mitchibaさんのクチコミ(212ページ)全4,353件

真言宗の総本山である金剛峯寺は中を拝観できます。大広間をはじめとした広い畳の部屋がいくつもあり、襖絵などのすばらしい芸術品を観賞できます。大広間ではお茶とお菓子をいただき、畳に座ってお話を聞くことができました。神聖な場所でほのぼのとした話を聞き、なにか心がほっとするような時間を過ごすことができました。ここには庭園もあり、それもなかなか見ごたえがありました。

壇上伽藍の中にあって、朱色がひときわ鮮やかな根本大塔。現在のものは昭和の再建で、平成に入って外壁を塗り替えたものですが、元々の塔は弘法大師が開創時に最初に着手した建物だそうです。塔の近くまで寄って眺めてみると、その高さといい姿といいとても見事でみとれてしまいます。大師さまの力の入れようが伝わってくる大塔でした。

生駒山山頂から帰る途中にケーブルの途中駅で降りて、歩いて宝山寺に向かいました。急な斜面にある珍しいお寺なので、下から石段を登っていくのはかなり大変だと思います。こちらからは降りて行く方だったので、足元に注意は必要でしたが意外と楽に行きつきました。お寺は、本堂、聖天堂、多宝堂など見ごたえのある建物がいくつもあって、順々に見て回りながらお参りを済ませました。

生駒山ケーブルで山頂まで上がること15分。そこは広大な遊園地になっていました。遊園地は休園中で人影はまばらでしたが、高台なので景色はすばらしく、大パノラマを堪能できました。ケーブルカーはかわいらしいですね。それ自体が遊園地のアトラクションのようでした。

近鉄奈良駅から東大寺に向かい、歩いて５分くらいのところにあります。ここの屋上は展望台になっていて奈良の中心街が一望できます。すぐ目の前には興福寺の五重塔がどっしりと構え、少し離れて東大寺大仏殿やお堂、春日大社や若草山も見渡せます。それほど高い建物ではないので一部景色は建物でさえぎられますが、それなりに楽しめると思います。ちなみに無料です。

近鉄線八木西口駅からそれほど離れていないところに、昔ながらの景観が残る今井町がありました。古い街並みが残っていることもすばらしいことですが、今でもほとんどの家で日常の生活がされているというのは驚きでもあります。歩いているだけでタイムスリップしたような気分が味わえ、静かな雰囲気がただよう中で散策を楽しみました。

弘法大師さまが高野山で最初に整備したところが壇上伽藍です。ここには、中門、金堂、御影堂、愛染堂、根本大塔、などがあって、広い敷地内に点在しています。建築物一つ一つに特徴があってどれも美しく、思わず見入ってしまいました。配置の妙も感じながら建物を見て回り、散策を楽しみました。

壇上伽藍への入り口となっている中門。1843年に焼失し2015年に再建されたこの門は、新しいだけに色鮮やかで凛として建っていて、入る人を迎えてくれます。門の四隅には大きな像が安置されていて、まるで壇上伽藍を守っているように見えます。中門から入るとすぐ目の前に金堂や大塔が現れ、その景観に圧倒されます。

当麻寺の仁王門をくぐるとすぐ左側に、真言宗別格本山の中之坊がありました。ここには美しい庭や書院、茶室などがあって、落ち着いた雰囲気の中を散策することができます。抹茶がついていたので、庭を一通り見終わった後に一服できたのも良かったです。

近鉄当麻寺駅から徒歩15分ぐらいと少し遠いです。それでも、本堂、金堂、講堂、鐘楼、東西の塔とあちらこちらに国宝・重文が目白押しで、見どころがたっぷりでした。本堂にある曼荼羅は神秘的な雰囲気がただよっていて、思わず魅せられてしまいました。

道明寺天満宮のすぐ隣にある真言宗のお寺です。天満宮に比べるとこじんまりとしてはいますが、趣のある建物がいくつかあり心を落ち着かせてくれました。明治の初めの神仏分離令で二つは分けられたということですが、それぞれを訪れてみて不思議な歴史の流れを感じました。

学問の神様菅原道真公を祀る神社だけあって、合格祈願の絵馬がたくさん奉納されていました。中はけっこう広く、おごそかな雰囲気がただよっていました。ここは梅の名所としても有名なだけあって境内にはたくさんの梅の木があり、良い香りがあたり一面に広がっていました。

金剛峯寺から2km位離れたところに弘法大師さまの御廟がある奥の院があります。御廟は奥の院の中でもさらに一番奥にあるので、入り口からは30分ぐらい歩くことになります。途中には織田信長や武田信玄など歴史を飾った人々のお墓もあって、なぜこのようなところにと不思議な気分で散策をしました。やっとたどり着いた御廟は、とても神聖な雰囲気がただようところでした。

高野山は金剛峯寺を中心にして、一つの大きな街が出来上がっています。はるか昔人里離れた山奥に、弘法大師さまはこんなにもおおきな聖地を造られたのかと思うと想像を絶します。街の中に入ればそれほど高低差はないので、周りを眺めながらゆっくりと散策するのが良いと思います。

ケーブルが高野山に着くと駅の前にバスが待機していました。ケーブルの到着時間に合わせて発車するので、待ち時間のロスがなくて便利ですね。このバスは高野山の街中も走っていて、金剛峯寺、奥の院の間などを移動するのにも便利です。路線によっては便数が少ないので注意が必要ですが、帰りのバスもケーブルに連絡していて便利でした。

高野山へ向かうのに、南海電車高野線の終点極楽橋で降りてケーブルに乗り換えました。駅やケーブルカーの形を見て、これから先はかなりの急こう配が続くのだろうと想像はできましたが、普段とちょっと違う乗り物に乗る時には気持ちが高ぶりますね。乗車時間は短かったですが、景色を眺めているうちに高野山にたどり着きました。

JR大阪駅、地下鉄私鉄梅田駅からは歩いて15分近くかかりますが、ホワイティという地下街を通りお店を眺めながら歩けば、それほど苦には感じませんでした。ホテルの周りは風紀上はやや難点がありますが、身の危険を感じるということはありません。ホテルの建物自体はやや古さを感じさせますが、部屋の中はきれいにされていて、寝るだけと割り切ればまったく問題はありませんでした。しかも梅田近辺にあって、価格はかなりリーズナブルでした。

地下鉄南森町駅から歩いてすぐのところに大阪天満宮がありました。学問の神様菅原道真公を祀っているだけに、境内には受験生と思われる人たちをたくさん見かけました。ちょうど梅の開花の時期で、ほんのりとした香りがあたりにただよっていました。

延々とアーケードが続く天神橋筋商店街を、大阪天満宮近くから北に向かって歩いてみました。あらゆる種類のお店が軒を連ねていて、中には懐かしい雰囲気のあるお店もあるので、見ているだけでもけっこう楽しめます。途中にあったコロッケ屋さんが長蛇の列でした。ちょっと食べてみたかったです。

梅田スカイビルやウェスティンホテルなど高層ビルが立ち並ぶ中の一角に、緑がたっぷりの中自然の森があります。もちろん人工の森ですが、樹木におおわれた中では水が流れ、滝が落ち、きれいに整備された散策路を歩くこともできます。都会の雑踏の中でちょっとほっとした気分を味わえるオアシスのような空間でした。