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川崎駅前広場の花壇の前にあった九ちゃんの歌碑。

立派な御影石の上部には経歴、その下に日本中の人が知っている「上を向いて歩こう」の歌詞が刻まれている。

ここに歌碑があるのは彼が川崎生まれだからだろう。
多くの人が知っているように日航ジャンボ機の事故で亡くなった。

この歌は作曲が中村八大、歌詞が永六輔、そして歌が九ちゃんだったので確か、「六、八、九トリオの……」とよく紹介された。

今はみな天国だが、良い歌は長く皆の心に残ると思う。

川崎宿散策をしていて見つけた案内板。
ここは梨の「長十郎」の故郷だそう。
初耳でした。

明治の中ごろこのあたりで病害に強く、甘い新種が見つかり、その発見者の屋号から「長十郎」の名が付いたのだそうです。
この多摩川縁にずっと梨畑が続いていたそう。

私が若い頃は人気でよく食べましたがいつ頃からか、「幸水」や「豊水」などが主流になり、あまり見なくなった気がします。

旧東海道の歴史散歩マップに出ていた神社。
旧東海道沿いから少し奥に入るが、道案内が出ているのですぐ分かった。

でも思ったより、とても小さかった。
周囲はマンションや住宅で、その中にひっそりとしている印象。
社殿は１９５１年頃に再建された由。

1716年に紀州藩士だった吉宗が八代将軍に成るため江戸に向かう途中、ここで休憩したと伝えられているそうだ。

京浜急行の線路と旧東海道に挟まれたブロックがこのお寺の敷地。
京急川崎駅からは目と鼻の先。

境内はかなり広いですが、建物は今風のビルになっていて、二階が本堂になっているのでやや入りにくい印象でした。
本堂には閻魔様の座像があるそうですが、それは見られませんでした。

境内にはほのぼのとした「夫婦像」があり心和む思いでした。

解説版に寄れば、川崎宿が出来た頃の創建で、本陣が無理なときには避難所的な役目を果たしたと書かれていました。

川崎大師の境内、五重塔のそばにこの大師蔵は立っています。
笠をかぶった立像が大きな石の上に立っています。

新年だったので参拝客も多く、また屋台などが境内にたくさん出ているので、写真を撮ったりお姿をゆっくり見たりは難しかったですね。

この像は1973年弘法大師生誕１２００年記念に立てられたそうです。
健康で健康にあやかりたい人が多くおまいりしているとのことです。

新川通りの小土呂橋交差点から旧東海道沿いに市役所通りまで、あまり長くない商店街です。

銀行や信用金庫などのおかたいところから飲食店まで、多岐にわたって通りぞいに並んでいます。
「いさご」は漢字で砂子。
昔からの町名のようで、今もその町名は残されているのがいいですね。。

初詣に川崎大師に行ったので帰りに旧東海道散策を試みた。

そのときに出会った案内板で本陣跡と知った。
今はその面影を残す物はなく、一般の住居があるのみ。

この本陣の主であった田中休愚は本陣、名主、問屋役の3つを兼務していた有力者だったそう。
当時の建物はのべ２３１坪遭ったそうですが、今何もないのは残念ですね。

初詣に川崎大師に行った。
といっても、4日だが。

4日ともなるとそれほど混んでいないというものの、やはりかなりの人出で、帰るころには参道は人で溢れていた。
そんな中でのお参り。

このお堂は山門をくぐって右の端にある。
新年なので、ここにも参拝する人が並んでいた。

毎年2月22日に「聖徳太子祭」が行われているよう。
本堂でお参りして時間がまだあれば、立ち寄るのも良いかと。

川崎駅に直結した複合商業施設。
再開発で出来た建物はゆったりとした配置でゆとりが感じられる。

ショップの他に広いイベントスペースがあり、私が行った日は正月の間だったので、子どもたちが特設のスケートリンクで楽しんでいた。(ローラースケートかな）

家族で楽しめるような工夫がしてあり、活気が感じられた。
四階のレストランでは長い行列が出来ていて、連れは驚いていた。

川崎駅に隣接する複合ビルに行ったときに見た神社。
屋上の緑地にある。
他のデパートの屋上などにもあるので、「あらここにもあるの」、といった感じで眺めた。

この商業施設は再開発で出来たもので、ゆったりしているのでこうした場所が誘致されたのかも知れない。

こぢんまりとまとまっていて若い人達がお参りしていた。
出雲大社の分社なのでこうして気軽に若い人がお参り出来るのは良いですね。

川崎大師の表参道を歩いて行くと、左手にお寺が見えた。
天台宗のお寺で500年ほど前の天明年間に創建された由。

山門の扉が真っ赤で色鮮やか。
その正面の門は閉じられていたが、脇にある小さな出入り口は開いていたので入れていただいた。

門の色とは違って中は静かな普通のお寺の雰囲気。
境内の脇は墓地になっていた。

川崎に来たので旧東海道の町歩きをしてみました。
そのときに「小土呂橋跡」に立ち寄り、そばのこの店でランチにしました。
餃子の専門店のようですが、普通の中華の店と同じようにメニューは色々ありました。

餃子が必ず付くセットメニューが10種くらいあり、値段は高くて１０００円を少し出るくらいで庶民的な値段。
連れはその中から。
餃子は5個付いていました。

私はそんなには食べられないので「五目そば」
麺はラーメンの麺と同じタイプ。
野菜も海鮮も肉もまんべんなく入り、醤油味でおいしくいただきました。
寒い冬には汁物がいいです。

部屋の暖房が効きすぎていてたくさん脱ぎました。

旧東海道の途中、新川堀に架かっていた橋の遺構が残されていて、その前には解説版が設置されていました。
新川堀は幅が5メートルほどだったようです。
この堀あとが今の新川通になっているようですね。

「小土呂」は川崎宿にあった4つの町名の一つだそうですのでそこから橋の名前もとったのでしょう。

JRの川崎駅から新川通を歩いてくると、「小土呂」交差点があり、渡る手前、右手角に置かれています。

解説版に写真も出ていて当時の様子が分かります。

若宮八幡宮は川崎大師駅から5分くらいの所にある落ち着いた雰囲気の神社です。
正月も4日だったので、もう混雑はしていなくて静かでした。

その境内に大きくない神社がありこちらが「金山神社」
普通なら素通りされるような神社ですがここが有名なのだと、連れから教えられました。

男性のシンボルがブロンズになっていて、4月にあるお祭りは大賑わいで海外からのお客様にも知られるほどなのだそうです。

神社でみんなで見ればおもしろい……といったところでしょうか。
若者が数人取り囲んでいました。

川崎駅前をただ歩いても、その面影を感じるところはあまりないように思います。

その面影を知るには旧東海道を歩いてみると良いですね。

私たちは駅から出て小土呂橋交差点を左に歩き出しました。
この交差点の左右とも旧東海道ですがその面影は右側の多摩川に向かう方に多く残っていました。
道標、旧跡、本陣跡、お寺など。
観光案内のパンフレットを貰える交流館も道沿いにあるし、道のそこここに案内板なども立っていて、歴史散歩が出来ました。

川崎大師の駅を下りて表参道を歩いていると途中にあります。

この商店街は正月期間の間正式な商店の前に多くの屋台店が並んでいたので、隠れてしまっているかなと思いましたが、そんなことは無くその前は開いておりました。
良かったです。

間口行一軒あるかないかの小さなスペース。
でも赤い幟が出ていてそれを表していました。
370年ほど前に出来たと、いわれと共に書かれていました。

川崎大師に行くときに利用しました。
JR（南武線）からの乗り継ぎでしたが、少し歩かなくてはならないのが玉に瑕。

正月も4日だったので10時頃の電車でしたが、それほど混雑も無く、シルバー席に座れました。
一番後ろの車両だったので、運転席が見え、景色も楽しめました。
たった３駅でしたが。

この線は短くて、7駅だそうです。
新年は稼ぎ時でしょうね。

駅前から参道を歩き始めたすぐの所にある酒屋さん。
初詣の人のために参道には屋台風の店がたくさん出ていたが、こちらは地元の店が営業。
100円の甘酒が次々と売れていた。
私も一杯。

寒い日には体が温まって、特においしく感じられた。

店の一角では立ち飲み場になっていて、お参りの帰りの人が楽しんでいた。

川崎大師の境内にある「つるの池」にかかる橋がこの「やすらぎ橋」
災難をよけ、光福を招くといわれる朱色で塗られ、あざやかな橋です。

五重塔と橋は、撮影ポイントとしてはなかなか良いのですが、新年とあって露店がたくさん出て混みあっていて、写真は今ひとつでした。

旧東海道沿いに交流館はある。
外観は落ち着いた雰囲気の建物。

中に入ると係の方がすぐに声をかけてくれ、私たちは町歩き用のマップをいただいた。
このマップのおかげで旧跡やお寺など、いわれのある場所を色々見学できとても便利だった。
またこのマップには昔の建物の場所も示されていて、比較が出来るのも良かった。

街道沿いには観光案内のために色々工夫がされていて、おかげで楽しい町歩きがが出来た。