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1666年生まれの儒学者

徳川綱吉に儒学の講義をしばしばした由。
綱吉没後は日本橋の茅場町に私塾を開き、江戸後期の政治、経済、文化などに大きな影響を与えたのだそう。

三田の桜田通り沿いにある長松寺に墓が有り、それは昭和24年に国の指定史跡にもなっている。
ただ、説明板や石柱は色々置かれているが、かんじんのこれが墓というのは分かりにくい。

桜田通りに面して参道がありそこに江戸中期の牛学者である「荻生徂徠」の墓があることを示す案内板がたっていました。
そして、それは国の指定史跡でもあるようで石柱も立っていました。
それではと言うことで参道の坂道を上がってみました。

境内に入る山門は長い歴史を感じさせる雰囲気がありました。

ただ説明板は色々あるものの、墓地がすぐ分かるようになっていなかったので分かりずらかったです。
国の史跡なのですから場所をきちんと示すようにして欲しいですね。

三田の桜田通りに面した忍願時隣のマンション横の坂道にこの名前が付いています。

今はこのあたりは都心の一等地として知られている場所ですが、お寺も多く、かつては幽霊が出ると想像できるほど寂しい坂道だったのでしょう。

坂の下で見た道標にもそのことが出ていました。
そして東京には他に7つの「ゆうれい坂」があるとも記されていました。

浄土真宗のお寺です。
魚藍坂下の交差点から慶応大学の方向に歩いて行くときに右側にありました。
起伏がある土地で階段を上がったところにあるのでかなり大きく感じます。

400年ほど前の創建で当初は八丁堀にあった由。
その後、移転でこちらに。

今、隣はマンションですが、東京、特に都心ではでは珍しくない光景だと思いました。

こちらの方角には滅多に行かないけれど今回は高輪、三田当たりの周辺散策をしたので利用しました。

このあたりは都心の一等地として地価も高い所。
駅と駅の間隔も近い。

私たち都民は希望すれば70歳からシルバーパスを購入（所得により1000円か20000円）することが出来、あとは無料で１年間乗れる。
そのため、今回私は無料で乗車できた。

ホームドアが設置され、安全対策が出来ているのも嬉しい。

数寄屋橋の交差点にあるペコちゃんの不二家。
アメリカから来た友人（日本人とアメリカ人のカップル）がこの店がお気に入りなので今回も食事の後、ここでお茶にしました。

銀座の夜景を見ながら、というのが良いようです。

友人と私は抹茶のクリームあんみつ。
黒蜜がたっぷりあってとてもおいしかったです。
お値段もほどほどで結構でした。

三田と高輪の間にある坂で、坂上は伊皿子坂につながります。

近隣はお寺が多く、中でもこの通りと同じ名前の「魚藍寺」があることからこの通りの名もそこから付いたと思われます。
お寺のご本尊は「魚藍観世音菩薩」

魚藍とは魚を入れるかご、びくのことのようですね。

普通ぼんやり歩いていると、坂の名の由来などあまり考えませんが、よく注意してみるとなかなか面白いです。

石村近江は江戸時代から三味線の名工としてこの世界に知られる存在。
三田の魚藍坂下にある「大信寺」の境内には史跡として墓と他に紹介碑が置かれている。
このために「大信寺」は三味線寺と呼ばれることもあるようだ。

墓はよく手入れされた境内でそれぞれ存在感を示している。

泉岳寺に行った帰りに周辺を散策し、この寺にも出会いました。
魚藍坂の坂下にあり、三味線の名工の顕彰碑や墓が有り、その方面でも有名なようです。

この界隈はお寺の多いエリアでここも町中ではあっても、境内には木々も植わり、落ち着いた雰囲気が漂っていました。

魚藍坂の坂下近くにある大信寺。
その寺の境内に石村近江の紹介碑があった。

史跡と書かれた丸い石碑には江戸時代の三味線製作における始祖と書かれています。
世界的有名なバイオリンがありますが、同様にこの三味線業界では特に有名なようです。

石村近江の墓地もあり大信寺は三味線寺とも呼ばれるようです。

高輪にある浄土真宗のお寺です。

泉岳寺の帰りに伊皿子坂を歩いていたとき道路沿いにあるのを見つけました。
道路沿いの門には寺の名前が出ていますが、すぐには境内が広がっていず、細い路地風な道を進むと境内に出ました。

築地本願寺の末寺のよですが、あまり人が訪れる感じがしませんでしたね。

高輪周辺は起伏が有り、坂が多い。
ここは泉岳寺の入り口から北方向に曲がる道で、泉岳寺方面からは緩やかに上り坂になっている。

坂の途中に道標が有り、そこにはいわれが記されていた。
それに寄れば、明の国の人「伊皿子（いんべいす）が住んでいたからという説、他にも諸説があるとのこと。

普通は何となく見なくても分かるような名が多い中、この名は想像が付きませんでした。
今は付近はマンションや学校、住宅などがある普通の町中の坂道です。

曹洞宗の寺院です。

泉岳寺を訪ねた帰りに散策していて、伊皿子坂の途中で出会いました。
泉岳寺の塔頭の一つのようです。

あまり観光客などは尋ねないようで、静かでしーんとしていましたのでちょっと入りにくかったです。

泉岳寺の駅から3～4分の所です。

泉岳寺の境内には赤穂浪士にまつわるいろいろな場所が残されて、赤穂浪士ファンにはこたえられない場所でしょう。

境内にある梅の木のそばに立て札が立っていて、この梅の木もゆかりの物のようです。
それによると、大石内蔵助が切腹を果たした松平隠岐守の三田屋敷に植えられた梅だということです。
移植したのでしょうか。

梅の開花時期でなかったのでただ木があるだけでしたが、花が咲く時期だと又、感慨もあることでしょう。

泉岳寺の境内には赤穂義士達にいわれのある物が色々残されています。
この梅の木もその中の一つ。

義士の墓守をしていた堀部妙海法尼が瑤泉院(浅野内匠頭の妻）から賜った梅の木の鉢植えを移植し大切に育てたという伝えが残っていると側の案内板に書かれていました。

行った時期が梅の時期ではなかったのでかぐわしい梅の花は見ることは出来ませんでした。

上野公園の弁天堂境内にはたくさんの石碑がありますが、これは英文が書かれた碑。
黒御影石の横長の碑には日本語で「真友の碑」と書かれています。

親しい友人同士だった日本の電通の社長だった上田碩三とUPI通信社の副社長だったボーンが東京湾で事故死。それを悼んだ仲間が2人の名を冠した賞を作った。
優れたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田」賞がそれ。

それらのいきさつや2人の功績を伝えるために建てられた碑のようです。

光の関係で写真を撮るのがちょっと難しかったです。

不忍池を背にして立つ古い小さな碑です。
上野公園の弁天堂の境内に立つ多くの碑の中の一つで、特に目立たないのですが、表に「いと塚」とかかれています。

実際に刻まれている文字の「と」は変体仮名で「登」の崩し字だと思われます。

日本人の優しい心は物に対しても感謝し、それをこのような形にして表したのですね。

上野公園の中の、弁天堂境内にある琵琶の碑。
本堂の前の、階段下に設置されています。
「琵琶」の形そのままが碑になっているので見付けやすいです。

台座の上の碑は高さが二メートルほど。
青銅で出来ているようです。
台座の文字は山岡鉄舟の文字の由。
技芸の神様と言うことです。

上野公園の弁天堂の境内に碑が立っています。
不忍池に面した場所に立つ大きな石碑は昭和37年に食鳥肉販売に関わる方達が鳥への感謝を込めて建てたようです。

鳥肉は栄養面で日本人の成長、健康に大いに貢献してくれていますね。
又価格的にも使いやすさでも私たちの暮らしに欠くことは出来ませんね。

大黒天堂は上野の寛永寺の伽藍の一つです。

多くの人が訪れる不忍池の弁天堂のそばに建っていますが、こちらは華やかさはなく、他の場所に比べると地味な印象です。

でも弁天堂境内には多くの観光客が来ているので、時折お参りしている人も見受けられました。

私も何度もこのあたりには来ているのですが、今まで印象が薄く、今回はしっかりお参りしてきました。