Masakatsu Yoshidaさんのクチコミ(20ページ)全418件

パリを訪れた場合、私はしばしばセーヌ河畔に出かけ、沿岸を散策します。セーヌ河畔には、至る所に遊歩道が整備されているので、気楽に散策を楽しめます。
例えば、シャンゼデリゼに出かけたときは、グラン・パレ近くにある芸術的な美しさを誇るアルクサンドル3世橋に出て、ここを起点に歩いたり、あるいはノートルダム寺院付近に出向いたときは、シテ島の沿岸を歩いたりします。
時には、缶ビールを飲みながら、沿岸の景色とか川に浮かぶ観光船を眺めて休息するのは、至福のひと時です。

ノルトケッテ（日本語では、“北の鎖”の意）は、インスブルックの北側に聳えている2000-2600mクラスの急峻な山群です。市街地からは、フンガーブルクHungerburgまで出向き、そこからケーブルカーとロープウエイを乗り継ぐと、ハーフェルカールHafelekar山頂駅（標高2256m）まで登ることができます。
インスブルック滞在中、私はノルトケッテまでケーブルなどで登り、山頂付近をハイキングした後、帰路は徒歩で下山してみることにしました。しかし、断崖絶壁に造られた山道を歩いていると、霧が深くなり視界は50-100mの状態になりました。結局、日が暮れる頃、Pleishuetteと言う山小屋に辿りついたので、ここで一夜を過ごしました。
翌朝、宿を９時頃に出発し、山小屋の主人に教えてもらった下山路を進み、フンガーブルクに到着したのは午後３時半でした。
未知の異国の山中で迷ってしまうというと言う危険な経験をしましたが、無事にインスブルクの市街地まで戻ることができたのは、とても幸運でした

この教会は、シテ島のノートルダム寺院のすぐ近くにあります。教会としては外観が奇抜なデザインですが、建設されたのは13世紀半ばころで、ゴシック様式の傑作と言われています。
上層礼拝室には、ルイ9世がコンスタンチノープルの皇帝から買い取ったとされるキリストの聖遺物が保管されているそうです。
この教会のステンドグラスは非常に美しいので、一見の価値があります。

凱旋門は、エッフェル塔と並ぶパリのシンボルです。私は数十回パリを訪れていますが、シャンゼリゼ通りから凱旋門を眺めると、”ああここはパリだ！”しみじみとと感じます。凱旋門の屋上に上ると、ここを起点に12本の通りが放射状に延びているいる様子を望むことができます。中でも、シャンゼリゼ大通りの景観が見事です。
年中行事として、7月独立記念日には、凱旋門からシャンゼリゼ通りに沿って軍事パレードが行われますが、特に凱旋門の上空から飛んでくくる戦闘機の編隊は圧巻です。
また、国民的行事であるツール・ド・フランスのレースでは、ここがゴールなっています。

4月初旬、桜の咲く時期に友人と一緒に浅草に出かけました。
都内には3つの五重塔がありますが、浅草寺の五重塔が創建されたのは942年なので、最古の歴史を持っています。過去に幾度か倒壊・焼失し、都度再建されましたが、最後には第2次大戦で焼失し、現存の建物は1973年に完成したものです。従って、重要文化財に指定されてはおりませんが、天を突くその眺めは壮麗で、かつ歴史を感じさせる情緒が漂っています。

家内と一緒に、2009年3月に松島観光に出かけました。それは東北大地震が発生した前のことです。その折に、松島町のビーチを歩きましたが、本土側から透かし橋を渡った小島に建っていたのが、この五大堂でした。
このお堂前の案内板によると、創建は平安時代初期であるが、現存の建物は伊達政宗が1604年に造営したものと記されていました。東北地方では最古の桃山建築として、国の重要文化財に指定されています。
震災の被害は殆ど受けていないと聞きますので、この貴重な歴史的建造物が無事だったことは何よりと思います。

数年前の9月に、家内と一緒にバスツアーで上高地を訪れました。大正池から梓川を遡る散策路を、河童橋付近までゆっっくりと散策しました。
大正池からは、焼岳を望むことができましたが、穂高連峰の方角は残念ながら雲に覆われていて、その眺望を見渡すことはできませんでした。
でも、梓川添いの散策路は、新鮮な空気が溢れており、秋の風情を満喫しました。

10月中旬のある日、まだ紅葉が色づく少々う前の時期に、近鉄”長谷寺駅”前で、友人5人と待ち合わせ、このお寺にお参りしました。
歩いて15分ほどで、修理工事でテントで覆われた仁王門に到着しました。
入口の受付を通ってから、399段の登り階段を登り切ると、本堂前の広場に着きました。本堂の中には、重要文化財に指定されている木造の”十一面観音象”が安置されていましたので、手を合わせて参拝しました。
本堂脇から日限地蔵尊に至る小道を歩いて行くと、その途中に”仏足跡”がありました。足腰の辛い部分があると治してくれる効能があるというので、ひざ痛の解消をお祈りしました。

高野山観光は初めてだったので、この機会に寺院が経営する宿坊体験をしたいと考え、この宿に泊まりました。通された部屋は、庭園に面しており、池に吹き上がる噴水の音が聞こえました。
部屋を出るときは、引き戸に施錠ができるようになっていましたが、キーを入れても固定金具がぐらぐらしていてなかなか施錠できず、苦労しました。
朝には6時半に始まる真言密教の勤行があるので参加しました。お坊さんが現れたのは定時よりも10分後でした。読経が始まると、11面観音を祀る中央部祭壇、東北大震災の犠牲者の霊前、弘法大師の祭壇など巡り、順番にお焼香をしました。勤行が終了したのは、約30分後でした。
その後、畳敷きの大広間で精進料理を頂きましたが、総数70-80人程でした。その中で約7割が外国人でした。膝を折るのが苦手な外国人や老人には、丈の低い座椅子が用意されていました。
朝食が終わると、その日は奈良に移動する用事があったので、7時半頃に早々とチェックアウトしました。

メキシコ第2の都市、グアダラハラを訪れたのは、20年ほど前のことです。
現地取引先のビジネスマンに案内されて市内観光をしましたが、最も印象に残っているのがこの大聖堂です。
建設時期は15-16世紀で、メキシコで唯一のゴシック建築です。高く聳えるタワーが市内のどこからでも見えるので、街のシンボル的存在となっています。

10年以上前のことですが、オーストリアのウイーンから国際列車を利用して、2泊3日でプラハ観光に出かけました。
プラハには、中世の面影を残す歴史的建造物が多数ありますが、特に旧市街広場に集中しています。その中で目立つのは、ゴシック様式の旧市庁舎です。この建物に接続しているタワーには、文字盤が並んだ天文時計があり、人形が動く仕掛けがあります。
私は、この広場に面するカフェでチェコビールを飲みながら、中世の雰囲気を満喫しました。

百年戦争の時代に英軍に占領されたこの街を、ジャンヌダルクが解放したという歴史に興味を抱き、オルレアン観光の折、このホテルに泊まりました。
鉄道の駅から少々離れていて、歩いて30-40分ほどです。しかし、ジャンヌダルクの家がある中心街までは徒歩で10分くらいなので、観光には便利です。
更に気に入ったのは、フランスの大河であるロワール川まで、歩いて1分と言う至近距離にあることでした。ここには2泊しましたが、毎朝ロワール川の堤を散歩し、川辺の新鮮な空気を吸いながら散歩できたことは、良き思い出です。

ベルギー旅行の折、ブリュッセルから日帰りの観光バスで、ルクセンブルクを訪れました。事前調査は全くしていなかったので、ベルギーに隣接する小さな国程度の知識しかありませんでした。
首都のルクセンブルク市に到着すると、川に囲まれた丘の周囲に、中世時代に築かれた城壁が残る城塞都市であることが分かりました。城塞の付近を散歩したり、旧市街観光をして3時間ほどの観光を楽しみました。

登山を計画したのは、2012年秋でした。この年は、７月頃から噴火が続き、入山禁止でした。しかし、8月中頃に入山が解禁されたので、予定通り登山を決行しました。
登山前夜は白金温泉に宿泊し、翌朝早く出発して、登山を開始しました。登山口の望岳台から約1時間ほど登ると、避難小屋に到着。ここから山頂付近を眺めると、黙々と大きな噴煙が空に向かって立ち上っていました。
ハイキング客で、ここから引き返す人もいました。
私は登山目的だったので、山頂付近（標高約2,000m）まで登り、ここでお弁当を食べて引き返しました。下山時は、岩だらけの急坂で足がガクガクとなり、疲労困憊しました。でも、晴天に恵まれて、雄大な山の景観を存分に楽しむことができました。

サンモリッツは、アルプスの山々と湖の景観に恵まれた観光の宝庫です。滞在中の一日を使って、ベルニナ特急が走る沿線を巡りました。
その中で、イタリア国境に近いアルプ・グリュム駅で下車して、そこから見た眺めは、絶景中の絶景でした。
この駅の標高は2091mですが、さらに見上げるように空高く聳えるピッツ・パリュ（標高3905m)などの峰々から流れ落ちるパリュ氷河の迫力と輝くような美しさに、暫くの間我を忘れても見惚れました。

私は、旧市街に近いホテルに宿泊していましたので、市内観光には便利なロケーションでした。
ブルージュは、ヴェニスやアムステルダムと同様に、町を縦横に縫う様に運河が巡らされています。そこで、私は運河クルーズのボートに乗り、周辺に広がる中世の美しい街並みを見学しました。
クルージングを終えると、運河沿いのカフェでベルギー特産のビールを飲みながら、のんびりと休憩しました。ビールの喉越しはふくよかで厚みを感じましたが、アルコール度数が高いので、思ったよりも酔いが回りました。

駅舎は、1864年に建設された堂々たる建物で、構内も広大です。
これまでに何度もミラノに出かけたことがありますが、私は列車で旅行するのが好きなので、ミラノ駅に近いホテルに宿泊します。
ここから、これまでに私はヴェローナ、ボローニャ、マッジョーレ湖、コモ湖などに出かけたことがありますが、スイスのローザンヌからミラノ駅までの国際列車を利用したこともあります。昨年は出張でヴェニスまでの高速列車を利用しましたが、運行本数も多いので、便利でした。

紅葉狩りの目的で、富士スバルライン5合目までバスで出かけ、吉田口5合目から下山路を歩きました。スバルライン5合目は、シーズンオフにも拘わらず、中国人なども含め、大勢の行楽客でひしめいていました。
幸運にもこの日は快晴に恵まれて、富士山は山頂付近までくっきりと浮かぶ景観を眺めることができました。また北側の遥か向うには、奥秩父山塊や南アルプスの山群も視野に収めることができました。

畳平は乗鞍岳山頂部付近にある火口原で、標高は2,702mです。
我々は、横浜から、観光バスを利用して、ここを訪れました。
畳平に到着したら、添乗員の案内で、近くにある魔王岳（2,764m）いう名の丘に登りました。標高が高いので、高山病予防のため、ゆっくりと歩行するようにと、注意を受けました。丘の上は、パノラマ・ビューが広がる展望台で、乗鞍岳の山頂もまじかに展望できました。
尚、ある程度自由時間もあったので、高山植物のお花畑も散策しました。見ごろは終盤でしたが、コマクサなどいろいろな高山植物を観察することができました。

プラント輸出プロジェクトの関連でトルコに出張した機会に、イスタンブールの歴史地区を観光しました。その中で最も強く印象に残っているのが、アヤ・ソフィアでした。
概観は巨大モスクですが、創建されたのはビザンチン帝国時代の6世紀ですから、法隆寺が建造された頃と同じ時代です。
アヤソフィア寺院の規模は壮大ですが、キリスト教の大聖堂としては、現在でも世界で4番目の大きさというから、うなづけます。
内部に入ると、柱やアーチにはイスラム様式の幾何学模様が描かれています。一方で、壁部には、荘厳なキリスト像を描いたモザイク画が残されており、貴重な歴史が保存されている素晴らしさに感動します。