sio爺さんのクチコミ(31ページ)全844件

東京出張で宿泊は浅草のホテルにしたが、前日の宿泊で部屋飲みの楽しさを知ってしまったので、この日も浅草駅周辺で何かないかと探したところ、松屋浅草がちょうど閉店前で、おかずの半額セールをやっていた。自分で見て探そうと思ったら、外国籍と覚しき若い女店員が日本語で執拗に進めてきてうっとうしかったが、でりかおんどるの韓国風鶏の唐揚げを購入。レンジで温めてもらってホテルで食べたらおいしかった。

浅草寺六角堂は室町時代（１６世紀頃）の建立とされ、木造単層六角型造。本尊は日限地蔵尊で、日数を決めて祈るとその願いが叶うとされるそうだ。都内最古の木造建築物で、東京都指定文化財になっている。一見して古い歴史を感じる建造物で、とても貴重だと思う。

観音さまのお説法やご活躍に不断に協力されている仏さま方を「影向衆（ようごうしゅう）」とお呼びし、影向堂はこれらの仏さまをおまつりするお堂ということだ。現在のお堂は平成６年、浅草寺中興開山慈覚大師円仁さまの生誕１２００年を記念して建立された。浅草寺に向かって左手に、このような立派なお堂があることは今回初めて知った。

浅草寺には１０数年前と、一昨年から３年連続来ており、本堂から右の二天門に行ったことはあるが、本堂から左側に行ったことはなかった。今回、ホテルに行く途中、夕方と早朝に浅草寺から花やしきにかけての「花やしき通り」を通ったが、もんじゃ焼き、かき氷、アイスクリームなど昭和の匂いのする飲食店などがたくさんあって、見て歩くだけでも楽しく、浅草を味わいたくてもんじゃ焼き屋さんに入った。

昨年と一昨年も浅草に来て、一昨年は真空パック入りの人形焼きを買い、昨年は出来たての人形焼きを買って「出来たてのおいしさ」を知った。そこで今回も出来たてをゲットしようと思って行くと、まだ出来てないとのこと。再度行ったときは１０時を過ぎていたので、日曜日ということもあり仲見世通りは大混雑だった。出来たては１個６０円が５個で２００円になるので５個買い、真空パックは２袋５００円というので、お土産に４袋買った。真空パック入りも１週間以内なら十分おいしかった。

今回、浅草に３泊し、特に１泊目は二天門を出てすぐのホテルだったから、二天門の写真はいつでも撮れると思って、ホテルに向かう夕方に１枚撮っただけだった。夕景というか時間的には夜景に近く、ややピンぼけ気味で翌早朝も霧雨で写真には適さず、結局これが今回、唯一の二天門の写真になった。写真に限らないが、やはり何事も出来るときにやっておくというのが正解かもしれない（そう簡単には実行できないけど）。

浅草で大学いもと言えば、千葉屋さんともう一軒。もう一軒の方は仲見世通りからもわかりやすかったが、千葉屋さんは地図を見て場所を確かめた。開店少し前に行くと準備中で、「あと１０分待って下さい」とのことだった。開店１０分後ぐらいに行くと、お客さんが一人だったので行列にならなくてよかった。待っている間に品定め（大学芋と、大学芋を薄くスライスした切揚）をして、切揚が４００ｇ７４０円と表示されていたが、２００ｇで袋詰めになっていたので、２００ｇを購入。その後、ＬＣＣに乗って帰宅後に家族とともに食べると、蜜がしみてとてもおいしかった。このおいしさは購入日から三日間続いた。機会があれば是非リピートしたい。

到着時間の関係で夜に浅草に到着すると、仲見世通りはほとんどシャッターが降りていたが、そのシャッターには浅草の歴史や四季折々の行事等が描かれていた。昨年も一昨年も浅草に来たが、ともに午前中だったので、今回仲見世通りのシャッター壁画を初めて見てとても新鮮だった。仲見世シャッター壁画は平成元年の完成というので今年で２７年の歴史があり、平成１８年には修復工事を行ったということだ。なお今回も昼間通った時に、人形焼きや揚げまんじゅうなどを買った。

浅草大好きを自認しているので、今回、東京に行ったとき浅草に３泊した。ただし、初日の浅草到着は夜で、丸々２日間は仕事だったので、十分堪能したとは言い切れないが、実際に歩いてみることで浅草のいろいろな面を発見した。まず浅草滞在は夜が中心だったので夜景をたっぷり見たが、仲見世のシャッター街は浅草絵巻が繰り広げられ、ライトアップされた雷門・宝蔵門・本堂などは昼間とは全く違う幻想的な雰囲気が醸し出されていた。また今回、本堂に向かって左側の影向堂にも行ってみたが、六角堂、三峯神社、都内最古とされる石橋などもあり、やはり浅草寺は見どころ満載だった。

観光地浅草、とりわけ二天門を出て、歩いてすぐという立地条件はとても良かった。夜にチェックインしたので気づかなかったが、朝ホテルを出ると目の前にスカイツリーが建物の間からドーンと見えた。でも生憎の霧雨だったので、クッキリ見ることはできなかった。今回の宿泊は朝食付のシングルで、部屋はやや狭いが一人の宿泊なら十分で、室内はとても綺麗で、落ち着いてゆっくり休むことができた。朝食は７時からで、開始数分後に行くと、けっこう人がいた。それほど品数が多いわけではないが、手作り感のある料理もあり、おいしく頂いた。そしてフロントスタッフの方も丁寧で、先着順で、相田みつを美術館の招待券を頂き、これがまた良かった。

この度、浅草に３泊したが、２泊目と３泊目は素泊まりのホテルなので、朝食は蕎麦にしようと思っていた。２泊目の朝は、富士そばに行った。かき揚げそばを注文するつもりだったが、前夜に少し飲み過ぎたためか腹の調子がイマイチだったので、お腹に優しそうな朝食セット（３９０円）にした。内容は、温かいそばと玉子丼だ。でも「トッピングは現金でＯＫ」という文字を見たので、かき揚げを追加注文してしまった。そばは、つゆが薄かったように思った（自分は特別、濃い味を好むわけではない）。一方、玉子丼はとてもおいしかった。ボリュームとしても十分満足で、座って食べることができるので、ＣＰは最高。

浅草に来たので、「何かお手軽においしいものを」ということで調べると、花月堂さんのメロンパンが「大変ふわふわでおいしい」ということなので行ってみた。最近、移転したということで、浅草寺本堂から左側に進み、西参道商店街に入るとすぐ左手にあった。ネットではメロンパンを買う行列のことを何回も見たが、この時は、自分の前に一人いるだけだった。ここのメロンパンは、じっくりと低温長時間発酵することで、きめの細かい生地となり、ふわふわになるそうだ。メロンパンは１個２００円で３個５００円なので３個と、りんごパイも２個買ってお土産にした。帰宅後、家族とともにおいしく味わった。

東京に行った際に、相田みつを美術館に行ってみた。場所は東京国際フォーラム内にあり、東京駅八重洲口から行ったので、結構歩いた。成田空港に向かう前に行ったため、旅行カバンを持って入場すると、フロントの方が申し出て荷物を預かって下さった。ちょうど「いのちの根」という企画展をやっていて、以前から気になっていた相田みつをさんの作品をたくさん鑑賞することができた。心が洗われる作品の数々に触れ、時間があれば心に残った作品のメモなどをとりたかった。今回特に感銘を受けた作品の一つが「般若心経」の写経で、実に見事だった。相田さんは幼少期から書道を学び、書の達人だったそうだ。行った時点で足はクタクタだったが、本当に行って良かったと思う。

「浅草の夜は早く閉まる」とは聞いていたが、本当に早かった。写真のデータを見ると、午後７時過ぎに浅草に到着しているが、雷門からの仲見世は既にシャッター街となっており、シャッターに描かれた浅草絵巻を見ながらそのまま進むと、目の前に現れたのが宝蔵門。ライトアップされると、昼間に見るより大きさを感じさせ、一段と風格があった。写真撮影としては、宝蔵門単体もいいが、五重塔を含めて映すと、奥行きというか浅草寺の素晴らしさを一層感じさせる写真を撮れたような気がする。

浅草に３泊したので「スカイツリーをたっぷり見学・・・」と言いたいところだが、初日の到着が夜で、翌日から２日間まるまる仕事で、早朝や夜も小雨や霧雨の天気が多く、青空に映えるスカイツリーの絶景をカメラに収めることはできなかった。それでも、一回は吾妻橋に行って橋のたもとからスカイツリーを撮ろうと思っていたが、結局その機会を得ることはできなかった。ただ今回は、浅草観光文化センター８Ｆの展望テラスから写真を撮れたとともに、同センターを出て信号待ちの時に撮ったスカイツリーも、よく撮れていた。

上野恩賜公園は、どこからどこまでなのだろうか？ 不忍池から、東京芸大や東京国立博物館の手前まで、ということになるだろうか。今回、東京に行った際、最終日の早朝に寛永寺根本中堂から不忍池まで歩いてみた。あいにくの小雨で、傘を差しながらということになったが、今は分散・移築された寛永寺の諸堂を中心にまわってみた。根本中堂から上野公園と思われる方向に歩いて行くと、国際子ども図書館に出た。少し歩くと、とても風格のある建築物があり、これが黒田記念館だった。日本近代洋画の巨匠である黒田清輝の作品展示や研究を行っており、一度行きたいと思っていたが、開館前なので今回は断念。その後もしばらく歩いて、上野大仏、花園稲荷神社、五條天神社などをまわり、清水観音堂そして不忍池弁天堂に辿り着いた。小雨から霧雨だったが、楽しい散策ができた。

昨年、一昨年と浅草には来ているが、まさか雷門の目の前にこのような建物があるとは気が付かなかった。斬新なデザインでありながら木をあしらった和の雰囲気を醸し出しており、ここが観光案内所と知ってまたビックリ。事前にネットで調べると、８Ｆが展望テラスになっているとのことなので行ってみた。天気は曇りだったが、ここはやはりスカイツリーを見るには絶好のビューポイントだった。写真を撮ったりしてしばらく楽しんだ後、降りようと思って何となく階段をの方へ行くと、カメラを構えた人がいたので近くに行ってみると、そこには雷門から宝蔵門や本堂に向かう仲見世などの、上からの一直線が遠近法で広がっていた。ここもまた絶好のビューポイントだった。

寛永寺根本中堂をスタートして不忍池弁天堂までの上野公園早朝散策は、駆け足で移動したつもりだが、途中で発見した花園稲荷神社に寄ったりもして、予想以上に時間がかかった。前日の朝食は、浅草の富士そばで食べたので、計画ではホテルのある浅草に戻ってから、浅草駅の立ち食いで文殊そばを食べて昭和を感じる予定だったが、とてもそんな時間はなくなった。不忍池を後にして急いで上野駅に向かう途中に見たのが、富士そばの看板。迷わず入って、冷やしたぬきそばを注文し、トッピングは現金でＯＫだったので、かき揚げを頼むと、温かいおつゆをかけてくれた。蕎麦とともに「これが江戸の味だ」と、おいしく味わった。

上野公園を歩いていると、花園稲荷神社の入り口があり、朱塗りの鳥居をくぐって坂道を降りていくと花園稲荷神社があり、そのすぐ近くに祀られているのが五條天神社だ。御縁起には、第十二代景行天皇の御代、日本武尊が東夷征伐の為、上野忍ヶ岡をお通りになられたとき、薬祖神（二柱）の大神に御加護を戴いた事を感謝なされて、この地に両神をお祭りされたと記載されている。今はひっそりと静かな佇まいを見せており、この時は霧雨の早朝だったこともあり、辺りは静まりかえっていた。。

今回、早朝の上野公園散策を行い、たくさんの新発見をしたが、ここもその一つだ。承応３年、天海大僧正の弟子、晃海僧正が廃絶していたお社を再建して上野の山の守護神としたそうだ。幕末、彰義隊の戦では最後の激戦地になり、明治６年に再興され、花園稲荷と改名されたとのこと。霧雨の上野公園を歩いていると鳥居があったので、入口の鳥居をくぐると朱塗りのたくさんの鳥居が連なり、そのまま進むと花園稲荷神社があった。古い建物であることが一目瞭然で、辺りの雰囲気からも長い歴史を感じさせてくれた。