すぶたさんのクチコミ(135ページ)全3,773件

青山ビルは大正10年に落成しました。
地下１階地上３階のスパニッシュ建築です。
国有登録文化財や大阪市都市景観資源に登録されています。
蔦がからまる外観が歴史を感じさせます。
有名なのは丸福珈琲店。
ゆっくりとお茶するのも素敵ですね。

蔦がからまる青山ビルの隣にあります。
エントランスが特に素敵です。
また、角の部分が丸くなっておりデザインがいいです。
しかし、残念なのが写真を撮ろうとすると電線や電柱が入ってしまいます。
これはこのビルに限らず、日本の景観の悪さを物語っていますね。
戦後、急いだせいもありますし、地震の問題もありますが、
どうにかならないんでしょうか。

三休橋筋東側の街区に南面して建っています。
１階ごとの窓枠が円を描いており、窓久と交差しているのが特徴です。
また、玄関の上の部分にはステンドグラスがあしらっており、
香料を扱う会社としても洒落ています。
ちょうど夜に行ったのでビル内部からステンドグラスが輝いて素敵でした。

淡路町の角に建つレトロビルです。
角に当たる部分は面取りしているようになっており、
窓があって素敵です。
ほとんどの窓は四角なんですが、円窓もあります。
しかし、ちょっと営業している店の雰囲気がもう一つなのが残念です。
時代の流れとともにこの辺りも変わっていくので仕方ないですが。

本町周辺は高層ビルが立ち並んでいますが、
清水猛商店はそんなビルの谷間にちょこんとあります。
ぱっと見たら洋風建築ですが、木造建てです。
また、奥は和室が続いているそうです。
内部の見学は出来ませんが外側の正面がレトロで素敵です。
特にライトのあたりがいいですね。

現在も三木楽器の本社、ショールーム、コンサート会場、
レッスンルームとして利用されています。
外側はそんなに装飾は施されていません。
ドイツのピアノ制作会社の本社がモデルだそうです。
大正14年に建築され、国の文化財登録原簿に登録された有形文化財です。
きっと船場のいとさんがピアノを習いに通ったんでしょうね。

谷町筋は観光客にはなじみがあまりないと思います。
しかし、大阪府民にとってはパスポートを取りに行ったり、
ＮＨＫがあったり、大阪府庁があったりと結構乗る機会があります。
また、谷町あたりはお寺が多く、そのため地下鉄谷町線のカラーは紫になっています。
これは、お坊さんの袈裟をイメージしています。
また、相撲取りの贔屓筋を谷町といいますが、
これもこの谷町からきました。

建築家、矢部又吉氏の設計で建てられたビルです。
旧川崎銀行大阪支店として利用されました。
現在はレストラン・アンプロシアとして営業しています。
金庫室：ワインセラー
電話交換室：個室ダイニング
１階フロアの床はモザイクになっています。
吹きぬけになっており、素晴らしい雰囲気です。

ここでお食事やお茶するのもいいですね。

吉兆の経営者で有名な湯木氏が集めた茶器の美術館である湯木美術館の向かいに、
東横イン淀屋橋駅南があります。
その前に北組惣会所跡の石碑があります。
惣会所は惣会所では町人から選ばれた惣年寄が
幕府の通達を伝達したり、税金の徴収を行っていたそうです。
江戸時代の大坂は、大川以北の天満組と
、それ以南の2組（北組・南組）に区分され、
その３組を総祢して大坂三郷と呼ばれていました。
それぞれの組には惣会所（事務所）が設けられ、
ある程度の自治が許されていました。

江戸時代は基本的に鎖国をしていましたが、
長崎の出島では貿易をしていました。
中国には干なまこ・干あわび・乾燥ふかひれを輸出していました。
これらを俵に詰めていたため、俵物と呼んでいました。
したがって、米ではありません。
今でも日本の乾燥ふかひれは良質で有名です。
貿易によって海外に金銀が流出すると困るので、
これらの俵物で決済していたそうです。
しかし、この会所は幕末までしか機能しなかったそうです。

明治維新によって都が京都から東京へ移されました。
大阪は天下の台所として繁栄していましたが、致命的な打撃をうけました。
また、海外との貿易もさかんになったため、
大阪の経済発展を願って、会議所設立の気運が高まりました。
明治11年8月に、初代会頭となった五代友厚（ごだいともあつ）らによって大阪商法会議所が開設されました。
昭和三年には名称も大阪商工会議所になり、現在は移転しています。

大阪のメインストリート御堂筋に設置されている彫刻です。
何年か前に一晩で赤い衣装を着せられて全国ニュースに流れました。
すっかり有名になりましたね。
御堂筋には彫刻だけでなく、様々な石碑があります。
また、ベンチもあるので彫刻を見たり、石碑を見て散歩するのもいいですよ。

松屋町筋商店街は、おもちゃやお菓子の問屋が多い商店街です。
また、ひな人形や五月人形の店が多いです。
関西でよくＣＭしている人形店はここが多いです。
（だいたい店名をずっと繰り返したり、つまらない…）
大阪では、親しみをこめて「まっちゃまち」と言います。

また、サザエさんの旦那さんのマスオさんは大阪の出身です。
マスオさんのお兄さん（サケオ）の子供のノリオは、
サザエとマスオが大阪に来た時、ここに２人を連れていきます。
そして、お菓子やおもちゃを買わせるのです。

問屋が多いですが、素人でも買える店もあります。
花火やお菓子がとても安いですよ。

大阪では、北～南の道を筋、西～東の道を通と呼んでいます。
大きな筋や通りには地下鉄が通っています。
例：御堂筋、堺筋、四ツ橋筋、谷町筋
例：土佐堀通、曽根崎通、中央大通、中之島通

松屋町筋はそんなに大きくはありませんが、歴史は古いです。
西町奉行所があったり、大阪商工会議所があったりと商売の中心地でした。
第二次世界大戦前は、大阪の商売の中心地は堺筋だったからです。

関西では「まつやまちすじ」と呼ばず、「まっちゃまち」と呼ばれています。
この辺りはおもちゃやお菓子の問屋が多いです。

戦後、大阪は繊維産業が盛んでした。
山崎豊子の「白い巨塔」でも財前五郎が病気を見落とす患者は、
原作では船場の生地屋でした。
「丼池」と書いて「どぶいけ」と読みます。
この辺りは繊維関係の業者が多く、素人お断りの看板を出している店も多いです。
また、最近の繊維不況によってしまっている店も多いです。
しかし、いまだに昭和の雰囲気を残している場所です。

大阪も中心地にマンションが建つようになりました。
以前はドーナツ化現象で、郊外に住む人が多かったのですが、
繊維産業が最近よくありません。
それでビルが売りに出されたり、学校跡地がマンションになっています。
マンションが出来ても日常的に生活品を買うスーパーがないと生活できません。
スーパーコーヨーが出来て皆さん助かっていると思います。
隣にはマクドナルドもあるので、勤め人も便利ですね。

2005年までここに三越大阪店がありました。
阪神淡路大震災の被害と売り上げの低下により閉店しました。
現在、ヨドバシ梅田がある場所を入札するかでもめていたこともありましたね…。
さて、現在は高層マンションと低層階にあお店が入っています。
2014年4月現在でも、日本一高い高層マンションです。
夜はネオンが加害焼いて堺筋通りを明るくしています。

2014年4月からＮＨＫで「銀二貫」という時代劇ドラマを放映しています。
これは仇打ちで父を亡くし、自分も討たれそうになった武士の子が、
天満の寒天問屋に助けられ、商人になる話です。
もともと、大阪では金貨より銀貨が流通していました。

銀座の起源は慶長三年（1598年に）、
徳川家康が伏見に銀貨鋳造所を設けたのに始まりました。
伏見では銀の品位を決め通貨を製造したが
、同13年には京都に移された。
時を同じくして大坂に銀座がおかれましたが、通貨の製造はしていませんでした。
主に生野・石見（いわみ）銀山の産銀や、
粗銅から抽出した銀を京都に回送する役割を担ったようです。
江戸の銀座は、慶長十七年（1612年）に駿府（すんぷ）から移されたものだそうです。

今はビルの前に石碑があるだけです。

大塩平八郎はこの辺りの与力であり、陽明学者でした。
天保8年(1837年)、自らの蔵書を金に換えて人々に与え、
窮民救済に立ち上がりましたが、失敗して自害しました。
人々が絶大な尊敬の念を寄せた大塩平八郎は、成正寺に眠っています。
桜の通り抜けで有名な造幣局の官舎内には、
大塩平八郎の私塾・洗心洞の跡碑もあります。
成正寺の墓はきれいに手入れがされており、花がたくさんありました。

桜の通り抜けで有名な造幣局の官舎が造幣局の西側にあります。
その官舎の中に洗心洞跡の石碑があります。
洗心洞は、大塩平八郎の乱を起こした大塩平八郎の私塾です。
大塩平八郎は江戸時代の儒学・陽明が幾社で天満与力（警察官）でした。
ここで平八郎はここで教育と著述に専念していました。
この辺りは学校で習うので覚えている人も多いと思います。