セピア色の思い出：アイフェル山中の古城ホテル　ダス　ブルクハウスで35歳の誕生日をケーキで祝った。

1978/10/14 - 1978/10/14

【セピア色の思い出：アイフェル山中の古城ホテル　ダス　ブルクハウスで35歳の誕生日をケーキで祝った。】

1978年10月14日、一日遅れだが、秋めいたEifelアイフェル地方で見つけた、小さな村全体が城郭とも言える村には、古城ホテルDas Burghausダス　ブルクハウスが、その中心に建っていた。

写真は古城ホテルDas Burghausダス　ブルクハウス：
テラス、城門、ホテル正面、アイフェルの景観

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

城郭の入口と思われる城門は実に素敵な趣で、訪れた小さな古城は好ましい佇まいをしていた。　
アイフェル地方はドイツ西部からベルギー東部にかけて広がる標高の低い山地で、太古の時代は火山地帯であった。クローネンブルクはルクセンブルクやベルギーにも近く、アイフェル山地の美しい風景を望む高々とした位置にある。

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：Kronenburg_俯瞰・・・小さな村全体が城郭に見え、その中心に古城ホテル　ダス　ブルクハウスがある。（中央上に見えるのはクローネンブルク城の城址）

今はアイフェルのKronenburgクローネンブルクの土地の名を付けて、古城ホテル　クローネンブルク城と称している。
（更に現在はBurghaus & Villa Kronenburgに変わった）

＜Schlosshotel Burghaus Kronenburg古城ホテル　クローネンブルク城＞
D-53949 Kronenburg 　、Burgbering 2-4
Tel：[phone]　、Fax：[phone]
http://www.burghaus-kronenburg.de/
https://www.youtube.com/watch?v=3fN_Bk1Hs7c

4S・全18室。当時の名はDas Burghausブルクハウスであり、クローネンブルクは付いていなかった。（訪れた当時は2星・全15室）

写真は古城ホテルDas Burghausダス　ブルクハウス：テラス、城門、ホテル正面、アイフェルの景観

近年に改装されたクローネンブルク城からはKyllキール渓谷の風景が見られる。
ホテルにはグルメレストラン、オランジュリーテラス、リッターケラーが用意されている。

写真はクローネンブルク村の高台から望んだ古城ホテルの景観、古城ホテルのテラスでケーキを頂いた。

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：1984年版Gast im Schloss 古城ホテル冊子・54ホテル中43に宿泊

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：1984年版Gast im Schloss 古城ホテル冊子・宿泊ホテル・・・この日に訪ねたのは右上のNo.15

＜クローネンブルク城の歴史＞
1277 年にクローネンブルク城は歴史にその名（スタヴロ マルメディ修道院の書）が登場する。
14世紀にクローネンブルクの騎士が居城とした小さな城砦があった。
15 世紀の初め、円形の城壁、天守閣、塔が付け加えられ、1450年頃にはこの村もクローネンブルクと呼ばれるようになった。
その後、クローネンブルク家は滅亡し、戦争やペストの流行で城の必要性が失われていた。

18 世紀初めの1715年頃、クローネンブルク一帯も落ち着きを取り戻し、徐々に回復していった。しかし、城は老朽化し、とても住めないものだった。
1766 年にGraf von Blankenheimブランケンハイム伯が城を再建した。
1920 年代、クローネンブルク城は歴史遺跡として知られ、次第に人々は散策に訪れるようになった。

1969年には住居やホテルに利用された（私共が初めて訪れた頃だ）が、1990年の終わりごろ、3年をかけて改装し、新装なった古城ホテルを再開した。

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：現在の正面

14世紀の北門の背後にはかつての城下町が、400年の歴史を体現している家並み、かつてそこでは騎士、市民、僧侶、農民、職人たちが生活したことを物語っている。

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：城址から見下す

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：現在のレストラン

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：現在の寝室

写真は古城ホテル　ダス　ブルクハウス：村内の通り

写真は中世時代のクローネンブルク城

写真は今に残るクローネンブルク城の城址

1978年の秋はもう駐在4年9ヶ月を過ぎていた。
その年のクリスマスカードで、出身本部の本部長になっていた、かつての上司に「ソロソロ帰国は？」と希望を伝えた所、
驚いたこと（ありがたいこと）に翌年の正月明けに帰国の内示が出た。
それから後任者が決まり、8月半ばの帰国まで一気に時計の針が回った。

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（2021年11月30日：訳、編集・追記）