2020/05/01 - 2020/05/15
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j-ryuさん
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☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ねPart,87になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
脈絡がないネタだったり、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありません(^^);。
日本の新型コロナウィルス感染症は2月上旬にダイヤモンドプリンセス号の
集団感染から始まり既に3か月。
5/14に39県で緊急事態宣言が解除されようやく出口が少し見えてきました。
とは言えワクチンや薬はまだ開発段階なのでいつ何時感染爆発が起きても
不思議ではありません。
4トラ仲間の多くも大好きな旅行ができずに
さぞストレスが溜まっいることでしょう。
バーチャルでも少しは行った気分になれるかも知れませんが
やはり『百聞は一見に如かず』に敵う感動はありませんよね。
“福島・四季・彩々”は壮大な感動こそありませんが
足元の小さな野の花一輪にも小さな感動は隠れています。
こんな時こそ身近な自然に注目してみるのもいいかも。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
近くの里山(雑木林)の明るい林床ではフデリンドウが花盛りです。
リンドウと言うと秋のイメージですがフデリンドウの他にも
ハルリンドウやタテヤマリンドウ、コケリンドウなど
春に咲くリンドウもけっこうあります。
でもなぜか春に咲くリンドウはみな小型で草丈は4cm~10cm程度です。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
フデリンドウの花色は基本的にはみなライトブルーですが
稀にネズ色がかった薄紫色もあります。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
フデリンドウは越年草でこの花が種をつけ
こぼれ発芽し越冬し良く春にまた花を咲かせます。
キレイだからといって持ち帰り植えたとしても
この株から花を咲かせることはありません。 -
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
隣り町の川沿いの土手でタニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)が
今年も見頃を迎えました。
と、言いたいところでしたが
昨年10月の台風19号で川が氾濫し
一番群生したポイントが土砂ごとかなり流され
そこには今年は花は咲いていませんでした。
草丈は5cmほど、花の大きさはわずか8mmの
日本で草丈も含めて最も小さな小さなキキョウです。
(花の大きさならヒナキキョウも最小部類) -
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)(2019/5 撮影)
これは一番群生していたポイントを昨年撮影したものです。
タニギキョウは湿り気の半日陰を好むのに
ここは好条件とは思えない一日中燦燦と日が当たる土手。
タニギキョウはある程度群生はしますが
これほど密に花を咲かせるのはとても貴重でした。 -
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
タニギキョウは全国のやや湿った林下や谷間に自生し
細い地下茎が枝分かれし、その先端は立ち上がって茎となり
草丈は5cmほど、花の大きさはわずか8mmの
日本で草丈も含めて最も小さな小さなキキョウです。
(花の大きさならヒナキキョウも最小部類) -
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
タニギキョウが群生すると言っても
花付きはこの程度。
昨年撮影した上記”タニギキョウの群生”はかなり貴重でした。 -
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
-
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
花色はぱっと見は純白に見えますが、
ようく見ると花によっては花弁にわずかに薄紫の筋がはいります。
一つ一つは小さく控えめな花ですが群生すると見栄えがしてとても美しいです。 -
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
-
☆タニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)
野生のキキョウの仲間の花色は青紫や青、紫などですが
タニギキョウの紫色の筋は私もキキョウの仲間よと
小さく主張しているかのようです。 -
☆ヤマナシ(山梨/バラ科ナシ属)
里山でヤマナシが青空に映えキレイでした。
本州、四国、九州、朝鮮半島南部、中国に分布し
日本のものは、古い時代に中国から渡来したものが野生化したという説もありますが、今の時代DNAを解析すれば分かるような気もするが、人為的なものなのか、野鳥などが種として運んだのかと、渡来した時期までは無理なのかも。 -
☆ヤマナシ(山梨/バラ科ナシ属)
樹高は15mにもなり、品種改良された現代の梨の木からは想像もつかない樹形です。
もっとも栽培梨は管理しやすいよに棚状に剪定していますが、そのまま育ててれば野生種と同じような樹形になるのかも。
ヤマナシの果実は園芸種の赤梨(長十郎など)をとても小さくしたような形ですが、堅くてジャリジャリしとても食べられるような実ではありません。 -
☆ヤマナシ(山梨/バラ科ナシ属)
花の一つ一つは果樹の梨とほぼ同じです。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
別の里山でもフデリンドウが花盛りでした。
春に咲くリンドウの中で分布域が広いのがフデリンドウです。
北海道~九州まで広く分布し、里山や林のやや乾いた明るい草地に自生し
草丈は5~7cm、根生葉がなく
1本の茎の先で枝分かれし花が咲きます。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
フデリンドウの名前の由来は蕾が筆に似るところによりますが
リンドウの蕾はみな筆のような形なんだけどな・・・・・(^^); -
☆A:フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
同じ春に咲くフデリンドウとハルリンドウは良く似ているので
間違う人も多いので確認してみましょう。
フデリンドウは1株当たりどんなに花が多くても根元は1本で
茎の途中から花が分岐します。
自生場所はやや乾き気味の草地や明るい林縁林床です。 -
☆B:ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)
ハルリンドウは本州~九州の平地や山あいの
湿地など湿った場所に自生します。
なぜか当地では平地ではあまり見られず
高原の湿地などに自生しています。
草丈7~8cm、根生葉があり茎は根本から枝分かれし花が咲きます。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
-
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
-
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
フデリンドウは草丈が5cm程度しかないので
下草や灌木が繁茂すると花を咲かせることができません。
なので定期的に下刈りされる手入れの良い里山がお気に入りです。 -
☆フデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
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☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
フデリンドウ咲く里山ではイカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )も見頃になりました。
イカリソウは主に北海道~本州の太平洋側の山林に多く自生し
花の形が船舶の錨(いかり)に似ているのでイカリソウと呼ばれています。
花色は薄いピンクが多数ですが、まれに白花もあり
地方によっては黄色もあります。
イカリソウ属は25種ほどがアジアから南ヨーロッパにかけて分布します。 -
☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
-
☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
イカリソウの基本種の花色はピンク色です。
この里山には純白や黄花こそありませんが
ほぼ白から濃いピンクまで多様です。 -
☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
イカリソウは漢方では精力剤として有名です(^^ゞ。
昔、一日に百回も交尾するすごいヤギが山に生息していました。
このヤギはいったい何を食べて、こうも強いのだろうと、
村人が草むらにかくれて遠くからながめていたのです。
すると淫乱なヤギはしきりにある一つの植物の葉を食べており、
その葉は村人たち「カク(カク)」と呼んでいる植物であることがわかり、
それ以後、これを「淫羊カク」と名付けて強壮生薬として用いるようになったといわれています。 -
☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
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☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
実験的にも大脳を興奮させ、刺激性を敏感にし、
末梢血管を拡張して血流を亢進させ、
特に、陰茎海綿体を充満させる作用があるといわれています。
日本名ではイカリソウといいますが、花が船のイカリに似ていることからつけられたのでしょうが、
「イキリ立つ」ということにも引っかけた言葉だともいわれています。
どのイカリソウでも効くのではなく、
中国で古くからこれが良いとして使われているホザキノイカリソウが一番です。
これにはイカリイン、エピメディンCが含まれているのです。
※田辺三菱製薬HPより http://www.mt-pharma.co.jp/healthcare/herbal_medicine/10.html -
☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
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☆イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )
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☆サクラスミレ(桜菫/スミレ科スミレ属)
イカリソウのそばではサクラスミレやアケボノスミレも咲いていました。
サクラスミレは北海道東部~九州の水分の多い落葉樹林に
自生し、花径は2.5cmにもなる日本最大級のスミレです。
ハナビラの先端が窪んで桜に似ているのでサクラスミレと呼ばれます。
花色は濃い紫なのであまり桜のイメージはしませんが・・・・・(^^);。
誰が言い始めたのは分かりませんがスミレの女王とも。 -
☆アケボノスミレ(曙菫/スミレ科スミレ属)
アケボノスミレは北海道南部~九州の太平洋側内陸部に多く見られ、西日本では少ないようです。
スミレサイシンの仲間で花色こそ違え、葉が出るより先に花が咲いたりもしくは葉っぱが落ち葉に隠れて見えなかったりとスミレサイシンの特徴と良く似ます。
花色からすればこちらの方がサクラスミレらしいかも(^^;)。 -
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツチ属)
里山ではヤマツツジも花盛りでした。 -
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツチ属)
-
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツチ属)
-
☆ヤマザクラ(山桜/バラ科サクラ属)
里山のヤマザクラ越しに見下ろした先には
田んぼの代かきが進んでいるようです。 -
☆ヤマザクラ(山桜/バラ科サクラ属)
ソメイヨシノが散ってからヤマザクラは見頃になります。
それもソメイヨシノのように一斉に開花するのではなく
ヤマザクラは多種多様なので花期も微妙に違いがあります。 -
☆ヤマザクラ(山桜/バラ科サクラ属)
ソメイヨシノのような華やかさはありませんが
素朴さの中に風情を感じます。 -
☆北限のシロバナタンポポ(白花蒲公英/キク科タンポポ属)
シロバナタンポポは一般的に関東以西に自生すると言われますが
福島県でも県の南部で稀に見られ、
この辺りがほぼ北限だと思われます。 -
☆北限のシロバナタンポポ(白花蒲公英/キク科タンポポ属)
シロバナタンポポは在来種(日本産)ですが同じ在来種のエゾタンポポなどよりは
総苞外片はわずかに開いて、先端に明瞭な角状 突起があります。
しかしセイヨウタンポポ(ダンデライオン)に比べれば総苞外片が大きく反り返えりません。 -
☆北限のシロバナタンポポ(白花蒲公英/キク科タンポポ属)
-
☆北限のシロバナタンポポ(白花蒲公英/キク科タンポポ属)
シロバナタンポポは他のキク科の花と同じく
小さな舌状花の集合体です。
舌状花は少なめで、白花と言っても中心部はやや黄色く見えます。 -
☆北限のシロバナタンポポ(白花蒲公英/キク科タンポポ属)とエゾタンポポ(蝦夷蒲公英/キク科タンポポ属)
ここではシロナバナタンポポとエゾタンポポが
仲良く隣り合って咲いてします。
近縁種同志ですがそう簡単には交雑はしないようです。 -
☆エゾタンポポ(蝦夷蒲公英/キク科タンポポ属)
エゾタンポポは中部(高い山)以北、東北や北海道の林縁や草地に自生します。
特徴はガク(総苞外片)は反り返らず、花茎の上部に毛が密生します。
セイヨウタンポポは受粉しなくても単為生殖によって結実し暖地では1年中咲くため、あちこちで増殖し日本在来のカントウタンポポやカンサイタンポポ、エゾタンポポなどは年に1度しか咲かないのでセイヨウタンポポに押しやられ姿を消しつつあります。
おそらく、街中でふだん目にするタンポポはほとんどがセイヨウタンポポだと思いますが今度見かけたらガクをよく観てください。
ガクが反り返っていなかったら日本在来種のタンポポです。 -
☆エゾタンポポ(蝦夷蒲公英/キク科タンポポ属)
棚田の土手に群生するエゾタンポポ。
棚田の土手下の農道脇は全部セイヨウタンポポですが
この土手は100%エゾタンポポです。
ちゃんと棲み分けしているのが不思議です。 -
☆オクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英/キク科タンポポ属)
福島県では上記のシロバナタンポポやエゾタンポポの他に
オクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英/キク科タンポポ属)という
在来種もわずかに見られます。
ただのタンポポじゃないと思うかもしれませんが
福島や宮城など東北南部だけに自生するタンポポです。
関東以西に自生するシロバナナタンポポと東北以北に多い
エゾタンポポの中間的な花色です。 -
☆セイヨウタンポポ(西洋蒲公英/キク科タンポポ属)
こちらはどこででも見られる西洋タンポポです。
花がぽってりした感じで
ガクが大きく外側に反り返り
花茎には産毛はほとんどありません。
一株当たりの花数も多いのが特長です。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
郊外の田園地帯の土手でオドリコソウが咲き始めました。
オドリコソウの花色は自生地や個体によって濃いピンク~白まで様々。
この自生地はピンクと白がグループごとに混在しています。
名前の由来は花の咲く様子を櫓の上で輪になって踊る踊り子に見立てたと言われてます。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
白に少し赤みがさしたタイプ。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
ピンク色タイプ。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
ピンク色タイプ。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
濃いピンク色タイプ。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
ピンク色タイプ。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
ピンク色タイプ。
全体的にはこのピンク色タイプが多い。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
ほぼ白いタイプ。 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)
純白タイプ。 -
☆キバナオドリコソウ(黄花踊り子草/シソ科ラミアストルム属 )
キバナオドリコソウは欧州東部~西アジア原産の逸失帰化植物。
半日陰を好みランナーで増えていきます。
以前、キレイだと思って1株頂いて植えたら増えるは増えるは・・・
あまりにも繁殖力旺盛で他の植物を負かすので駆除したつもりですが
いまだに出てきます(-"-)。
キレイな花だけど丈夫過ぎるのも困ったものです(^_^;)。 -
☆キバナオドリコソウ(黄花踊り子草/シソ科ラミアストルム属 )
見た目はとても可愛い花ですが
増えすぎるのが難点です(--〆)。 -
☆キバナオドリコソウ(黄花踊り子草/シソ科ラミアストルム属 )
-
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
今年も町内の里山(雑木林)でルリソウが花盛りです。
ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)は中部以北~北海道の明るい山林に自生し、
東京、埼玉では絶滅、茨城、長野、群馬、千葉、神奈川では
絶滅危惧Ⅰ類に指定され
福島県でもあまり見ることない貴重な山野草です。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
12年ほど前、町内の里山で偶然群生地を発見し、
毎年開花を楽しみにしています。
園芸種のワスレナグサの近縁種ですがワスレナグサの花は6mm~8mmほど
ルリソウは10mm~12mmとやや大振りです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
ルリソウは蕾が開いたばかりの時は
ピンクで時間とともに青味が増し
丸一日で美しいコバルトブルーになります。
この傾向はホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ホタルカズラ属)と同じです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
-
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
ここのルリソウは13年ほど前、町内の里山で偶然群生地を発見し、
毎年開花を楽しみにしています。
園芸種のワスレナグサの近縁種ですがワスレナグサの花は6mm~8mmほど
ルリソウは10mm~12mmとやや大振りです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
-
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
ルリソウの極近い仲間に福島県以西に分布するヤマルリソウ(山瑠璃草)があります。
ヤマルリソウは草丈は5cmくらいでずんぐりし根生葉が大きいのですが
ルリソウは根生葉から20~30cmほど茎が立ち,途中の葉の方が大きくなります。
花茎が上部で大きく枝分かれするのもヤマルリソウとの違いです。 -
◎ルリソウつながりで当地で見られるルリソウの仲間をご紹介します。
でもルリソウと比べると花の大きさや華やかさは少し見劣りしますが、
どれもみな可愛らしい花です。
☆キュウリグサ(胡瓜草/ムラサキ科キュウリグサ属)
日本全土のやや湿った道路端や畦、土手などいたるところに自生します。
麦や稲の伝来のころ一緒に東アジアから伝わってきた史前帰化植物です。
良く探せばどこにでも自生していますが、花が小さく他の雑草に紛れていると気付かないかもしれません。
花序の先が曲がっているので「サソリ型花序」と呼び、ムラサキ科の花の特徴です。
花径2~3ミリくらいの淡い青紫色をした小さな五弁花を上向きにつける。花の中心は黄色くなっていて花そのものは園芸種のワスレナグサそっくりです。 -
☆ハナイバナ(葉内花/ムラサキ科ハナイバナ属)
ハナイバナは日本各地、東~東南アジアに広く分布する一年生。道端や畑、果樹園などにふつうに自生していますが、花が2mm弱と小さく、花つきも疎らなので、
これまたよほど山野草に興味がないと気がつかない花かも知れません。
花はキュウリグサによく似ているが、たくさんは付かない。名前の由来は葉と葉の間に花が咲くので「葉内花」だそうな。 -
☆オニルリソウ(鬼瑠璃草/ムラサキ科オオルリソウ属)
日本全土や東アジアに広く分布し
山林の林縁や林道沿いなどに自生しますが数はそう多くありません。
花はわずか3mmほぢしかありませんが
花そのものはムラサキ科らしい花です。
花は小さくても草丈は1.5mにもなる大きな植物です。
種には鈎状の突起があり引っ付き虫の1種です。 -
☆ミズタビラコ(水田平子/ムラサキ科キュウリグサ属)
ミズタビラコは本州~九州に分布し、ブナ林など広葉樹林の渓流沿いや谷筋などの水分の多い場所に自生します。草丈は15~30cmほど。茎の頂端から1本あるいは2本のサソリ型花序をだし花は下の方から次々と咲きます。
全体に田んぼ雑草のキュウリグサに似ますがキュウリグサの花径は2m弱ですが、ミズタビラコは花径は3mmと大きいので直ぐ見分けが付きます -
◎上記5種は日本原産ですが近年一番勢力を伸ばしているのは
欧州原産のノハラムラサキです。
☆ノハラムラサキ(野原紫/ムラサキ科ワスレナグサ属)
花の大きさは小さいもののルリソウと花がそっくりなムラサキ科の野草3種を紹介します。
ノハラムラサキは欧州原産で花径は3~3.5mmと小さくガク片は深裂で鉤状の毛が密に生え寒冷地に多く帰化しています。
花と花の間に苞葉はなく、茎に花は交互に段々に咲きます。
この仲間(ワスレナグサ属)にはエゾムラサキ、ワスレナグサ、ノハラムラサキ、
ノムラサキなどがあり微妙に違いがあります。
●エゾムラサキは日本在来種で主に北海道と中部に自生し花の径 6~9mmと大きくガク片は5深裂で、鉤状の毛がある。
●ワスレナグサは欧州原産で花径 6~9mmと大きく ガク片は5浅裂で鉤状の毛がなく、伏毛(伏せた毛)が密生する。
●ノムラサキは南欧~西アジア原産で花径 2~3mmと小さく 花と花の間に苞葉がある。 -
◎昨年6月下旬の北イタリア・アルプス旅行では
2種類のムラサキ科の花を見つけることができました。
☆6/22(土) ドロミテ / ミズリーナ湖畔
◎ノハラムラサキ(野原紫/ムラサキ科ワスレナグサ属)の仲間 -
☆6/25(火) チェルビニア / モンテ・チェルビーノ山麓
◎ミオソティス・アルペストリス(ムラサキ科ワスレナグサ属) -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
ムラサキ科の中でも最大級の花の大きさである
絶滅危惧種のルリソウが我が家からほど近い里山で見られるのは
とてもありがたいことです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
-
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
-
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
ルリソウは一応多年草ですが毎年観察している限り
同じ株が何十年も咲くのではなく
3,4年ごとくらいに世代交代している感じです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
この貴重なルリソウの自生地も決して安住の地ではありません。
人里近い里山なのである程度は管理されていますが
この自生する場所だけは殆ど手入れされていません。
なので放って置けばすぐ藪になってしまいます。
まさか他人の山林を勝手に下刈りするわけにもいかないので
とりあえず毎年ルリソウの周囲だけ雑木を整理しています。
写真に書き込んだ〇印は私が切った笹の切り株です。
もしこの笹を切らなかったら1年と言わず
ルリソウは藪に埋もれてしまうでしょう。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
里山で人とうまく共存できないルリソウが激減し絶滅危惧種になったのもなるほどです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
以前この自生地の他にも隣り村で1か所自生地を見つけましたが
3年ほど行かなかったら藪に覆われて消えてしまっていました。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
本来、野生動物や植物は自然のままが理想ですが
里地里山型の動植物は人間と共存してきたので
高齢化や過疎化で山が手入れされなくなると
生きていけない運命なのです。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
-
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
絶滅危惧種と言うと高山植物をイメージする人も多いでしょう。
たしかに高山と言う特殊な環境なので元々数が少ないので
絶滅危惧種扱いされますが、高山は国立公園や保護区の指定を受けているので
比較的安定して生育しています。
逆に身近な里地里山は2次的自然なので
人間がその環境を維持しないとあっという間に環境破壊が起きてしまいます。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
なので身近な植物が急激に見られくなってしまうことが
たびたび起きています。
ルリソウもその中の一つですが
キキョウやカザグルマ、フクジュソウ/オキナグサ/ヤマシャクヤク/ ベニバナヤマシャクヤク/タコノアシ/サクラソウ/チョウジソウ/ムラサキ/イヌノフグリ/フジバカマ/ヒメシャガなどなど・・・・
昔は普通に見られた里山里地の山野草です。 -
☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
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☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
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☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
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☆ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
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☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
ルリソウ咲く里山の草地ではカキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)が
お花畑のように花盛りでした。
この里山は地主のお爺さんが毎年下刈りしてたので
整然としていたのですが
さすがのお爺ちゃんも90歳を超え残念ながら
昨年亡くなられました。
一時全体が草ぼうぼうになっていて
このまま荒れていくのかと心配していたのですが
お身内の方が下刈りされたようでスッキリしていました。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
2年くらい前まで一面サギゴケの覆われていた草地は
サギゴケより草丈の高いカキドオシに埋め尽くされていました。
やはり草刈の頻度が少なくなると草丈の低い植物は
草丈の高い草に負けてしまうようです。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
-
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
全草を乾燥したものは和種・連銭草(れんせんそう)、中国種・金銭草という名で生薬にされ、子供の癇の虫に効くとされる。このことからカントリソウの別名があります。
今年は新型コロナウィルス問題で不要不急のお出かけ自粛のせいで
生薬としてのカントリソウの需要が増えたそうです。
つまり子供が外出できずに癇癪を起しやすくなったため、
その治療薬として脚光をあびているようです。
何がきっかけになるか分かりませんね。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
-
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
カキドオシは日本全土の道端などに自生する多年草の雑草。
茎は長く横に這い、所々から根を下ろす。横枝は時に多少立ち上がることもある。葉は長い柄があり、睡蓮の葉のような円形から狭い扇形を切り取った形。
対生し、柔らかく、しわがあって毛が生えている。葉は揉むと強い香りがある。
花は葉腋から出て、薄い紫 - 紅紫で斑点がある。
隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来です。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
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☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
カキドウシの中でもヨーロッパ原産の斑入り種は見た目の美しさから、
属名の「グレコマ」という名称で園芸やグランドカバー目的に栽培、販売がされています。
すごく強健なので在来種は雑草あつかいされていますが
花自体はけっこう可愛いし群生すると見応えがあります。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
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☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
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☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
カキドウシは庭などに一度侵入を許してしまうと除去がかなり厄介です。
ランナーで増える多年草なので一節でも取り残すと
そこからすぐ増殖してきます。
我が家の庭でモグラたたき状態(--〆)。
花は可愛いのですが丈夫過ぎるのも困ったもんです。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
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☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
一般的には雑草扱いですが
これだけ群生するとまるでラベンダー畑のようです。
ラベンダーもカキドウシも同じシソ科なので
香りは良いんですよ。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)
-
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)&ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺/バラ科キジムシロ属)
カキドウシの混じって咲いている黄色い花はヤブヘビイチゴ(藪蛇苺/バラ科キジムシロ属)
如何にも毒草のようなネーミングですが果実も草も無毒です。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)&ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺/バラ科キジムシロ属)
空地の草むらなどで良く見られるヘビイチゴの仲間で
草丈や葉、実などヘビイチゴより少し大きめ。
ヘビイチゴよりヤブヘビイチゴの方がガクが大きいので見分けがつきます。 -
☆カキドオシ(垣通/シソ科カキドオシ属)&ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺/バラ科キジムシロ属)
赤く毒々しい果実は無毒で食べられます。
ただ美味しくないので食べる人はまずいないでしょう。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
隣り村の渓流沿いでラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)が花盛りです。
上記のカキドオシは雑草、こちらラショウモンカズラは山野草。
比べて見ると良く似ていますが繁殖力、分布域の広さ、強靭さ、
希少性などどれもカキドウシが勝っています。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
ようするに丈夫でどこにでも生え、
抜いても抜いてもいつの間にか勝手に生えてくるのが
雑草というところでしょうかね。
花の美しさは両者遜色ないと思いますが
愛される花はか弱さも必要なようです。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
ラショウモンカズラ本州~九州の山間部の少し湿った川沿いなどに自生し
草丈は30cmくらい花の大きさは3~4cmほど、シソ科の中では最大級の花です。
ランナー(匍匐・ほふくけい)で増え群生を作り、ラベンダー(シソ科)に似たいい香りがします。
花色は紫がほとんどですが稀に桃色もあります。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
-
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
-
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
名前の由来は
平安中期の頃、京都朱雀大路南端にあった羅生門に棲みついた鬼が夜な夜な悪さをし人々を困らせていたので
源頼光(みなものよりみつ)の家臣の渡辺綱(わたなべのつな)がその腕を斬り落とし鬼を退治したそうな。
その鬼の腕に似た花というので羅生門蔓と名づけられたそうです。
たしかに、花を真横から見ると筋肉のような筋に見えます。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
ラショウモンカズラの名前の由来がらみで
渡辺(渡部、渡邊)姓は節分に豆まきをしなくてもいいそうな。
都の鬼とは酒呑童子との説があり
酒呑童子は渡辺綱(わたなべのつな)らに成敗され
酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために渡辺綱らをを襲撃したものの
返り討ちに遭い、腕を切り落とされてしまった。
それで渡辺綱らの強さに驚愕し、2度と渡辺綱の前には姿を現さなかったとか。
それ以来、渡辺一族は鬼にめっぽう強く鬼が逃げるので
節分に豆まきは必要なくなったのだとか。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
稀にピンク色もあります。 -
☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
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☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
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☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
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☆ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
青紫タイプとピンクタイプが混在していますが
交雑はしないようです。
ラショウモンカズラは蔓のようなランナー(匍匐走)で増えるので
交雑して種は出来ないのかも。
これで◆福島・四季・彩々・Part,87・惜春の候はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
39県で緊急事態宣言が解除されたとは言え
決して安全宣言ではありません。
まだまだどこに新型コロナウィルスが潜んでいるか分かりません。
油断せぬようあらためて気を引き締め
一日でも早く収束宣言が出るよう協力していきたいと思います。
皆さまもどうぞお健やかに。
j-ryu
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この旅行記へのコメント (2)
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- massiさん 2020/05/17 09:51:31
- こんにちは~
- こんにちは。ご無沙汰しております。
とうとう日本一周してしまい、今度は山陰に居住地を移しました。
見事なタイミングというか、あまりにも僻地なため、海外への旅行も難しくまた外部から人が入り込む土地でもないため、緊急事態は発令されていても、コロナに対して日本で一番危機感が薄い地ではないかと思います。
そちらは先日の報道を見るとやっと常磐線が全線開通したようで、居住当時の津波の廃墟の跡に草繁るといった状況からやっとの感がありますが、また今回も大変そうですね。以前の同僚に電話をしたら、須賀川あたりでクラスタ発生ということで、分散勤務中ということでした。
ただ、そんな中でも山野には春から夏に向けて時間は進んでいますね。相変わらず癒される旅行記楽しませていただいております。
しかし、次に海外に行ける日はいつになるのでしょうか…。
それでは、また。
- j-ryuさん からの返信 2020/05/17 19:05:51
- Re: こんにちは~
- massiさん,こんばんは。
いつもご来訪&いいね&コメントありがとうございます。
>とうとう日本一周してしまい、今度は山陰に居住地を移しました。
≫赴任で日本1周の次は赴任で世界1周でしょうか?(^^;)。
ご苦労も多いと思いますが、
前向きにとらえれば、そうそう出来ない貴重な体験ですよね。
>緊急事態は発令されていても、コロナに対して日本で一番危機感が薄い地ではないかと思います。
≫こちらも似たようなものです。
須賀川は小規模なクラスター1件で済みましたし、
郡山の感染者も10人以下だったと思います。
もちろん当町もゼロです。
>そんな中でも山野には春から夏に向けて時間は進んでいますね
≫自然嗜好派なのでコロナに関しては最小限の影響で済んでいます。
しかし、9月に予約していた米国グランドサークルツアーは
たぶん中止になるだろうなと思っています。
それならそれで近場の小さな旅に専念すればいいので
結局私の場合は例年とそう変わらないような気がします。
とは言え、コロナが収束したわけではないので
お互いまだまだ気を付けたいものですね。
j-ryu
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