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☆一年振りに天栄村羽鳥湖高原の馬尾滝と幻の森林軌道を訪れてきました。<br />でも実際に訪れたのは昨年(2021年)の8/24。<br />しかし夏の旅行記を仕上げる前に紅葉シーズンに入ったため、<br />夏~初秋の写真は一時棚上げにし旬の紅葉を優先。<br />ここに来てようやく冬の写真までほぼ紹介し終えたので<br />どうにか棚上げ写真を投稿できる状況になりました。<br /><br />しかし、春も近づいているので春には春の写真を投稿したいし、<br />春本番までにどのくらい棚上げ写真を紹介できるか分かりませんが<br />できる限り春には春の写真や情報をご覧いただけるよう頑張りたいと思います。<br />

◆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)と幻の河内川森林軌道探検

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2021/08/24 - 2021/08/24

176位(同エリア287件中)

旅行記グループ 滝&渓谷&渓流

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j-ryu

j-ryuさん

☆一年振りに天栄村羽鳥湖高原の馬尾滝と幻の森林軌道を訪れてきました。
でも実際に訪れたのは昨年(2021年)の8/24。
しかし夏の旅行記を仕上げる前に紅葉シーズンに入ったため、
夏~初秋の写真は一時棚上げにし旬の紅葉を優先。
ここに来てようやく冬の写真までほぼ紹介し終えたので
どうにか棚上げ写真を投稿できる状況になりました。

しかし、春も近づいているので春には春の写真を投稿したいし、
春本番までにどのくらい棚上げ写真を紹介できるか分かりませんが
できる限り春には春の写真や情報をご覧いただけるよう頑張りたいと思います。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

PR

  • ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺 Google Map (※Google Mapに加筆)<br /><br />https://www.google.com/maps/@37.2529058,140.0821703,17602m/data=!3m1!1e3<br /><br />出発地点を東北道・須賀川ICを基準とすると。<br />国道118号線を羽鳥湖、下郷、南会津方面に進み、鳳坂峠を越え羽鳥湖の湖畔まで約30分~40分。<br /><br />羽鳥湖湖畔から岩瀬湯本まで約15分。<br />岩瀬湯本から西部林道を経て“馬尾の滝”入り口まで約15分~20分。<br />我が家からは“馬尾の滝”入り口(河内川橋)まで1時間でした。

    ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺 Google Map (※Google Mapに加筆)

    https://www.google.com/maps/@37.2529058,140.0821703,17602m/data=!3m1!1e3

    出発地点を東北道・須賀川ICを基準とすると。
    国道118号線を羽鳥湖、下郷、南会津方面に進み、鳳坂峠を越え羽鳥湖の湖畔まで約30分~40分。

    羽鳥湖湖畔から岩瀬湯本まで約15分。
    岩瀬湯本から西部林道を経て“馬尾の滝”入り口まで約15分~20分。
    我が家からは“馬尾の滝”入り口(河内川橋)まで1時間でした。

  • ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺地図 ① (※地理院地図に加筆)<br /><br />http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.266130/140.060234<br /><br />Net上、地図の南北の範囲が狭いので行程としてはこの地図から順繰り①②③と下に見てください。<br /><br />国道118号線の岩瀬湯本の河内地区の湯本小を目指し、橋(河内川)を渡ってまももなく左折します(西部林道)。<br />下河内集落を抜け、二岐温泉へのY字路分岐点までは良く整備された舗装道路なので問題はありませんが、その先の西部林道がやっかいです。

    ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺地図 ① (※地理院地図に加筆)

    http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.266130/140.060234

    Net上、地図の南北の範囲が狭いので行程としてはこの地図から順繰り①②③と下に見てください。

    国道118号線の岩瀬湯本の河内地区の湯本小を目指し、橋(河内川)を渡ってまももなく左折します(西部林道)。
    下河内集落を抜け、二岐温泉へのY字路分岐点までは良く整備された舗装道路なので問題はありませんが、その先の西部林道がやっかいです。

  • ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺地図 ② (※地理院地図に加筆)<br /><br />http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.266130/140.060234<br /><br />“馬尾の滝”へは二岐温泉へのY字路分岐点を左の西部林道方面に進みます。<br />道路標識もありますし、二岐温泉への道路(河内林道)は舗装ですし、西部林道はダートなので間違うことは無いと思います。

    ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺地図 ② (※地理院地図に加筆)

    http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.266130/140.060234

    “馬尾の滝”へは二岐温泉へのY字路分岐点を左の西部林道方面に進みます。
    道路標識もありますし、二岐温泉への道路(河内林道)は舗装ですし、西部林道はダートなので間違うことは無いと思います。

  • ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺地図 ③ (※地理院地図に加筆)<br /><br />http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.266130/140.060234<br /><br />舗装された二岐温泉へ到る河内林道と別れ、左手のダートの西部林道を道なりに進むとだんだん道の状態が悪くなってきます。<br />しばらく進むと再びY字路に出ます。<br />右手が奥西部林道で左が西部林道。<br />“馬尾の滝”へは左の西部林道へ進みます(どちの林道もダート)です。<br />西部林道は進むにつれ悪路になり初訪問時は<br />“くるみ沢橋”を渡った先から最悪状態でした。<br />道路のところ所に水流による縦状の深い溝(雨溝)ができていましたが<br />今回も雨溝はありましたが、ゆっくり走れば何とか大丈夫でした。

    ☆福島県天栄村 羽鳥湖高原周辺地図 ③ (※地理院地図に加筆)

    http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.266130/140.060234

    舗装された二岐温泉へ到る河内林道と別れ、左手のダートの西部林道を道なりに進むとだんだん道の状態が悪くなってきます。
    しばらく進むと再びY字路に出ます。
    右手が奥西部林道で左が西部林道。
    “馬尾の滝”へは左の西部林道へ進みます(どちの林道もダート)です。
    西部林道は進むにつれ悪路になり初訪問時は
    “くるみ沢橋”を渡った先から最悪状態でした。
    道路のところ所に水流による縦状の深い溝(雨溝)ができていましたが
    今回も雨溝はありましたが、ゆっくり走れば何とか大丈夫でした。

  • ☆馬尾の滝への行程  西部林道&河内川橋<br /><br />国道118号線から西部林道を走ること15分~20分で、河内川(かわうちがわ)に架かる河内川橋に到着します。<br />車は橋の手前に2台くらい、渡ってからも3台くらい止められます。<br />ここから先は馬尾の滝まで約30分ほど徒歩になります。

    ☆馬尾の滝への行程  西部林道&河内川橋

    国道118号線から西部林道を走ること15分~20分で、河内川(かわうちがわ)に架かる河内川橋に到着します。
    車は橋の手前に2台くらい、渡ってからも3台くらい止められます。
    ここから先は馬尾の滝まで約30分ほど徒歩になります。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />西部林道から河内川沿いの山道に入り<br />しばらくは踏み跡通り直進します。<br /><br />昭和45年頃まで馬尾の滝のすぐ傍まで木材運搬用の河内川森林軌道が<br />稼動していて、今でも軌道跡の一部は通れますが所々崖崩れで全線は通行できす<br />馬尾の滝までは片道3回渡渉します。<br />この写真の山道は軌道跡ではなく、軌道跡は少し山側にあります。

    ☆馬尾の滝への行程 

    西部林道から河内川沿いの山道に入り
    しばらくは踏み跡通り直進します。

    昭和45年頃まで馬尾の滝のすぐ傍まで木材運搬用の河内川森林軌道が
    稼動していて、今でも軌道跡の一部は通れますが所々崖崩れで全線は通行できす
    馬尾の滝までは片道3回渡渉します。
    この写真の山道は軌道跡ではなく、軌道跡は少し山側にあります。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />150mほど進むと踏み跡が河内川側に曲がるので<br />右折します。<br /><br />

    ☆馬尾の滝への行程 

    150mほど進むと踏み跡が河内川側に曲がるので
    右折します。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />上記の踏み跡を下ると河内川に出ます。<br />この辺りは踏み跡があいまいなので<br />渡渉しやすい場所を見つけて右岸から左岸に渡ります。<br />川の水量にもよりますが、長靴では厳しいと思います。

    ☆馬尾の滝への行程 

    上記の踏み跡を下ると河内川に出ます。
    この辺りは踏み跡があいまいなので
    渡渉しやすい場所を見つけて右岸から左岸に渡ります。
    川の水量にもよりますが、長靴では厳しいと思います。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />右岸に着いたら川沿いの林50mほど上流側に進みます。<br />川向こうには大規模崩落個所が見えています。

    ☆馬尾の滝への行程 

    右岸に着いたら川沿いの林50mほど上流側に進みます。
    川向こうには大規模崩落個所が見えています。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />川沿いの林を50mほど進むと対岸(右岸)の崩落個所が<br />平な森林になるので、川の渡りやすい場所を見つけて渡渉します。

    ☆馬尾の滝への行程 

    川沿いの林を50mほど進むと対岸(右岸)の崩落個所が
    平な森林になるので、川の渡りやすい場所を見つけて渡渉します。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />渡渉し、森の中を右方向に進むと山側に滑滝が見えてきます。

    ☆馬尾の滝への行程 

    渡渉し、森の中を右方向に進むと山側に滑滝が見えてきます。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />滑滝を左に見て川沿いを回り込むよに進みます。<br />この写真右側に崩落した斜面が見えます。<br />ここを乗り越えても進めますが川沿いを回り込んだ方が楽です。

    ☆馬尾の滝への行程 

    滑滝を左に見て川沿いを回り込むよに進みます。
    この写真右側に崩落した斜面が見えます。
    ここを乗り越えても進めますが川沿いを回り込んだ方が楽です。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />◆幻の森林軌道と秘境滝探訪 (※2015/09/15 撮影)<br /><br />2015年の初探検の時は滑滝には森林軌道の木製橋の残骸が<br />はっきり残っていましたが5年経った今回は<br />その残骸も殆どに残っておらず幻の森林軌道が<br />ますます幻化しています。

    ☆馬尾の滝への行程 

    ◆幻の森林軌道と秘境滝探訪 (※2015/09/15 撮影)

    2015年の初探検の時は滑滝には森林軌道の木製橋の残骸が
    はっきり残っていましたが5年経った今回は
    その残骸も殆どに残っておらず幻の森林軌道が
    ますます幻化しています。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />上記の滑滝側を避け川沿いを回り込みます。

    ☆馬尾の滝への行程 

    上記の滑滝側を避け川沿いを回り込みます。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />川沿いは高さ6mほどの断崖で踏み跡も分かりづらいです。<br />滑りやすいので細心の注意が必要です。

    ☆馬尾の滝への行程 

    川沿いは高さ6mほどの断崖で踏み跡も分かりづらいです。
    滑りやすいので細心の注意が必要です。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />上記の崖を回り込むと再び森林軌道跡に合流します。

    ☆馬尾の滝への行程 

    上記の崖を回り込むと再び森林軌道跡に合流します。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />この辺りの森林軌道跡にはまだわずかに枕木が残っています。

    ☆馬尾の滝への行程 

    この辺りの森林軌道跡にはまだわずかに枕木が残っています。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />上記の軌道跡を少し進むと倒木が軌道跡を塞いでいるので<br />川沿いに下りていきます。

    ☆馬尾の滝への行程 

    上記の軌道跡を少し進むと倒木が軌道跡を塞いでいるので
    川沿いに下りていきます。

  • ☆馬尾の滝への行程~翡翠淵(ひすいぶち)<br /><br />川沿いに下りるとエメラルドグリーンの美しい淵が崖下に見えてきます。

    ☆馬尾の滝への行程~翡翠淵(ひすいぶち)

    川沿いに下りるとエメラルドグリーンの美しい淵が崖下に見えてきます。

  • ☆馬尾の滝への行程~翡翠淵(ひすいぶち)<br /><br />今回は滝の撮影が目的なので曇天の日を選んだので<br />エメラルドグリーンは程ほどの美しさですが<br />晴天ならもっと美しく見えます。

    ☆馬尾の滝への行程~翡翠淵(ひすいぶち)

    今回は滝の撮影が目的なので曇天の日を選んだので
    エメラルドグリーンは程ほどの美しさですが
    晴天ならもっと美しく見えます。

  • ☆馬尾の滝への行程~翡翠淵(ひすいぶち) 

    ☆馬尾の滝への行程~翡翠淵(ひすいぶち) 

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />翡翠淵(ひすいぶち)の直ぐ上流には小滝があります。

    ☆馬尾の滝への行程 

    翡翠淵(ひすいぶち)の直ぐ上流には小滝があります。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />再び、森林軌道跡に復帰しました。<br />ここには細いレールが残っています。<br />森林軌道車の小ささが想像できますね。

    ☆馬尾の滝への行程 

    再び、森林軌道跡に復帰しました。
    ここには細いレールが残っています。
    森林軌道車の小ささが想像できますね。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />1970(昭和45年)まで利用されていたと言う河内川森林軌道ですが<br />廃止からすでに52年の月日が流れ、<br />軌道跡は次第に森に還ろうとしています。<br /><br />

    ☆馬尾の滝への行程 

    1970(昭和45年)まで利用されていたと言う河内川森林軌道ですが
    廃止からすでに52年の月日が流れ、
    軌道跡は次第に森に還ろうとしています。

  • ☆馬尾の滝への行程 <br /><br />陸路側で一番の難所の沢です。<br />沢の両岸が深くえぐられ深さが2.5mくらいあります。<br />深さはともかく、えぐられた部分が急角度なので<br />登るのが大変です。<br />でも補助用のトラロープを使えば問題ないと思います。

    ☆馬尾の滝への行程 

    陸路側で一番の難所の沢です。
    沢の両岸が深くえぐられ深さが2.5mくらいあります。
    深さはともかく、えぐられた部分が急角度なので
    登るのが大変です。
    でも補助用のトラロープを使えば問題ないと思います。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />上記の沢を越えると平坦な林が広がります。<br />ここが河内川森林軌道の終点であり、<br />作業員の詰め所(飯場&事務所)跡です。<br />河内川橋から軌道跡や獣道、渓流の渡渉とまるで探検家気分で<br />歩くこと30分ちょっとです。<br /><br />

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    上記の沢を越えると平坦な林が広がります。
    ここが河内川森林軌道の終点であり、
    作業員の詰め所(飯場&事務所)跡です。
    河内川橋から軌道跡や獣道、渓流の渡渉とまるで探検家気分で
    歩くこと30分ちょっとです。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />詰所跡には当時使われていた軌道車の残骸が放置されたままになっています。<br /><br />河内川森林軌道は昭和22年(1947年)に戦後復興の木材需要に応えるため、林野庁前橋営林局白河支所によって開設され、当初は人力で始り、後に牛力になり、昭和40年頃に民間の成井農林が権利を取得しエンジン軌道車になったそうですが、林道整備やトラックの普及により昭和45年に森林軌道は廃止されたそうです。<br /><br />

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    詰所跡には当時使われていた軌道車の残骸が放置されたままになっています。

    河内川森林軌道は昭和22年(1947年)に戦後復興の木材需要に応えるため、林野庁前橋営林局白河支所によって開設され、当初は人力で始り、後に牛力になり、昭和40年頃に民間の成井農林が権利を取得しエンジン軌道車になったそうですが、林道整備やトラックの普及により昭和45年に森林軌道は廃止されたそうです。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />昭和45年頃まで稼動していたと言うことは、<br />当時私は小学生で河内川森林軌道にほど近い二岐温泉に行ったことがあります。<br />でも湯本地区に森林軌道があったなんてまったく知りませんでした。<br />その頃は鳳坂峠(旧道)や二岐温泉への山道もまだ砂利道で、<br />せっかく温泉に入っても帰りはホコリだらけになったのを覚えています(^_^;)。<br />バスはボンネットバスでした(^^ゞ。

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    昭和45年頃まで稼動していたと言うことは、
    当時私は小学生で河内川森林軌道にほど近い二岐温泉に行ったことがあります。
    でも湯本地区に森林軌道があったなんてまったく知りませんでした。
    その頃は鳳坂峠(旧道)や二岐温泉への山道もまだ砂利道で、
    せっかく温泉に入っても帰りはホコリだらけになったのを覚えています(^_^;)。
    バスはボンネットバスでした(^^ゞ。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />こんな小さな軌道車で材木を運搬するのは大変だろうと想像したのですが、<br />エンジンを稼動させ軌道車を動かすのは湯本から終点の登り区間だけで、<br />軽い運搬車だけを牽引します。<br />切り出した材木を積んだ運搬車は下り勾配を利用し<br />自力で湯本の基地まで運んだそうです。<br />だから小さな軌道車でも運搬できたんですね。

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    こんな小さな軌道車で材木を運搬するのは大変だろうと想像したのですが、
    エンジンを稼動させ軌道車を動かすのは湯本から終点の登り区間だけで、
    軽い運搬車だけを牽引します。
    切り出した材木を積んだ運搬車は下り勾配を利用し
    自力で湯本の基地まで運んだそうです。
    だから小さな軌道車でも運搬できたんですね。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />自動車のエンジンを利用して造られたとう当時のまま残された軌道車。<br />昭和40年、50年代くらいまでは全国にあまたの森林軌道があったそうで<br />福島県には森林軌道の他に鉱山軌道や工場専用軌道など50ヶ所以上あったそうです。<br />そういえば当町にも牧場の専用軌道があって大正時代から昭和15年くらいまで稼動していたそうです。<br />今でも牧場内にはその軌道やレールが残っています。<br /><br />軌道跡が残っているものはあちこちにあっても、軌道車が当時使われたまま放置され残っているのはとても珍しいんだとか。<br />この機械の鋼鉄はまだまだ大丈夫そうですが、軌道レールや枕木は腐食が早くそう遠くないうちになくなりそうです。

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    自動車のエンジンを利用して造られたとう当時のまま残された軌道車。
    昭和40年、50年代くらいまでは全国にあまたの森林軌道があったそうで
    福島県には森林軌道の他に鉱山軌道や工場専用軌道など50ヶ所以上あったそうです。
    そういえば当町にも牧場の専用軌道があって大正時代から昭和15年くらいまで稼動していたそうです。
    今でも牧場内にはその軌道やレールが残っています。

    軌道跡が残っているものはあちこちにあっても、軌道車が当時使われたまま放置され残っているのはとても珍しいんだとか。
    この機械の鋼鉄はまだまだ大丈夫そうですが、軌道レールや枕木は腐食が早くそう遠くないうちになくなりそうです。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />こちらは水力発電施設の残骸です。<br />滝の上部からパイプで水を引き込み<br />発電していたようなので水力発電だったんでしょうね。<br /><br />

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    こちらは水力発電施設の残骸です。
    滝の上部からパイプで水を引き込み
    発電していたようなので水力発電だったんでしょうね。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />詰め所のある平坦な林の向こうは急斜面になっていて<br />その先の明るい部分が馬尾滝です。<br />この写真左に馬尾滝上部から引いた鉄パイプが見えています。

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    詰め所のある平坦な林の向こうは急斜面になっていて
    その先の明るい部分が馬尾滝です。
    この写真左に馬尾滝上部から引いた鉄パイプが見えています。

  • ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡<br /><br />これが馬尾滝上部から引いた発電用の引水鉄パイプです。<br />パイプはまだしっかり残っています。

    ☆馬尾の滝への行程~河内川森林軌道詰め所(現場事務所)跡

    これが馬尾滝上部から引いた発電用の引水鉄パイプです。
    パイプはまだしっかり残っています。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />急斜面が開けいきなり馬尾滝がどど~んと迫ってきます。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    急斜面が開けいきなり馬尾滝がどど~んと迫ってきます。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝は落差は40m~50mくらいで<br />この位置では滝に近すぎてワイド端レンズでも<br />全貌は捉えられません。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝は落差は40m~50mくらいで
    この位置では滝に近すぎてワイド端レンズでも
    全貌は捉えられません。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />滝の落下角度が45度なら<br />撮影しているこちらの斜面も45度なので<br />踏ん張りながら撮影するのが大変です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    滝の落下角度が45度なら
    撮影しているこちらの斜面も45度なので
    踏ん張りながら撮影するのが大変です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />落下地点を見ろしてみました。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    落下地点を見ろしてみました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />比べるものが無いので大きさが分かりづらいと思いますが、<br />この構図だとある程度その大きさが分かると思います。<br />途中から下は急角度になり直瀑っぽくなります。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    比べるものが無いので大きさが分かりづらいと思いますが、
    この構図だとある程度その大きさが分かると思います。
    途中から下は急角度になり直瀑っぽくなります。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝を訪れたのは2015年,2016年,2020年,今回で4回目。<br />馬尾滝のこの構図の写真が画像検索しても無かったので<br />2020年に意気込んで撮影したのですが<br />なんと旅行記どころか写真が1枚も無いんです。<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝を訪れたのは2015年,2016年,2020年,今回で4回目。
    馬尾滝のこの構図の写真が画像検索しても無かったので
    2020年に意気込んで撮影したのですが
    なんと旅行記どころか写真が1枚も無いんです。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />実はこともあろうに、2020/9/1の写真を収めたPCのフォルダを<br />誤って削除してしまったのが理由です。<br />単なる削除ならゴミ箱から救出すれば済む話ですが<br />ゴミ箱から削除してしまったら素人では復活させるのは無理です。<br /><br />どうしたらいいものかNetで解決法を探したら<br />削除したデータを復活させるソフトがあったので<br />購入しました。<br />ただ100%復活できる保障は無いとの但し書きが・・・・。<br />でもPCスキルに疎いのでその復活ソフトに縋るしかありません。<br />思い切って購入してトライしてみましたが、<br />ガガ~ン復活できませんでした(--〆)。<br />いくら但し書きがあったとは言え、真面目そうな会社だったので<br />90%くらい信用したのですが、信じた私が馬鹿でした(一一&quot;)。<br /><br />てなわけで、この角度や構図での馬尾滝は本邦初公開です。<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    実はこともあろうに、2020/9/1の写真を収めたPCのフォルダを
    誤って削除してしまったのが理由です。
    単なる削除ならゴミ箱から救出すれば済む話ですが
    ゴミ箱から削除してしまったら素人では復活させるのは無理です。

    どうしたらいいものかNetで解決法を探したら
    削除したデータを復活させるソフトがあったので
    購入しました。
    ただ100%復活できる保障は無いとの但し書きが・・・・。
    でもPCスキルに疎いのでその復活ソフトに縋るしかありません。
    思い切って購入してトライしてみましたが、
    ガガ~ン復活できませんでした(--〆)。
    いくら但し書きがあったとは言え、真面目そうな会社だったので
    90%くらい信用したのですが、信じた私が馬鹿でした(一一")。

    てなわけで、この角度や構図での馬尾滝は本邦初公開です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝を真横から堪能したあとは滝の正面に回り込みます。<br />それには一旦川底まで下りて再び渡渉する必要があります。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝を真横から堪能したあとは滝の正面に回り込みます。
    それには一旦川底まで下りて再び渡渉する必要があります。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />詰め所から谷底に下りるには縄ハシゴがあるので便利です。<br />初訪問の2015年にはありませんでしたが、<br />次回の2016年には設置されていました。<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    詰め所から谷底に下りるには縄ハシゴがあるので便利です。
    初訪問の2015年にはありませんでしたが、
    次回の2016年には設置されていました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />上記の縄ハシゴを下りたら写真矢印のように右岸から左岸に渡渉します。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    上記の縄ハシゴを下りたら写真矢印のように右岸から左岸に渡渉します。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />左岸に渡渉すると、上流に馬生滝の落下地点が見えてきました(明るい部分)が<br />その前に渡渉した地点のすぐ下流側の小潜流瀑を撮影しました。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    左岸に渡渉すると、上流に馬生滝の落下地点が見えてきました(明るい部分)が
    その前に渡渉した地点のすぐ下流側の小潜流瀑を撮影しました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />一見、岩盤から湧水している潜流瀑(伏流瀑)に見えますが<br />おそらく岩盤を伝ってきた沢水が岩盤から離れて流れ落ちるので<br />伏流水が岩盤から直接流れ落ちる潜流瀑に見えるのだと思います。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    一見、岩盤から湧水している潜流瀑(伏流瀑)に見えますが
    おそらく岩盤を伝ってきた沢水が岩盤から離れて流れ落ちるので
    伏流水が岩盤から直接流れ落ちる潜流瀑に見えるのだと思います。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />では河内川左岸を伝って馬生滝に向かいましょう。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    では河内川左岸を伝って馬生滝に向かいましょう。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />少しずつ滝の全貌が見えてきます。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    少しずつ滝の全貌が見えてきます。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />私は4回目の訪問なので流石に驚きませんが<br />初めて見る人は想像以上に大きい滝なので驚かれると思います。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    私は4回目の訪問なので流石に驚きませんが
    初めて見る人は想像以上に大きい滝なので驚かれると思います。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝は天栄村では勿論一番大きな滝ですが<br />福島県でも相当大きな滝の部類だと思います。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝は天栄村では勿論一番大きな滝ですが
    福島県でも相当大きな滝の部類だと思います。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />滝の落ち口の少し下流は濃い翡翠色をしていて<br />とても神秘的です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    滝の落ち口の少し下流は濃い翡翠色をしていて
    とても神秘的です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />この位置がほぼ正面ですが滝の上部の落ち口は見えていません。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    この位置がほぼ正面ですが滝の上部の落ち口は見えていません。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾の滝は資料により表記が“馬尾滝”だったり、“馬尾の滝”だったり、<br />“馬尾ノ滝”だったりし、<br />読み方は“うまおたき”or “うまおのたき”で地元の人も呼び方は様々なので、<br />どれが正解というのは無いようです。<br /><br />須賀川市(旧・長沼町)の勢至堂地区にも“馬尾の滝”がありますが、<br />こちらの呼び方は“まおのたき”です。<br />う~ん、ややこしや(^_^;)。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾の滝は資料により表記が“馬尾滝”だったり、“馬尾の滝”だったり、
    “馬尾ノ滝”だったりし、
    読み方は“うまおたき”or “うまおのたき”で地元の人も呼び方は様々なので、
    どれが正解というのは無いようです。

    須賀川市(旧・長沼町)の勢至堂地区にも“馬尾の滝”がありますが、
    こちらの呼び方は“まおのたき”です。
    う~ん、ややこしや(^_^;)。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />滝の落下合流地点を左岸から再び右岸に渡渉し<br />馬尾滝の真下から見上げるように撮影しました。<br />この位置にきてようやく滝の上部落ち口が見えてきました。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    滝の落下合流地点を左岸から再び右岸に渡渉し
    馬尾滝の真下から見上げるように撮影しました。
    この位置にきてようやく滝の上部落ち口が見えてきました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬生滝は分岐瀑で大きな滝の右手の方に逆くの字型に<br />流れ落ちる細い滝がありますが<br />樹木に隠れて少し見えにくいです。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬生滝は分岐瀑で大きな滝の右手の方に逆くの字型に
    流れ落ちる細い滝がありますが
    樹木に隠れて少し見えにくいです。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)(※ 2015/09/15 撮影)<br /><br />今年の方が水は平均的に流れていますが<br />水量は初訪問時(2015/09/15)の方が断然多く迫力がありました。<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)(※ 2015/09/15 撮影)

    今年の方が水は平均的に流れていますが
    水量は初訪問時(2015/09/15)の方が断然多く迫力がありました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝は河内川に流れ込む支流の滝ですが<br />その支流の名前は無いんだか、不明なんだか分かりませんが<br />地理院地図で確認しても名前はありません。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝は河内川に流れ込む支流の滝ですが
    その支流の名前は無いんだか、不明なんだか分かりませんが
    地理院地図で確認しても名前はありません。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝は上段の滝と下段の滝からなり分岐瀑でもあり、<br />段瀑でもあります。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝は上段の滝と下段の滝からなり分岐瀑でもあり、
    段瀑でもあります。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝が合流する前の河内川上流側です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝が合流する前の河内川上流側です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />上段の滝が一旦緩やかなになり下段の滝が河内川に流れ落ちます。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    上段の滝が一旦緩やかなになり下段の滝が河内川に流れ落ちます。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />全体的に水量は少ないので後で中段にも立ちたいと思います。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    全体的に水量は少ないので後で中段にも立ちたいと思います。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />河内川上流側にも小滝があります。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    河内川上流側にも小滝があります。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />河内川小滝下と馬尾滝の合流地点はエメラルドグリーン色した<br />美しい淵になっています。<br />晴れていればもっと透明感のあるエメラルドグリーンですが<br />雲っているので彩度が弱いです。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    河内川小滝下と馬尾滝の合流地点はエメラルドグリーン色した
    美しい淵になっています。
    晴れていればもっと透明感のあるエメラルドグリーンですが
    雲っているので彩度が弱いです。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />写真右下の岩は先端だけわずかに水面に顔を出し<br />そこには目ざとく苔や草が進出していました。<br />自然は脆弱でもあり強かでもありますね。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    写真右下の岩は先端だけわずかに水面に顔を出し
    そこには目ざとく苔や草が進出していました。
    自然は脆弱でもあり強かでもありますね。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />河内川上流側から馬尾滝を望んだ構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    河内川上流側から馬尾滝を望んだ構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />河内川上流側から馬尾滝を望んだ構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    河内川上流側から馬尾滝を望んだ構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />河内川上流側から馬尾滝を望んだ構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    河内川上流側から馬尾滝を望んだ構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸の小滝<br /><br />河内川左岸の小滝です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸の小滝

    河内川左岸の小滝です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸と中央の小滝

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸と中央の小滝

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸の小滝

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸の小滝

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸の小滝<br /><br />河内川左岸の小滝です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川左岸の小滝

    河内川左岸の小滝です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川中央の小滝<br /><br />河内川中央の小滝です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川中央の小滝

    河内川中央の小滝です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川中央の小滝<br /><br />河内川中央の小滝

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川中央の小滝

    河内川中央の小滝

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川上流<br /><br />河内川小滝の上流側です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)~河内川上流

    河内川小滝の上流側です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />河内川右岸から馬尾滝左岸に回り込みます。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    河内川右岸から馬尾滝左岸に回り込みます。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝左岸から河内川合流地点を見下ろした構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝左岸から河内川合流地点を見下ろした構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝) 左岸分岐瀑<br /><br />馬尾滝左岸のガレ場を登り、左岸分岐瀑を近くで撮影しました。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝) 左岸分岐瀑

    馬尾滝左岸のガレ場を登り、左岸分岐瀑を近くで撮影しました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝) 左岸分岐瀑<br /><br />わざわざガレ場を登ってまで撮影するほどの美滝ではありませんが<br />滝は広範囲から撮影するのがモットーなので撮らずにはいられません。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝) 左岸分岐瀑

    わざわざガレ場を登ってまで撮影するほどの美滝ではありませんが
    滝は広範囲から撮影するのがモットーなので撮らずにはいられません。

  • ☆秘境滝(馬尾滝)~左岸分岐瀑(※ 2015/09/15 撮影)<br /><br />初訪問の時の方が水量は多かったですが<br />多くても美滝ではないですね(^-^;。

    ☆秘境滝(馬尾滝)~左岸分岐瀑(※ 2015/09/15 撮影)

    初訪問の時の方が水量は多かったですが
    多くても美滝ではないですね(^-^;。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />左岸から上段の滝が中段に落下した地点。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    左岸から上段の滝が中段に落下した地点。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />左岸の分岐瀑(写真下の流れ)は中段で右岸の滝と合流します。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    左岸の分岐瀑(写真下の流れ)は中段で右岸の滝と合流します。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝中段から河内川の翡翠渕を見下ろした構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝中段から河内川の翡翠渕を見下ろした構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝中段から河内川の翡翠渕を見下ろした構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝中段から河内川の翡翠渕を見下ろした構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />中段から馬尾滝上段を見上げた構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    中段から馬尾滝上段を見上げた構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />中段から馬尾滝上段を見上げた構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    中段から馬尾滝上段を見上げた構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />中段から馬尾滝上段を見上げた構図です。<br />初訪問のときは水量も滝しぶきも多かったので<br />カメラが濡れて大変でしたが<br />今回はあまり気にしなくて済みました。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    中段から馬尾滝上段を見上げた構図です。
    初訪問のときは水量も滝しぶきも多かったので
    カメラが濡れて大変でしたが
    今回はあまり気にしなくて済みました。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />真横からみると一部がひょんぐっています。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    真横からみると一部がひょんぐっています。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />『ひょうんぐる』とは滝好き(=滝屋)が使う専門用語で<br />滝が前方に大きく飛びだす形状を指します。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    『ひょうんぐる』とは滝好き(=滝屋)が使う専門用語で
    滝が前方に大きく飛びだす形状を指します。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />中段右岸側から見上げた構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    中段右岸側から見上げた構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />中段右岸側から見上げた構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    中段右岸側から見上げた構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />中段から河内川小滝を望んだ構図です。

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    中段から河内川小滝を望んだ構図です。

  • ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)<br /><br />馬尾滝中段から再び河内川右岸に戻ります。<br />最後に馬尾滝全貌の雄姿を撮り撤収します。<br />右岸からさらに左岸の詰め所(現場事務所)跡に渡渉し<br />来た時と同じルートを戻ります。<br />

    ☆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)

    馬尾滝中段から再び河内川右岸に戻ります。
    最後に馬尾滝全貌の雄姿を撮り撤収します。
    右岸からさらに左岸の詰め所(現場事務所)跡に渡渉し
    来た時と同じルートを戻ります。

  • ☆錦秋の羽鳥湖高原~馬尾滝 (※2016/11/01  撮影)<br /><br />ついでに2016/11/01に撮影した錦秋の馬尾滝もご覧ください。

    ☆錦秋の羽鳥湖高原~馬尾滝 (※2016/11/01  撮影)

    ついでに2016/11/01に撮影した錦秋の馬尾滝もご覧ください。

  • ☆錦秋の羽鳥湖高原~馬尾滝 (※2016/11/01  撮影)<br /><br />紅葉は赤系よりも黄葉系が印象的でした。<br />

    ☆錦秋の羽鳥湖高原~馬尾滝 (※2016/11/01  撮影)

    紅葉は赤系よりも黄葉系が印象的でした。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢橋わきの木製砂防ダム。<br /><br />帰途の途中に西部林道のくるみ沢橋で下車しました。<br />当地では珍しい木製の砂防ダム(谷止め)が見えます。<br />間伐材を現地利用できるので最近は徐々に増えているそうです。

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢橋わきの木製砂防ダム。

    帰途の途中に西部林道のくるみ沢橋で下車しました。
    当地では珍しい木製の砂防ダム(谷止め)が見えます。
    間伐材を現地利用できるので最近は徐々に増えているそうです。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ<br /><br />くるみ沢では馬尾滝周辺では見られなかった<br />タマアジサイ(アジサイ科アジサイ属)が花盛りでした。

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ

    くるみ沢では馬尾滝周辺では見られなかった
    タマアジサイ(アジサイ科アジサイ属)が花盛りでした。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ<br /><br />タマアジサイの自生地は主に福島~岐阜県と四国・九州の一部に限られて、山あいの川筋など湿度の高い所に自生しアジサイ科の中では唯一、蕾が玉状なので自生していれば開花前にタマアジサイだとすぐ分かります。<br />この周辺のタマアジサイはほぼ北限の群生地でとても貴重なんですが、山あいに行けば良く見られるアジサイなので殆どの人はその貴重さを知らないようです。<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ

    タマアジサイの自生地は主に福島~岐阜県と四国・九州の一部に限られて、山あいの川筋など湿度の高い所に自生しアジサイ科の中では唯一、蕾が玉状なので自生していれば開花前にタマアジサイだとすぐ分かります。
    この周辺のタマアジサイはほぼ北限の群生地でとても貴重なんですが、山あいに行けば良く見られるアジサイなので殆どの人はその貴重さを知らないようです。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ<br /><br />タマアジサイは球状の蕾が弾けて花が咲き<br />一般的なアジサイ属の花とは咲き方が全く違うので<br />その特徴からタマアジサイと名付けられました。

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ

    タマアジサイは球状の蕾が弾けて花が咲き
    一般的なアジサイ属の花とは咲き方が全く違うので
    その特徴からタマアジサイと名付けられました。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ<br /><br />藤色の小さな粒粒の一つが実際の蕾と花で<br />蕾は数日で満開になります。<br />花に見えるのはガクアジサイなどと同じ装飾花です。

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ

    藤色の小さな粒粒の一つが実際の蕾と花で
    蕾は数日で満開になります。
    花に見えるのはガクアジサイなどと同じ装飾花です。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ<br /><br />小さな花はオシベやメシベが目立ちますが小さなハナビラもちゃんとあります。<br />でも開花したら直ぐにハナビラは散れてしまいます。

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~くるみ沢のタマアジサイ

    小さな花はオシベやメシベが目立ちますが小さなハナビラもちゃんとあります。
    でも開花したら直ぐにハナビラは散れてしまいます。

  • ☆羽鳥湖高原・西部林道~タマゴタケ<br /><br />整備林道沿いの土手に真っ赤なタマゴタケが色彩を放っていました。

    ☆羽鳥湖高原・西部林道~タマゴタケ

    整備林道沿いの土手に真っ赤なタマゴタケが色彩を放っていました。

  • ☆タマゴタケ(玉子茸/テングタケ科テングタケ属) (※2012/10/9 撮影)<br /><br />タマゴタケ(玉子茸/テングタケ科テングタケ属)は夏~秋に<br />日本全土の広葉樹林や針葉樹との混合林などに生え、<br />幼菌のときは玉子or繭玉のような白色の外皮膜に覆われていて、<br />成長とともにこの外皮膜を破ってキノコ状の形になります。<br />この白い外皮膜を玉子に見立てタマゴタケと言われます。<br />見た目が毒々しいほど赤く鮮やかななので毒キノコと思われがちですが、<br />食用になり吸い物でも天ぷらでも煮物でも出汁が良く出て<br />とても美味しいキノコです。<br />欧州でタマゴタケは皇帝キノコと呼ばれるほど珍重されているそうです。<br /><br />私も以前は食べたことがありませんでしたが、<br />食べられると知って一度だけ勇気を出して吸い物にして食べてみました。<br />たしかに、とても美味しいキノコですが<br />やはり不気味は不気味で、今は見かけても採ることはありません(^-^;。

    ☆タマゴタケ(玉子茸/テングタケ科テングタケ属) (※2012/10/9 撮影)

    タマゴタケ(玉子茸/テングタケ科テングタケ属)は夏~秋に
    日本全土の広葉樹林や針葉樹との混合林などに生え、
    幼菌のときは玉子or繭玉のような白色の外皮膜に覆われていて、
    成長とともにこの外皮膜を破ってキノコ状の形になります。
    この白い外皮膜を玉子に見立てタマゴタケと言われます。
    見た目が毒々しいほど赤く鮮やかななので毒キノコと思われがちですが、
    食用になり吸い物でも天ぷらでも煮物でも出汁が良く出て
    とても美味しいキノコです。
    欧州でタマゴタケは皇帝キノコと呼ばれるほど珍重されているそうです。

    私も以前は食べたことがありませんでしたが、
    食べられると知って一度だけ勇気を出して吸い物にして食べてみました。
    たしかに、とても美味しいキノコですが
    やはり不気味は不気味で、今は見かけても採ることはありません(^-^;。

  • ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)<br /><br />馬尾滝の帰り道に羽鳥湖高原のオタカラコウの群生地に立ち寄りました。<br />貴重な山野草の場合は公開されている場所以外は<br />盗掘の恐れがあるので恐縮ですが<br />具体的な自生場所は控えさせていただきます。<br />

    ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)

    馬尾滝の帰り道に羽鳥湖高原のオタカラコウの群生地に立ち寄りました。
    貴重な山野草の場合は公開されている場所以外は
    盗掘の恐れがあるので恐縮ですが
    具体的な自生場所は控えさせていただきます。

  • ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)<br /><br />オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)は主に<br />福島県南部~九州に分布し、<br />深山の谷川や湿った斜面に自生します。<br />福島県より北でもわずかに自生するそうですが稀なようです。

    ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)

    オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)は主に
    福島県南部~九州に分布し、
    深山の谷川や湿った斜面に自生します。
    福島県より北でもわずかに自生するそうですが稀なようです。

  • ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)<br /><br />福島県におけるオタカラコウの自生地は点々とした隔離分布で<br />分布地が線や面でつながっていません。<br />オタカラコウは花後の種は綿毛になって風に飛ばされ<br />自生地を広げていくタイプですが<br />おそらく綿毛は県内一円に飛ぶ可能性があると思いますが<br />オタカラコウが好きな環境に上手く辿り着き芽吹くのは<br />相当難しいのかなと想像します。

    ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)

    福島県におけるオタカラコウの自生地は点々とした隔離分布で
    分布地が線や面でつながっていません。
    オタカラコウは花後の種は綿毛になって風に飛ばされ
    自生地を広げていくタイプですが
    おそらく綿毛は県内一円に飛ぶ可能性があると思いますが
    オタカラコウが好きな環境に上手く辿り着き芽吹くのは
    相当難しいのかなと想像します。

  • ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)<br /><br />福島県では隔離分布しているオタカラコウですが<br />羽鳥湖周辺では何か所も自生地があります。<br />私が見つけただけでも5ヶ所ほど。<br />それだけオタカラコウの好む環境が揃っていたのでしょう。<br />綿毛が飛ぶ距離にしても近くに舞い降りる確率は高くなるのも<br />自生地が多い理由かも。

    ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)

    福島県では隔離分布しているオタカラコウですが
    羽鳥湖周辺では何か所も自生地があります。
    私が見つけただけでも5ヶ所ほど。
    それだけオタカラコウの好む環境が揃っていたのでしょう。
    綿毛が飛ぶ距離にしても近くに舞い降りる確率は高くなるのも
    自生地が多い理由かも。

  • ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)<br /><br />オタカラコウの花茎の高さは1-2 m程度になりかなり大型の山野草です。<br />花が咲いていれば大きいので直ぐに見つけられます。<br />根出葉はフキに似て長い葉柄があり、心円形で径40-60 cmになり、葉の縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄は茎を抱きます。<br /><br />全体がメタカラコウに似ますが、メタカラコウの頭花の舌状花が0~3個程度であるのに対し、オタカラコウは8個程度で、また全体的に大ぶり。メタカラコウの根出葉の基部はほこ形になるが、オタカラコウは尖りません。<br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)

    オタカラコウの花茎の高さは1-2 m程度になりかなり大型の山野草です。
    花が咲いていれば大きいので直ぐに見つけられます。
    根出葉はフキに似て長い葉柄があり、心円形で径40-60 cmになり、葉の縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄は茎を抱きます。

    全体がメタカラコウに似ますが、メタカラコウの頭花の舌状花が0~3個程度であるのに対し、オタカラコウは8個程度で、また全体的に大ぶり。メタカラコウの根出葉の基部はほこ形になるが、オタカラコウは尖りません。

  • ☆下郷町中山風穴のメタカラコウ (2021/8/3 撮影)<br /><br />メタカラコウ(雌宝香/キク科メラタカラコウ属)は本州以南の主に深山の<br />渓流沿いや湿った谷間に自生します。<br />蕗(フキ)に似たハート形の根性葉から50cm~100cmほどの<br />花径を伸ばし、頭状花を多数咲かせますが、舌状花(ハナビラ)は1枚か2枚、<br />申し訳程度にあるか全く無く少々華やかさに欠けます。<br /><br />

    ☆下郷町中山風穴のメタカラコウ (2021/8/3 撮影)

    メタカラコウ(雌宝香/キク科メラタカラコウ属)は本州以南の主に深山の
    渓流沿いや湿った谷間に自生します。
    蕗(フキ)に似たハート形の根性葉から50cm~100cmほどの
    花径を伸ばし、頭状花を多数咲かせますが、舌状花(ハナビラ)は1枚か2枚、
    申し訳程度にあるか全く無く少々華やかさに欠けます。

  • ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)<br /><br />タカラコウ(宝香)とは、防虫剤や香料にされる竜脳香のことで、<br />根の香りが似ているのだそうな。<br />龍脳とは、マラヤ、スマトラ、ボルネオ等の熱帯アジアに分布するフタバガキ科の常緑樹で材木を水蒸気蒸留し、昇華させたのちに冷却して得られる結晶のことだそうです。<br />龍脳は強い中枢麻痺作用を有し、発汗、去痰、止痛、消腫当の効果があるとされ、高貴薬として配合されることもあるそうです。<br /><br /><br />これで◆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)と幻の河内川森林軌道探検はお仕舞です。<br />いつも最後までご覧下さりありがとうございます。<br />そして、いいねもありがとうございます。<br /><br /><br />本日、コロナワクチンの3回目接種をしてきました。<br />1,2回目はファイザー、3回目はモデルナ。<br />3回目もファイザーを希望する人が多いようですが<br />私は一日でも早く接種したかったのでモデルナにしました。<br /><br />若い人は副反応を不安視しているようですが<br />私は1,2回目も腕の痛みくらいだったので<br />今回も不安も心配もしていませでした。<br />実際、今のところ全く副反応は起きていません。<br />副反応よりコロナ感染の後遺症や周囲への迷惑を考慮するなら<br />早めのブースター接種をお勧めします。<br /><br /><br />ではまた。 j-ryu<br /><br /><br />

    ☆羽鳥湖高原~オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)

    タカラコウ(宝香)とは、防虫剤や香料にされる竜脳香のことで、
    根の香りが似ているのだそうな。
    龍脳とは、マラヤ、スマトラ、ボルネオ等の熱帯アジアに分布するフタバガキ科の常緑樹で材木を水蒸気蒸留し、昇華させたのちに冷却して得られる結晶のことだそうです。
    龍脳は強い中枢麻痺作用を有し、発汗、去痰、止痛、消腫当の効果があるとされ、高貴薬として配合されることもあるそうです。


    これで◆羽鳥湖高原~秘境滝(馬尾滝)と幻の河内川森林軌道探検はお仕舞です。
    いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
    そして、いいねもありがとうございます。


    本日、コロナワクチンの3回目接種をしてきました。
    1,2回目はファイザー、3回目はモデルナ。
    3回目もファイザーを希望する人が多いようですが
    私は一日でも早く接種したかったのでモデルナにしました。

    若い人は副反応を不安視しているようですが
    私は1,2回目も腕の痛みくらいだったので
    今回も不安も心配もしていませでした。
    実際、今のところ全く副反応は起きていません。
    副反応よりコロナ感染の後遺症や周囲への迷惑を考慮するなら
    早めのブースター接種をお勧めします。


    ではまた。 j-ryu


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