2020/05/05 - 2020/05/19
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j-ryuさん
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☆福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ねPart,88になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
脈絡がないネタだったり、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありません(^^);。
5/14に39県で新型コロナ感染症緊急事態宣言が解除され、
さらに5/21関西3府県も解除されて残るは北海道と首都4都県。
全国的に緊急事態宣言が解除される時期も
そう遠くないと思われます。
でもこれはあくまで緊急事態宣言の解除であって
収束したわけでも安全宣言が出されたわけでもありません。
しかしTVなどの映像を見ていると
どこもかしこも、かなり人出が増えている印象です。
特にお酒がらみの夜の遊興が心配です。
典型的な3密だし、マスクをしながら酒を飲むわけにもいかないし
酔いが進めば声も大きく気も大きくなるし・・・
ここで完全に気が緩るんでしまうと、せっかくの努力が水泡に帰しかねません。
のん兵衛の皆さん、今しばらくは家飲みで辛抱してくださいませ。
えっ、私ですか?
今年もリペ島で1年分飲んできたので
お酒は十分です(^^ゞ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆馬入峠周辺地図 (※Google Earthに加筆)
5/5(火)
新型コロナ感染症緊急事態宣言が出ていなければ賑やかなGWのはずでしたが、
どこもかしこも自粛、自粛、自粛の嵐。
生真面目な日本人の多くは律儀にご自宅で自粛されていたと思いますが、
私が家でじっとしていられる訳も無く3密の恐れがなさそうな
馬入峠周辺をドライブしてきました。
自宅を出る前は郡山布引高原の風力発電所まで足を伸ばすつもりでしたが
天気予報が外れどんより曇り空。
青空の下の風の高原を見たかったので急遽目的地を変更し馬入峠周辺を散策してみました。 -
◎晴れていたら行くつもりだった布引高原。
今の時期は風車と菜の花のコラボが見物ですが曇り空じゃね(--〆)。
☆会津布引高原=郡山布引高原(写真は2010/6月撮影)
会津布引高原には日本最大級の「郡山布引風力発電所」があり、たくさんの風車が林立しています。
国土地理院の地図では現在も会津布引山と表示されていますが、
高原のほとんどは現在郡山市になったので、会津ではなく郡山布引とも呼ばれていて、風力発電所も「郡山布引風力発電所」なんです。
福島原発事故以前から稼動している日本最大級の風力発電施設で巨大なドイツ製の風車33基が年間12500万kwの電力を生み出しています。
(約35000世帯分の年間消費電力だそうです)
元々この布引高原は高原野菜の畑でしたが(現在も)標高が高いので一年中風が強いのに比較的なだらかで工事がしやすく、まわりに民家が1軒もないので風力発電最適地として2007年に建設されました。
風車の高さはなんと100m、翼の直径は71mもあるんですよ。
眼下に猪苗代湖とその向こうには名峰“磐梯山”をのぞみ
春は菜の花、初夏にはポピー、夏にはひまわりなど 一面花々が咲き乱れ観光スポットしても人気急上昇です(^^♪。
もちろん、私が行く所ですから無料で見られます(笑)。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
猪苗代湖の南部にある郡山市湖南町まで来たものの
曇り空だったので布引高原は止めて
目的地を馬入新田水芭蕉群生地や菅滝に変更。
水芭蕉の見頃は過ぎているは分かっていましたが
2年ぶりの訪問です。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
馬入新田水芭蕉群生地は郡山市湖南町の馬入新田集落の外れにある
福島県でも指折りの大きな水芭蕉の群生地です。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
案の定、水芭蕉は盛りが過ぎ葉桜ならぬ葉水芭蕉状態(-"-)。
馬入新田の水芭蕉が見頃になるのは中通り平地のソメイヨシノが散った頃です。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
葉っぱだけでも壮大な群生地であるのがお分かりでしょう。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地のサワオグルマ (2018年5月下旬撮影)
馬入新田水芭蕉群生地は2年ぶりの訪問ですが
ほぼ毎年1回は訪れていました。
でもそれは水芭蕉の時期ではなくて、
その半月後に花盛りになるサワオグルマ(沢小車/キク科シオン属)の
黄色い花の絨毯を見る為です。
水芭蕉も県内指折りですがサワオグルマも県内有数の群生地です。
でも水芭蕉は有名ですがサワオグルマはあまり知られておらず
いつも見に訪れる人はわずかです。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
ミスバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)は主にシベリア東部、
サハリン、千島列島、カムチャッカ半島と
日本の北海道と中部地方以北の湿地に自生します。
白い花びらのように見えるのは仏炎苞(ぶつえんほう)で実際の花は
真ん中の円柱状の花序に小さな花がたくさん集まっています。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
ミズバショウの英名はAsian Skunk Cabbage。
ミズバショウはいい香りなのに
嫌な臭いの座禅草(Eastern Skunk Cabbage)の仲間だってことで
アジアン・スカンク・キャベツと安易な命名は失礼ですよね(^_^;)。
どちらも虫をおびき寄せるための香りですが
正反対の匂い作戦をとるのはなんとも不思議です(^^ゞ。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地の花筏
馬入新田は標高が560mもあるので桜の見頃は遅いですが
さすがに花筏になっていました。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
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☆馬入新田水芭蕉群生地
水芭蕉とともに湿地を形成している林はハンノキ。
ハンノキ(榛の木。学名:Alnus japonica/カバノキ科ハンノキ属)は湿地や沼地など一般的な樹木が育ちにくい場所に自生する落葉高木です。
この木は残念ながら美しく紅葉も黄葉もせす落葉します。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
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☆馬入新田水芭蕉群生地
水芭蕉は終わりかけでしたが絵面的にはなんとか見られたものの
これがサワオグルマ咲く頃には葉っぱがデカイだけの木偶の坊状態になります。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地
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☆馬入新田水芭蕉群生地のリュウキンカ
数は多くないもののリュウキンカ(立金花/キンポウゲ科リュウキンカ属)も咲いていました。 -
☆馬入新田水芭蕉群生地のリュウキンカ
感動するような景色ではありませんでしたが
曇天の布引高原よりは良かったかも。 -
☆福島県郡山市湖南町 穏津島神社参道
馬入新田の水芭蕉群生地を見たあとは
福島県道235号羽鳥福良線をさらに山側(馬入峠)に進みます。
すると途中右手に穏津島神社旧参道入り口の立派な杉並木が見えてきます。
参道の左手が舗装された県道235号です。 -
☆郡山市湖南町 穏津島神社本殿参道
県道235号を道なりに南下し馬入峠への山道を登り始めて間もなく
左手に穏津島神社、右崖下に菅滝が見えてきます。
参道には樹齢数百年の杉の大木の並木が参殿まで続いています。
穏津島神社の標高は698m、
人里離れた山中にかくも立派な社があるのも驚きです。
隠津島神社社叢(おきつしまじんじゃしゃそう)=鎮守の森
境内は自然林におおわれ、山地林と湿地林のなかに数多くの
湿地植物が群生しています。
この12haに及ぶ神域は、数百年来、斧をいれることなく倒木も朽ちるままの状態で、小規模ながら今直原生林の形態を保っています。
参道前に広い駐車場と簡易トイレがあります。 -
☆郡山市湖南町 穏津島神社
神社の正確な創祀年代は不明。
境内周囲に、菅が群生していて菅明神とも呼ばれ菅川や菅滝の由来とも。
祭神は、宗像三女神ですが
宗像からではなく、宇佐からの勧請とされています。
社殿の左手を少し登ると風穴堂という蛇神の別宮があり
風穴の上に社が祀られ生卵がお供えしてあったりします。
なお、冬場~GW前まは県道235号は通常止めになるので
一般車両は峠越えももとより
穏津島神社へも行くことはできません。 -
☆郡山市湖南町 菅滝
穏津島神社から235号羽鳥福良線を渡った谷側の崖下に菅滝があります。
神社の駐車場からは県道を戻るようになるので
先に菅滝を見学した方がいいかも。
広めの路側帯に駐車し踏み跡を谷底に降りて行きます。 -
☆郡山市湖南町 菅滝
菅滝は馬入峠周辺を水源とし猪苗代に注ぐ菅川にあり
落差は8mほどの小さな滝です。
下流の滝も含めれば落差は12mほど。
滝の山側にある穏津島神社に参拝する際に身を清めたり
水不足の際には雨乞いをしたという地元の信仰厚き神聖な滝です。 -
☆郡山市湖南町 菅滝
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☆郡山市湖南町 菅滝
ふだん川の水量は知れたものなので
長靴であれば対岸にも渡渉できます。
滝を正面から見ても真横から見ても
正直、変哲も無いありふれた滝かも(^^;)。 -
☆郡山市湖南町 菅滝
左岸に渡渉して撮影してみても
あまり見栄えはしない滝です。 -
☆郡山市湖南町 菅滝
でも左岸斜面を登って滝を真横から見ると
複雑な水流がけっこうフォトジェニックです。 -
☆郡山市湖南町 菅滝
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☆郡山市湖南町 菅滝
主滝の少し下流にも小滝があり全部合わせれば落差12mほどの滝になります。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
菅滝に別れを告げ福島県道235号羽鳥福良線の馬入峠を天栄村側へと
登っていきます。
県道235号は全線舗装道路ですが1車線しかないので
対向車には十分注意して下さい。
早朝はどんより曇り空でしたが
しだいに天気予報より少し遅れて晴れてきました。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
標高560mの馬入新田周辺のソメイヨシノはすっかり葉桜になり始めていますが、標高863mの馬入峠はオオヤマザクラがちょうど満開を迎えていました。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
オオヤマザクラ(大山桜/バラ科サクラ属)は
主に北海道、中部以北の本州、四国(石鎚山周辺のみ)に分布するヤマザクラの野生品種です。
花の色が濃くヤマザクラより大きいことからオオヤマザクラと呼ばれます。
日本以外では朝鮮半島やサハリンにも分布します。
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☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
寒冷地を好むサクラで、本州以南に分布するヤマザクラが
天然分布しない北海道では代表的なサクラの野生種です。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
オヤマザクラの開花は葉の展開と同時あるいはその直前で北海道ではゴールデンウィーク明けに見頃になるそうです。
花は別名ベニヤマザクラのとおり薄紅色を帯び、直径3~4センチほどあり
ヤマザクラよりも大きいです。
花色は個体差はありますが基本は薄紅色で、
同じ地域で白いヤマザクラはカスミザクラかも知れません。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
若葉も赤みを帯び、開花期には木全体が赤く見えます。
生長した葉は長さ8~15センチで厚みがあり、裏面は多少白っぽく、両面とも無毛です。
葉の付け根付近がハート型に凹むことや、葉の縁にあるギザギザの間隔が狭いこと、小枝がも赤紫色を帯びることがヤマザクラとの違いです。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
花の後にできるサクランボは直径1センチほどの球形で、夏になると黒紫色に熟す。野鳥は好んで食べるが人間の食用に向きません。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
オオヤマザクラは福島県全域の山間部に広く自生しますが
標高500~1000m辺りで多く見られます。
裏磐梯、北塩原村の桜峠や檜原湖の桜島のオオヤマザクラが有名です。
特に桜峠には2001年の敬宮愛子内親王殿下御生誕を記念して、
翌年2001本のオオヤマザクラをオーナー制により植樹され、
その後、杉並区やニュージーランドとの交流記念等で追加植樹され、
現在は約3,000本もの桜の園になり全国から多くの桜マニアや
写真好きが訪れます。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
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☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
馬入峠のオオヤマザクラは全般に薄紅色が濃く
まるでカワズザクラ(川津桜)?と思えるほどです。
ただ馬入峠のオオヤマザクラは天然の自生種なので
一か所にまとまって咲いているわけではなく
山肌に点々と自生しています。 -
☆郡山市湖南町 福島県道235号羽鳥福良線馬入峠のオオヤマザクラ
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☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
標高865mの馬入峠を越えると天栄村の羽鳥湖高原です。
私の旅行記でもたびたび登場するマイフィールドの一つです。
いつもなら明神滝や立矢川の滝をメインに撮影しますが
この日は朝こそどんより曇り空でしたが
11時近くになってから天気予報通り晴天になってきました。
そうするとスローシャッターによるシルキーな滝の撮影は非常に難しくなるので
滝は端からギブで山野草のハシリドコロだけ撮ることにしました。
ハシリドコロは地味だしやたら珍しい山野草ではありませんが
あるところには雑草並みに自生しているものの
無いとなると1株も自生していないことも多々です。
この立矢川沿いは雑草並みに自生するスポットで
この写真の川向こうの緑は全てハシリドコロです。 -
☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
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☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
ハシリドコロ(走野老/ナス科ハシリドコロ)は本州~九州の山あいの渓流沿いなどに自生し、
朝鮮アサガオと同じようなアルカロイド系の成分を含む有毒植物です。
誤食すると走りまわって苦しむことが、名前の由来だそうです。 -
☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
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☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
立矢川には私がお気に入りの立矢川滝や乙女滝など
大小様々なな滝があります。
このハシリドコロの背後にも小滝ががありますが
多くは名前のない小滝です。 -
☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
お世辞にも美しい花ではありませんが
日本では珍しいチョコレート色で
形もまるでキスチョコのような愛らしさです。 -
☆天栄村羽鳥湖高原 立矢川のハシリドコロ
花の外側はチョコレート色ですが
内側はなぜかクリームイエローです。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水
ハシリドコロ咲く立矢川を後にし国道118号線から羽鳥湖湖畔を通り
鳳坂峠を越えて涌井の清水にも立ち寄りました。
鳳坂峠は現在トンネル工事中で、
総延長2538メートルで現在は1260mまで掘り進んだと表示されてありました。
2020年10月に完成する予定だったけれど、
まだ半分も掘削されていないのでたぶん無理なんじゃね?(^^;)。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水
涌井の清水へは4月半ばにも訪れ満開のリュウキンカを堪能しました。
この時期はそう目立った花こそありませんが
新緑が一番キレイな時期なので個人的には一番好きな季節です。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水
(案内板より)
涌井の清水は、湧水量毎分2,200L、面積約500㎡と言われ、
水底から途切れることなく砂が浮き上がる様子は神秘的で、
日照りで降雨の少ない気候でも水量に変わりなく、魚も生息し、
昔から魚を獲ったり、池をかき回すと洪水となって襲ってくると言い伝えられ、
人々から恐れられていました。
また、その昔、成務天皇のころ(4世紀半ば?)、この沼に住む大蛇が水を湯の如く熱し人々に害を与えるので、
この池を治めた石背国造初代の建美依米命がこれを憂え、
沸湯御前神社を祀り、人々の平和を願ったといわれています。
江戸時代には、この沼が雨乞いの霊地として領主の白河藩主の耳にも入り、
慶安元年(1648年)の大早魃のときに藩主榊原忠次の命により、
また、宝永元年(1704年)の旱魃には
藩主松平基知らが領民を救済するために、大祈祷を行わせた記録があります。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水のハルリンドウ
清水の畔ではハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)が咲いていました。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水のハルリンドウ
ハルリンドウの背後には名残りの水芭蕉がまだ咲いていました。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水
水芭蕉の実際の花は白い苞の中にあるこん棒のような花柱に
小さな花が密に咲かせますが
さすがにその本当の花は終わっています。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水
手前のリュウキンカもまだわずかに花を咲かせています。 -
☆天栄村 新緑の涌井の清水
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☆天栄村 新緑の涌井の清水
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☆天栄村 新緑の涌井の清水
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☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
涌井の清水近くの林縁ではミツバアケビの花が見頃でした。
ミツバアケビは北海道から九州、中国に分布する落葉性ツル植物。
よく似た仲間には小葉が5枚のアケビがあります。 -
☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
5月頃、濃紫色の花を咲かせ、先端に雄花を多数咲かせ、
基部に数個の大型の雌花が咲きます。
雌花の花弁に見えるものは顎片で、雌しべは3~6本。
雄花の顎片は長さ2mmと小さく、表からはあまり見えません。 -
☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
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☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
アケビの仲間は、秋に果実が熟すと割れて中の果肉が見えるようになり
その姿を「開け実」とよんでいたことが名前の由来。
果肉は甘く子供の頃は競うように採って食べたものです。 -
☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
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☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
ぱっと見はエンジ色のやや渋めの花ですが
光を通してみると(透過光)
とても美しい赤ワイン色をしています。 -
☆天栄村涌井の清水のミツバアケビ
公園やテーマパークの花は見るからに色鮮やかで華やかな花ばかりなので
美しいのは当然ですが、
私は素朴で控えめな花になぜか愛おしさを感じます。
もちろん園芸種の花も元気をもらえそうだし
素直にキレイだと思いますが、
野の花が好きなのはやはり性格が天邪鬼なのかも(^^;)。 -
☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
3、4年前、隣り村の林縁で初めて見つけたセリバヒエンソウが
かなり増えていました。
初めて見た時見慣れぬ小さな花で
当地に自生する在来種ならだいたい分かっているつもりですが
この花は見たことがありませんでした。
花の形はデルフィニューム(飛燕草)に似ていますが
花は小さいし、葉っぱの形も全然違います。
写真だけ撮って帰宅後にNetの画像検索で飛燕草(ヒエンソウ)と入力したら意外にも簡単に見つかりました。
想像通りやはり外来種でセリバヒエンソウと言うようです。 -
☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
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☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
セリバヒエンソウは中国原産で
明治時代に渡来し近年関東を中心に野生化しているそうです。
見かけによらず繁殖力が強いそうですが、当地では初見です。
外側の花弁のように見えるのは5枚の萼片で一番上の萼片には長さ約1cmの距があり内側にシベを包み込むように花弁があります。
草丈は30cm、花の大きさは2cmほどの一年草。
優しげな花ですが全草に毒があるそうなので注意が必要とのこと。 -
☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
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☆デルフィニウム(キンポウゲ科デルフィニウム属)
上記の帰化植物が芹葉飛燕草なら
こちらは大飛燕草。
大飛燕草?
はい、花屋さんの切り花として良くみかける
デルフィニウムの和名です。
学名のDelphiniumは、ギリシア語でイルカを意味するDelphisから。
これは、つぼみの形がイルカに似ていることに由来する。
西洋人はイルカに見立て日本人は燕に見立てたわけですが
貴方はどちらに似ていると思いますか?
本来多年草ですが原産地が冷涼な気候を好むので
関東以南で毎年開花させるのは難しいそうです。 -
☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
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☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
帰化植物は相当繁殖力が強かったり
可愛らしさがあると過酷な生存競争の中でも生き残れる可能性があります。
セリバヒエンソウも可愛い花なので駆除されずに生き残るのではないかと思います。 -
☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草/キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
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☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
可愛らしい帰化植物つながりで
我が家の庭で勝手に咲き出したヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)もご覧下さい。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
ヒメフウロを帰化植物と紹介しましたが
実は日本にもわずかに自生しています。
日本の野性種は岐阜~四国の一部の石灰岩地に自生するそうで
なんと絶滅危惧種扱いです。
たしかに写真で見る限りそっくりですが
外来種のヒメフウロとどう違うのか気になります。
科学が進んだ現代なんですからDNAを調べれば
関係性がある程度分かると思うのですが。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
もちろんこのヒメフウロは帰化植物だと思います。
全草に臭気があり、白毛がまばらにあります。
茎は基部で分枝して、高さ30~60cm、葉は互生し長さ3cm、
幅5センチほどで、深く3全裂し小葉はさらに羽状に深裂する。
茎の上部の葉は羽状葉状になります。
葉腋から長い花序を伸ばして、直径1.5cmほどの淡紅色の花を1~2個つけます。
萼片には開出毛と腺毛があり、
花弁には2本、濃色の筋がある。
果実はゲンノショウコに似て長さ2cmほどの嘴状とななり
熟すと弾けて種を遠くに飛ばします。
古くなった葉や、結実期に入った全草は赤く染まることが多い。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
-
☆郡山市湖南町清水川のヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
我が家に勝手に咲き出したのは確かですが
知らず知らずに種を運んできたのは私だと思います。
この写真と下の写真は一昨年、郡山市湖南町清水川で撮影したものです。
郡山市の猪苗代湖周辺ではかなり以前からヒメフウロが定着していて
私もよく行くところなので長靴の泥か何かに種が付着し
我が家に辿り着いたのではないかと思われます。 -
☆郡山市湖南町清水川のヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
清水川のヒメフウロは水辺ですが我が家は一般的な庭なので
あまり地質や湿り気は気にしないタイプのようです。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
帰化植物のヒメフウロも雑草並みに繁殖しますが
花が可愛いので駆除されずに生き残れる確率が高いようです。
なんだかんだ言って、人間も花も可愛いに越したことはないのかも。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
-
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
帰化植物でヒメフウロをもっと小ぶりにしたよな花で
アメリカフウロと言うのも近年やたら増えてきました。
アメリカフウロ(亜米利加風露/フウロソウ科フウロソウ属)は北アメリカ原産の帰化植物。現在は全国の道ばたなどによく見かける。
一年草で、茎はやや倒れながら伸びる。葉は大きく3~5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれている。花は薄い紫で小さく、茎の先端に散房状につくが、小さくて目立たない。
花は小さく地味だし、やたら道端や土手でやたら増えるので
完璧に雑草扱いです。
全体的には日本産のゲンノショウコを小型にした感じです。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
-
☆里山と水田
私の住む町で一番高い里山から望んだ隣り村の水田地帯。
高いと言っても町中心部の我が家の辺りは平地ですが標高277m、
この里山が280mなので山と言うより丘かな。
水田地帯には釈迦堂川が流れそこは標高255mなので
水田地帯から見るとこの里山は25mほどの山に見えます。
この里山は当地ではわずかに残った里山で
様々な山野草が手軽に見ることができます。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
今年も町内の里山(上記)でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が見頃を迎えした。
ヒメハギはハギの名が付いていますが、
秋に咲くマメ科の萩の仲間ではありません。
北海道~沖縄の日当たりのよいやや乾いた斜面に自生する常緑多年草。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり
枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
けっして珍しい植物では無いのですが
花が咲いていない時期は雑草に紛れ、
花が咲いていても地面を這うか、
せいぜい6,7cm茎を立ち上げ地面すれすれに咲き
他の草に混じってかなり見つけづらいと思います。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
近づけば花色は赤紫なので分かりますが
遠目だとこの時期はよくみかけるスミレの仲間と見間違いやすいので
ヒメハギだと気付く人は少ないと思います。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
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☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
ヒメハギの花は構造が複雑なので大雑把に説明すると
左右に一番大きく開いているのはガク片で
中央に3つの花ビラがあり、真ん中が舟型で左右が羽のように開いています。
舟形の先に薄紫のフリルのような付属体があり、昆虫がそれに乗ると
シーソーの原理で舟型が開き中から黄色いシベが現れます。
オシベ8本がメシベ1本を取り囲み下部が癒着しているので1つに見えます -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
ヒメハギの周辺ではフデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)
ヒメハギもフデリンドウも似たような環境を好み
花期もほぼ同じなので、どちらかが咲いていれば
片方も見つかる可能性が高くなります。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
でも私が見てきた経験からするとフデリンドウの方が
幅広い環境で生育できるので数も多いと思います。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
どちらもとても可愛い野の花だと思いますが
今までこの里山で私以外にヒメハギやフデリンドウを撮影している人を
見たことがありません。
山野草ってやはりオジサンの趣味なのかな?(^^;)。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
ヒメハギもフデリンドウも草丈が5,6cmくらいしかないので
撮影するときいつもうつ伏せ状態で撮影しています。
さすがに里山でこの姿は怪しいので
何をしているのか質問されたことはあります。
決してオジサンは変人ではありません(^^;)。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&キジムシロ
ヒメハギの近くではキジムシロも咲いていました。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
-
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
-
☆白花ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
私が今まで見てきたヒメハギは99%赤紫色でしたが
昨年初めて白花を見つけました。
白花といっても純白ではなくわずかに紫色が残っていました。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
-
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
ヒメハギ属の仲間は北海道~九州にはヒメハギの他には
ヒナノキンチャクとカキノハグサの全3種しかありません。
特にカキノハグサは近畿、中部の西側、静岡にしか自生していないので
残念ながら福島県では見られません。
ヒナノキンチャクはわずかに自生していますが絶滅危惧種で
中々見る機会はありません。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
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☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)
-
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
-
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
ヒメハギは常緑多年草、
フデリンドウは越年草。
多年草は読んで字のごとく同じ株が同じ場所で
数年に渡って花を咲かせます。
ただ樹木のように何十年も生き続けることは無いようです。
一方越年草はこぼれた種が発芽し冬を越し
翌年花をさかせ、種をつくり種がこぼれると
その株は永遠に枯れてしまいます。
越年草は -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
なのでヒメハギとこのフデリンドウのコラボはこれが最初で最後。
来年も似たようなコラボが見られる可能性はありますが
フデリンドウはあくまで新しいい個体です。 -
☆ヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)&フデリンドウ
-
☆キジムシロ(雉筵/バラ科キジムシロ属)
ヒメハギのそばでも咲いていたキジムシロですが
こちらでは群生になっていました。
キジムシロはバラ科キジムシロ属の多年草で、日本、南西諸島、朝鮮、東アジア、サハリンなどに分布生育しています。
日本では北海道~九州の明るい山野で広範囲に分布自生します。
日当たりのよければ、草原・砂地・岩場など土質はあまり選びません。 -
☆キジムシロ(雉筵/バラ科キジムシロ属)
キジムシロの葉は根際からでて放射状に地面に広がり、
花柄は地面をはうように長く伸びます。
葉の広がりがあたかも雉(キジ)が休むためのムシロのようであることから、
この名がつけられました。 -
☆キジムシロ(雉筵/バラ科キジムシロ属)
キジムシロの仲間にはミツバツチグリ、コキンバイ、ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ
など花がそっくりなので特徴をよく把握していないと
見分けるのが難しいです。 -
☆里山と水田
ヒメハギを夢中で撮影していたので
陽が大分傾いてきました。
ここから眺める鏡田の夕日もとても美しいんです。 -
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツジ属)
やたらヒョロヒョロしたヤマツツジがありました。
里山を下刈りするときはヤマツツジは残されることが多いので
比較的どこででも見られます。 -
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツジ属)
-
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
先に紹介したヒメハギ咲く里山ではキンランも見頃になりました。
キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが
全国的にみても45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが
キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため
自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、
栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
保護するにはキンランだけではなく
自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆キンランのレッドデータ
※日本レッドデータ検索システムより
http://jpnrdb.com/search.php?mode=kind&q=06&t=&cd=&subn=%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3
キンランは当町でもあまり見られない貴重種ですが
全国的にみても45都府県で
絶滅危惧種に指定され,
秋田、山形、岩手、群馬、長野、埼玉、東京、山梨、長崎では
絶滅危惧種1類です。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)&ギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)
キンランのそばではギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)も咲いていました。
キンランやギンラン、ササバギンランは同じラン科キンラン属で山あいの似たような環境に咲きます。
咲く時期も同じ晩春で同じ林内でキンラン、ギンラン、ササバギンランと
3種が並んで咲いている事もあります。
ギンラン(銀蘭/ラン科キンラン属)の草丈は10~20cmと
キンランやササバギンランより小型で
花もあまり全開しません。 -
☆ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)
キンランは花色が黄色なので一目瞭然ですがギンランとササバギンランは白い花で
ぱっと見はそっくりです。
草丈は全般的にギンランの方がが小型(10~20cm)で
ササバギンランがやや大型(10~30cm)ですが、個体差があるので草丈だけでは判別できません。
1番の違いは葉です。ササバギンランの葉はその名のように細長い笹型で
花と同じ高さまでスーっと伸びていますが、ギンランの葉は、完全に花の下なのが
見極めのポイントです。 -
☆ササバギンラン(笹葉銀蘭/ラン科キンラン属)
控えめに開く気品あるササバギンラン。
キンランは45都府県で絶滅危惧種に指定されていますが
ギンランも39都府県で、
ササバギンランは20都府県で指定されている
貴重な山野草です。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
キンランの背後のボケ玉がキレイです。
ふつうボケ玉は望遠で撮影したとき
背後の植物や水辺の水分がなどがボヤけた白い玉になるので
ボケ玉とよばれ、写真好きは好んで使うスキルの一つです。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
ボケ玉が背景にあると幻想的なシーンを演出できます。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆エゾタンポポの綿毛
でも今回のボケ玉の招待は水分では無く
エゾタンポポの綿毛です。
元々玉状なので
誰が撮ってもボケ玉になります。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
でもボケ玉は望遠で撮影した方がよりふんわりした感じに写り
幻想的に見えます。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
キンランは草丈20~30cm、唇弁の赤い筋が特徴ですが
赤い筋は個体差があり、ほぼ黄色タイプもあります。
また花は元々あまり全開しない特徴がありますが
晴天にならないと尚更全開しません。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
いくら花がキレイだからと言って
花のズームアップばかりでは自生している
環境や状態がわかりません。
でもこれは意地悪しているのではなく
貴重な山野草は場所を特定できるような写真だと
盗掘される恐れがあるので周辺の背景などが
分からないように撮るのが山野草好きの暗黙の了解です。
キンランは基本的にこのような明るくやや渇いた草むらに自生します。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
背景をボケ玉状になるように撮りましたが
水田が光っているのでボケ玉が大きくなり過ぎです(^^;)。 -
☆キンラン(金爛/ラン科キンラン属)
-
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツジ属)
西日でヤマツツジがより赤く染まってきました。 -
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツジ属)
ヤマツツジは北海道南部、本州、四国、九州に分布し、低山地の疎林内、林縁、日当たりのよい尾根筋、草原などに生育する。
日本の野生ツツジの代表種で、日本の野生ツツジでは分布域がもっとも広い。 -
☆ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科ツツジ属)
これで◆福島・四季・彩々・Part,88・晩春の候はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
タイ国際航空(THA/TG)は現地時間5月19日、同社が申請した破産法に基づく会社更生 手続きについて、タイ政府が承認したと発表されました。事実上の経営破綻で、今後は中央破産裁判所の管理下で再建を進め、
運航は通常通り継続するそうです。
タイのリペ島へ10年連続訪問し、
その内8回くらいはタイ国際航空(TG)を利用しました。
TGに特別思い入れがあるわけでは無いのですが
タイで乗り継ぎする場合TG⇔TGの方がリスクが少ないので
TGにしてしいました。
昨年の今頃は既に予約が完了していましたが、
今年はさすがにコロナで先行き不安なので予約はしていなかったので
問題はありませんでしたがTGユーザーとしては一抹の不安が残ります。
それよりなにより、
いつになったら普通に海外旅行ができるようになるのでしょう?
ではまた。 j-ryu
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Q太郎さん 2020/05/22 10:08:52
- きんさん ぎんさん 綺麗ですね! Q太郎
- j-ryu さん、ご無沙汰してました。 Q太郎です。
金襴・銀蘭がこんなにまじかに沢山見れるなんて!
涌井の清水も行こう行こうといったままそのままでした。
夏までにはなんとか参ります!
自粛にて、しばらく何処にもゆけずウズウズしてます。
福島もちょっと遅れての解除にて、愉しみの新緑は
終わったものの(山はまだかな?)やっとという感です。
高湯のほうからも2軒ほど来て頂戴コールがありました
ので、近々にReportいたします。
コロナに負けず頑張りましょう!
Q太郎
- j-ryuさん からの返信 2020/05/23 07:27:40
- Re: きんさん ぎんさん 綺麗ですね! Q太郎
- Q太郎さん、おはようございます。
昨夜はご来訪&コメント&いいね、ありがとうございました。
>金襴・銀蘭がこんなにまじかに沢山見れるなんて!
≫ギンランやササバギンランは比較的簡単に見つかりますが
さすがにキンランは一見さんが見つけるのはかなり困難だと思います。
私の場合、長きに渡る里山観察で町内では4か所ほ自生場所を見つけてあるので
開花時期さえうまく予想できれば毎年見られます。
>涌井の清水も行こうと・・・
≫ふだんはキレイな小さな沼って感じなので
ぜひリュウキンカが花盛りの頃お出でください。
>自粛にて、しばらく何処にもゆけずウズウズしてます。
≫偉いですね~。
私の場合、元々3密とは縁のないような所ばかり行っていたので
買い物に行くときくらいしかコロナを意識しなくて済みました。
>高湯のほうからも2軒ほど来て頂戴コールがありました
ので、近々にReportいたします。
≫温泉にしてもクラスターなど発生していなかったのですから
3密を避け、万全な対策をすれば営業しても問題なかったような気がしますが、
ある意味とばっちりだったかも。
温泉ファンの方はこれからはぜひ応援してあげてください。
>コロナに負けず頑張りましょう!
≫ありがとうございます。
Q太郎さんもどうそお健やかに。
j-ryu
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