコメッティの絵画、素描、彫刻が鈴木の作品とともに展示されています。ジャコメッティの見えるものを見える通りに描き、かたちづくり、つくられたものの本質に迫る姿勢は、鈴木が撮影している時「今見ていること」を伝えようとする姿勢と重なります。
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アルベルト・ジャコメッティ「矢内原」1958年
ジャコメッティはモデルの肖像をつぶさに描き出すのではなく、自身との距離によって条件付けられた対象の見え方をそのまま表すことを目指していました。灰色の立ち込めた画面の中でも、頭部、そして胸部に見られる筆でかき消した跡は、画家が直面し続けた困難を物語ります。同時に、頭部の構造を明瞭にとらえた線は、絵画的な技術の問題を超えて、対象を限りなく純粋な造形として把握しようとするジャコメッティの並外れた目の働きを示しています。 -
セクション Ⅵ.「雪舟」
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柴田敏雄「グランドクーリーダム、ダグラス郡(ワシントン州)」1996年
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雪舟「四季山水図」 室町時代 15世紀
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鈴木理策「White 07, H-17」「White 07, H-18」2007年
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