2022/04/08 - 2022/04/12
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j-ryuさん
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☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ね丁度Part,104になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったり、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありません。
共通は無いと言いながら今回も春の山野草を中心にご紹介します。
山野草は1か所でたくさんの種類を見られる場合もありますが
殆どは自生場所も見頃も違うのでその山野草ごとに見頃を予想し
それぞれの自生地に小まめに足を運ぶ必要があります。
一応過去のメモ書きと今年の気候を総合的に判断しますが
外れる事など日常茶飯事、すぐ近くなら出直しもありですが
往復1時間もかかる場所で予想が外れると
それはもう酷く落ち込みます。
でも一番輝きいている時の美しい山野草をご覧いただくには
そのくらいの落ち込みでメゲテいられません。
今日も明日も東奔西走あるのみです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
隣り町の隣りの村にアズマイチゲの群生を見に行ってきました。
良く似たキクザキイチは町郊外でも見られるくらい
比較的ポピュラーですが、福島県の場合はキクザキイチゲに比べ
断然少ないと思います。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)は北海道~九州の主に落葉樹林の明るい林下や林縁に自生し土壌は石灰岩質を好みます。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~キクザキイチゲvs アズマイチゲ
キキザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)と良く似ているので
比べてみましょう。
キクザキイチゲの葉がギザギザと切れ込んでいるのに対し
アズマイチゲの葉は3小葉に分かれ丸みがあって少し垂れ下がっています。
アズマイチゲの花色(萼片)は白だけですが
キクザキイチゲは白がもっとも多く、豪雪地帯では青紫や薄紫色も見られます。
花の中心部はキクザキイチゲはほぼ白ですが
アズマイチゲはわずかに紫を帯びています。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
当地近隣でアズマイチゲは阿武隈山系に自生していますが
これほどの群生は見られず、
せいぜい10株程度がまとまって咲いているくらで
一面のアズマイチゲは唯一この周辺だけです(私が知っている限り) -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
場所は里山の雑木林と田畑の境にある農道た棚田の土手で
もしかしたら農家の方が雑木林の林縁から移植し
その後自然増殖した可能性もあります。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
直ぐそばの雑木林の林縁にも自生していますが
これほど密度は高くありません。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆古殿町大風川渓谷のアズマイチゲ
この群生地を知る前は阿武隈山地の大風川渓谷や山鶏滝渓谷などに
見に行ってましたが、まさかそれより近場に大きな群生地があるとは
思いもよりませんでした。 -
☆町郊外のキクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
キクザキイチゲとアズマイチゲは確かに似ています
アズマイチゲの花びら(萼片)が均整が取れているのに対し
キクザキイチゲは少し不揃いなタイプが多いです。 -
☆白河関の森のキクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
でも白河関の森のキクザキイチゲのようにアズマイチゲと比べても
遜色ないくらい均整が取れている花もあるにはありますが
こちらの方が少数派かも。 -
☆青花キキザキチゲ
アズマイチゲは白花ばかりですが
キクザキイチゲには青花も見られます。
青と一言で言っても実際は様々なカラーバリエーションがあります。
右の上下は同じ裏磐梯ですが同じ花色ではありません。
アズマイチゲは日本全国白一色なのに
キクザキイチゲの色彩変化の理由は謎です。
豪雪地帯に青花が多いのは事実ですが
豪雪だけが理由ならみんな青花になっていいはずですが
実際は青花は多くて30%程度ではにかと思います。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
アズマイチゲの葉っぱの色は基本的には緑ですが
ここのアズマイチゲの葉は紫蘇の葉のような色が多いのが特徴です。
もしかしたら陽当たりが関係しているのかも。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
半日陰のような場所は緑ですが
この土手のように一日中陽が当たると日焼けするのか、
紫外線から守るためアントシアニンが形成されるのか
他に理由があるのか分かりません(^-^;。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
上記の自生地から少し離れた棚田の土手にアズマイチゲが
たくさん群生しています。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
あれ・・・・
ほとんど花が閉じています。
開花前なのか、開花したけれど寒いで半閉じ状態になったのか・・・・ -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
空が真青ってことは
風が強い証拠の一つです。
たしかにこの日はスカッ晴れですが
風が強く体感温度もかなり寒かったので
アズマイチゲもその気温を敏感に感じ取ったのかも。
でも最初に訪れた群生地とここは100mくらいしか離れていません。
どちらも陽当たりは抜群。
でも方や全開、方や半閉じ
はっきりした理由が分かりません。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
棚田のアズマイチゲはダメだったかとガッカリしたのですが
50mほど離れた場所のもう一か所群生があるのでダメ元で行ってみました。
するとどうでしょ。
こちらも全開までとはいきませんが8分くらい開いています。 -
☆2021年3/29のアズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
昨年は例年にないほどの暖かい春で同じ群生地のアズマイチゲの群生は
3/29に満開でした。 -
☆2021年3/29のアズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
時期さえ合えばこのように全開するのですが、
花の見頃を毎年当てるのはかなり難しいです(^-^;。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
棚田の上の方から見下ろすと8分くらい開花しているのが良く分かります。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
こちらも半閉じだった群生地と条件はほぼ同じだと思われますが
この差はいったい何なんでしょう? -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆2021年3/29のアズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
昨年も風は冷たかった記憶があるのですが。
今年より9日も早い満開でした。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
アズマイチゲは石灰岩質の土壌を好むと言われますが
この周辺は石灰岩質土壌とは思えないのに
この周辺にだけアズマイチゲの群生が何か所も見られるのは不思議です。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
山野草好きの仲間のあいだではズマイチゲは人気の花ですが
気品はあるものの華やかとは言い難いので
一般人はあまり注目しないようです。 -
☆春の野の花巡り~白梅
白梅も満開を迎えていました。
白梅と山野草は何ら関係はありませんが
目的の花の開花状況の目安になります。
その地域の白梅が満開になると、
その地域の目的の山野草も満開になる可能性があるからです。 -
☆春の野の花巡り~白梅
もし自宅周辺の白梅と目的の山野草が20,30kmくらいの差で
標高もそれほど変わらなければ白梅の満開に合わせて
目的の山野草を見に行けば良いわけです。
この参考の花は梅じゃなくても、桜でも水仙でもチューリップでもOkです。
つまり自宅周辺の花の満開日を記録していて、
目的の山野草も記録しておき、
わざわざ遠くまで見に確認しに行かなくても
自宅周辺の花の開花状況で離れた場所の山野草の開花状況が
予想できるってことです。
100%当たるわけではありませんが、二度手間を踏むよりは断然賢い手段です。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
上記のズズマイチゲ咲く里山の近くではアマナの群生も
見頃を迎えていました。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
-
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
アマナは、チューリップの原種によく似ており、
以前はとしてチューリップ属に分類されていましたが
今はアマナ属になりました。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
名前は球根が甘く食用できるところから。別名ムギクワイといい、
これは球根をクワイになぞらえたものだそうですが、
私はまだ食べてみたことはありません。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
-
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
アナマ(甘菜/ユリ科アマナ属)は関東以西~九州に分布し、
川沿いや田の畦などの草地や明るい落葉広葉樹林の林縁部などに自生します。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
多くの資料ではアマナの自生地は関東以西とありますが
福島県でもわずかですが隔離分布しています。
緯度的には福島市辺りの自生地の方が北なんですが、
中通り地方は北部の福島市より南部の白河市の方が標高が高いので
緯度に標高を加味すると、この周辺がほぼ北限だろうと思われます。 -
☆北限のアマナ ※2020/4/7 撮影
以前は隣り村の自生地で撮影していましたが
株数はそこそこあるのですが花付きがあまり良くなく
毎年多くても10株くらいしか花を咲かせていませんでした。 -
☆北限のアマナ ※2020/4/7 撮影
近隣ではこの自生地しか見つからなかったのですが
昨年、思いもよらずここより遥かに大きい群生地を見つけ
あるところにはあるもんだと驚きを禁じ得ないませんでした。 -
☆北限のアマナ ※2020/4/7 撮影
運が良いのか悪いのか、この自生地は昨年から河川工事が始まり
重機が入り立ち入りできない状態になってしまい、
遠くから覗うとこのアマナは無残にも掘り起こされてしまったかも知れません。
ここには超レアなイチリンソウも自生していただけに
河川工事と言う大義名分のもとに貴重な山野草が
消えてしまうかと思うと残念としか言いようがありません。 -
☆アマナの日本レッドデータ
※日本レッドデータ検索より
http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06050095417
22都県で絶滅危惧種にしていされています。
福島県での指定はされていませんが
自生地はかなり限定的です。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
一昨年までの自生地のアマナは消滅の危機にありますが
昨年偶然にもこの新たな群生地を見つけていたので
写真的には大丈夫ですが、この自生とて保護地では無いので
いつまた開発されるか分かりません。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
-
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
アマナはハナビラの赤い筋模様があるのが特徴ですが
順光で撮影するよりが逆光気味に透過光を生かした方が
赤筋がはっきり写すことができます。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
この自生地で逆光気味に撮ろうとすると
このアングルになってしまい
結果、似たような構図の写真ばかりになってしまいました(^-^;。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
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☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
順光で正面から見ると赤い筋があまり目立ちません。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
アマナは見返り美人かもね(^^ゞ。 -
☆春の野の花巡り~アマナ(甘菜/ユリ科アマナ属)
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☆春の野の花巡り~オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)
アマナ咲く里山ではオオヤマザクラが花盛りでした。 -
☆春の野の花巡り~オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)
オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)は
北海道、本州の山陰、北陸、中部地方以北と四国の石鎚山脈の山地に野生し、
南千島、サハリン、朝鮮にも分布する。
ヤマザクラに比べて花が大きいのでこの名があり、
花色が濃いのでベニヤマザクラ、
また北海道に多いのでエゾヤマザクラとも呼ばれます。 -
☆春の野の花巡り~オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)
-
☆春の野の花巡り~オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)
オオヤマザクラも一般的なヤマザクラと同じように
花と葉がほぼ同時に展開します。 -
☆春の野の花巡り~オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)
オオヤマザクラと一言でいっても花色には個体差があるので
複数のオオヤマザクラがあればグレデーションが見られます。
ちなみにソメイヨシノは同じ木から接ぎ木して咲かせるクローンなので
花色は基本的にどこで見ても同じ色です。 -
☆春の野の花巡り~オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)
薄紅色が野生種とは思えないとても美しい桜です。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
あれ!また同じアズマイチゲかい?と
突っ込まれるあなた。
はい、
同じアズマイチゲです(^-^;。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
でも上記で紹介したアズマイチゲと撮影日が違うんです。
上記のアズマイチゲは4/7の撮影で
今度のアズマイチゲは4/12撮影です。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
実はこの日、白河市の関の森にカタクリとキクザキイチゲの群生を見に行き、
ちょうどここは我が家と関の森の中間地点くらいなので
半閉じアズマイチゲのリベンジに再び立ち寄ったわけです。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
前回から5日後、天気も青天、気温も高く
予想通り今回は花を開かせていました。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
ほぼ開いてはいましたが、まだ全部が全開って感じではありません。
前回満開だった群生は既に終わっていました。
そう距離が離れているわけでは無いし、
状況や条件もそう大差あるわけでは無いのに
この差は何??って感じです。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
アズマイチゲは山間の谷間&谷筋など土壌水分が多い場所に
好んで自生しますが、棚田の土手なので土壌水分が多く
谷間&谷筋に近い環境なので大きな群生になったのでしょう。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
でも、ここは陽当たりが良すぎる棚田の土手で
午後は半日陰を好むアズマイチゲには厳しい環境だと思まわれます。
陽当たりが良すぎるので
葉っぱにアントシアニンをつくり紫外線から守っているのかも。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
キクザキイチゲは近畿以北~北海道の落葉樹林下や林縁、
やや湿り気のある土壌を好むので、
渓流沿いや谷間の斜面、河岸段丘下などで良く見られます。
アズマイチゲはの分布域は北海道~九州とキクザキイチゲより
広いのですが自生地はアズマイチゲの方が少ないようです。
それはキクザキイチゲは地質をさほど選ばないのに対し
アズマイチゲは石灰岩土壌を好むからです。
引いて言えばアズマイチゲはアルカリ性土壌を好むってことのようです。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
アズマイチゲもキキザキイチゲもハナビラに見えるのは萼片で
キンポウゲ科の特徴です。
でも素人にはハナビラと萼片の違いや見分けは、
かなり難しいと思います。
そう言う私もアズマイチゲやキキザキイチゲは
ハナビラに見えるのは萼片だと覚えているので
偉そうなことを語っていますが
私にもハナビラと萼片の見極めはできません(^^;)。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
-
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
花冠(花びらの全体)の外側にある、通常小さな葉の形をしているもの一つ一つを萼片といい、この萼片を総称して、萼(がく)といいますが、
その萼の外側に、更に、萼がある場合があります。
これを副萼といいいい、その一つ一つを副萼片といいます。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
苞(ほう)
開花前の蕾全体を包み込む葉のようなものを、苞といいます。
葉に似ていることが多いことから、苞葉とも呼ばれます。
幾つかの苞からなる場合は、一つ一つを苞片、
全体を総苞といいます。
ミズバショウのような独特の形をした苞を、
特に、仏炎苞といいます。
苞に似た萼がありますが、苞は蕾を包み保護する役を担うのに対し、
萼は開花した花冠を支える役を担っています。 -
☆春の野の花巡り~アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
花の構造については聞きかじりで覚えているので
言っている本人もよう分かっていません(^-^;。
ま、詳しいことは専門家にお任せに
『そうなんだ』程度で十分かと思っています。
今回の写真数はいつもより少なめですが
他の野の花も加えると中途半端になってしまうので
今回はこれで◆福島・四季・彩々・Part104~仲春の候を
お仕舞にします。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
春は花や新緑やらで秋と並んで一番忙しない季節。
写真撮影に加え庭仕事も一番忙しい時期です。
撮影は順調に進んでいるのですが編集が一向に追いついていません。
いっそ雨でも降ればデスクワークに集中できると思うのですが
今のところ良い天気ばかりで家でじっとしていられません(^-^;。
まさに、貧乏暇なしです(笑)
ではまた。 j-ryu
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