2023/04/16 - 2023/04/23
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j-ryuさん
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★福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ね丁度Part,118になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったりですが、
それらを少し強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありませんが
今回は山野草のムラサキ科の花をメインに春の花をご覧いただきます。
ムラサキ科と言われても一般的にピンとこない人が
けっこう多いのではないかと思います。
ムラサキ科は知らなくても『忘れな草』と聞けば
花は何となく想像できるのでないでしょうか。
科名は『ムラサキ』科ですが花色は『青』系が多いのも特徴の一つで、
私にとっては青い珊瑚礁の海色につながる大好きな花色です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
今年も町内の里山(雑木林)でルリソウが花盛りになりました。
ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)は中部以北~北海道(西南部)の
明るい山林に自生します。
東京、埼玉では絶滅、茨城、長野、群馬、千葉、神奈川では
絶滅危惧Ⅰ類に指定され
福島県でもあまり見ることない貴重な山野草です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
14年ほど前、町内の里山(雑木林)で偶然群生地を発見し、
毎年開花を楽しみにしています。
園芸種のワスレナグサの近縁種ですがワスレナグサの花は6mm~8mmほど
ルリソウは10mm~12mmとやや大振りです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
ルリソウは蕾が開いたばかりの時は
ピンクで時間とともに青味が増し
丸一日で美しいコバルトブルーになります。
この傾向は忘れな草やホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ホタルカズラ属)と同じです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
こんな美しく目立つ花なのによく小さな雑木林の中で
命を繋いできたなと思います。
この場所は雑木林の中に偶然できた明るい草地。
周囲は藪に覆われていて見えないし
まさかこんな場所にこんな美しい花がいているとは
誰も思わなかったのが盗掘もされずに生き残れたのでしょう。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
ルリソウは多年草ですが一つの株が何十年も生き続けることはなく
数年で枯れてしまいます。
種が運良く芽生えて世代交代しないと消えて無くなってしまいます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
多年草とは、年が変わってもほぼ毎年花を咲かせる植物のことです。
ただ多年といっても一概ではなく2,3年で枯れてしまうタイプもあれば
7,8年も花を咲かせるタイプもあり様々です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
一年草は、種から発芽し、成長して花が咲き、
種子ができるとその年に枯れてしまいます。
わずか1年の短い命ですが、一年草はたくさんの種子ができたり
種の発芽率が良かったりするので、決して弱い植物ではありません。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
宿根草は、多年草の一つで、花が咲いたり種子をつけたりした後は、
地上の部分は枯れてしまいますが、根は枯れずに残り、
そこから季節になるとまた芽を出して成長します。
根だけが生き残るから、宿根草というのです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
越年草(2年草)は花後に親株は枯れてしまいますが
出来た種が直ぐ発芽し、若芽のまま冬を越し翌年に大きく成長し
花を咲かせてまた種がこぼれて、親株は枯れますが翌年に
花を咲かせるサイクルの植物です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
ルリソウの極近い仲間に福島県以西に分布するヤマルリソウ(山瑠璃草)が
あります。
ヤマルリソウは草丈は5cmくらいでずんぐりし根生葉が大きいのですが
ルリソウは根生葉から20~30cmほど茎が立ち,
途中の葉の方が大きくなります。
花茎が上部で大きく枝分かれするのもヤマルリソウとの違いです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
ルリソウの仲間には新潟県と福島県会津地方に自生する
エチゴルリソウがあります。
ルリソウの変種で、ルリソウとは果実の形に違いがあり、
ルリソウで見られる短いかぎ状の刺がありません。
ルリソウと同様に花序が伸び2つに分岐し
ヤマルリソウより草丈が大きくなります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
この里山の年老いた地主さんは5年くらい前までは
ご自身で里山の手入れをされていましたが
残念ながら一昨年亡くなられ、今はこの里山の手入れする人がいないので
年ごとに荒れ放題になってきました。
息子さんはいるようですが、手入れするゆとりは無いようです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
里山は手入れしないとあっと言う間にガサ薮状態になってしまい
草丈の低い植物や陽性植物は藪に覆われ次第に枯れてしまします。
このルリソウも放っておくと藪に覆われて消滅してしまうので
私が毎年ルリソウの周辺だけ下刈りさせてもらっています。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ルリソウ(瑠璃草)
下刈りについては生前に地主のお爺さんの許可はもらっていましたが
代替わりしたのでこの先どうなるのか心配です。
近年は管理できない山林は荒れ放題になっても税金だけは取られるので
ソーラー発電業者に貸し出す例が増えてきています。
ソーラー発電は環境に優しいSDGsだと吹聴されていますが、
自然を壊してまで設置するのが果たして環境に優しいと言えるのか疑問です。
ソーラーパネルの寿命後の廃棄技術も確立されていないようだし、
ソーラー発電=エコ、と言う胡散臭い政策は見直しも必要な気がします。
ソーラー発電するなら今ある自然を壊すのではなく
民家の屋根やビルの屋上など今ある有効スペースに
限定するべきではないでしょうか? -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ヤマルリソウ(山瑠璃草)
こちらはルリソウに良く似たヤマルリソウ(山瑠璃草)です。
◎ヤマルリソウ(山瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)
ヤマルリソウは日本の固有種で福島県以西の本州、四国、九州に
分布する多年草です。
湿り気のある山地や道端斜面、半日陰となる木陰に自生します。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ヤマルリソウ(山瑠璃草)
ぱっと見、花はルリソウと似てはいますが
ヤマルリソウ花の大きさは7,8mmですが
ルリソウは10~13mmと大きいので見間違うことはないでしょう。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ヤマルリソウ(山瑠璃草)
ルリソウは茎立ちし20~30cmになり
茎の途中で枝分かれしますが
ヤマルリソウは地面を這うように成長し
茎自体は10cmくらいまで成長しますが
茎立ちしないので地面からは5cmほどの高さしかありません。
茎は根本から枝分かれし、茎の途中では分岐しません。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~タチカメバソウ(立亀葉草)
◎タチカメバソウ(立亀葉草/ムラサキ科キュウリグサ属)
北海道、本州の深山の湿った谷筋などに自生します。
茎や花序が直立し、葉が亀の甲羅に似ていることから。
5~6月に白色または淡青紫色の花を咲かせますが、
肉眼ではほぼ白い花に見えます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ミズタビラコ(水田平子)
◎ミズタビラコ(水田平子/ムラサキ科キュウリグサ属)
ミズタビラコは本州~九州に分布し、ブナ林など広葉樹林の渓流沿いや谷筋などの水分の多い場所に自生します。草丈は15~30cmほど。茎の頂端から1本あるいは2本のサソリ型花序をだし花は下の方から次々と咲きます。
全体に田んぼ雑草のキュウリグサに似ますがキュウリグサの花径は2m弱ですが、ミズタビラコは花径は3mmと大きいので直ぐ見分けが付きます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~キュウリグサ(胡瓜草)
◎キュウリグサ(胡瓜草/ムラサキ科キュウリグサ属)
日本全土のやや湿った道路端や畦、土手などいたるところに自生します。
麦や稲の伝来のころ一緒に東アジアから伝わってきた史前帰化植物です。
良く探せばどこにでも自生していますが、
花が小さく他の雑草に紛れていると気付かないかもしれません。
花序の先が曲がっているので「サソリ型花序」と呼び、
ムラサキ科の花の特徴です。
花径2~3ミリくらいの淡い青紫色をした小さな五弁花を上向きにつける。
花の中心は黄色くなっていて花そのものは園芸種のワスレナグサそっくりです。
花がメチャメチャ小さいので撮影に難儀します。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~オニルリソウ(鬼瑠璃草)
◎オニルリソウ(鬼瑠璃草/ムラサキ科オオルリソウ属)
日本全土や東アジアに広く分布し
山林の林縁や林道沿いなどに自生しますが数はそう多くありません。
花はわずか3mmほどしかありませんが
花そのものはムラサキ科らしい花です。
花は小さくても草丈は1.5mにもなる大きな植物です。
種には鈎状の突起があり引っ付き虫の1種です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~オニルリソウ(鬼瑠璃草)
◎ハナイバナ(葉内花/ムラサキ科ハナイバナ属)
ハナイバナは日本各地、東~東南アジアに広く分布する一年生。
道端や畑、果樹園などにふつうに自生していますが、
花が2mm弱と小さく、花つきも疎らなので、
これまたよほど山野草に興味がないと気がつかない花かも知れません。
花はキュウリグサによく似ているが、たくさんは付かない。
名前の由来は葉と葉の間に花が咲くので「葉内花」だそうな。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ノハラムラサキ(野原紫)
◎ノハラムラサキ(野原紫/ムラサキ科ワスレナグサ属)
ノハラムラサキは欧州原産で花径は3~3.5mmと小さく
ガク片は深裂で鉤状の毛が密に生え寒冷地に多く帰化しています。
花と花の間に苞葉はなく、茎に花は交互に段々に咲きます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~シンワスレグサ(新勿忘草)
シンワスレナグサ(新勿忘草/ムラサキ科ワスレナグサ属)
長野県安曇野市 大王わさび農場に咲いていたシンワスレナグサ。
シンワスレナグサ(ムラサキ科ワスレナグサ属)は水辺に生え、
ヨーロッパ原産。観賞用に栽培され、湿ったところに野生化している。
とくに北海道や長野県に多い。茎は高さ20~50cm。
上部の葉は無柄で長楕円形。枝先にサソリ形花序をだし
直径6~9mmの花を次々に咲かせます。
よく似たノハラムラサキは花が直径3mmと小さく、
萼は深裂し、カギ状の毛が密生します。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ボジリ
ここから下は我が家の庭に咲くムラサキ科の花たちです。
◎ボリジ(ムラサキ科ルリヂシャ属)
属名のルリヂシャの「ちしゃ」とはキク科の1年草のことを差す和名です。
主にレタスのことを別名で「ちしゃ」と呼んでいます。
でもレタスはキク科アキノノゲシ属でボジリはムラサキ科なので
全く別物です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ボジリ
ボリジはその花を砂糖漬けにしたりサラダに入れて食べる
エディブルフラワーとしても利用されるハーブの一つです。
花ごとアイスキューブに閉じ込めて利用するのも人気があります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ボジリ
ボジリも他のムラサキ科の花と同じように
咲き始めはピンクですが時間の経過とともに
爽やかなライトブルーに変化していきます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~プルモナリア・ブルーエイサム
◎プルモナリア(ムラサキ科プルモナリア属)
プルモナリアはヨーロッパ原産のムラサキ科の植物で、
春にブルーやピンクの花を咲かせます。
蕾や咲き始めはピンクで、開花するとしだいにブルーに変わります。
葉には、独特の小さな点状の斑が入ります。
寒さにとても強い植物で明るい日陰を好むことから、
シェードガーデンに重宝する植物として人気が出てきました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~プルモナリア・ブルーエイサム
ヨーロッパ~バルカンが原産地なので
寒さにはとても強く寒さ厳しい福島の我が家でも
地植えでも問題なく越冬します。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~アンチューサ
◎アンチューサ(ムラサキ科アンチューサ属)
アンチューサは、ヨーロッパ、アフリカ、西アジアに約35種が分布する
ムラサキ科アンチューサ属(ウシノシタグサ属)の一・二年草、
または多年草です。
美しい花を咲かせるいくつかの種が観賞用として栽培されています。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~アンチューサ
青い花の種を蒔いた筈ですが薄紫の花も咲きました。
こういう花色の種が混じっていたのか
他と交雑したのかは不明です。
主に栽培されるのは、アレチウシノシタグサの和名を持つ
アンチューサ・アズレア種と、アルカネットの和名を持つ
アンチューサ・オフィシナリス種、
アフリカワスレナグサの和名を持つアンチューサ・カペンシス種
アンチューサ・レプトフィラ種などです。
花期は4月~6月。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナルリソウ
◎オンファロデス・ベルナ(ムラサキ科ルリソウ属)別名・ハナルリソウ
ハナルリソウは匍匐茎を出し、
地面を覆うようにして拡がります。
ブルーの花色は濁りがなく鮮やかで、
ワスレナグサなどに似ますが、より大きい花をつけます。
林床を青く
染めるたとても魅力的な植物ですが、
寒冷地向きで夏の暑さに弱い性質があります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナルリソウ
このハナルリソウは苗を植えて2年目、
Net上の写真を見るともっと花付きがいいようで
来年以降期待したいと思います。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ブルンネラ
◎ブルンネラ(ムラサキ科 / ブルンネラ属)
株を覆うようにふんわりと青い小花が群れ咲く様子は野趣があり、
さわやかな印象を受けます。
花は忘れな草に似ますが忘れな草の半分くらいの大きさで
園芸用のムラサキ科の花ではかなり小さな部類です。
葉は丸みのあるスペード形でこんもりと茂り、斑入りや銀葉などの品種もあるので、カラーリーフとしてシェードガーデンなどに利用できます。
葉は細かいうぶ毛に覆われ、その厚みと柔らかさで独特の質感があり、
同じくシェードガーデンによく使われるギボウシとはまたひと味違っ
た趣きが感じられます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ブルンネラ
冬期は地上部が枯れて休眠します。
ブルンネラ属には3種があり、栽培されるのは主にブルンネラ・マクロフィラ
で、20品種ほどの園芸品種が育成されています。
ブルンネラ(ブルネラ)の名前は、スイスの植物学者ブルナー氏に由来します。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~忘れな草
◎ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、
ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称です。
狭義的には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサの和名。
ただ園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、
ノハラワスレナグサやエゾムラサキ あるいはそれらの
交配園芸種です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~忘れな草
ワスレナグサはヨーロッパ原産で、北半球の温帯から亜寒帯
(ユーラシア大陸・アフリカ大陸・オセアニア)に約50種が分布しています。
日本に渡来したのは、明治時代に園芸業者がノハラワスレナグサ を
輸入したのが最初と言われます。
日本には近縁種のエゾムラサキ 一種が自生分布しています。
野生化して各地に群生しており、日本全国(北海道・本州・四国)に分布している。一般に日当たりと水はけのよい湿性地を好み、耐寒性に優れているが、暑さには弱い。二年生もしくは多年生植物の宿根草であるが、日本で栽培すると夏の暑さに当てられて枯れてしまうことから、園芸上は秋まきの一年生植物として扱われる(北海道や長野県の高地など冷涼地では夏を越すことが可能である)。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~忘れな草
野生化して各地に群生していて、日本全国(北海道・本州・四国)に
分布しています。
一般に日当たりと水はけのよい湿性地を好み、耐寒性に優れていますが
暑さには弱い。二年生もしくは多年生植物の宿根草ですが、
日本で栽培すると夏の暑さに当てられて枯れてしまうことから、
園芸上は秋まきの一年生植物として扱われています。
北海道や長野県の高地など冷涼地では夏を越すことが可能です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~忘れな草:ドワーフブルー
◎ワスレナグサ・ドワーフブルー
ワスレナグサの園芸種で青さが際立ちとても美しい種です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~忘れな草:ドワーフブルー
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~白花忘れな草
買い求めた一般的なワスレナグサの種を蒔いたら白花も咲きました。
小さな種なので完全に選別するのは難しいのかも知れません。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
我が旅行記ではお馴染みの『涌井の清水』近くで
レンゲソウやハナズオウの花を愛でてきました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
昨年、偶然見つけたレンゲソウ畑を今年も見に行ってみました。
昨年、裏磐梯からの帰り道、猪苗代湖東岸を通り、
勢至堂トンネルを抜け国道118号と国道294号の重複区間から
294号に入って間もなく車窓右手にピンク色した
花の絨毯がちらっと目に入りましたがスピードが出ていたので
あっと言う間に通り越してしまいました。
でも、もしかしたら久しく見ていないレンゲ草畑かも?と気になり、
車をUターンさせました。
そしたらどうでしょう、やはり憧れのレンゲソウ畑だったのです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
レンゲ草畑は2015年までここの直ぐ近くにある『涌井の清水』そばの
レンゲ草畑を撮影していたのですが、
そのレンゲ草畑はその後花畑になることはありませんでした。
レンゲは土地を耕し毎年種を蒔かないとキレイなレンゲ草畑にはなりません。
畑を放棄しても数年はこぼれ種で数年は咲きますが
次第に薮に覆われ完全に見られなくなります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
レンゲソウは日本の原風景の一つですが実際は彼岸花と同じように中国大陸が原産で日本へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まったそうです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
レンゲは通称名でゲンゲ(紫雲英)というのが標準和名です。
レンゲソウ(蓮華草、紫雲英/マメ科ゲンゲ属)
昭和30年代頃までは、どこの田んぼでも緑肥として栽培されていましたが
今は化学肥料に取って替わりほとんど見ることがなくなりました。
現在見られるレンゲ畑の多くは観光や地域興しのレンゲ畑で緑肥用に栽培されている所はまずないそうです(福島県の場合)。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
休耕田では種がこぼれて翌年も自然咲きますが、だんだん花が少なくなってきます。
でも今年は自然条件が良かったのかまずまずの成績です。
田んぼ一面に咲かせたい場合は種を収穫し、稲刈り後に蒔くのがいいようです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
昨年ここがレンゲ草畑だと確認できたので
農道わきに車を止め撮影することにしました。
レンゲ草脇ではおじいちゃんが草刈りをしていたので
レンゲ草畑に入る許可をもらい、7年ぶりに撮影しました。
でも今年はレンゲソウの花数も少なめでしたし
お爺ちゃんの姿も見えません。(お元気だといいのですが)
明らかに耕作放棄された畑になった印象がします。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
このレンゲ草畑のすぐそばを通る国道294号は羽鳥湖高原や
猪苗代湖&裏磐梯方面に行く際、必ず通る道ですが
昨年も一昨年も先一昨年も全く気が付きませんでした。
観光や町おこし村おこしなどで栽培するところは全国に何か所もありますが、
水田の緑肥として栽培している人は殆どいなくなってしまいました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
おじいちゃんに、昨年もレンゲを栽培しました?と尋ねたら
う~ん、作ったかな??・・・
良く覚えていないようです。
まさか趣味でお花畑にしているとは思えないので
このレンゲ草は後で緑肥にするのですか?と尋ねたら
そうだと、答ええてくれました。
でもその後も通りましたが、稲どころか他の作物が栽培された様子は
ありませんでした。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ&ウマゴヤシ
レンゲソウに混じってウマゴヤシも咲いていました。
◎ウマゴヤシ(馬肥/マメ科ウマゴヤシ属)
ウマゴヤシは欧州地中海周辺が原産地で江戸時代頃に日本に入ってきた帰化植物。
全草を肥料・牧草にするので、馬肥・特牛肥やしの名が付けられました。
レンゲソウも緑肥として利用されましたが花も愛でられました。
しかしウマゴヤシは花としての観賞価値は殆どありません(^-^;。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~クスダマツメクサ&シロバナマンテマ
◎クスダマツメクサ(薬玉爪草/マメ科シャクジョウソウ属)
上記ウマゴヤシの花を3倍にしたような花にクスダマツメクサがあります。
団子状の花ですが小さな花の集合体です。
ヨーロッパ原産で、日本では1940年代に確認された帰化植物ですが
花の見栄えがいいので園芸用としても普及しています。
クスダマツメクサにそっくりで花が少し小さいコメツブツメクサもあります。
団子を形成する小さな花の数がクスダマツメクサより少ないので
団子自体が小さく見えます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
化学肥料が一般的に使われるようになるまでは、
緑肥(草肥:くさごえ)や牛の飼料とするため、
8-9月頃、稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔き翌春に花を咲かせていました。
これはゲンゲ畑と呼ばれ「春の風物詩」でした。
戦後は、化学肥料の大量生産や使用が自由になったことや
保温折衷苗代の普及によりイネの早植えが可能になり、
緑肥の生産スケジュールと被るようになったこともあり
レンゲ畑が急速に姿を消す一因になりました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
-
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
昔に比べ田植えが早くなった現在はレンゲソウは
緑肥としてはあまり利用されず、
観光や養蜂にために栽培されたりしています。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
そういえば一面のシロツメグサも昔ほどはあまり見かけなくなりましたね。 -
★鏡市町・鳥見山公園~すいすい池芝生のシロツメグサ(※2022/6/25 撮影)
◎シロツメグサ(白詰草/マメ科シャクジョウソウ属)
シロツメグサは江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を
衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していた。
そこでクローバー全体を指す名称として「詰草」という日本語が生まれた。
シロツメグサは白い花をつけることから白詰草と呼ばれます。
明治以降、あらためて牧草として導入され、
繁殖力が旺盛なため全国各地に分布を広げ雑草扱いされています。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
江戸時代の俳人滝野瓢水(1684-1762)は
『手に取るな、やはり野におけ 蓮華草』の有名な句を残しましたが
やはり田園風景で見てこそ映えるレンゲ草だなと
あらためて実感しました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~レンゲソウ(蓮華草)
ここにレンゲ草の種を蒔き、草刈りしていたお爺ちゃんは
見た目ではもう80歳を越えているように見えました。
今年はその姿は見られませんでした。
年々農作業はキツクなっていくと思いますが
元気にぜひ来年もこのレンゲ草畑を見せて欲しいもだと思います。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
上記レンゲソウ畑から国道294号を南東方面に1kmほど進むだ右手の
花木畑でハナズオウ(花蘇芳)も満開を迎えていました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
ハナズオウ(花蘇芳)畑は国道294号沿いにあるので
花の時期なら車窓から色鮮やかなピンク(蘇芳色)の花が
目に飛び込んできます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
もう十数年前からハナズオウ(花蘇芳)が植えられていたのは
知っていましたが、国道沿いに駐車できるスペースが無いので
いつも花を横目で見ながら遣り過ごしていました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
今回は時間に余裕があったのでハナズオウ(花蘇芳)畑の北西100mくらいの
空き地に車を止め初めてハナズオウ(花蘇芳)を撮影しました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
◎ハナズオウ(花蘇芳/マメ科ハナズオウ属)
ハナズオウは中国北中部が原産のマメ科の落葉樹。
日本へ渡来したのは1695年以前と言われ、
春に咲く紅紫の花を観賞するため、庭木として公園や庭園に植栽されます。
花の色が、同じマメ科の熱帯植物スオウで作る染料「蘇芳」に
似ていることから、ハナズオウと名付けられました。
-
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
-
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
蘇芳色(マゼンダ)の中央の白いラインは
ハナズオウの白花です。
ピンクのハナズオウは我が家にもあるくらいですから
全然珍しくありませんが、白花はあまり見ることはありません。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
ハナズオウの花は葉が展開する前の4~5月頃に開花します。
花は蝶形で浅く五つに裂け、上側中央にある「旗弁」は立ち上がるが、
両側で後方へ反り返る2枚の翼弁より小さく、見付けにくいです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
葉は長さ5~8センチの円形あるいはハート型で、
花が終わりきらないうちに展開し始める。
葉の縁にギザギザはなく、枝から互い違いに生じ、
質厚で表面には光沢があるが、
裏面は半透明の白い葉脈5本が放射状に広がります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
花の後にはキヌサヤのような豆果ができます。
長さ5~8cmで、でき始めは緑色だが徐々に赤みを帯びた後、
10月頃、黒褐色に熟します。
中には光沢のある濃褐色の種子が5~8粒入る。
豆果は熟しても自然には裂けません。
繁殖は実生や挿し木によります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
幹は直立するがそれに沿って複数の細い幹が出て株立状になる。
原産地では樹高15mに達するそうですが、
日本では最大でも4~5mほど。幹も直径10センチほどにとどまる。
樹皮は白っぽい灰色で、紅紫の染料、漢方では薬用にします。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
ハナズオウ畑の向こうには天栄村の村名の由来となった
天栄山(881m)が見えています。
江戸時代以前から金鉱採掘が行われ
山頂直下には当時の採掘口や石垣がまだ残っているようです。
ただいつ頃まで採掘が行われていたのかは定かでありません。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
●ハナズオウの仲間
◎アメリカハナズオウ
「カラーリーフ」で、紫や斑入りの葉が庭に彩を添える。
成長が遅く手間がかからないものの、うまく育てば高さ5~7m程度になる。
フォレストパンシーやシルバークラウドという品種の人気が高い。
花は淡い紅色でハナズオウよりも小さく、疎らに咲く。
◎セイヨウハナズオウ
地中海沿岸を原産地とする近縁種。通称を「ユダの木」といい、
キリストを裏切ったユダがこの木で首を吊ったと伝えられる。
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
●ハナズオウの仲間
◎シロバナハナズオウ
名前のとおり、白い花を咲かせる。小さなうちからよく花を咲かせるが、
紅紫のものに比べて、やや小ぶりな花となる。
◎シダレハナズオウ(ラベンダーツイストなど)
名前のとおり、枝が垂れる性質を持つ。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
ハナズオウは暑さ寒さや病気害虫にも強く
当地で地植えでも問題なく越冬できます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
我が家のハナズオウも種がこぼれて勝手に子株が増えていきますが
ハナズオウだけ栽培している畑はここしか見たことがありません。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
毎年春には美しい花を見せてくれますが
もう十数年も植えっ放しで
植木として出荷する様子も
切り花として出荷する様子も見られず
いったい何のために植えているのだろう? -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ハナズオウ(花蘇芳)
いつも車窓から眺めるだけだったハナズオウ(花蘇芳)畑でしたが
今回初めて撮影してみて思っていた以上にキレイで嬉しい誤算でした。
ここに限らず車を運転していると美しい花が目に飛び込んでくることが
けっこうあります。
でも近くに駐車スペースがないと、そのまま通過するのが
常でしたが、面倒くさがらないでUターンするのもありだなと感じました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
上記、ハナズオウ(花蘇芳)畑から1kmほど離れた里山の明るい林床では
今年もホタルカズラが見頃を迎えました。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
◎ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
ホタルカズラは日本各地の明るい山林に自生しますが、
数はあまり多くないようです。
佐賀では絶滅し、東京、石川、愛知、宮崎、長崎では絶滅危惧種1類、
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
私の住む町でも3ヶ所ほど確認していますが
この天栄村の自生地の方が数多く咲いています。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
ホタルカズラはルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と
同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。
日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし
青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)&ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンの雄がいました。
ツマグロヒョウモンは雄雌の模様が完全に違います。
雄のツマグロヒョウモンを見て
どこがツマグロなのだろうと思いますが
オスはツマグロ模様はありません。 -
◆ツマグロヒョウモン(♀)
我が家のシロタエギクの上で休憩していたツマグロヒョウモン(♀)
雌の大きさは雄とそう変わりませんが
模様が明らかに違います。
雌の前翅の両端は青黒く白い線が入ります。
ツマグロヒョウモン(♂)は良く似た蝶が多く
見分けに四苦八苦しますが
ツマグロヒョウモン(♀)は特徴があるのですぐ分かります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)&ツマグロヒョウモン♂
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◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
ホタルカズラはランナー(匍匐茎)という増え方に特化したので
種よりは確実に生息域を広げることができます。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
しかしランナーで増やせても草丈が低いので
他の植物に覆われてしまう恐れがあります。
でもホタルカズラの作戦は強かで
もし他の植物に覆われても地下茎で繋がっているので
栄養は行きわたるし、下刈りにも強い特徴もあります。
もしランナー(匍匐茎)が切られても節々で根を張ることができるので
生き残れる可能性が高くなります。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
ホタルカズラは深山より里地里山で多く見られるのは
人間とうまく共存できるからだと思います。
ただ里山が荒廃したら、いくらランナー(匍匐茎)で増えることができても
藪に覆われたらお仕舞です。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
植物はそれぞれ様々な作戦で生き延びてきましたが
さすがに急激な環境の変化には付いていけません。
特に里地里山型の植物は人間の生活に大きな影響を受けるので
絶えず気を配ってあげる必要があると思います。 -
◆福島・四季・彩々:晩春の候~ホタルカズラ(蛍蔓)
これで◆福島・四季・彩々・Part119~晩春の候はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
先週訪れた沖縄では新型コロナウイルスの再流行で、
1定点医療機関当たりの直近の感染者数が年明けの第8波のピーク時を
超えたことが7/2、分かったそうです。
感染症法上の位置付けが5月8日に5類へ移行して以降、
社会活動が活発になったほか、
感染力の強い変異株が主流になったことが背景にあるとみられるそうです。
検査を受けていない「隠れ感染者」も多数いるとみられ、
数字以上に流行が広がっている恐れがあるようです。
その頃ちょうど沖縄旅行の最中で
ローカル放送でも盛んに注意喚起していました。
感染しないか少し不安でしたが
帰宅して1週間経ち何事もなく元気なので一安心。
でもこの分では夏本番頃に本土にも第9波が来るのでは心配です。
このイタチごっこはいつまで続くのでしょう?
皆さんもくれぐれもご注意下さいませ。
ではまた。 j-ryu
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