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☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している<br />“福島・四季・彩々”は回を重ねPart,107になりました。<br />単独ネタにするには写真が少なかったり<br />あまり脈絡がないネタだったり、<br />それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で<br />福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありません。<br />共通は無いと言いながら今回も近隣の春の山野草を中心にご紹介します。<br /><br /><br />山野草は1か所でたくさんの種類を見られる場合もありますが<br />殆どは自生場所も見頃も違うのでその山野草ごとに見頃を予想し<br />それぞれの自生地に小まめに足を運ぶ必要があります。<br />一応過去のメモ書きと今年の気候を総合的に判断しますが<br />外れる事など日常茶飯事、すぐ近くなら出直しもありですが<br />往復1時間もかかる場所で予想が外れると<br />それはもう酷く落ち込みます。<br />でも満開の花に出会えたときはそんな苦労など一瞬で吹き飛んでしまうほど<br />心が躍ります。<br />山野草の花は私にとって無くてはならない心のビタミン剤です。<br />

◆福島・四季・彩々・Part107~晩春の候

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2022/05/11 - 2022/05/23

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旅行記グループ 福島・四季・彩々

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j-ryu

j-ryuさん

☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ねPart,107になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったり、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありません。
共通は無いと言いながら今回も近隣の春の山野草を中心にご紹介します。


山野草は1か所でたくさんの種類を見られる場合もありますが
殆どは自生場所も見頃も違うのでその山野草ごとに見頃を予想し
それぞれの自生地に小まめに足を運ぶ必要があります。
一応過去のメモ書きと今年の気候を総合的に判断しますが
外れる事など日常茶飯事、すぐ近くなら出直しもありですが
往復1時間もかかる場所で予想が外れると
それはもう酷く落ち込みます。
でも満開の花に出会えたときはそんな苦労など一瞬で吹き飛んでしまうほど
心が躍ります。
山野草の花は私にとって無くてはならない心のビタミン剤です。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />大滝川渓谷で昨年群全見つけたウラシマソウ(浦島草/サトイモ科テンナンショウ属)の自生地に行ってきました(5/11)<br />今まで郡山市西部の里山で何度か見ましたが大滝川渓谷では初めてです。<br />福島県ではあちこちに隔離分布していますが<br />そうそう目にする機会は無いので絶対数は少ないと思われます。<br /><br />それにしても、この草地は毎年訪れているのに<br />どうして見つけられなかったんだろう?<br />私の目が節穴だったってことか?(--〆)。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    大滝川渓谷で昨年群全見つけたウラシマソウ(浦島草/サトイモ科テンナンショウ属)の自生地に行ってきました(5/11)
    今まで郡山市西部の里山で何度か見ましたが大滝川渓谷では初めてです。
    福島県ではあちこちに隔離分布していますが
    そうそう目にする機会は無いので絶対数は少ないと思われます。

    それにしても、この草地は毎年訪れているのに
    どうして見つけられなかったんだろう?
    私の目が節穴だったってことか?(--〆)。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />ウラシマソウは北海道南部から本州、九州の一部も分布する球根植物で、<br />主に山間の林床や人里近い林下に多く見られます。<br />苞の中から伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、<br />その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて<br />浦島草と名付けられました。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    ウラシマソウは北海道南部から本州、九州の一部も分布する球根植物で、
    主に山間の林床や人里近い林下に多く見られます。
    苞の中から伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、
    その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて
    浦島草と名付けられました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />地下にはサトイモに似た大きな球根があり、春にめを出し10枚前後の葉を<br />傘のように広げ、黒褐色の苞を開きます。<br />この苞は水芭蕉と同じように「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれます。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    地下にはサトイモに似た大きな球根があり、春にめを出し10枚前後の葉を
    傘のように広げ、黒褐色の苞を開きます。
    この苞は水芭蕉と同じように「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれます。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />本来の花は、付属体(釣り糸)の下につき、そのままの状態では見えません。<br />成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物として<br />知られています。<br /><br />雄花から雌花への花粉の受粉は虫媒でキノコバエの仲間よって行われます。<br />雄性の仏炎苞の開口部から進入したキノコバエは雄花群から出された花粉を身にまとい、仏炎苞下部にある隙間から脱出することができるが、<br />雌性の仏炎苞ではキノコバエが脱出できる隙間がなく、<br />開口部から進入したキノコバエは雌花群をうろつく間に授粉させられ、<br />最後は脱出できずに死んでしまう恐ろしい植物です(^^;)。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    本来の花は、付属体(釣り糸)の下につき、そのままの状態では見えません。
    成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物として
    知られています。

    雄花から雌花への花粉の受粉は虫媒でキノコバエの仲間よって行われます。
    雄性の仏炎苞の開口部から進入したキノコバエは雄花群から出された花粉を身にまとい、仏炎苞下部にある隙間から脱出することができるが、
    雌性の仏炎苞ではキノコバエが脱出できる隙間がなく、
    開口部から進入したキノコバエは雌花群をうろつく間に授粉させられ、
    最後は脱出できずに死んでしまう恐ろしい植物です(^^;)。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />寄り添った2株の仏炎苞がそれぞれ反対方向を向いているのが<br />興味深いですね。<br />同じ方向を向く株もあるのでおそらく偶然だと思います。<br />仏炎苞の色が方や焦げ茶で方や赤茶と若干違います。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    寄り添った2株の仏炎苞がそれぞれ反対方向を向いているのが
    興味深いですね。
    同じ方向を向く株もあるのでおそらく偶然だと思います。
    仏炎苞の色が方や焦げ茶で方や赤茶と若干違います。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />葉は秋までには落葉し、タネができた花茎は、<br />房状に赤く完熟した果実をつけて、そのまま晩秋のころまで残り、<br />冬には倒れて、球根の状態で休眠します。<br />秋に球根のわきに小さな球根をたくさんできて増えますが、<br />元の親球根は5年程度で枯れるようです。<br /><br />この草地では10株ほど自生していました。<br />いったいどこからやって来たのだろう?<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    葉は秋までには落葉し、タネができた花茎は、
    房状に赤く完熟した果実をつけて、そのまま晩秋のころまで残り、
    冬には倒れて、球根の状態で休眠します。
    秋に球根のわきに小さな球根をたくさんできて増えますが、
    元の親球根は5年程度で枯れるようです。

    この草地では10株ほど自生していました。
    いったいどこからやって来たのだろう?

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />ウラシマソウの花(仏炎苞)は葉っぱの下で咲くので<br />人間の立った姿勢では見つけにくいですが、<br />ヤツデのような葉の切れ込みが他のテンナンショウ属より多いのが特徴です。<br />なのでまずはこの特徴的な葉を見つけるのが先決かも。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    ウラシマソウの花(仏炎苞)は葉っぱの下で咲くので
    人間の立った姿勢では見つけにくいですが、
    ヤツデのような葉の切れ込みが他のテンナンショウ属より多いのが特徴です。
    なのでまずはこの特徴的な葉を見つけるのが先決かも。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />ウラシマソウはテンナンショウ属の一つで<br />下記で紹介するマムシグサの仲間です。<br />この仲間は半日陰のジメジメしたような、それこそマムシが<br />出てきそうな林床に自生しているので不気味だと忌嫌う人も多い植物です。<br />でも山野草好きの間ではけっこう人気のある植物で<br />同じ品種でも色違いとか、斑入りとか、<br />ちょっとした違いでも集めている収集家は多いんですよ。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    ウラシマソウはテンナンショウ属の一つで
    下記で紹介するマムシグサの仲間です。
    この仲間は半日陰のジメジメしたような、それこそマムシが
    出てきそうな林床に自生しているので不気味だと忌嫌う人も多い植物です。
    でも山野草好きの間ではけっこう人気のある植物で
    同じ品種でも色違いとか、斑入りとか、
    ちょっとした違いでも集めている収集家は多いんですよ。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)<br /><br />3本の花が咲いていたのですが<br />私が一つ間違って折ってしまいました(--〆)。<br />不気味がられる花ですが逆光気味に仏炎苞を透かして見ると<br />けっこう美しい色なんですよ。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ウラシマソウ(浦島草)

    3本の花が咲いていたのですが
    私が一つ間違って折ってしまいました(--〆)。
    不気味がられる花ですが逆光気味に仏炎苞を透かして見ると
    けっこう美しい色なんですよ。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カラスビシャク(烏柄杓)<br /><br />我が家に庭のカラスビシャク(烏柄杓/サトイモ科ハンゲ属)です。<br />植えたものでは無く毎年勝手に現れます(^-^;。<br /><br />カラスビシャクは北海道~九州まで広範囲に自生し稲作伝来の頃、東アジアから伝わった史前帰化植物の可能性が強いそうです。<br />形状はテンナンショウ属のウラシマソウに似ますが苞の中の柱状の花序がその背面で苞と癒合する点などが違うので別属になるようです。<br />テンナンショウ属やハンゲ属の中では最も丈夫で、<br />一度進出するとムカゴで増えるので抜いても抜いても毎年顔をだすほど<br />生命力旺盛です。<br /><br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カラスビシャク(烏柄杓)

    我が家に庭のカラスビシャク(烏柄杓/サトイモ科ハンゲ属)です。
    植えたものでは無く毎年勝手に現れます(^-^;。

    カラスビシャクは北海道~九州まで広範囲に自生し稲作伝来の頃、東アジアから伝わった史前帰化植物の可能性が強いそうです。
    形状はテンナンショウ属のウラシマソウに似ますが苞の中の柱状の花序がその背面で苞と癒合する点などが違うので別属になるようです。
    テンナンショウ属やハンゲ属の中では最も丈夫で、
    一度進出するとムカゴで増えるので抜いても抜いても毎年顔をだすほど
    生命力旺盛です。


  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カラスビシャク(烏柄杓)<br /><br />珍妙な名前の由来は、花の形(仏炎苞)を柄杓に見立てて、人が使うには小さいのでカラスの名をあてて、カラスビシャクの名になったとか。<br />植物では役に立たないものやまがい物をイヌ〇〇〇と名付ける場合が多いですが、カラスも似たような意味合いの接頭語のようです。<br />じゃあ、なぜイヌビシャクではなくカラスビシャクになったのでしょうね(^-^;。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カラスビシャク(烏柄杓)

    珍妙な名前の由来は、花の形(仏炎苞)を柄杓に見立てて、人が使うには小さいのでカラスの名をあてて、カラスビシャクの名になったとか。
    植物では役に立たないものやまがい物をイヌ〇〇〇と名付ける場合が多いですが、カラスも似たような意味合いの接頭語のようです。
    じゃあ、なぜイヌビシャクではなくカラスビシャクになったのでしょうね(^-^;。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)<br /><br />福島県の南部や茨城県境周辺ではマムシグサの仲間の<br />ミミガタテンナンショウ(耳形天何星/サトイモ科テンナンショウ属)が自生しています。<br />葉が展開する前に花=「仏炎苞」が展開するのが<br />大きな特徴です。<br />「仏炎苞」はエンジ色が多い感じです。<br />仏炎苞の中程が外側に少し反っている部分をも耳に見立てた命名のようです。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)

    福島県の南部や茨城県境周辺ではマムシグサの仲間の
    ミミガタテンナンショウ(耳形天何星/サトイモ科テンナンショウ属)が自生しています。
    葉が展開する前に花=「仏炎苞」が展開するのが
    大きな特徴です。
    「仏炎苞」はエンジ色が多い感じです。
    仏炎苞の中程が外側に少し反っている部分をも耳に見立てた命名のようです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~マムシグサ(蝮草)<br /><br /><br />テンナンショウ属はマムシグサとも呼ばれ、世界に150種、日本には30種ほどあるそうですが分類の仕方や呼び名が未だ確定していないようです。<br />ミミガタテンナンショウと一般的なマムシグサは外観は瓜二つですがミミガタテンナンショウの仏炎苞は葉より上にありマムシグサは同じくらいの高さです。<br />マムシグサはテンナンショウ(天南星)とも呼ばれ<br />「仏炎苞(ぶつえんほう)」は黒紫や赤茶色、黄緑と様々で<br />縦縞も特徴ですが黒系の場合縦縞は目立たないこともあります。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~マムシグサ(蝮草)


    テンナンショウ属はマムシグサとも呼ばれ、世界に150種、日本には30種ほどあるそうですが分類の仕方や呼び名が未だ確定していないようです。
    ミミガタテンナンショウと一般的なマムシグサは外観は瓜二つですがミミガタテンナンショウの仏炎苞は葉より上にありマムシグサは同じくらいの高さです。
    マムシグサはテンナンショウ(天南星)とも呼ばれ
    「仏炎苞(ぶつえんほう)」は黒紫や赤茶色、黄緑と様々で
    縦縞も特徴ですが黒系の場合縦縞は目立たないこともあります。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~左・ヒトツバテンナンショウ&<br />右・ヒロハテンナンショウ<br /><br />〇ヒトツバテンナンショウ(一葉天南星/サトイモ科テンナンショウ属)は<br />本州中部以北の湿り気のある山中の半日陰に自生。<br />大きな葉が1枚(小葉は7~9)で仏炎苞は白緑色。<br />内面の中央近くに八の字濃紫色の斑紋があるのが最大の特徴で仏炎苞の中の付属体は細い棒状で、先は斜め前に曲がっています。<br /><br /><br />〇ヒロハテンナンショウ(広葉天南星/サトイモ科テンナンショウ属)は<br />主に日本海側の湿り気のある落葉樹林下や川沿いなどに自生。<br />大きな葉が1枚でヒトツバテンナンショウに似ますが<br />小葉に柄がなく葉が広めです。<br />最大の違いは内面の中央近くに八の字濃紫色の斑紋がありません。<br />また仏炎苞の中の付属体はヒトツバテンナンショウよりは太く真っ直ぐです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~左・ヒトツバテンナンショウ&
    右・ヒロハテンナンショウ

    〇ヒトツバテンナンショウ(一葉天南星/サトイモ科テンナンショウ属)は
    本州中部以北の湿り気のある山中の半日陰に自生。
    大きな葉が1枚(小葉は7~9)で仏炎苞は白緑色。
    内面の中央近くに八の字濃紫色の斑紋があるのが最大の特徴で仏炎苞の中の付属体は細い棒状で、先は斜め前に曲がっています。


    〇ヒロハテンナンショウ(広葉天南星/サトイモ科テンナンショウ属)は
    主に日本海側の湿り気のある落葉樹林下や川沿いなどに自生。
    大きな葉が1枚でヒトツバテンナンショウに似ますが
    小葉に柄がなく葉が広めです。
    最大の違いは内面の中央近くに八の字濃紫色の斑紋がありません。
    また仏炎苞の中の付属体はヒトツバテンナンショウよりは太く真っ直ぐです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ムサシアブミ(武蔵鐙)<br /><br />これは我が家のムサシアブミ(武蔵鐙/サトイモ科テンナンショウ属)<br />多くの資料には関東以西~四国、九州、沖縄に自生するとありますが<br />福島県でもいわき市などに自生します。<br />ただ私はまだ出会ったことが無いので苗を買って植えたものです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ムサシアブミ(武蔵鐙)

    これは我が家のムサシアブミ(武蔵鐙/サトイモ科テンナンショウ属)
    多くの資料には関東以西~四国、九州、沖縄に自生するとありますが
    福島県でもいわき市などに自生します。
    ただ私はまだ出会ったことが無いので苗を買って植えたものです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ムサシアブミ(武蔵鐙)<br /><br />地面から立ち上がる第一の葉柄の途中から二番目の葉柄が分岐し、<br />その途中から花柄が伸びる。<br />葉柄上端には先が細くなった三枚の葉(小葉)をつける3出複葉です。<br />花柄は葉柄よりも短い。<br />花(仏炎苞)の形が鐙に似ていること、<br />武蔵の国でつくられた鐙が良質であったことから武蔵鐙と<br />呼ばれるようになったそうです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ムサシアブミ(武蔵鐙)

    地面から立ち上がる第一の葉柄の途中から二番目の葉柄が分岐し、
    その途中から花柄が伸びる。
    葉柄上端には先が細くなった三枚の葉(小葉)をつける3出複葉です。
    花柄は葉柄よりも短い。
    花(仏炎苞)の形が鐙に似ていること、
    武蔵の国でつくられた鐙が良質であったことから武蔵鐙と
    呼ばれるようになったそうです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)<br /><br />隣り村の川沿いの林縁でカザグルマが見頃を迎えました(5/15)。<br />カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州~九州北部の<br />木漏れ日さす森や林縁などやや湿った場所に自生します。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    隣り村の川沿いの林縁でカザグルマが見頃を迎えました(5/15)。
    カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州~九州北部の
    木漏れ日さす森や林縁などやや湿った場所に自生します。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)<br /><br />カザグルマは私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが<br />里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし<br />なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。<br />我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種になっています。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    カザグルマは私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが
    里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし
    なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。
    我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種になっています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)<br /><br />ハナビラに見えるのはガクでキンポウゲ科に多き見られる特徴です。<br />テッセンやクレマチスと混同されますが<br />テッセンは中国原産でハナビラ(ガク)は6枚ですが<br />カザグルマは8枚です。<br />カザグルマやテッセンが欧州に渡り品種改良された園芸種を<br />クレマチスと呼びます。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    ハナビラに見えるのはガクでキンポウゲ科に多き見られる特徴です。
    テッセンやクレマチスと混同されますが
    テッセンは中国原産でハナビラ(ガク)は6枚ですが
    カザグルマは8枚です。
    カザグルマやテッセンが欧州に渡り品種改良された園芸種を
    クレマチスと呼びます。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)<br /><br />カザグルマの花色(ガク)は西日本では薄紫が多いようですが<br />東日本では白が多く当地では100%白花です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    カザグルマの花色(ガク)は西日本では薄紫が多いようですが
    東日本では白が多く当地では100%白花です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)<br /><br />園芸種のクレマチスの多くは江戸末期にシーボルトなどが<br />日本のカザグルマや中国のテッセンを欧州に持ち帰り<br />交配や品種改良で現在の華やかなクレマチスが生まれました。<br />欧州には小型のハンショウズルの仲間は自生していましたが<br />カザグルマの花の大きさにはきっと驚いたことでしょう。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    園芸種のクレマチスの多くは江戸末期にシーボルトなどが
    日本のカザグルマや中国のテッセンを欧州に持ち帰り
    交配や品種改良で現在の華やかなクレマチスが生まれました。
    欧州には小型のハンショウズルの仲間は自生していましたが
    カザグルマの花の大きさにはきっと驚いたことでしょう。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)<br /><br />カザグルマは旧枝咲きなので前年の伸びた枝に花を咲かせ、<br />基本的には1年に1回しか開花しないので<br />下刈りで枝を切り詰められると花が咲かないことになります。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~カザグルマ(風車)

    カザグルマは旧枝咲きなので前年の伸びた枝に花を咲かせ、
    基本的には1年に1回しか開花しないので
    下刈りで枝を切り詰められると花が咲かないことになります。

  • ☆カザグルマ・レットデータ<br /><br />※日本レットデータ検索より<br />http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&amp;q=06<br /><br />カザグルマは35都府県で絶滅危惧種に指定されています。<br />灰色=絶滅<br />赤=絶滅危惧種1類<br />オレンジ=絶滅危惧種2類<br />黄=準絶滅危惧種<br />白=自生せず、その他

    ☆カザグルマ・レットデータ

    ※日本レットデータ検索より
    http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&q=06

    カザグルマは35都府県で絶滅危惧種に指定されています。
    灰色=絶滅
    赤=絶滅危惧種1類
    オレンジ=絶滅危惧種2類
    黄=準絶滅危惧種
    白=自生せず、その他

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br />町内の里山(雑木林)でキンランが見頃を迎えていました。<br />キンランは北海道以外の本州、四国、九州、朝鮮、中国東部に分布し<br />山や丘陵のやや渇いた草地や林下に自生します。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    町内の里山(雑木林)でキンランが見頃を迎えていました。
    キンランは北海道以外の本州、四国、九州、朝鮮、中国東部に分布し
    山や丘陵のやや渇いた草地や林下に自生します。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br /><br />草丈30-70cmの茎の先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の<br />明るく鮮やかな黄色の花を総状につけます。<br />花は全開しないものも多く、晴天にならないと半開き状態のままです。<br />花弁は5枚で3裂する唇弁には赤褐色の隆起がありますが、<br />赤くない唇弁もあります。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)


    草丈30-70cmの茎の先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の
    明るく鮮やかな黄色の花を総状につけます。
    花は全開しないものも多く、晴天にならないと半開き状態のままです。
    花弁は5枚で3裂する唇弁には赤褐色の隆起がありますが、
    赤くない唇弁もあります。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br /><br />数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが<br />キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため<br />自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、<br />栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。<br />保護するにはキンランだけではなく<br />自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)


    数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが
    キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため
    自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、
    栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
    保護するにはキンランだけではなく
    自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

  • ☆キンランのレッドデータ<br /><br />※日本レッドデータ検索システムより<br />http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&amp;q=06&amp;t=&amp;cd=&amp;subn=%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3<br /><br />キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが<br />全国的にみても45都府県で<br />絶滅危惧種に指定され,<br />秋田、山形、岩手、群馬、長野、埼玉、東京、山梨、長崎では<br />絶滅危惧種1類です。

    ☆キンランのレッドデータ

    ※日本レッドデータ検索システムより
    http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&q=06&t=&cd=&subn=%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3

    キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが
    全国的にみても45都府県で
    絶滅危惧種に指定され,
    秋田、山形、岩手、群馬、長野、埼玉、東京、山梨、長崎では
    絶滅危惧種1類です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br />ヤフオクやメルカリでキンランの苗が出品されることが稀にあります。<br />おそらく山で採取したものを出品したと思われますが<br />専門家でも栽培は困難だと言われているのに<br />安易な金儲けに憤りを感じます。<br />キンランの生態を知っていれば採取したり<br />購入したりしないと思うのですが<br />そういう人たちは本当の山野草好きではないと思います。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    ヤフオクやメルカリでキンランの苗が出品されることが稀にあります。
    おそらく山で採取したものを出品したと思われますが
    専門家でも栽培は困難だと言われているのに
    安易な金儲けに憤りを感じます。
    キンランの生態を知っていれば採取したり
    購入したりしないと思うのですが
    そういう人たちは本当の山野草好きではないと思います。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br />キンランやギンラン、ササバギンランは花が中々全開しません。<br />気温が高く晴天の日は開花しやすいですが、<br />それでも株全部の花が全開することは殆ど無いと思います。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    キンランやギンラン、ササバギンランは花が中々全開しません。
    気温が高く晴天の日は開花しやすいですが、
    それでも株全部の花が全開することは殆ど無いと思います。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)&ササバギンラン(笹葉銀蘭)<br /><br />キンランと並んでササバギンランも咲いていました。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)&ササバギンラン(笹葉銀蘭)

    キンランと並んでササバギンランも咲いていました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ササバギンラン(笹葉銀蘭)<br /><br />ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)は<br />その名のように葉が細長い笹型で<br />花と同じ高さまでスーっと伸びています。<br />よく似た花のギンラン(写真下)の葉は、完全に花の下なのが<br />見極めのポイントです。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ササバギンラン(笹葉銀蘭)

    ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)は
    その名のように葉が細長い笹型で
    花と同じ高さまでスーっと伸びています。
    よく似た花のギンラン(写真下)の葉は、完全に花の下なのが
    見極めのポイントです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ササバギンラン(笹葉銀蘭)<br /><br />ササバギンランもキンランと同じように花があまり全開しません。<br />今まで下の花から上の花まで全部が開いているのを見たことがありません。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ササバギンラン(笹葉銀蘭)

    ササバギンランもキンランと同じように花があまり全開しません。
    今まで下の花から上の花まで全部が開いているのを見たことがありません。

  • ☆ササバギンランのレッドデータ<br /><br />※日本レッドデータ検索システムより<br />http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&amp;q=06050326622<br /><br />20都府県で絶滅危惧種に指定されています。<br />宮崎は灰色なので絶滅種になっていますね。

    ☆ササバギンランのレッドデータ

    ※日本レッドデータ検索システムより
    http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06050326622

    20都府県で絶滅危惧種に指定されています。
    宮崎は灰色なので絶滅種になっていますね。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ギンラン(銀蘭)<br /><br />キンランやササバギンラン咲く里山ではギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)も<br />咲き出していました。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ギンラン(銀蘭)

    キンランやササバギンラン咲く里山ではギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)も
    咲き出していました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ギンラン(銀蘭)<br /><br />ギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)の草丈は10~20cmと<br />キンランやササバギンランより小型で花もあまり全開しません。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ギンラン(銀蘭)

    ギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)の草丈は10~20cmと
    キンランやササバギンランより小型で花もあまり全開しません。

  • ☆ギンランのレッドデータ<br /><br />※日本レッドデータ検索システムより<br />http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&amp;q=06&amp;t=&amp;cd=&amp;subn=%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3<br /><br />ギンランは39都府県で絶滅危惧種に指定されています。

    ☆ギンランのレッドデータ

    ※日本レッドデータ検索システムより
    http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&q=06&t=&cd=&subn=%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3

    ギンランは39都府県で絶滅危惧種に指定されています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)<br /><br />郊外の林縁でノダフジ(野田藤/マメ科フジ属)が花盛りでした。<br />ノダフジ?<br />これって普通に良く見るフジじゃないの?<br />はい、普通のフジです。<br /><br />日本に自生するフジには本州~九州に分布するノダフジと<br />本州中部地方以西・四国・九州に分布するヤマフジがあり<br />一般的にフジと呼ばれているのはノダフジです。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    郊外の林縁でノダフジ(野田藤/マメ科フジ属)が花盛りでした。
    ノダフジ?
    これって普通に良く見るフジじゃないの?
    はい、普通のフジです。

    日本に自生するフジには本州~九州に分布するノダフジと
    本州中部地方以西・四国・九州に分布するヤマフジがあり
    一般的にフジと呼ばれているのはノダフジです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)<br /><br />ノダフジは本州・四国・九州の温帯から暖帯に、低山地や平地の林に自生します。<br />低山地や平地の林縁、崖、林の中などに普通に見られ古くから観賞用として、<br />庭園などにも植栽されています。<br />ヤマフジより花序(房)が長く、蔓は右巻きなのが特徴です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    ノダフジは本州・四国・九州の温帯から暖帯に、低山地や平地の林に自生します。
    低山地や平地の林縁、崖、林の中などに普通に見られ古くから観賞用として、
    庭園などにも植栽されています。
    ヤマフジより花序(房)が長く、蔓は右巻きなのが特徴です。

  • ☆ヤマフジ(山藤/マメ科フジ属)<br /><br />ヤマフジも日本固有種[で、本州中部地方以西・四国・九州の山野に自生します。<br />蔓は左巻きで花序(房)はノダフジより短いのが特徴です。

    ☆ヤマフジ(山藤/マメ科フジ属)

    ヤマフジも日本固有種[で、本州中部地方以西・四国・九州の山野に自生します。
    蔓は左巻きで花序(房)はノダフジより短いのが特徴です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)<br /><br />ノダフジ(野田藤)の名前の由来は、摂津国野田村(現在の大阪市)の地名に由来する。野田村は「吉野の桜、高尾のもみじ、野田の藤」と言われるほど<br />フジの名所であったそうです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    ノダフジ(野田藤)の名前の由来は、摂津国野田村(現在の大阪市)の地名に由来する。野田村は「吉野の桜、高尾のもみじ、野田の藤」と言われるほど
    フジの名所であったそうです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)<br /><br />園芸用に品種改良されるのは主に花序が長く見栄えの良いノダフジで<br />中には1mもの長さになるものもあります。<br />ノダフジもヤマフジも日本の固有種で<br />中国にはシナフジ、米国にはアメリカフジがあります。<br />ヤマフジは乾燥に強いので欧州に多く栽培されています。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    園芸用に品種改良されるのは主に花序が長く見栄えの良いノダフジで
    中には1mもの長さになるものもあります。
    ノダフジもヤマフジも日本の固有種で
    中国にはシナフジ、米国にはアメリカフジがあります。
    ヤマフジは乾燥に強いので欧州に多く栽培されています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)<br /><br />シナフジは日本のフジと似ているのでぱっと見では<br />見極めは難しそうですが、アメリカフジは明らかに花序(房)が短く<br />団子状の丸みがあるので一目瞭然です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    シナフジは日本のフジと似ているのでぱっと見では
    見極めは難しそうですが、アメリカフジは明らかに花序(房)が短く
    団子状の丸みがあるので一目瞭然です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ノダフジ(野田藤)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />隣り村の里山の草地でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)も<br />見頃になりました。<br />ホタルカズラは日本各地の明るい山林に自生しますが、<br />数はあまり多くないようです。<br />佐賀では絶滅し、東京、石川、愛知、宮崎、長崎では絶滅危惧種1類、<br />他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。<br />町内でも3ヶ所ほど確認していますが<br />隣り村のこの自生地が私が知っている最大の群生です。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    隣り村の里山の草地でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)も
    見頃になりました。
    ホタルカズラは日本各地の明るい山林に自生しますが、
    数はあまり多くないようです。
    佐賀では絶滅し、東京、石川、愛知、宮崎、長崎では絶滅危惧種1類、
    他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
    町内でも3ヶ所ほど確認していますが
    隣り村のこの自生地が私が知っている最大の群生です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />ホタルカズラはルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と<br />同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが<br />時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。<br />でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ホタルカズラはルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と
    同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
    時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
    でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで<br />ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ<br />地を這うように増えていきます。<br />このランナーを蔓(つる)とみなし青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
    ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
    地を這うように増えていきます。
    このランナーを蔓(つる)とみなし青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。<br />いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。<br />日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
    いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。
    日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />ホタルカズラは決して弱い植物では無いのですが<br />草丈が低いので他の植物が覆いつくされると<br />次第に消えてしまいます。<br />定期的に下刈りされる草地や、少なくとも春の芽出しから開花までは<br />陽が良く当たる環境に自生します。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ホタルカズラは決して弱い植物では無いのですが
    草丈が低いので他の植物が覆いつくされると
    次第に消えてしまいます。
    定期的に下刈りされる草地や、少なくとも春の芽出しから開花までは
    陽が良く当たる環境に自生します。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />ホタルカズラは草丈が低いので<br />他の植物に覆われてしまう恐れがあります。<br />でもホタルカズラの作戦は強かで<br />もし他の植物に覆われても地下茎で繋がっているので<br />下刈りには強い特徴もあります。<br />さらにそのランナー(匍匐茎)が切られても節々で根を張ることができるので<br />生き残れる可能性が高くなります。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ホタルカズラは草丈が低いので
    他の植物に覆われてしまう恐れがあります。
    でもホタルカズラの作戦は強かで
    もし他の植物に覆われても地下茎で繋がっているので
    下刈りには強い特徴もあります。
    さらにそのランナー(匍匐茎)が切られても節々で根を張ることができるので
    生き残れる可能性が高くなります。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)<br /><br />名前の由来はやや薄暗い森の中でも<br />鮮やかな青い花が蛍の光のように見えることからだそうです。<br />蛍の光は青くないと思うのですが<br />言わんとすることはなんとなく分かります。<br />野暮な揚げ足取りは止めておきましょう。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    名前の由来はやや薄暗い森の中でも
    鮮やかな青い花が蛍の光のように見えることからだそうです。
    蛍の光は青くないと思うのですが
    言わんとすることはなんとなく分かります。
    野暮な揚げ足取りは止めておきましょう。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)<br /><br />ホタルカズラ咲く林の林縁ではオオカメノキの花が見頃でした。<br />オオカメノキ(大亀の木/レンプクソウ科ガマズミ属)は<br />北海道~九州に分布する落葉低木。別名で、ムシカリともよばれます。<br />以前は ガマズミ科やスイカズラ科に分類されていました。<br />私のような古い人間は最新の分類体系に中々付いていけません(^-^;。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)

    ホタルカズラ咲く林の林縁ではオオカメノキの花が見頃でした。
    オオカメノキ(大亀の木/レンプクソウ科ガマズミ属)は
    北海道~九州に分布する落葉低木。別名で、ムシカリともよばれます。
    以前は ガマズミ科やスイカズラ科に分類されていました。
    私のような古い人間は最新の分類体系に中々付いていけません(^-^;。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)<br /><br />名前の由来は葉が亀の甲羅に似るところによります。<br />見えなくも無いって程度かな(^-^;。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)

    名前の由来は葉が亀の甲羅に似るところによります。
    見えなくも無いって程度かな(^-^;。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)<br /><br />花の構造は中央に粒粒の両性花が咲き、その周りに咲いているのは<br />装飾花です。<br />アジサイやカナボクと同じような咲き方です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)

    花の構造は中央に粒粒の両性花が咲き、その周りに咲いているのは
    装飾花です。
    アジサイやカナボクと同じような咲き方です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)<br /><br />夏には赤い実がやや疎らになります。<br />花といい、赤い実といいカンボク(肝木)とそっくりですが<br />葉っぱが明らかに違います。<br />オオカメノキは葉先が鋭い小判型ですが<br />カンボクはカエデのような葉の形をしています。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~オオカメノキ(大亀の木)

    夏には赤い実がやや疎らになります。
    花といい、赤い実といいカンボク(肝木)とそっくりですが
    葉っぱが明らかに違います。
    オオカメノキは葉先が鋭い小判型ですが
    カンボクはカエデのような葉の形をしています。

  • ☆羽鳥湖高原のカンボク(肝木) ※2021/6/8 撮影<br /><br />こちらはオオカメノキの花とそっくりな<br />カンボク(肝木/レンプクソウ科ガマズミ属)の花。<br />沖縄を除く日本全国に自生するガマズミの仲間です。<br />でも冷涼な気候を好むので中部地方以北の山地の湿った場所に<br />多く自生します。<br />別名は鳥喰ずとか嫁殺しと呼ばれ、真冬でも赤い実をつけています。

    ☆羽鳥湖高原のカンボク(肝木) ※2021/6/8 撮影

    こちらはオオカメノキの花とそっくりな
    カンボク(肝木/レンプクソウ科ガマズミ属)の花。
    沖縄を除く日本全国に自生するガマズミの仲間です。
    でも冷涼な気候を好むので中部地方以北の山地の湿った場所に
    多く自生します。
    別名は鳥喰ずとか嫁殺しと呼ばれ、真冬でも赤い実をつけています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)<br /><br />町郊外の里山の草地では<br />ヒメハギヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が花盛りです。<br /><br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    町郊外の里山の草地では
    ヒメハギヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が花盛りです。


  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)<br /><br />ヒメハギはハギの名が付いていますが、<br />秋に咲くマメ科の萩の仲間ではなくヒメハギ科ヒメハギ属。<br />草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり<br />枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ヒメハギはハギの名が付いていますが、
    秋に咲くマメ科の萩の仲間ではなくヒメハギ科ヒメハギ属。
    草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり
    枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)<br /><br />写真はクローズアップで撮っているのでヒメハギだと分かりますが<br />草地に伏せるように咲いていると咲いていることさえ気付かないかも。<br />気付いたとしてもスミレと見間違ってしまうほどです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    写真はクローズアップで撮っているのでヒメハギだと分かりますが
    草地に伏せるように咲いていると咲いていることさえ気付かないかも。
    気付いたとしてもスミレと見間違ってしまうほどです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)<br /><br />ヒメハギの花は構造が複雑なので簡単に説明すると<br />左右に一番大きく開いているのはガク片で<br />中央に3つの花ビラがあり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。<br />舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると<br />シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。<br />オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ヒメハギの花は構造が複雑なので簡単に説明すると
    左右に一番大きく開いているのはガク片で
    中央に3つの花ビラがあり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
    舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
    シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
    オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~白花ヒメハギ(白花姫萩)<br /><br />ヒメハギの花色は紫色だけですが<br />稀に写真のような白花も自生しています。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~白花ヒメハギ(白花姫萩)

    ヒメハギの花色は紫色だけですが
    稀に写真のような白花も自生しています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)<br /><br />ヒメハギ科にはヒメハギの他には<br />カキノハグサ (柿の葉草/ヒメハギ科ヒメハギ属)しかありません。<br />マメ科のような花で葉っぱが柿の葉に似ているので<br />柿の葉草と呼ばれています。<br />分布地は中部地方西部、近畿、静岡県とかなり限定的なので<br />もちろん私は実物は見たことがありません。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ヒメハギ(姫萩)

    ヒメハギ科にはヒメハギの他には
    カキノハグサ (柿の葉草/ヒメハギ科ヒメハギ属)しかありません。
    マメ科のような花で葉っぱが柿の葉に似ているので
    柿の葉草と呼ばれています。
    分布地は中部地方西部、近畿、静岡県とかなり限定的なので
    もちろん私は実物は見たことがありません。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br />ヒメハギ咲く里山でもキンランが咲いていました。<br />キンランも里地里山型の植物で人間と少なからず因果関係があります。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    ヒメハギ咲く里山でもキンランが咲いていました。
    キンランも里地里山型の植物で人間と少なからず因果関係があります。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)<br /><br />キンランは明るい草地や林床林縁などに自生しますが<br />里山に人の手が入らないと里山は荒れて藪状態になります。<br />そうすると草丈の低いキンランのような植物は<br />薮の下になってしまい、太陽が当たらず次第に消えてしまいます。<br /><br />昔は囲炉裏や煮炊き風呂焚きなどに柴(雑木の小枝)や落ち葉を<br />里山から採ってきたので里山が藪に覆われることなどありませんでしたが<br />電気やガスの普及で柴や落ち葉は不要になり<br />里山が放棄され里地里山型の植物が生き辛くなっています。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)

    キンランは明るい草地や林床林縁などに自生しますが
    里山に人の手が入らないと里山は荒れて藪状態になります。
    そうすると草丈の低いキンランのような植物は
    薮の下になってしまい、太陽が当たらず次第に消えてしまいます。

    昔は囲炉裏や煮炊き風呂焚きなどに柴(雑木の小枝)や落ち葉を
    里山から採ってきたので里山が藪に覆われることなどありませんでしたが
    電気やガスの普及で柴や落ち葉は不要になり
    里山が放棄され里地里山型の植物が生き辛くなっています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)&ササバギンラン(笹葉銀蘭)<br /><br />キンランとササバギンランが仲良く並んで咲いていました。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~キンラン(金蘭)&ササバギンラン(笹葉銀蘭)

    キンランとササバギンランが仲良く並んで咲いていました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ササバギンラン(笹葉銀蘭)<br /><br />ササバギンランやギンラン、キンランも唇弁にわずかに色があタイプと<br />全く無いタイプがあります。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ササバギンラン(笹葉銀蘭)

    ササバギンランやギンラン、キンランも唇弁にわずかに色があタイプと
    全く無いタイプがあります。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br /><br />我が家の黒花イヨカズラ(ガガイモ科カモメズル属)が見頃になりました。<br />イヨカズラは関東以西~九州、薩南諸島、小笠原諸島に分布し海岸近くの<br />乾いた草地、林縁などに自生します。<br />イヨカズの多くは白花ですが小豆色タイプを黒花イヨカズラと呼びます。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

    我が家の黒花イヨカズラ(ガガイモ科カモメズル属)が見頃になりました。
    イヨカズラは関東以西~九州、薩南諸島、小笠原諸島に分布し海岸近くの
    乾いた草地、林縁などに自生します。
    イヨカズの多くは白花ですが小豆色タイプを黒花イヨカズラと呼びます。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br /><br />福島県でも自生例はあるようで絶滅危惧種1類に指定されています。<br />それだけレアってこともあり、私はまだ野生種を見たことがありません。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

    福島県でも自生例はあるようで絶滅危惧種1類に指定されています。
    それだけレアってこともあり、私はまだ野生種を見たことがありません。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br /><br />昔ならそんな希少な植物は図鑑などで見るしかありませんでしたが<br />近年はメルカリやヤフオク、ラクマ、PayPayフリマなど<br />素人が簡単に売買できるサイトがたくさんあり、<br />比較的簡単にそして安価に実物が買えるようになりました。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

    昔ならそんな希少な植物は図鑑などで見るしかありませんでしたが
    近年はメルカリやヤフオク、ラクマ、PayPayフリマなど
    素人が簡単に売買できるサイトがたくさんあり、
    比較的簡単にそして安価に実物が買えるようになりました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br /><br />山野草は本来自力で発見するのが楽しみなのですが<br />絶滅危惧種だったり、元々分布していない山野草は<br />自宅近くで見つけるのはほぼ不可能です。<br />不可能なら購入した方が手っ取り早いってこともあり<br />私もけっこうNet販売を利用していて<br />クロバナイヨカズラもその中の一つです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

    山野草は本来自力で発見するのが楽しみなのですが
    絶滅危惧種だったり、元々分布していない山野草は
    自宅近くで見つけるのはほぼ不可能です。
    不可能なら購入した方が手っ取り早いってこともあり
    私もけっこうNet販売を利用していて
    クロバナイヨカズラもその中の一つです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)<br /><br />玄人好みの渋い花ですが、山野草好きはその素朴さに惹かれる人が多いと思います。<br />簡単に手に入るのはありがたいことですが、<br />本来の分布地以外で繁殖するのは自然に反するので<br />あくまで自宅での栽培にとどめ、移出しないよう注意が必要だと思います。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~黒花イヨカズラ(黒花伊予蔓)

    玄人好みの渋い花ですが、山野草好きはその素朴さに惹かれる人が多いと思います。
    簡単に手に入るのはありがたいことですが、
    本来の分布地以外で繁殖するのは自然に反するので
    あくまで自宅での栽培にとどめ、移出しないよう注意が必要だと思います。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~アオキ(青木)<br /><br />科は全く違いますが黒花イヨカズラと良く似ている花に<br />アオキ(青木/ミズキ科アオキ属)の花があります。<br /><br />名前のように常緑で一年中緑色なのでアオキと呼ばれます。<br />北海道南部~沖縄まで自生する日本の固有種で<br />日陰に強い植木として庭園にもよく利用され<br />秋~冬には楕円形の真っ赤な実を付けるので<br />現在では欧米でも人気があります。<br />雄花と雌花があり、この写真は雄花です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~アオキ(青木)

    科は全く違いますが黒花イヨカズラと良く似ている花に
    アオキ(青木/ミズキ科アオキ属)の花があります。

    名前のように常緑で一年中緑色なのでアオキと呼ばれます。
    北海道南部~沖縄まで自生する日本の固有種で
    日陰に強い植木として庭園にもよく利用され
    秋~冬には楕円形の真っ赤な実を付けるので
    現在では欧米でも人気があります。
    雄花と雌花があり、この写真は雄花です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~アオキ(青木)<br /><br />花色も花の大きさも黒花イヨカズラと良く似ている青木の花ですが、<br />ようく見るとアオキは4弁花で黒花イヨカズラは5弁花なので<br />間違うことは無いでしょう。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~アオキ(青木)

    花色も花の大きさも黒花イヨカズラと良く似ている青木の花ですが、
    ようく見るとアオキは4弁花で黒花イヨカズラは5弁花なので
    間違うことは無いでしょう。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)<br /><br />Netのフリマで買った山野草つながりで今度はイワカラクサ(岩唐草)を<br />ご覧下さい。<br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)

    Netのフリマで買った山野草つながりで今度はイワカラクサ(岩唐草)を
    ご覧下さい。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)<br /><br />見た目も名前もいかにも日本の山野草っぽいですが<br />欧州のピレネー山脈やヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生える<br />オオバコ科イワカラクサ属の多年草です。<br />サクラソウをとても小さくしたようなとても可愛らしい花です。<br /><br />自生地からしても日本の夏の高温は苦手ですので、開花後の夏越しは容易ではありません。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)

    見た目も名前もいかにも日本の山野草っぽいですが
    欧州のピレネー山脈やヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生える
    オオバコ科イワカラクサ属の多年草です。
    サクラソウをとても小さくしたようなとても可愛らしい花です。

    自生地からしても日本の夏の高温は苦手ですので、開花後の夏越しは容易ではありません。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)<br /><br />でも分布地からも分かるように寒さには強いけでど<br />暑さには弱い植物なので、果たして福島の夏を乗り越えられるかどうか(^-^;。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)

    でも分布地からも分かるように寒さには強いけでど
    暑さには弱い植物なので、果たして福島の夏を乗り越えられるかどうか(^-^;。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)<br /><br />この苗は北海道の方から買ったので<br />北海道の夏越しは大丈夫なようで、<br />どのくらいの暑さに耐えらえるのかが問題です。<br />来年もこの旅行記で紹介できなかったら<br />枯れたと思って下さい(--〆)。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)

    この苗は北海道の方から買ったので
    北海道の夏越しは大丈夫なようで、
    どのくらいの暑さに耐えらえるのかが問題です。
    来年もこの旅行記で紹介できなかったら
    枯れたと思って下さい(--〆)。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~イワカラクサ(岩唐草)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)<br /><br />Netのフリマつながりでミヤマハナシノブ(深山花忍/ミヤマハナシノブ科ミヤマハナシノブ属)もご覧下さい。<br />本州の高山の沢沿いや湿った草地に自生します。<br />名前は葉っぱがシダの仲間のシノブに似て深山に咲くことに由来します。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)

    Netのフリマつながりでミヤマハナシノブ(深山花忍/ミヤマハナシノブ科ミヤマハナシノブ属)もご覧下さい。
    本州の高山の沢沿いや湿った草地に自生します。
    名前は葉っぱがシダの仲間のシノブに似て深山に咲くことに由来します。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)<br /><br />ライトブルーのとても美しい花ですが、盗掘や登山者による踏みつけなどで<br />年々減少し環境省の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている貴重な山野草です。<br />もちろん私は3000m級の高山登山などしたこちがありませんが、<br />可憐で美しい花に憧れを持っていました。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)

    ライトブルーのとても美しい花ですが、盗掘や登山者による踏みつけなどで
    年々減少し環境省の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている貴重な山野草です。
    もちろん私は3000m級の高山登山などしたこちがありませんが、
    可憐で美しい花に憧れを持っていました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)<br /><br />とても貴重な花ですが、なんと苗も種もNetフリマで販売されているんです。<br />種(50粒)が送料込みで¥434,苗が送料込みで¥1074。<br />高いか安いかはこの花への思い入れによると思いますが、<br />私は両方とも購入し苗の方は6月に開花し、<br />種も発芽し順調に育っています。<br />自分が行けない高山の絶滅危惧種が我が家の庭で見られるんですから<br />良い時代になりました(^^ゞ。<br />でも本当は3000級の高山に努力して登って見てこその感動でしょう。<br />種の発芽率は案外良く、この株が来年開花するのか楽しみです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)

    とても貴重な花ですが、なんと苗も種もNetフリマで販売されているんです。
    種(50粒)が送料込みで¥434,苗が送料込みで¥1074。
    高いか安いかはこの花への思い入れによると思いますが、
    私は両方とも購入し苗の方は6月に開花し、
    種も発芽し順調に育っています。
    自分が行けない高山の絶滅危惧種が我が家の庭で見られるんですから
    良い時代になりました(^^ゞ。
    でも本当は3000級の高山に努力して登って見てこその感動でしょう。
    種の発芽率は案外良く、この株が来年開花するのか楽しみです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)<br /><br />北海道には亜種のエゾノハナシノブがありますが<br />素人目には見極めできません(^-^;。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~ミヤマハナシノブ(深山花忍)

    北海道には亜種のエゾノハナシノブがありますが
    素人目には見極めできません(^-^;。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />大滝川渓谷ではウリノキ(瓜の木/ミズキ科ウリノキ属)が<br />ひっそりと花盛りでした。<br />ウリノキは北海道~西南諸島、東アジアに広く分布し<br />山あいの谷筋などに自生します。<br />一度見たら絶対忘れないような個性的な花ですが、<br />大きな葉っぱの下に隠れるように咲くので、<br />気付かず見過ごされやすい花です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    大滝川渓谷ではウリノキ(瓜の木/ミズキ科ウリノキ属)が
    ひっそりと花盛りでした。
    ウリノキは北海道~西南諸島、東アジアに広く分布し
    山あいの谷筋などに自生します。
    一度見たら絶対忘れないような個性的な花ですが、
    大きな葉っぱの下に隠れるように咲くので、
    気付かず見過ごされやすい花です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />ウリノキの葉です。<br />瓜の葉に似ています??<br />花は葉の影に隠れるように咲いていますが<br />この写真は花が分かりやすいように撮影の時だけ<br />表に引き出しました。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ウリノキの葉です。
    瓜の葉に似ています??
    花は葉の影に隠れるように咲いていますが
    この写真は花が分かりやすいように撮影の時だけ
    表に引き出しました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />花は一斉に咲かず一つずつポツポツと開花します。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    花は一斉に咲かず一つずつポツポツと開花します。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />細長い蕾が熟すと先端が6つに割れて<br />ハナビラとなりくるくるとカールしていきます。<br />黄色いのがオシベで細長いバネのようなものがメシベです。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    細長い蕾が熟すと先端が6つに割れて
    ハナビラとなりくるくるとカールしていきます。
    黄色いのがオシベで細長いバネのようなものがメシベです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />私は好きな花の一つなので毎年撮影しに出向きますが<br />一般的にはあまり知られていない花です。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    私は好きな花の一つなので毎年撮影しに出向きますが
    一般的にはあまり知られていない花です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />ヒラタアブが花粉を求めてやってきました。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ヒラタアブが花粉を求めてやってきました。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />ウリノキは日本全土の山間部に広く自生し<br />他には葉の切れ込みが深いものをモミジウリノキといい、西日本に多い。<br />また、葉が全縁のものはシマウリノキといい、九州南部~沖縄に分布します。<br />モミジウリノキは東日本にも自生するそうですが<br />私はまだ見たことがありません。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ウリノキは日本全土の山間部に広く自生し
    他には葉の切れ込みが深いものをモミジウリノキといい、西日本に多い。
    また、葉が全縁のものはシマウリノキといい、九州南部~沖縄に分布します。
    モミジウリノキは東日本にも自生するそうですが
    私はまだ見たことがありません。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)<br /><br />写真で見る限りモミジウリノキもシマウリノキも花の形は同じですが<br />シマウリノキのオシベはオレンジ色に近い黄色のようです。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    写真で見る限りモミジウリノキもシマウリノキも花の形は同じですが
    シマウリノキのオシベはオレンジ色に近い黄色のようです。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ウリノキ(瓜の木)

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)<br /><br />大滝川渓谷近くの林縁ではトリガタハンショウヅルも咲いていました。<br />トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)は<br />主に関東以西~四国・北部九州のやや湿り気のある山地林縁林下などに自生しますが、福島県でもあちこちに隔離分布しています。<br />高知県の鳥形山で発見されたのでトリガタのようですが<br />その高知県では準絶滅危惧種に指定されています。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)

    大滝川渓谷近くの林縁ではトリガタハンショウヅルも咲いていました。
    トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)は
    主に関東以西~四国・北部九州のやや湿り気のある山地林縁林下などに自生しますが、福島県でもあちこちに隔離分布しています。
    高知県の鳥形山で発見されたのでトリガタのようですが
    その高知県では準絶滅危惧種に指定されています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)<br /><br />トリガタハンショウヅルは林下の低木に絡みつき<br />花は白で葉の下に下向きに咲くので<br />よほど注意深く探さないと見つけずらい花です。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)

    トリガタハンショウヅルは林下の低木に絡みつき
    花は白で葉の下に下向きに咲くので
    よほど注意深く探さないと見つけずらい花です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)<br /><br />半鐘とは昔、火事の際鳴らされた鐘のことで花の形が似ているので付けられた名前です。<br />でも半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に<br />言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。<br />いや、すでに若者は言葉そのものを知らないかも(^_^;)。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)

    半鐘とは昔、火事の際鳴らされた鐘のことで花の形が似ているので付けられた名前です。
    でも半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に
    言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。
    いや、すでに若者は言葉そのものを知らないかも(^_^;)。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)<br /><br />隣り村の山中でトリガタハンショウヅルより半月ほど遅れて<br />ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)が見頃になりました。<br />ハンショウヅルは本州~九州の里山~山地の林縁など明るい場所で樹木などに絡まりながら成長する蔓植物です。<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)

    隣り村の山中でトリガタハンショウヅルより半月ほど遅れて
    ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)が見頃になりました。
    ハンショウヅルは本州~九州の里山~山地の林縁など明るい場所で樹木などに絡まりながら成長する蔓植物です。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)<br /><br />全国的にはそう珍しくはないようですが<br />当地では何故か絶滅危惧種のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属以上に希少でこの周辺の山でしか見たことがありません。

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)

    全国的にはそう珍しくはないようですが
    当地では何故か絶滅危惧種のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属以上に希少でこの周辺の山でしか見たことがありません。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)<br /><br />昔、火事の際鳴らされた鐘(半鐘)の形に似ているので付けられた名前ですが<br />半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に<br />言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。<br /><br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)

    昔、火事の際鳴らされた鐘(半鐘)の形に似ているので付けられた名前ですが
    半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に
    言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。


  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)

  • ◎クレマティス・アルピナ(キンポウゲ科センニンソウ属 2019/6/22(土)  <br /><br />イタリアアルプスのドロミテ・ミズリーナ湖畔でみつけたクレマティス・アルピナ<br />日本のカザグルマとハンショウズルの中間のような花で<br />この形をチューリップ咲きと言います。<br />日本でもこれを品種改良した園芸種が出回り人気があります。<br />少しお高いですが私も苗を植えました。<br />来春咲くといいなと願っています。<br /><br />

    ◎クレマティス・アルピナ(キンポウゲ科センニンソウ属 2019/6/22(土)  

    イタリアアルプスのドロミテ・ミズリーナ湖畔でみつけたクレマティス・アルピナ
    日本のカザグルマとハンショウズルの中間のような花で
    この形をチューリップ咲きと言います。
    日本でもこれを品種改良した園芸種が出回り人気があります。
    少しお高いですが私も苗を植えました。
    来春咲くといいなと願っています。

  • ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)<br /><br /><br />これで◆福島・四季・彩々・Part107~晩春の候はお仕舞です。<br />いつも最後までご覧下さりありがとうございます。<br />そして、いいねもありがとうございます。<br /><br /><br />新型コロナのオミクロンba5が全国的に感染爆発状態になってきました。<br />私は感染が下火になってきた5月中旬に6月の北海道・礼文&利尻旅行を<br />予約し無事楽しんできました。<br />本当はGo to travelの第2弾を期待していたのですが、<br />いつ始まるか未定だったので痺れを切らせ決行しましたが、<br />今振り返ればいい時期に旅行できたと胸をなでおろしています。<br /><br />その後、北海道は天候不順気味になり新型コロナも拡大し始め<br />今月計画している人はかなり心配だろうと思います。<br />これも運なのかどうなのかは分かりませんが<br />コロナの時代になり旅行計画も難しを実感しています。<br />早く安心して旅行ができるよう願うばかりです。<br /><br /><br />ではまた。 j-ryu<br /><br />

    ☆福島・四季・彩々~晩春の候~~ハンショウヅル(半鐘蔓)


    これで◆福島・四季・彩々・Part107~晩春の候はお仕舞です。
    いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
    そして、いいねもありがとうございます。


    新型コロナのオミクロンba5が全国的に感染爆発状態になってきました。
    私は感染が下火になってきた5月中旬に6月の北海道・礼文&利尻旅行を
    予約し無事楽しんできました。
    本当はGo to travelの第2弾を期待していたのですが、
    いつ始まるか未定だったので痺れを切らせ決行しましたが、
    今振り返ればいい時期に旅行できたと胸をなでおろしています。

    その後、北海道は天候不順気味になり新型コロナも拡大し始め
    今月計画している人はかなり心配だろうと思います。
    これも運なのかどうなのかは分かりませんが
    コロナの時代になり旅行計画も難しを実感しています。
    早く安心して旅行ができるよう願うばかりです。


    ではまた。 j-ryu

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  • 琉球熱さん 2022/07/18 23:11:08
    ミヤマハナシノブ
    j-ryuさん、こんにちは
    いつもありがとうございます

    ミヤマハナシノブ、びっくり!
    先日北岳で見てきましたが、自生地はかなり限定されると聞いていました
    福島でも見られるとは!

    それにしても、これまでに撮りためた山野草の写真
    植物図鑑にできるんじゃないでしょうか?
    植物の名前や科目はわからず、外見上の特長で探す場合が多いと思うので、色や花弁の枚数等々をキーワードにして検索できるようなデータベースにすれば、利用者はかなりの数になるんじゃないですか?
        #単に自分がその恩恵に預かりたいだけ(笑)

    通常の図鑑やネット上のその類のサイトは、写真の点数が少ない場合も多々
    それに比べると、j-ryuさんは角度を変え、全体や細部も撮影されているので、同定作業には大助かりだと思います

    ---------琉球熱--------

    j-ryu

    j-ryuさん からの返信 2022/07/19 15:58:51
    Re: ミヤマハナシノブ
    琉球熱さん、こんにちは。

    いつもご来訪&コメント&いいね、ありがとうございます。

    >ミヤマハナシノブ、びっくり!
    先日北岳で見てきましたが、自生地はかなり限定されると聞いていました
    福島でも見られるとは!

    ≫そうでしょ、私もまさか状態です(笑)
    福島県で自生の報告例は聞いたことがありません。
    それがヤフオクで販売されていてビックリ!
    そりゃ、イチかバチかでトライしたくなります。
    最初は種を買って、蒔いて、芽が出て、
    でも今年の芽は花が咲かないので来年以降が待ち遠しいかったのですが、
    その後、同じ人が開花予定株も出品したので
    自分の株の開花を待ちきれずに思わずポチっとしてしていました(^-^;。

    >それにしても、これまでに撮りためた山野草の写真
    植物図鑑にできるんじゃないでしょうか?
    植物の名前や科目はわからず、外見上の特長で探す場合が多いと思うので、色や花弁の枚数等々をキーワードにして検索できるようなデータベースにすれば、利用者はかなりの数になるんじゃないですか?

    ≫写真集にする人も、検索用HPを立ち上げている人もいますが、
    それらの人と比べたら私の知識や作品は大人と子供レベルの違いがあります。

    >通常の図鑑やネット上のその類のサイトは、写真の点数が少ない場合も多々
    それに比べると、j-ryuさんは角度を変え、全体や細部も撮影されているので、同定作業には大助かりだと思います

    ≫たしかに、Netサイトの写真だけでは判別しにくいこともありますよね。
    私もたまに同定できず困ることもあります。
    サイトを立ち上げる人は限られた容量の中でまとめる必要があるし、
    プロ級の人からすれば、自分は熟知しているから
    素人の疑問に疎いのかも知れません。

    ま、それぞれ適材適所があるので自分は自分のペースで
    あまり背伸びしないで楽しめたらと思います。


    j-ryu

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