2021/07/18 - 2021/08/02
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j-ryuさん
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☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ね何とPart,99になりました。
当然ながら次回の“福島・四季・彩々”は100回目です。
なんでも飽きやすい私ですが好きなものは苦も無く続けられるものです。
この粘り強さが子供頃から発揮できていたら・・・・(^^;)。
さてその“福島・四季・彩々”は単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったり、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”ですが、
今回も福島の夏の山野草を中心にご紹介します。
旅行記と言いながら貴重な山野草は具体的な自生地を公開すると盗掘されたり
知らず知らずに踏み荒らされたりする恐れがあるので
恐れ入りますが詳細な場所は非公開とさせていただきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆福島県塙町 シキンカラマツ(紫錦唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
今年も茨城県との県境にほど近い塙町の山里に
シキンカラマツを見に行ってきました。
シキンカラマツは福島、長野、群馬、茨城でしか自生が確認されていない貴重な山野草です。 -
☆福島県塙町 シキンカラマツ(紫錦唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
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☆福島県塙町 シキンカラマツ(紫錦唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
シキンカラマツは図鑑やNet情報では長野、群馬、福島の三県に分布とされますが、茨城県北部にも一部自生します。山地の湿った半日陰などに生え、草丈は花序を含めると大きいものは2mをゆうに越えます。
全草がカラマツソウ(唐松草/キンポウゲ科カラマツソウ属)に似て花が錦のごとく美しい紫なので紫錦唐松と名付けられました。 -
☆福島県塙町 シキンカラマツ(紫錦唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
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☆福島県塙町 シキンカラマツ(紫錦唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
薄紫の花ビラに見えるのは萼(ガク)で、他のカラマツソウの仲間は開花時に落下しますがシキンカラマツは落下しないので、黄色いシベとのコントラストが際立ってとても美しい花です。 -
☆福島県塙町 シキンカラマツ(紫錦唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
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☆福島県鏡石町 ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
里山の明るい草地でネジバナが花盛りでした。
ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)は北海道から九州、東アジアに広く分布し、
乾燥地から湿地地まであまり場所を選ばず、
日本のラン科の中でも最も適応力の高い丈夫な種です。
そんな中でも明るく湿った土地が一番好きなようでときに群落を形成します。 -
☆福島県鏡石町 ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
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☆福島県鏡石町 ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
花色は基本的にピンクで個体により濃い薄いがある程度ですが
稀に白花もあります。 -
☆福島県鏡石町 ヒメアカタテハ&ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
ネジバナで盛んに吸蜜しているのはヒメアカタテハ
世界各地に広く分布します。
アカタテハによく似ていますが、後翅の表側は褐色ではなく橙色で、
黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので区別できます。 触角の先端が白いのはタテハチョウ科に共通する特徴です。 -
☆福島県鏡石町 イチモンジセセリ&ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
イチモンジセセリも吸蜜していました。
大きさ15~21mm。
黄土色の体と三角にとがった羽根。
先が黒くなった触角と黒い目、このチョウの名になっている
一文字に並んだ白い斑紋が特徴のチョウ。
止まる時は羽根を閉じていて、一列に並んだ白い紋がよく目立ちます。 -
☆福島県鏡石町 イチモンジセセリ&ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
日本で最も目にする機会が多い地味な蝶かもしれませんが
花と蝶はなんだかんだ言っても絵になります。 -
☆福島県鏡石町 イチモンジセセリ&ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
台風やサイクロンなどはは南半球と北半球では渦の向きが異なりますが
これは地球の自転に伴い起こる「コリオリの力」というものが
作用していからだそうで
ネジバナや蔓植物の右巻き左巻きと自転は無関係だそうです。
ねじれることによって花茎の強度を増すように進化したようです。 -
☆福島県鏡石町 イチモンジセセリ&ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)
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☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
今年も近くの里山でシデシャジンが見頃になりました。
シデシャジンは本州以南の林縁や森に広く分布しますが
自生地は限られ目にする機会は少ないようで、
福島県では絶滅危惧種の指定はされていませんが自生地はあまり多くないようです。 -
☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
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☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
シデシャジンの草丈は80cm?100cmと細長く単独ではあまり自立せず他に寄りかかるよに成長します。
花径は1.5cmほどで細いリボンがクルクルとカールしたような個性的な花ビラはとてもキキョウの仲間には見えませんが
他のキキョウ科と同じように花ごと散る(萎れる)合弁花です。
四手とは神前にささげるリボン状の紙飾りや神主さんがお祓いに使う紙かざりのことで、
沙参はツリガネニンジン(キキョウ科)の中国名です。 -
☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
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☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
シデシャジンは蕾が開いたばかりの時メシベの先端は赤い色をしていますが、
受粉すると赤色は取れてしまいます。 -
☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
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☆シデシャジンの日本レッドデータ
※日本レッドデータ検索システムより
http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06040434548
シデシャジンは17都府県で絶滅危惧種に指定されています。 -
☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
シデシャジンは福島県ではレッドデータ上は無指定ですが
山野草好きの私でさえこの自生地以外では見たことがありません。
無指定になるほどどこに自生しているのか不思議です。
栃木県の那須塩原市の山間で見たことがありますが
ここほど多くは自生していませんでした。 -
☆福島県鏡石町 シデシャジン( 四手沙参 /キキョウ科シデシャジン属)
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☆福島県天栄村 カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)
隣り村山中の林縁でカワミドリが見頃です。
カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)は北海道、本州~九州の山地、
沢沿い、林縁などやや湿り気のある場所に自生し
、全草にシソ科独特の強い芳香があり
近づいただけでも香り漂っています。
名前の由来はよく分からないそうです。 -
☆福島県天栄村 カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)
花の咲く頃に全草を刈り取って、陰干しにして乾燥したものを生薬でかっ香と呼ぶそうです。
風邪の解熱、頭痛、消化不良、食あたりなどには、かっ香を1日量10~20グラムを水0.5リットルで半量まで煎じて3回に分けて服用する 。
吐き気、腹痛、暑気あたりなどには、?據香(かっこう)を5~10グラム水0.2リットルで煎じて服用します 。 -
☆福島県天栄村 カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)
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☆福島県鏡石町 メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)
今年も町郊外の農道脇の草叢でメハジキが見頃になりました。
メハジキは本州以南~東南アジアまで広く分布し、
路傍や河原などやや荒れた土地に自生します。 -
☆福島県鏡石町 メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)
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☆福島県鏡石町 メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)
名前の由来は子供たちが茎を短く切って瞼にくっつけて遊んだことちなむようですが私の地域はあまり自生していないこともあり、そのような遊びはありません。
おそらく遊びに使うほどあちこちに自生していなかったからだと思います。
また、全草を乾かし、腹痛、月経不順、産後の出血などに煎じて服用したことから
ヤクモソウ(益母草)とも呼ばれます。 -
☆福島県鏡石町 メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)
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☆福島県鏡石町 メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)
メハジキは1.5m~2mにもなる大きな植物で、
秋に実った種がこぼれ発芽し上手くいけば翌年開花する越年草ですが、
私の地域は冬が厳しいせいか種の多くは翌春発芽し
その年は根性葉だけで花は咲かず冬越して翌年の夏に開花する
2年草タイプがほとんどです。 -
☆福島県鏡石町 メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)
暑さ寒さにも強く発芽率も良い丈夫な植物ですが
なぜか当町を含め近隣での分布は限定的です。
植物にはまだまだ謎がたくさんあります。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)
茨城県にほど近き福島県南部の林道沿いの藪で
ヤブミョウガが花盛りでした。
ヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)は一般的には関東以西~沖縄、東アジアの温暖で湿潤な場所に自生するとありますが
福島県南部”の山あいにも自生しています。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)
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☆福島県南部 北限のヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)
薬味として利用されるミョウガ(茗荷)に葉っぱが似て
林縁の半日陰などに自生することからヤブミョウガと呼ばれます。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)
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☆福島県南部 北限のヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)
葉っぱも取り込んで撮影。
花が咲いていなければまるで茗荷の葉っぱそのもの。
私も含め多くの人はヤブミョウガだとは気付かないでしょう。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ(藪茗荷/ツユクサ科ヤブミョウガ属)
葉っぱは薬味のミョウガとそっくりですが
そのミョウガ(茗荷)は東アジア温帯原産のショウガ科ショウガ属の多年草で
ヤブミョウガはツユクサ科なので全く別物です。
薬味の茗荷は山野でも見られますが
古い時代に渡来し人間の生活とともに野生化したものだろうと言われています。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ&ナミアゲハ
ヤブミョウガの花をナミアゲハが盛んに吸蜜していました。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ&ナミアゲハ
あまり蜜が豊富な花には見えませんが
ナミアゲハには魅力なのでしょう。 -
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ&ナミアゲハ
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☆福島県南部 北限のヤブミョウガ&ナミアゲハ
一般的にアゲハチョウと言えばこのナミアゲハを指します。
アゲハチョウ(ナミアゲハ)の幼虫はミカン科の葉を食草とするため寒冷地ではキアゲハよりは見る機会が少ないと思います。
寒冷地のアゲハチョウはミカンなどの柑橘類が少ないので、
同じミカン科のサンショウ(山椒)の葉などを食草にします。 -
☆ヒガンバナ&キアゲハ (※2021/9/19 撮影)
こちらはキアゲハ。
キアゲハは、ユーラシア大陸と北米大陸に広く分布し、
日本でもナミアゲハとともに全国で
よく見られるアゲハチョウの仲間です。
成虫は4月から10月頃まで、年に2回~4回ほど発生し
幼虫はセリ科植物を食草とするため生息地も幅広く、
海岸から市街地、農村、山地、高山帯までと、いろいろな場所で見られます。 -
☆ナミアゲハとキアゲハの見分け方。
ぱっと見としてはナミアゲに比べキアゲハは黄色みが強いので
一番分かりやすいと思います。
ナミアゲハは前翅頭部脇の模様が横縞ですが
キアゲハは黒のべた塗です。
ナミアゲハは前翅中央の縦じまの黒線が太いですが
キアゲハは細目です。 -
☆福島県鏡石町 里山林縁のソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)
近くの里山の林縁でソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)が
見頃を迎えました。 -
☆福島県鏡石町 里山林縁のソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)
ソバナは本州~九州の山地の林縁や渓流沿いなどに自生し
草丈は60~100cmほど、花の大きさは2cmほどです。
蕎麦のような若菜を山菜として食べるので蕎麦菜という説もありますが、
山や谷の斜面(岨=そま)に自生するので岨菜が妥当かなと思います。
私の地域でソバナの多くは標高400m以上の山あいに自生しますが
街近くの里山に自生するのはとても貴重です。
佐賀、福岡、山口、千葉では絶滅危惧種1類、東京では絶滅種になっています。 -
☆福島県鏡石町 里山林縁のソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)
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☆福島県鏡石町 ツリガネニンジン(釣鐘人参/キキョウ科ツリガネニンジン)
ソバナは仲間のツリガネニンジン(釣鐘人参/キキョウ科ツリガネニンジン)と似ますがツリガネニンジンは里地~山地まで分布域が広く、
草原、土手、林縁など明るければ様々な場所に自生し、
草丈は大きいものは1.5mにもなります。
花期は晩夏~秋。
花序下部の花が輪生し、雌しべが突出します。
また、ソバナは同じ釣鐘型でも末広がりの富士山型で、
ツリガネニンジンはドーム状の梵鐘型です。
ソバナの花色はほぼ薄紫ですが、ツリガネニンジンは白~紫と様々です。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
里山の崖でケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)が
見頃になりました。
以前はイワタバコとして紹介していましたが
茎やガクに産毛がたくさんあるのでケイワタバコとするのが
正しいかも知れません。
イワタバコは岩手県にもわずかに自生しているようですが
群生地としては福島県が北限だそうです。
ましてやケイワタバコは多くの資料に関東~近畿に分布とあったので
当町の花もイワタバコだろうと勝手に思い込んでいました。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
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☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
福島県にもわずかにケイワバコの自生例があると知り
以前の写真を拡大して確認したら、あれま!!どれもこれも
見事に毛深いではありませんか(笑)。
こりゃ、どう見てもケイワタバコです。
ただ、ケイワタバコは母種のイワタバコより花期が早いとありましたが
北限だからなのか、当町のケイワタバコの花期はそう早くはありません。 -
☆イワタバコ(岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
こちらは栃木県矢板市のおしらじの滝そばで撮った
イワタバコ(岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)です。
肉眼で見た限りでは茎や蕾に毛(うぶ毛)は生えていません。
ただ顕微鏡サイズで見れば決して無毛では無いようです。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
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☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
花は星型の花弁の合弁花。
開花間もない頃は星型に見えますが
時間とともに花弁が反り返るのであまり星型に見えなくなってきます。
合弁花なので花が終わると花丸ごと落花します。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
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☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
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☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
名前にタバコと付きますが煙草(ナス科タバコ属)とはまったく別もので
岩場に自生しタバコの葉のような大きな葉っぱなので
イワタバコと呼ばれます。
大きな葉っぱは25cmにもなります。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
グロキシニア、ストレプトカーパス、セントポーリアなどもイワタバコの仲間なんですよ。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
-
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
イワタバコはおおよその北限は福島県のようですが
岩手県でもわずかに自生報告があるようですが
大きな群生ではないようです。 -
☆福島県鏡石町 北限のケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
当町ではケイワタバコの自生が確認できたのは
この里山だけですがこの里山の崖や岩場の至る所に
びっしりと群生しています。 -
☆福島県鏡石町 フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)
棚田の土手ではフシグロセンノウも花盛りでした。
フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)は本州~九州に分布し、
明るい林縁から薄暗い林床まで広範囲に自生します。
草丈50~80cm、花径4cm、花色は鮮やか朱色で野生の花の中ではかなり目立つ色なので咲いていればすぐ見つかります。 -
☆福島県鏡石町 フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)
福島県ではそれほど珍しい花ではありませんが18都県で絶滅危惧種に指定され、東京では絶滅したとされています。
これまたキキョウと似たような運命をたどっていますね。
私から見れば秩父多摩甲斐国立公園の地域もあり都下とはいいながら
かなり大自然が残っている印象があるのですが・・・・ -
☆福島県鏡石町 フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)
名前の由来は節は太く膨らんで紫黒色を帯び
“仙翁”は中国産のセンノウの花に似ているのからとの説と
京都嵯峨野の仙翁寺でたくさん見られたかの説があります。 -
☆福島県鏡石町 フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)
フシグロセンノウもキキョウと似たような環境を好みますが
圧倒的な違いはフシグロセンノウは下刈りに強い点です。
キキョウも早い時期に下刈りされたら脇芽が伸びて花を咲かせますが
ある程度育ってから下刈りされるとその年は花は咲かない場合が多いです。
フシグロセンノウはその点、ある程度育ってから下刈りされても
秋までには花を咲かせます。
なのでフシグロセンノウの方が断然子孫を残しやすい強さを持っています。 -
☆福島県鏡石町 アキノタムラソウ(秋田村草/シソ科/アキギリ属)
棚田の土手でキノタムラソウ(秋田村草/シソ科アキギリ属)が咲いています。
名前に秋が付くのでいかにも秋の花のようですが、
実際は7月~10月くらいまで咲き続ける花期の長い花です。
名前の言われは坂上田村麻呂の鬼退治に由来するそうです。
そう言えば春にUPしたラショウモンカズラも
鬼退治に由来した名でした。
同じシソ科の青い花ですが、偶然の一致でしょうかね?
ちなみにアキノタムラソウの学名は
日本のサルビア(Salvia japonica)だそうです。 -
☆福島県鏡石町 ヤマハギ(山萩/マメ科ハギ属)
一般的にハギと言えばこのヤマハギ(山萩/マメ科ハギ属)で
秋の七草の一つです。
日本全土の山野のどこでも見られ、マルバハギやミヤギノハギ、メドハギなども仲間です。 -
☆福島県鏡石町 ヤマハギ(山萩/マメ科ハギ属)
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☆福島県鏡石町 キキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)
町郊外の田んぼ脇の土手でキキョウが花盛りでした。
秋の七草の一つキキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)は
花付きの良い園芸品種が公園や家庭の庭にも植えられているので
見かける機会は多いと思いますが
野生種は激減していて、なんと42都道府県で絶滅危惧種や
希少種に指定されています。 -
☆キキョウのレッドデータ。
※日本レッドデータ検索システムより
http://jpnrdb.com/
〇灰色 絶滅
〇赤 絶滅危惧1類
〇橙色 絶滅危惧2種
〇黄色 準絶滅危惧種
〇その他 指定なしor未確認
東京なら奥多摩あたりで見られそうですが野生種は絶滅したようです。
福島県でも2年前までは無指定でしたが
今回新たに準絶滅危惧種に指定されました。 -
☆福島県鏡石町 キキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)
野生種は園芸種に比べると1株当たりの花数は少ないですが
逆にその方が素朴で風情があるかも。
古来より日本人に愛され万葉集の中で「朝貌の花」と表記されているのは
桔梗とする説が最も有力なんだそうで
そんな由緒ある花が絶滅の危機なあるなんて寂しい限りですね。 -
☆福島県鏡石町 キキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)
たしかにこの里山の林縁ではまだたくさん見られますが
他では見る機会はかなり減ってきています。
里山の減少や荒廃も原因だと思いますが
キキョウの好きな環境は明るい林縁や土手、
でもそう言う場所は下刈りされやすく
たくましさが無いと生存できません。
キキョウは宿根草なので一度成長すれば翌年も見られるはずですが
種の発芽率が悪いのかあまり増えていきません。
背後の白い花は白花ホタルブクロ。 -
☆福島県鏡石町 キキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)
公園や日本庭園は一度植えれば明るい環境が保証されるので
毎年安定して花が見られるのだと思います。
これだけ日本全国で絶滅の危機にあるのですから
野生種の種を採取し発芽させてから移植させるなどの
保護対策をしないとそう遠くない将来幻の花になってしまうかも(-"-)。 -
☆福島県鏡石町 ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)
ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)は北海道西南部~九州、東アジアに分布し、西日本では白花が多く東日本では赤紫が多いと言われます。
変種のヤマホタルブクロ(山蛍袋)は東北地方南部~近畿地方東部に分布し
主に山野の林縁や土手など明るい場所に自生します。 -
☆福島県鏡石町 ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)
このホタルブクロはぱっと見は白花に見えますが
ようく見るとわずかに紫を帯びています。 -
☆福島県鏡石町 ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)
当地ではこの赤紫タイプが一番多く見られます。 -
☆福島県玉川村 白花ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)
隣村の林縁に自生していた白花のホタルブクロ。 -
☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
郊外の田んぼを望む里山の林縁でカワラナデシコがちょうど見頃になりました。
カワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)は本州以南に広く分布し、
明るい河原や林縁、草地に自生します。
秋の七草の一つで、撫でたいほど可愛らしいので撫でし子と呼ばれます。 -
☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
ナデシコと言えば女子ワールドカップ優勝し、
ロンドンオリンピックでの大活躍した日本女子サッカー代表のナデシコJAPANを
思い浮かべますよね。
ナデシコJAPANが撫でたいほど可愛いかは置いといて(^^);
ここのところ少し低迷しているのが残念です。
前監督は福島県福島市出身の高倉麻子監督でしたが
東京2020五輪をもって退任されました。
後任監督は誰がなるのでしょう? -
☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
花の背後は田んぼです。
カワラナデシコはカワラよりこのような明るい林縁や土手などでよく見られます。 -
☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
今回紹介している山野草の多くは里地里山型の花たちです。
これらの花に共通している里地里山は当然ですが
自生場所がほとんど田んぼに隣接した里山(雑木林)との林縁です。
林縁は人間にはあまり利用価値がない割に
明るいし下刈りも田んぼに影響を及ぼさない程度なので
生き抜くための好条件が揃っています。 -
☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
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☆福島県鏡石町 里山のカワラナデシコ(河原撫子/ナデシコ科ナデシコ属)
同じ田園であっても平野部の田んぼは畦も土手もキレイに下刈りされてしまうので
山野草が生き残るには厳しすぎる環境です。
逆に言えば山間部や丘陵地帯の田んぼには山野草が生存できる土手や林縁があるので多くの山野草が見られるのです。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
久しぶりに隣町の大池公園にチョウトンボを撮りに行きました。
5,6年前までは大賀ハスの群生が見事だったったので
ハスが見頃の事は必ず出かけていましたが
ハスがなんらかの原因で枯れてしまってからは
以前のようには行かなくなってしまいました。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
チョウトンボ(蝶蜻蛉 /トンボ科)は本州~九州、東アジアに生息し
平地から丘陵地にかけての植生豊かな池や沼などで見られるトンボで、
日本で見られる最も美しいトンボの一つだと言われてます。
チョウのようにひらひらと飛ぶので付いた名前ですが
観察しているとけっこうスイスイ飛び回り、
飛んでいる状態での撮影はかなり厳しいです。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
飛んでいるのチョウトンボの撮影が難しいなら
止まっているチョウトンボを撮ればいいと思うでしょうが、
チョウトンボは縄張り意識が強いようで
殆どの時間を縄張りに入ってきチョウトンボを
追い払っていて止まるのはわずか。
その貴重な瞬間を狙わないといけないので
そう楽な撮影ではありません。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のシオカラトンボ
山野草は好んで撮影するのでそれなりに詳しいと思いますが
昆虫類はわざわざ目的を持って撮りに行くことは滅多にないので
何時まで経っても詳しくなれません(^^;)。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のシオカラトンボ
昆虫が好きじゃないわけではなく、
昆虫や動物の撮影は忍耐が不可欠なので
気短な私には撮影に不向きな素材だからです。
山野草なら自生場所と花の時期を知っていれば
比較的撮りやすい素材です。
もちろん野の花も見頃は年によって若干のバラつきはありますが
昆虫よりは断然狙いやすいです。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
-
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ (※2013/7/23撮影)
チョウトンボの翅は紺色の金属色ですは
光の当たり具合によって見え方が違ってきます。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ (※2017/7/8 撮影)
美しい金属色の青を表現するには順光がいいのか、逆光がいいのか
まだ把握していませんが、なんせ陸側からそう遠くない位置に止まっている
個体しか狙えないので順光だ逆光だなどと我儘が言えるような条件ではありません。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
チョウトンボの翅は青紫色でつけ根から先端部にかけて黒く、強い金属光沢を持ちます。
前翅は細長く、後翅は幅広い。腹部は細くて短い。
腹長は20-25mmほど。出現期は6-9月。羽化は6月中旬ごろから始まる。
朝鮮半島、中国に分布し、日本では本州、四国、九州にかけて分布します。
おもに平地から丘陵地にかけての植生豊かな池沼などで見られます。
チョウのようにひらひらと飛ぶのでこの和名がつきました。
日本以外にも、近縁種が多数存在するそうです。。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
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☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
チョウトンボは♂♀に外観の大きな違いはなく
♀は腹部最先端の尾部付属器が短く、♂は雌よりわずかに長いようですが
この写真の個体はおそらく♂でしょうかね(^^;)。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
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☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
チョウトンボをある程度の大きさに撮りたいなら
なるべく陸から近い場所で止まっている個体を見つけなければなりません。
ところが大池公園は陸に近いところに止まれるような
少なく、自分の縄張り内にお気に入りの止まり木があるようで
侵入者を追い払った後は必ずこの止まり木に戻ってきます。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
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☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
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☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
理想にはもっと青いメタリックブルーに撮りたかったのですが
撮影ポイント&時間帯と太陽の位置が良くなかったのか
思い描いていたようなメタリックブルーではありませんでした(--〆)。 -
☆福島県矢吹町 大池公園のチョウトンボ
この日は快晴で直射日光がキツク、日傘を差しながらの撮影。
それでも50分くらい粘りましたが、
熱中症になりそうだったので撤収。
やはり昆虫撮影には忍耐や粘りが不可欠です。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
隣り村の奥山でレンゲショウマが見頃になりました。
レンゲショウマ(蓮華升麻/キンポウゲ科レンゲショウマ属)は日本の固有種で
主に奈良県~福島県の太平洋側の深山落葉樹林下に自生します。
以前は福島県が北限とする資料が多かったのですが岩手や宮城でも稀に自生しているそうです。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
元々分布域が狭く数も少ないレンゲショウマですが
ほんのり紫がかった気品ある美しい花が山野草愛好家に人気があり
盗掘されやすく、自生する都府県の多くが絶滅危惧種に指定している貴重な花です。
福島県でも点々と自生地はありますが、奥山の林道や登山道からは離れたような場所に人目を避けるかのように、ひっつそり咲いています。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
レンゲショウマは花がハスに似て葉っぱがショウマ(更科升麻)に似るのでレンゲショウマです。
確かにサラシナショウマの葉っぱはにそっくりですが
花そのものはサラシナショウマや他の〇〇ショウマと花はまったく似ていません。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
ハナビラに見えるのは萼片で中心部の筒上の紫の部分がハナビラです。
キンポウゲ科の花の多くは萼片がハナビラに見えるものが多く
ハナビラが無い種も多いのが特徴です。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
ハナビラが落花し萼片だけになったレンゲショウマ。
ぱっと見、シュウメイギクみたいです。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
花は俯きがちに咲き花色は控え目で気品があり
山野草愛好家には絶大な人気を誇ります。
その分、盗掘に遭いやすく年々自生地が減少しています。
この自生地は山道からかなり離れた場所なので
人目につかずかろうじて生き抜いてきましたが
保護地以外で目にする機会はほとんどなくなりました。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
レンゲショウマの花は下向きなので
下から見上げるように撮るのがコツで、
背景の木漏れ日がボケ玉になり幻想的です。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆須賀川市(旧岩瀬村) 奥羽山地のレンゲショウマ
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☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
隣り村の里山の林下でキツネノカミソリが見頃になりました。
キツネノカミソリは本州~九州に分布し早春にスイセンのような葉っぱを出し、
夏草が繁茂する頃に葉が枯れてから花茎が伸びてきて花を咲かせます。
でも、青々とした葉っぱがある場合もけっこうあります。
同じ科のヒガンバナ(彼岸花)は葉の出る順番が逆で
花が咲いてから葉っぱが出てきます。 -
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
-
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
この自生地のキツネノカミソリを撮影するのは昨年が初めて。
この自生地の直ぐそばには私がお気に入りのショウジョウバカマの
群生地もありこの春も撮影に訪れていました。
実は以前からキツネノカミソリらしい葉っぱの群生は確認していたのですが
農道からこの里山に入る際、春先いいのですが
夏場は夏草が藪状態になるので
里山の林下に入るのをためらっていました。
でも意を決して突入(表現が大げさ)。
するとどうでしょう。
林内に入ってしまえば案外明るく
キツネノカミソリがご覧のように群生していました。 -
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
-
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
ところが今年はなぜか不作。
残念ながら昨年ほどの花は咲いていませんでした。
でも所どこから射し込む陽ざしがスポットライトになり
まるで狐火のように赤く -
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
キツネノカミソリのごく近い仲間にオオキツネノカミソリがありますが、
福島県にはおそらく自生していないと思われます。
オオキツネノカミソリは関東以西に分布し、
花はキツネノカミソリより少し大きくキツネノカミソリより山間部で
多く見られるそうです。
一番大きな違いはオシベメシベの長さです。
キツネノカミソリのオシベメシベは真横から見てハナビラより突出しませんが
オオキツネノカミソリは明らかに突出するので容易に見極めができるようです。 -
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
キツネノカミソリの名前の由来は葉っぱがカミソリに似て、
花色が狐色だからそうです。
現代の色彩感覚だと狐色と言うよりオレンジ色でしょうね。
私的には薄暗い林下で咲いている花は狐の剃刀というより狐火のように見えてきます。 -
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
-
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
キツネノカミソリは我が町にも自生はしていますが
ここほど多くは群生していません。
ここも藪の下刈りをすればもっと素晴らしい群生になると思うのですが
人の手が全く入っていないので仕方ないかな。 -
☆福島県玉川村 キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
-
☆林縁のフジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
明るい林縁でフジカンゾウが花盛りでした。
フジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)は本州以南の林野に
広く分布します。
遠目で見たときはヌスビトハギ(盗人萩/マメ科ヌスビトハギ属)と
全体の印象は似ていますが、花がヌスビトハギの2~3倍ほど大きく見栄えがするので別種だと分かります。。 -
☆林縁のフジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
フジカンゾウは葉が漢方薬などに利用されるカンゾウ(甘草)に似て
花は藤の花に似ているのでフジカンゾウですが
カンゾウ属(甘草属 Glycyrrhiza)は、地中海地方、小アジア、ロシア南部、中央アジア、中国北部、北アメリカなどに自生するマメ科の多年草で、18種が知られている。薬用植物であり、根(一部の種類は根茎を含む)を乾燥させたものを生薬として用いますが、日本には自生していません。 -
☆林縁のフジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
フジカンゾウに似た名前の植物にヤブカンゾウやノカンゾウがありますが
こちらは漢字で書くと藪萱草、野萱草(ツルボラン科ワスレグサ属)
発音やカタカナ表記はカンゾウですが
フジカンゾウは同じカンゾウでも漢字では甘草で全く別物です。
カタカタやひらがなは同音異義語があるので
やはり漢字表記は大切ですね。 -
☆林縁のフジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
フジカンゾウに似た名前の植物にヤブカンゾウやノカンゾウがありますが
こちらは漢字で書くと藪萱草、野萱草(ツルボラン科ワスレグサ属)
発音やカタカナ表記はカンゾウですが
フジカンゾウは同じカンゾウでも漢字では甘草で全く別物です。
カタカタやひらがなは同音異義語があるので
やはり漢字表記は大切ですね。 -
☆林縁のフジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
フジカンゾウに似た名前の植物にヤブカンゾウやノカンゾウがありますが
こちらは漢字で書くと藪萱草、野萱草(ツルボラン科ワスレグサ属)
発音やカタカナ表記はカンゾウですが
フジカンゾウは同じカンゾウでも漢字では甘草で全く別物です。
カタカタやひらがなは同音異義語があるので
やはり漢字表記は大切ですね。
これで◆福島・四季・彩々. Part99~仲夏の候はお仕舞いです。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
j-ryu
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ひでちゃんさん 2021/11/21 16:40:55
- チョウトンボ良く撮れてますね。
- j-ryuさんへ
いつも楽しく拝見してます。私の子供の頃はチョウトンボ良く見かけました。今は見ないですね。止まっているのは見たこと無いです。貴重な姿ありがとうございました。
ひでちゃん
- j-ryuさん からの返信 2021/11/21 20:08:17
- Re: チョウトンボ良く撮れてますね。
- ひでちゃんさん、こんばんは。
いつもご来訪&いいね、コメントありがとうございます。
>私の子供の頃はチョウトンボ良く見かけました。
≫私は子供の頃はこんな美しい蝶がいるなんて全然知りませんでした。
結構早いスピードで飛んでいるので観察力がないと
気が付かないのかも。
理想的にはもっとメラリックブルーに輝く翅を撮りたかったのですが
今回はダメでした。
たった1時間くらいの撮影じゃそれこそ虫がいい話なのかも(^-^;。
j-ryu
- ひでちゃんさん からの返信 2021/11/22 09:12:21
- Re: チョウトンボ良く撮れてますね。
- j-ryuさん、おはようございます。
コメントありがとうございました。私の子供の頃はおもちゃなど無くトンボやセミ、カブトムシなどで遊んでました。捕虫網など無いし。近くのお兄ちゃんがモチノキの皮を叩いてベトベトにして捕まえてました。チョウトンボは捕れないトンボでした。ギンヤンマはつがいのを捕まえて。雌に糸付けてオスを誘い捕まえてました。ご免なさいつい昔を思い出しちゃって。
ひで
- j-ryuさん からの返信 2021/11/22 22:43:11
- Re: チョウトンボ良く撮れてますね。
- ひでちゃんさん,こんばんは。
>私の子供の頃はおもちゃなど無くトンボやセミ、カブトムシなどで遊んでました。捕虫網など無いし。
≫おもちゃはたまに買ってもらいましたが、昆虫を捕まるのは大好きで
特にクワガタなどを箱がギュウギュウ詰めになるほど集めていました。
>捕虫網など無いし。近くのお兄ちゃんがモチノキの皮を叩いてベトベトにして捕まえてました。
≫蝶々は面白みがないので捕りませんが、カブトの仲間は網がなくても
クヌギの木を思い切りたたくと落ちてきました。
>ギンヤンマはつがいのを捕まえて。雌に糸付けてオスを誘い捕まえてました。ご免なさいつい昔を思い出しちゃって。
≫トンボの尻尾には私もよく植物をねじ込んで遊んだり、
もっと酷いのは爆竹をカボチャの花に入れハチごと爆破したり、
悪さの限りをしていましたが、田舎ではそれが当たりまえの
男の子の遊びでした(^-^;。
j-ryu
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