2022/10/04 - 2022/10/24
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j-ryuさん
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☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ね丁度Part,113になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったりですが、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありません。
今回も福島県で見られる秋の野の花の紹介ですが
冬が近づき野の花特集の“福島・四季・彩々”はこれが今年最後です。
園芸花なら毎年新種も出るので新鮮味がありますが
野の花は音楽で言えばクラシックのようなもの。
新種が発見されないこともありませんが、
その新種もかなりマニアックなもので一般的ではありません。
つまり野の花の場合は今までに知られた花を繰り返し紹介するわけで
正直マンネリ化は否めません。
撮り方、見せ方、手段、時間帯などをその度工夫はしていますが
やはり限界が見えて来ているが現実です。
これからも同じ野の花を紹介するには、『またか』と思われないよう
さらなる努力や工夫を重ねねばと思うしだいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆秋の阿武隈高原~東野の清流へのルートマップ 1
※Google Earthに加筆
https://maps.google.com/?ll=37.25759,140.29852&z=14&t=h
阿武隈高原は阿武隈山地全体を指す表現で
特定の場所を指すわけではありません。
今回紹介する東野の清流周辺も阿武隈高原の一部です。
東野の清流へはあぶくま高原道路、石川母畑ICからは
県道40号線に入り(三春方面)、
四辻新田集落手前を右折し、そこから8分ほど。
(各分岐点には小さな案内板がありますが、分かりづらいかも) -
☆秋の阿武隈高原~東野の清流へのルートマップ 2 拡大図
※Google Earthに加筆
https://maps.google.com/?ll=37.25759,140.29852&z=14&t=h
分岐点には一応小さな案内標識がありますが、標識を当てにしていると見落としてしまうくらい小さな標識なので、とりあえず東野集落を目指すのが一番です。
東野集落手前にある案内板に従い林道を左折し、道なりに進ん突き当たりに車5、6台分の駐車場と簡易トイレがあります。
そこから清流にそって遊歩道がありますが
渓流や滝を間近に見たり、写真を撮る場合は長靴がお勧めです。
今回はその駐車場に車を止めて周辺の棚田や林縁などで
野の花をを撮影してきました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
今回、玉川村の東野を訪れたのは10/4,
例年なら那須岳や吾妻連峰の紅葉が始まる頃ですが
今年の紅葉は例年より1週間~10日も遅れていて
旅行記的には一番中途半端な時期です。
そんな時は地道に野の花を追っかけて
特集を組む必要があります。
でもさすがに10月ともなれば野の花の新たな開花は限られてくるので
ターゲットは決まっているも同然です。
東野でのターゲットはリンドウとセンブリです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
リンドウやセンブリなら当町郊外の里山でも見られますが
例年の見頃は10月中旬なので10/4はまだ早すぎます。
秋の花の見頃は標高の高い所から低地に下りてくるので
標高600mほどの玉川村東野を訪れた次第です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
さて、プロローグが長くなってしまいました。
目的はリンドウ&センブリでしたが車を降り
棚田に向かい目に飛び込んできたのが
ご覧いただいているミゾソバ&イヌタデの見渡す限りの群生です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
ミゾソバもイヌタデも一般的には雑草扱いされている
ありふれた里地の野の花ですが、
ありふれているとは言え、やはりこれだけ群生すると中々フォトジェニックです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ
◎ミゾソバ(溝蕎麦/タデ科タデ属)は
ソバの花に似て溝などに生えるので、そのまんまの名前ですが
残念ながら蕎麦の実は採れません(^_^;)。
一般的には雑草扱いですが、蕾は金平糖のようで可愛いし
小さな花の一つ一つもサクラのようでとてもキレイです。
-
☆蕎麦の花
こちらが本物のソバの花。
こちらは花がほぼ全開しているので
上記ミゾソバの蕾とは少し見た目が違いますが
本物のソバも蕾はミゾソバとほぼ同じです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
ミゾソバは東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布します。
日本では北海道・本州・四国・九州の小川沿いや沼沢地、湖岸などに自生。
特に稲作地帯などでコンクリート護岸化されていない用水路脇や
休耕田など水が豊かで栄養価が高めの場所に群生していることが多い。
ちなみに、この群生地は全て休耕田です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
手前の白っぽい花はミゾソバですが
奥の赤味の強い花はイヌタデの群生です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
ミゾソバは草丈30cm~80cmほどに成長しますが
80cmにもなると自立できず倒れ掛かったり
隣りの株と支え合うように自立します。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
こちらは手前がイヌタデで奥がミゾソバです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ
こちらは全てミゾソバです。
ミゾソバの花はピンク色が多く個体により濃い薄いがあり、
純白の花もあります。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:オニヤンマ
日本最大のトンボであるオニヤンマがいました。
成虫の腹長はオス70 mm・メス80 mm、後翅長はオス55 mm・メス65 mmほど。頭部から腹の先端までは9-11 cmほどに達する。
メスはオスより大きく、尾部に産卵弁が突き出る。
左右の複眼は頭部中央でわずかに接する。
生体の複眼は鮮やかな緑色だが、標本にすると黒褐色に変色してしまう。
体色は黒だが、胸の前に「ハ」の字模様、胸の側面に2本の斜め帯、
腹の節ごとに1本の細い横しまと、体の各所に黄色の模様が入る。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:オニヤンマ
飛翔するオニヤンマを撮るのは相当難しいですが
休息中はあんがい近づいて撮影できます。
体が大きいだけあって飛翔音がぶぉ~んと聞こえます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
これらは当然休耕田に勝手に生えてきた雑草なんですが
まるで観賞用に栽培したかのように群生しているので
雑草と呼ぶには気の毒なほど見栄えがします。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ミゾソバ&イヌタデ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ&黄金田
イヌタデの背後は刈り入れ間近で黄金色に色付いた稲田です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ&黄金田
◎イヌタデ(犬蓼/タデ科イヌタデ属)は薬味に利用されるヤナギタデに対し、
葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられた。
赤い小さな花や果実を赤飯に見立てアカマンマともよばれます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
見た目はヤナギタデと良く似ますが、イヌタデには辛味がなく、
薬味にもならないので、イヌ(=役に立たないもの)の
汚名を着せられました(^_^;。
ヤナギタテの新芽は鮎の塩焼きを食べる際に添えられる
タデ酢などに利用されたり
ヤナギタデの変種赤タデの新芽は刺身の添えもに使われます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
イヌタデはアジアの温帯から熱帯に分布し、
日本では北海道から、本州、四国、九州、沖縄に分布する。
野原や道端、畑などにふつうに生えます。
特に休耕田で休耕した1,2年目にパイオニア植物のように
最初に群生する植物の1つです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
イヌタデやミゾソバは一般的な山野草マニアからすれは
あまりにも普通すぎて見向きもしない路傍の花だと思いますが
普通の花と注目される花の違いって何でしょう? -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
あくまで私見ですが山野草マニアは希少性を求めます。
花の見てくれは恐らく二の次で、
私はこれだけ希少種の自生地を知っているんだぞと言う
自己満足なんだろうと思います。
みんなが知らないものを知っていると言う
優越感が心地いいのかも知れません。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
優越感を持つのが決して悪いと言うのではなく、
自分は特別なんだとか、自分は偉いんだとか、自分は優れているんだとか、
常にマウントを取りたがる人に多いような気がします。
優越感を持つには他者よりより一層の努力や学習が必要なので
人間性を高めるには必要不可欠だと思いますが
一歩間違うと傲りや高ぶりになりかねないので
バラスンスが大事だと思います。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:オオイヌタデ
イヌタデの群生に混じってひと際草丈の高いタデの仲間が生えています。
これはオオイヌタデ(大犬蓼)です。
まるでイヌタデの中のジャイアント馬場(古い例え?)のようです(^^ゞ。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:オオイヌタデ&オオケタデ
◎オオイヌタデ(大犬蓼/タデ科イヌタデ属)は
イヌタデに似てより大きいのでオオイヌタデと名付けられました。
日本全土の道端や荒れ地、河原など、肥沃なところに群生します。
史前帰化植物と思われる1年草で、茎は無毛で赤みを帯び、
節は膨らんで、上部でよく分枝して高さ1~2mになる。
野生のタデの仲間では一番背が高く、イヌタデとともに最も普通に見られる。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
◎オオケタデ(大毛蓼/タデ科イヌタデ属)上記右下の写真
別名はオオベニタデ(大紅蓼)、ベニバナオオケタデ(紅花大毛蓼)とも呼ばれ
イヌタデやオオイヌタデに似ているが、
本種はそれらよりも大型で葉幅も広く、花の紅色が鮮やかです。
インド、ヒマラヤ、中国、朝鮮半島、フィリピン、インドネシアなどが原産で
日本へは観賞用として江戸時代にアジアから渡来し、栽培されています。
現在では野生化して北海道から沖縄まで分布し、河原や道端、空き地、土手、野原、荒れ地などに自生し、鑑賞用にも栽培されています。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ&黄金田
この辺りはなだらかな棚田が展開しイヌタデの群生の向こうでは
普通に今もお米が作られていて、
手前の休耕田の赤と対照的です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ&黄金田
4,5年前まではこの休耕田でも稲作が行われていましたが
ここのところ休耕したままです。
ただ雑草は草丈の低いイヌタデやミゾソバなので
放棄地ではないようです。
長い間放棄されると草丈の高い雑草や灌木が進出し
あっと言う間に荒地になってしまいます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ウナギツカミ
休耕田の隅では同じタデ科のウナギツカミが生えていました。
◎ウナギツカミ(鰻掴み/タデ科イヌタデ属)
ウナギツカミは北海道~九州の畦畔、水辺、空き地など
湿った土地に自生します。
早生の畑地型が狭義のウナギツカミ、晩生の湿地型がアキノウナギツカミと呼ばれる場合もありますが現在はウナギツカミ一つに統合されたようです。
茎はつる状に伸び、下部は地を這い、上部は斜上する。
茎は四角形で稜に逆刺がある。
花は淡紅色で球状につける。花序は直径約1cm。
花被片は5枚。上部が紅色~紅紫色を帯び、長さ約2.5mm。花期は5~10月。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アキノウナギツカミ
日本では、南千島、北海道、本州、四国、九州に分布し、
水辺や溝の近く、湿地に生育しますが、まれに湿った畑地に生え、
しばしば群生します。
世界では、朝鮮半島、中国大陸、ヒマラヤ、シベリア、極東ロシアに
広く分布します。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アキノウナギツカミ
和名ウナギツカミは、「鰻掴」の意味で、茎に生える刺を利用すれば
ヌルヌルするウナギも簡単につかめそうなくらいトゲトゲしているからと言う
突飛でもないコジツケです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候:ママコノシリヌグイ
ウナギツカミに良く似たタデ科の植物にママコノシリヌグイがあります。
ウナギツカミもかなり変な名前ですが
ママコノシリヌグイは珍名TOP3に入るのではないかと思われるほど
ユニークな植物名だと思います。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候:ママコノシリヌグイの群生
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い/タデ科イヌタデ属)
東アジアや日本全土に広く分布しトゲソバ(棘蕎麦)の別名もあります。
和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、
憎い継子の尻をこの草で拭くという想像から来ているそうです。
韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれますが、
単に偶然と思えないような命名なので、どちらかが影響したのかも。
漢名は刺蓼(シリョウ)。
棘は私の感覚ではウナギツカミ以上に痛いと思います。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候:ママコノシリヌグイの花
花は3~5mmと小さいですが、他のタデ科の花と良く似ています。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ
ミゾソバやイヌタデが群生する休耕田の棚田の土手でも
秋の花々が色々咲いていました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ
◎ヤマハッカ(山薄荷/シソ科ヤマハッカ属)
薄荷の名が付きますが、薄荷の匂いは全然しません。
ハッカもシソ科ですが花はヤマハッカと全然似ていないのにどうしてこんな名前にしたのでしょう?
北海道~九州まで広く分布し、上唇の青い線点模様が特徴です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ&ゴマナ
ゴマナ(胡麻菜)とヤマハッカの競演です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ
ヤマハッカは花が散っても萼片が濃い紫で
まるでまだ花が咲いているように見えます。 -
☆ニホンハッカ(日本薄荷/シソ科ハッカ属)
こちらが本当の野生のハッカ(薄荷)です。
ハッカ特有の鼻がスースーする爽やかな香りががします。
ヤマハッカとハッカは花も匂いも全然似ていないのに
どうしてヤマハッカと名付けたのか大いなる疑問です。 -
◎イヌヤマハッカ(犬山薄荷/シソ科ヤマハッカ属)
は主に関東~中部に分布しヤマハッカと良く似ますが
上唇に青い線点模様がありません。
やはりハッカの香りは全くしません。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ
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☆シソ科色々
◎ヤマハッカ(山薄荷/シソ科ヤマハッカ属)薄荷の名が付きますが、薄荷の匂いは全然しません。ハッカもシソ科ですが花はヤマハッカと全然似ていないのにどうしてこんな名前にしたのでしょう?
北海道~九州まで広く分布し、上唇の青い線点模様が特徴です。
◎イヌヤマハッカ(犬山薄荷/シソ科ヤマハッカ属)は主に関東~中部に分布しヤマハッカと良く似ますが上唇に青い線点模様がありません。
やはりハッカの香りは全くしません。イヌと言う表現は役に立たないとか、ニセモノの意味ですが元々ヤマハッカがハッカのニセモノなのに、そのまたニセモノってね~(^^);。
◎アキノタムラソウ(秋田村草/シソ科アキギリ属)は秋が付くのでいかにも秋の花のようですが、実際は7月~10月くらいまで咲き続ける花期の長い花です。
名前の言われは坂上田村麻呂の鬼退治に由来するそうです。
そう言えば春に咲く同じシソ科のラショウモンカズラも鬼退治に由来した名でした。偶然の一致でしょうかね?
ちなみにアキノタムラソウの学名は日本のサルビア(Salvia japonica)だそうです。
◎ヒキオコシ(引起/シソ科ヤマハッカ属)は別名、延命草とも言い苦味が強い健胃剤として腹痛、下痢に効き弘法大師がひどい腹痛で苦しんでいる旅人を見て道端からこの草をとって与えたちどころに治したと言うので引き起こしとか、延命草と呼ばれるようになったそうです。
たしかに噛むとかなり苦いですが、センブリ(リンドウ科センブリ属)ほどではないです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ&ゴマナ
◎ゴマナ(胡麻菜/キク科シオン属)は
本州の低山から亜高山下の草地やジメ地に分布。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:ヤマハッカ&ゴマナ
ゴマナは当地では標高500m辺りから見られますが
奥羽山系ではごく普通ですが阿武隈山系ではそう多くはありません。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アキノキリンソウ
◎アキノキリンソウ(秋麒麟草/キク科アキノキリンソウ属)は
北海道~九州、朝鮮に分布し里地から亜高山まで広く自生します。
草丈は70~80cm程度、8~11月に総状の黄色い花を多数つける。
葉は互生し、茎の下部では先端がとがる楕円形、
上部では披針形になっています。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アキノキリンソウ&ノコンギク
アキノキリンソウとノコンギクの競演。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&アキノキリンソウ
棚田を見下ろす里山の土手でお目当てのリンドウが咲いていました。
◎リンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)は
本州、四国、九州に分布し、山地、丘陵地、湿った山野、草原に自生する
多年草。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&アキノキリンソウ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&アキノキリンソウ
秋の深まりと共に野の花もあと残りわずかになってきて
里山ではリンドウが見頃を迎えます。
蔓状になって咲くリンドウ界の異端児ツルリンドウ以外のリンドウ属は、
長短はあるものの茎をすくっと真上に伸ばし花を咲かせますが。
しかし里のリンドウの多くは何故か真っ直ぐの茎を斜め又は寝かせるように成長し
花だけ上を向いて咲かせます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&ゴマナ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&ワレモコウ
私が独断的に想像するのは、リンドウは里地里山型の花で日当たりの良い土手や林縁に多く自生します。
でも日当たりのいい場所は他の植物と競合したり下刈りされやすい欠点もあります。
そこでリンドウは自ら花が咲くまでは倒れるように育ち
下刈りから身を守り命をつないできたのではないかと思います。
里地里山では真っ直ぐ大きく成長する草類は人の手で淘汰されるので
結果として倒れるタイプや多年草が子孫を残してきたのではと
推測しますがどんなもんでしょ? -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&ワレモコウ
実際、この時期に里地里山で花の見頃を迎える山野草の多くは多年草で
下刈りに強い多年草です。
多年草は運悪く下刈りにあっても夏前の下刈りなら
なんとかヒコバエが芽生えて何とか花を咲かせることもあるし
花が咲かなくても根が残ればよ翌春再び芽生えて
開花のチャンスが訪れます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
1年草でもイヌタデのようにたくさんの種を残せば
来春再び芽生える可能性が高まります。
ただイヌタデは草丈が低く明るく開けた場所を好むので
草丈の高い多年草が多い土手などでは競合に負けてしまうので
群生は中々作れません。
1年草の多くは種を地中で休眠させることができるタイプが多く
休耕田のような明るい場所ではいち早く芽生えて群生することができます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
棚田の土手に転がる大岩の周囲にリンドウがたくさん咲いていました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
リンドウは漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」が しだいに訛って
「りんどう」になったそうで リンドウの根が胆汁のように苦く、
その苦みが熊の胆より苦いので龍の胆と呼ばれたそうです。
漢方の熊胆(りゅたん)、熊の胆は健胃効果や利胆作用など
消化器系全般の薬として利用されます。
昔は富山の置き薬の定番でしたが今はあまり見なくなりました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
岩の周りは下刈りしにくい場所なので
リンドウが多く生き抜けたのでしょう。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
-
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
この里山の土手ではリンドウの他にもノハラアザミやノコンギクなど
様々な山野草の花がまだ頑張って咲いていますが
そのほとんどは一度下刈りされてまた咲き出した“ひこばえ”です。
里地里山では逞しさもないと生きていけないんですね。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
リンドウも多年草なのでヒコバエ作戦も取れますが
ヒコバエは早い時期に再び芽生えないと花が咲く前に
寒さが訪れ花を咲かせられないこともありますが、
リンドウはヒコバエ作戦でははく
倒れる作戦をとるようになったと思われます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
倒れるように成長すれば下刈りに遭遇しても
下刈りは地面付近まででは刈らないので
全草が生き残れる可能性が高く、
ヒコバエに要するエネルギーを消費せずに花を咲かせることができます。
この写真のリンドウの多く根本は倒れるように育ち
花に近い部分だけを上に成長して花を咲かせています。
リンドウはこの強かな作戦で激戦区の明るい土手で
生き抜いてきたのでしょう。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&センブリ
棚田と林に隣接する土手ではリンドウの他にも
センブリが咲き始めていました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&センブリ
◎センブリ(千振/リンドウ科センブリ属)は
中国、朝鮮半島、日本に分布、日本では、北海道西南部、
本州、四国、九州にかけて広く分布します。
丘陵地やマツ林などの日当たりが良く、やや湿り気のある山野の草地や
林縁に自生する越年草(2年草)です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&センブリ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:センブリ
センブリ(千振/リンドウ科・センブリ属)は古くから健胃生薬として知られ、
千回煮出してもなお苦いことからセンブリと名付けられました。
昔から身近な民間薬として人気があるために乱獲されたり、
里山の荒廃などでその数を激減させました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ
センブリに混じってリンドウも咲いていました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:センブリ
センブリが激減したのは薬草として
開花時期の根っこを含む全草を干して利用するため、
根こそぎ採ってしまうのも大きな原因のようです。
センブリは2年草なので、一度根こそぎ採取されると種ができず
消滅してしまう恐れがあるので、
もし採取する場合にしても全株採らずに数株でとどめて欲しいものです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&センブリ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:センブリ
センブリは二年草(越年草)で草丈は8~20 cm)。
1年目は花後に発芽した芽が地面近くに
2 - 4枚出した根生葉をロゼット状に広げて冬を越し、
2年目に茎が立ち上がります。
茎は単立するか、根元から数本に分かれて生え、
花期は秋(9 - 11月)です。
標高の高いところから次第に低地へと下りながら開花していきます。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&センブリ
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☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:リンドウ&センブリ
センブリはゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の
三大民間薬の一つとされていて
昔から苦味胃腸薬として使われてきました。
強烈な苦みが舌や胃を刺激して食欲増進につながりますが
実際の薬効はさほど無いようです。
中国の漢方薬では利用されていないそうです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:イヌタデ&黄金田
センブリやリンドウが自生する棚田の土手から
車に戻る際にも再び美しいイヌタデの群生を撮影しました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:野菊の競演
休耕田の畦道だったところに横並びで
秋を代表するノギク3種が仲良く共演していました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:野菊の競演
白はゴマナ(胡麻菜)、黄色はアキノキリンソウ(秋の麒麟草)、
薄紫はノコンギク(野紺菊)です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:野菊の競演
どの花も特段珍しい花ではありませんが
こうして共演していると華やかな園芸種に勝るとも劣らない美しさです。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アケボノソウ&ゴマナ
棚田に注ぐ小さな沢筋に阿武隈山系では希少なアケボノソウが
咲いていました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アケボノソウ&ゴマナ
◎アケボノソウ(曙草/リンドウ科センブリ属)は
北海道~九州に分布する2年草で
山あいの湿地や沢のほとりなどの湿った場所に自生します。
1年目は根生葉だけのロゼット(注)で生育し
2年目に地上茎を出して花を咲かせ、晩秋には枯れてしまいます。
キレイだからといって採ったり切ったりすると種ができなくなり
翌々年からはその場所で花が見られなく恐れがあるので
必ず自生地で愛でましょう。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:アケボノソウ&ゴマナ
アケボノソウの草丈は大きいものでは1m以上にもなり、
花を含む全体の姿はやや地味な印象ですが、
クローズUPすると気品のあるとても美しい花で大好きな花の一つです。
名前の由来は花びらの先の小さな黒っぽい点々と
黄緑色した2つの点(蜜腺)を夜明けの星に例えたロマンある名前です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
東野の清流近くの林道沿いで
少し変わったツリフネソウを見つけました。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
当地で見られるツリフネソウ(吊り舟草)は
赤紫色のツリフネソウとツリフネソウの変種で白花の白花ツリフネソウと
黄色いキツリフネの3種がありますが、
この薄紅色のツリフネソウはどれにも当てはまりません。 -
☆ツリフネソウ色々
◎左上:ツリフネソウ ◎右上:キツリフネ
◎左下:白花ツリフネソウ ◎右下:ハナツリフネソウ(ヒマラヤ原産)
この他、当地には自生していない
◎ハガクレツリフネソウや◎エンシュウツリフネソウ
◎ワタラセツリフネソウなどがあります。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
この花は花序が茎の先端から伸びて花を咲かせているいので
葉腋から花序を伸ばすキツリフネとは別ものなのが分かります。
おそらく赤紫色の一般的なツリフネソウの変種と見るのが妥当かと思います。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
ぱっとみ西日本以西に自生するハガクレツリフネソウにも似た印象ですが
ハガクレツリフネソウは名前のように葉の下(葉腋)から花序を伸ばしますが
この花は茎の先端から花序を伸ばしているので
ツリフネソウと同じ形態です。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
-
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
この変種の花には赤紫に近い花色や白花に近い花色もあり
一般的なツリフネソウと白花ツリフネソウの中間的な特徴があります。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:変種ツリフネソウ
この変種が今後も固定化され毎年花を咲かせるのか
一代限りで消えてしまうのかできれば来年も確認してみたいと思います。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:シマヘビ
上記の変種のツリフネソウを撮影していたら
何となく足元に殺気を感じたので
目を下に向けたら、なんとシマヘビがいました。
ま、シマヘビは毒蛇でもないので怖くもなんともありませんが
やはり突如現れると一瞬ドキっとします(^-^;。 -
☆秋の野の花めぐり、花仕舞いの候~東野の里山:シマヘビ
以前、シマヘビがカエルを飲み込んでいる最中に出くわし
珍しいので近づいて写真を撮り始めたら尻尾を立てて
ガラガラヘビみたいに音を出して威嚇してきました。
シマヘビに毒はありませんが、
まれに口内から破傷風菌が検出される場合もあるため、
咬まれたら患部を水でよく洗い、
消毒して医療機関で処置を受ける必要があるそうです。
『なめたらいかんぜよ』 -
☆里地里山の秋の仕舞花~ナツトウダイとノコンギク
上記のリンドウやセンブリの撮影は10/4でしたが
それから遅れること約2週間、10/18には
当町郊外の里山の林縁でもリンドウやセンブリが咲き始めました。
この写真の赤い草紅葉はナツトウダイのヒコバエです。
通常ナツトウダイは草丈1mを越しますが
これは一度下刈りにあったと見えて30cmほどしかありませんでした。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~リンドウ&ヤマハギ
ヤマハギの黄葉とコラボするかのようにリンドウが咲いていました。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~リンドウ&ヤマハギ
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☆里地里山の秋の仕舞花~リンドウ&ヤマハギ
ヤマハギの黄葉などまず注目されることはありませんが
リンドウをより美しく演出してくれ助演賞ものです。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
センブリは咲き始めでした。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
撮影後にPCに取り込んでから気づいたのですが
背後に緑色の豆の莢が写ってしました。
これまた写真全体をアートっぽく演出してくれています。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
背後の赤はナツトウダイの草紅葉です。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
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☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
赤いナツトウダイの背後ボケも秋らしさを感じさせてくれています。
もしナツトウダイが無かったらちょっと地味な色彩だったことでしょう。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
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☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
センブリの近い仲間にムラサキセンブリがありますが
福島県では近年自生が確認されていません。
センブリも蕾の頃は薄紫色ですが
開花してしまうと、ほぼ白く見えてしまいます。
ムラサキセンブリはフリマでも殆ど出品されることもなく
ぜひ欲しい山野草の1つです。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
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☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
ナツトウダイの赤とヤマハギの黄色がいい具合に背景ボケで
秋らしい彩りを添えてくれています。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
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☆里地里山の秋の仕舞花~センブリ
センブリにはもう1種近縁のイヌセンブリがあり
こちらは福島県でも浜通りでわずかに自生しています。
地味な花ですが全国43の都府県で絶滅危惧種に指定されています。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
毎年里山の花のラストを飾る花の一つキッコウハグマが見頃になりました。
キッコウハグマは元々閉鎖花が多い種類ですが
今年は当たり年のようでたくさんの花が咲いていました。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
閉鎖花とは蕾のまま開花しないで自家受粉(自家交配)し種を作る仕組みのことで
天候不順などの異常気象でも影響受けずに種(子孫)を作ることが出来ます。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマの閉鎖花
この閉鎖花は花後にできた種ではなく
花が咲かないまま蕾のままで自家受粉し綿毛状の種ができます。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
紅葉しているのやヤマヅタ(山蔦) -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
閉鎖花は一見完璧な作戦のようにも思えますが
種から咲くキッコウハグマはみな同じ遺伝子を持つクローンなので
未知の病気や害虫に遭遇すると、
まったく同じ体質なので全滅するリスクがあります。
なので多くの植物は自家受粉ではなく、
他家受粉 (他家交配) で常に他の株の遺伝子(花粉)を取り入れ、
見た目は似ていても多様な個性を持った子孫を残します。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
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☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
キッコウハグマの他にセンボンヤリ、スミレなども自家受粉が多く見られます。
そうすることによって、絶滅のリスクを減らしていると思われます。
自然の摂理は見事ですね。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
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☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
キッコウハグマの草丈は5cm弱で、
そこから5~15cmほどの花茎を伸ばし花径7mmほどの小さな花を
幾つか咲かせます。
でもこの花は一見一つの花のように見えますが
実は3つの花が集まって一つの花のように見える集合花なんです。
-
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
まず開花すると赤紫色のオシベからオレンジ色の花粉が出て(雄性先熟)
花粉がとれた頃、オシベの先からメシベが伸びてきます。
オシベは何本かが合体し筒状になっていて、
その真ん中からメシベが伸びてくる構造で
オシベ&メシベの出方に時間差があるのは自家受粉を防ぐ仕組みです。
-
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
キッコウハグマ(亀甲白熊/キク科・モミジハグマ属)は葉っぱの形が
亀の甲羅のようなのでキッコウと言い、
白い花が白熊(ハグマ)に似るのでキッコウハグマと呼ばれます。
白熊といっても北極圏に生息する猛獣のシロクマではなく
チベットなどに棲む毛むくじゃらの牛の仲間ヤクのことです。
私は一度ヒマラヤで生のヤクを見たことがありますが
どう見てもヤクには似ていないと思います(^-^;。
昔は獅子や麒麟と同じように見たことの無い
伝説の動物だっんでしょうね。 -
☆里地里山の秋の仕舞花~キッコウハグマ
これで◆福島・四季・彩々・Part113、秋の野の花めぐり~花仕舞いの候は
お仕舞です。
いつも最後までご覧くださりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
いよいよと言うか、ようやくと言うか次回から紅葉シリーズが
始まります。
福島県では今年の紅葉はスタートこそ1週間から10日遅れでしたが
徐々に平年に近づき紅葉の後半はほぼ例年通りになりました。
いわき市沿岸の紅葉がそろそろ見頃を迎え
東北最後の紅葉になります。
後は雪が降るまではしばらくネタらしいネタはなくなるので
この時期に溜まりに溜まった写真を整理し旅行記を仕上げなければと
思っていますが、相変わらずの遅筆なので年を越してしまうかも(^-^;。
ではまた。 j-ryu
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