sio爺さんのクチコミ(30ページ)全844件

場所は雷門の目の前なので、立地条件としては最高だ。この場所にこのホテルがあることは知っていたが、浅草が大好きな自分にとって、ここに宿泊できてラッキーだった。フロントの方はとても丁寧で、チェックイン前後にも気持ちよく荷物を預かって頂いた。バス・トイレ共同の和室に宿泊したが、布団を敷いた状態でも旅行カバンを広げることができ、一人で宿泊するには十分だった。また大浴場がとても気持ちよく、トイレはウォシュレット付で、共に清潔感に溢れていた。ただ一つだけ難点があり、２４：００～６：００は外出できないという門限だ。夜は問題ないが、旅先での早朝散策を楽しみにしている自分としては、これはキツかった。当日は朝７時に出発で出張業務があったので、それまでに朝食も済まさねばならず、散歩はほとんどできなかった。ただ、それ以外はＶＥＲＹ　ＧＯＯＤ

以前から、雷門から宝蔵門に向かって、宝蔵門の手前左側にあるお堂は何かな？と思っていたが、ここが浅草不動尊だ。今回、早朝と夕方に訪れたが、朝はお寺関係の方が何かされていたようだが、参拝者はまだいなかった。仲見世通りからほんの少し入ったところだが、ここは仲見世通りの喧噪とは違う静寂や落ち着きがある。惜しむらくは「撫で仏」の事を知らず、ご尊顔を拝することができなかったことだ。手を合わせて、撫でてきたかったなあ。

東京出張の２日目、ホテルのある浅草で地下鉄を降り、地上に出ると、中華料理店があり、「お持ち帰り餃子　特売日」の文字が目に入った。前日に部屋飲みの楽しさを知ってしまったので、そのまま店に吸い込まれて購入。５個ぐらい入って１５０円だったと思う。餃子は熱々でおいしかった。なんてＣＰが高いんだろう。他にもおかずを購入して、この日も部屋飲みを楽しんだ。

今から２０年ほど前、札幌駅前にキャッツシアターがあったときに家族で見に行って以来の劇団四季ミュージカルを見た。２０１４年夏の演目は「オペラ座の怪人」で、同僚数名で行った。会場は中央バスターミナルの横で、テレビ塔からも近く、札幌駅からは少し歩くが、アクセスは良いといえるだろう。同僚の中で、妻が会員という人がいて会員価格でS席を購入できた。９列１９番ということで、かなりステージに近く、雰囲気がけっこうダイレクトに伝わってきた。

早朝の上野公園散策で、寛永寺根本中道を起点として、国際子ども図書館前、黒田記念館前を通って、不忍池方面に向かってしばらく歩いていると右側に銅像があり、小松宮彰仁親王像だった。お名前は存じ上げなかったが、戊辰戦争にも従軍した明治維新の功労者の一人ということだ。その後、日本赤十字社総裁として赤十字活動に貢献されたそうだ。訪問時、生憎の雨で傘を差していたので、写真は銅像の正面から１枚しか撮れなかった。天気の良い時に、堂々たる姿をじっくりと見てみたい。

不忍池弁天堂前の階段の、お堂に向かって左側にあった。弁天堂の周りには琵琶の碑のほかに、ふぐ供養碑や芭蕉翁の碑などたくさんの碑があったが、なぜ不忍池の弁天堂の周りにこのような碑があるのか知りたかったが、パッと見たところ説明らしきものはなかった。弁天堂でお祀りしているのは弁天様なので、弁天様は音楽の神様でもあるから琵琶の碑がある、という説もあるようだ。

不忍池から中之島に向かい、正面には弁天堂があり、右手にあるお堂が大黒天堂だ。
上野の岡に東叡山寛永寺を創建した天海大僧正が琵琶湖竹生島になぞらえて、寛永年間(1624～1644)に不忍池に中之島を築き、その地に弁天堂を建立したが、大黒天堂も寛永寺の伽藍の一つということだ。大黒天堂前の立て札には「豊太閤護持　大黒天堂」と記載されている。不忍池に来る多くの方は弁天堂の方に行かれるようだが、自分は昔の建築物に興味があるので、大黒天堂に先ず惹かれた。

早朝の上野公園散歩で、寛永寺根本中堂側から歩いて来ると、国際子ども図書館を過ぎて再び風格のある建築物があり、これが黒田記念館だった。日本近代洋画の巨匠である黒田清輝の遺言で建築された美術館施設で、黒田清輝の作品展示や研究を行っている。平成１４年に国の登録有形文化財に指定されており、東京に行ったら是非行きたいと思っていたが、開館前の時間帯だったので今回は断念。今度東京に行ったら是非開館している時間帯に行きたい。

寛永寺根本中堂から不忍池まで、早朝の上野公園散策をしている途中で、立派な建築物だなあと思って見ると、国際子ども図書館だった。東京都選定歴史的建造物に指定されている。明治３９年に、帝国図書館新築工事の第一期分として竣工し、その後も変遷を重ねて、平成１２年に国立国会図書館国際子ども図書館として開館して現在に至っている。中に入ってみたかったが開館前だったので、立派な建物を写真に撮ってきた。

先日、東京へ行った際、宿泊地である浅草到着が夜になったので、浅草は夜景からスタートした。ライトアップされた雷門から始まり、江戸の街を彷彿させるシャッター街を歩きながら宝蔵門まで来ると、左手にあるのは五重塔。昼間の五重塔もいいが、ライトアップされると、どこから見ても絵になる。ある程度近づいて下から見上げると、一段と迫力のある写真を撮ることができた。

５月に札幌大通り公園に行った時、大通り公園１２丁目にはサンクガーデンゾーンがあり、ここは中央にカナール（水路）を配置したバラを中心とする空間だということを知った。ただし水路への通水は６月１日からなので、バラが咲く頃にまたリピートしたいと思い、再訪してきた。
実家に泊まった翌早朝に行ったため水路に水は流れていなかった（通水は１０時から）が、札幌市と姉妹提携した都市（ミュンヘン、ポートランド、瀋陽）のバラが美しく咲き誇っていた。今回も一眼レフを持って行かなかったので、スマホのカメラで撮影した。
資料館に一直線に向かう水路そして周囲が様々な種類のバラで彩られている様子は、５月に訪問した時より益々ヨーロッパのどこかの国のお城のようで、スマホカメラにはとても収まりきれないほど美しい風景だった。なお大通り公園西１２丁目の南側（サンクガーデン真向かいということ）にコイン駐車場があったのでとても便利であり、早朝だったので駐車料金１００円で小一時間たっぷりと楽しめた。

寛永寺を起点としてスタートした早朝の上野公園散策の最終地点は、不忍池だ。池の手前には屋台や露天があり、朝だったので準備作業をしているところもあり、何か海産物を焼いているような匂いがして観光地らしさが漂っていた。不忍池は蓮の葉でびっしりと埋め尽くされ見事な眺めだった。花はまだ咲いていなかった。池の様子を写真にすると、遠くにはビル街が写っており、都会のオアシスという感じがした。

早朝の上野公園散策で、寛永寺清水観音堂の次に向かったのは、不忍池弁天堂だ。寛永寺を創建した天海大僧正が、不忍池を琵琶湖に見立てて、池の中に小島を築かせて弁天堂を建てたのが始まりだ。戦災で消失するという不運に見舞われたが、昭和３３年に現在の八角形堂宇が再建された。どこからでも参拝できるように八角形になってるそうだ。クチコミでは参拝のための行列ができるという書き込みもあったが、この日は早朝だったので参拝者も少なく、ゆったりと周囲を廻ることができた。

東京での研修を終えて成田空港に行く直前に、相田みつを美術館を見学するために、東京国際フォーラムに行った。地図上では東京駅の近くにも見えるが、初訪問なので土地勘もなく、やや心配しながら東京駅八重洲口から歩いていくと、目印となる標識があった。それに従って進むと斬新なデザインの大きな建築物があったので、ここだと確信した。相田みつを美術館は長いエスカレーターを降りて反対側にあった。また、１４５７年に江戸城を築城し江戸開府の祖といわれる太田道灌像もあった。東京駅からの往復で、かなり歩いたが、あとでクチコミ等を見ると、有楽町駅からはすぐ近くだとわかった。

東京へ行った際、家族や職場へのおみやげは最終日にほぼ浅草で購入し、孫たちのおみやげは東京駅のキャラクターストリートで購入した。そのため「おみやげはこれで終了」と思って成田空港に到着したが、実家へは人形焼きしか買ってないことに気づいた。ターミナルには東京食賓館があったので、あわてて探して姿焼きせんべいを購入してホッと一安心。

東京出張の際、成田着発のLCCを利用したので、成田から都心への移動手段は何が良いか調べた結果、高速シャトルバスが一番お手軽と考えた。飛行機はほぼ定刻通りに着陸し、第３ターミナルに入り、最初の目的地は上野なのでターミナルで東京駅行きチケットを購入してバス乗り場に向かった。バスが１台待機していたので「東京駅に行きますか？」と聞いたところ「はい、東京駅に・・・・・」とのことなので飛び乗った。バスは第２ターミナル２カ所、第１ターミナルに停車し、乗客は増えるどころか入れ替わりながら減っていき「何か変だな」と思い、運転手さんに聞くと「このバスは、ターミナル連絡バス」だということがわかった。とりあえず降りてバス停を探し、ようやく見つけたが複数のバス会社が乗り入れているため、自分が乗るバスが来るまでは不安で仕方がなかった。乗るバスが来たときは本当にホッとした。なおバスそのものは快適で、定刻より少し早く、１時間ちょっとで東京駅に到着し、片道１０００円で座って行けるので、乗り場さえ間違わなければ便利だと思う。

今回、東京研修を決意したきっかけは、新千歳空港発着で成田行きのJET STARで往復格安チケットが入手できたから。特別の何周年セールとかではないが、往復で一万円を少し切る値段で正規入手できた。時期とタイミングが良かったと思う。新千歳空港は何回も利用しており、今回はJRで空港まで行ったので駐車場のことを気にすることもなく、アクセスも良好。またJET STARは昨夏に続き２回目の往復になるので機内の様子も承知していたし、自分は大柄ではないので座席も別に窮屈ではなく、新千歳空港発着とも快適に過ごすことができた。

３泊４日の東京研修で、おみやげ購入は最終日にした。家族へのおみやげはお菓子などで良いとして、孫たちには何にしようか思い浮かばなかった。スマホを見ながら、あれこれ考えてふと浮かんだのは、２年前に東京に来た時、スカイツリーのソラマチのキャラクターショップで見つけた事だ。そこで東京駅のキャラクターストリートに行くと、やはりあった。３才の孫には「ハローキティ 紀州南高梅 ランチケース」、７ヶ月の孫には「リラックマのスタイ(ベビーグッズのよだれかけ)」を購入して、後日渡したところ、特にランチケースはフタを開けると、中に入っている梅干しには全部キティちゃんの顔の焼き印が押してあり、爆笑だった。いいおみやげをゲットできて、爺は満足。

京都駅向かいのホテルに宿泊した翌朝、近くのお寺へ散歩に出かけた帰りに朝食をとろうと思ってアミーチに入った。平日だったが中は満員状態だった。それでも何とか空いてる席を見つけて座り、モーニングトーストセットを注文した。お手頃な値段なので、内容についてはまあ価格相応かと。ただ、京都駅構内という立地と早朝という時間帯への対応上仕方がないと思うが、店内の限られたスペースの中でテーブルと椅子がびっしり並べられているので、そこに満席になるとちょっと落ち着かなかった。

今回の東京行きでは浅草に３泊したが、せっかく浅草に来たんだからディープな浅草を堪能したいと思い、花やしき通りのもんじゃ焼き屋に入った。入ってすぐの狭いスペースは満席で、奥の小上がりにテーブルがあったので入った。もんじゃはスタッフが作ってくれたが、その説明が面白い。「もんじゃ焼きは月島が有名ですが、浅草も発祥の地の一つで独特な食べ方があります。具材を土手にして汁を流すのが月島流で、浅草流は土手を作らずに汁を広く流し、具材は汁にからめて食べ、残した汁はカラカラになるまで焼いて、おこげにして食べます。これが、子どものおやつである駄菓子屋もんじゃの始まり」とのことだった。ビールを飲みながら、ディープな浅草に浸ることができた。