sio爺さんのクチコミ(27ページ)全844件

大浴場の近く娯楽室のようなところには種類の違うマッサージチェアがあり、これもすこぶる快適だった。この日はこれだけではなかった。偶然だが、鳥羽みなとまつりで花火大会があった。屋上で、立ち見だが花火見物会場を設定していただき、多くの方々と花火見物をした。屋上の出入り口では、ホテルスタッフがライトで足元を照らしてくださり、「足元にお気をつけください」「大丈夫ですか」と、とても気を遣って頂いた。朝のバイキングも夕食同様とても良かった。

名古屋市内のホテルに宿泊した際、翌朝の散歩で熱田神宮に行った。徒歩圏内ではないので地下鉄で往復した。地下鉄を降りて地上に出ると木々の緑が続いていたが、そこも境内の一部だったのかもしれない。鳥居をくぐって境内に入り、更に鳥居をくぐって本殿にすすんで参拝した。朝早い時間帯だったので、参拝者はあまりいなく天気も良かったので、清々しい気持ちで参拝できた。

広島で新幹線に乗って岡山に向かい、たまたま陸側の座席に座っていた。福山駅に入ると突然、車窓に天守閣のようなものが見えて驚いた。なぜここに天守閣があるのか？と思ったが、城郭好きの自分としては、車窓から福山城を見たときは全く予想していなかったのでホントに感動した。なぜここに天守閣が？という問いの答えは「もともと福山城の敷地だったところをＪＲ新幹線が走っている」ということ。いつの日か、列車を降りて城の外観や内部を巡りたい。

興福寺は天平2年（７３０）藤原不比等の創建で、五重塔は不比等の娘光明皇后の建立ということだ。五重塔はその後５回の消失・再建を経て、応永33年（１４２６）頃再建された日本で2番目に高い塔。東寺、法隆寺、醍醐寺など五重塔はいろいろ見てきたが、興福寺五重塔は何か高い五重塔だなあと思った記憶がある。ちなみに日本一高いのは東寺の五重塔。どちらにしても素晴らしい日本の木造建築だ。

国立西洋美術館を見学した後、向かいの東京文化会館に立ち寄った。残念ながら当日は、お気に入りの演奏団体のコンサートはなかったが、コンサートスケジュールを見て少し驚いたのは、本格的なオーケストラのコンサートがあまり予定されていないことだ。かつて音響的に優れているとされていたが、今やサントリーホールや東京芸術劇場、東京オペラシティなど世界に誇るコンサートホールが都内でも確固たる地位を築いているので、東京文化会館はやや分が悪いのだろうか。日本の音楽文化の殿堂として応援したい。

このホテルを選んだのは、花巻から平泉のエリアで大浴場があって朝食の評判が良いホテルを探してヒットしたから。そしてＪＲ北上駅から結構距離があるので、無料送迎してもらえる。そのかわりというか、ホテル周辺に観光地らしきものはない。ロビーにはフリードリンクのコーヒーが設置してあり、季節柄アイスコーヒーにできるように、常時氷をセットしてあり、その心配りが素晴らしい。部屋は落ち着いたツインルームで、エアコンも部屋で調節できた。大浴場は男女入替制だが、露天風呂とサウナもあり、特にサウナは翌朝も利用できたのが有り難かった。朝食のメニューはそれほど多くはないが、ワッフルやケーキそしてアイスもあり、とても楽しめた。

桜山神社の創建は寛政２年（１７４９）、東寺の藩主利視公が初代藩主南部利直公の功績を称え社殿を建立したのが始まりとされている。盛岡城跡公園のふもとにあり、一見して歴史のある由緒正しき神社という感じがした。本殿に向かって右側の裏手に烏帽子岩といわれる巨石がある。烏帽子岩は盛岡城築城時に出現し、当時の藩主南部利直公はこの岩を瑞兆として慶び、歴代の盛岡藩主が「宝大石」として大切にして、この岩の前で神事が執り行われてきたそうだ。

江戸時代、南部藩の城下町として栄えた南部盛岡の不来方城を公園として今に至り、関東以北の石垣組の平城としては最大の規模を誇るそうだ。今はもちろん、ほぼ石垣しか残っていないが、実際にまわってみると往事の規模の大きさを実感することができた。まず、ふもとの桜山神社でお参りして、坂を登っていくと、啄木歌碑や新渡戸稲造の石碑、南部利祥中尉銅像台座などがあった。なぜ台座だけなのかというと、銅像本体と玉垣の鎖は昭和１９年に軍需資材として供出されたためとのこと。やはり戦争は、やってはいけないね。大切な人名と文化遺産を失ってしまう。

部屋は禁煙ツインルームで、夕食バイキングの付いたプランにした。夕食はそれほど種類が多いわけではなかったが、内容は良かった。朝食は郷土食メニューとして、盛岡冷麺やひっつみなどがあり、おいしく味わった。そして翌日、有り難かったのは自転車を借りられたことだ。盛岡公園、紺屋町方面、啄木新婚の家、光原社など盛岡市内の見どころを自在に見て回ることができて、本当に有り難かった。

宿泊日当日は当初、八戸のホテルを予定していたが、２～３週間前になってダブルルームだがパサージュに一室空きが出たので、即予約した。その三日前に同じパサージュホテルのツインルームに宿泊しているので、どうしても比較してしまうが、バスルームを初めツインよりは少し狭い感じがしたが、ベッド幅も広く、バスとトイレはドアで仕切られ使い勝手が良かった。宿泊当日はねぶた祭りの前夜祭だったので、会場にも近くてとても良かった。また旅行中ホテルの朝食バイキングでは、いつもごはんを食べないで揚げ物やおかずしか食べないが、ここには津軽漬けや大間のわさび漬けなど郷土食もあり、ごはんもおいしくいただいた。本当に良いホテルだった。

世界３大珍獣という表現が適切かどうかわからないが、パンダまで珍獣と言われるのは気の毒な感じもする。さて上野動物園には世界三大珍獣といわれる動物がいて、国内の動物園でパンダ、オカピ、コビトカバの３種類全部を見ることができるのは上野動物園だけだそうだ。オカピは下半身はシマウマ模様なのに上半身は別の動物のようで、キリン科の動物ということだ。コビトカバはカバの祖先にあたり、昔から姿を変えていない小さいカバだ。ただしこれらは後でわかった事柄なので、事前には予備知識がなく、写真も何となく撮っただけで辛うじてパンダとオカピをカメラに収めただけだ。もしリピートがあれば、３種類ともベストショットを撮ってみたい。

徒然草第５２段の「仁和寺にある法師」を読んで以来、仁和寺と石清水八幡宮に行きたくなり、まずは世界遺産に登録されている仁和寺に行った。道路に面した立派な二王門をくぐると、入場無料ゾーンが広がり国宝の金堂や五重塔も見ることができるが、せっかくなので有料ゾーンに入った。御殿入り口から、白書院、黒書院、宸殿・・・と続き、それらは木の渡り廊下でつながっており、この御殿回廊は書院等の御殿内部の建物とともに実に見事な木造建築だった。それだけではない。御殿回廊を歩いていると庭園が見えるが、普段、庭などには全く興味のない自分でさえ見とれてしまうほど美しい庭園があった。特に御殿回廊から北庭を眺めると奥に五重塔が見え絶景だった。

午前中に新千歳空港を出発して関西空港に到着し、南海電車で難波まで行き、それから京都に向かい、京都駅からバスで醍醐寺に行ったので、醍醐寺到着は夕方で閉門まで１時間を切っていた。膨大な数の国宝を所蔵し世界遺産にも登録されているので期待大で行ったが、境内は広くかなり歩いたが、かろうじて金堂と五重塔の外観を見ることができた。ここは時間に余裕を持って行くべきだった。

一階は観光案内所とお土産売り場がメインで、二階は色々な作品などを展示している。一階でひときわ目につくのは、大きな弘前ねぷただ。実際に祭りに登場したものだと思うが、大きくて、とても立派だった。また観光館の方達もとても親切で、弘前特産のアップルパイのことを聞くと、とても親切においしいアップルパイの店を教えてくれた。弘前市立観光館全体から、弘前の魅力を発信しようとしているというスタンスを感じた。

以前のクチコミで、「摩周湖近隣の美幌峠や屈斜路湖について相性が良く、訪れる時はほぼ快晴」と記載したが、１回だけ小雨や霧雨にあたり、今回も天気は微妙だった。旭川方面から美幌峠に向かい、途中けっこう雨降りだったが峠の少し前から雨はあがり、美幌峠では曇り空だったが、雨にはあたらなかった。写真を撮ったりして少し休憩して峠を下ると又降り始めた。とりあえず「美幌峠や屈斜路湖とは相性が良い」というジンクスは、辛うじて健在というところか。なお屈斜路湖のレイクビューとしては、ここの美幌峠からの景観が良いと思う。展望する所は国道沿いにあり、道の駅もあって、屈斜路湖のほぼ全景が見渡せる。

今回の北東北旅行にあたって、ガイドブックを見て旧弘前市立図書館のことを知り、外観に惚れ惚れして絶対に行こうと思った。見学当日、「旧弘前市立図書館の場所はどこかな？」と思いながら弘前城を追手門から出て道を渡り階段を登ると、すぐにわかった。先に弘前市立観光館を見学して旧弘前市立図書館に向かった。左右に八角形のドーム型双塔のあるルネサンス様式の洋館で、本当に心惹かれる。中は資料館のようになっており、館長室のほか、図書室、婦人閲覧室など、図書館として開館していた当時の様子が再現されていた。また弘前の文学マップ、青森県の主な文学碑マップなども展示され、当然ながら太宰治、石川啄木、棟方志功などの名があった。

青森駅からＪＲで弘前駅に行き、弘前公園、弘前市立観光館、旧弘前市立図書館と順調に見学して、ミニチュア建造物群の方に行って写真を撮りながら見て回った。最初の２つか３つを見てカメラのバッテリーが気になり確かめるとあまり残っていなかった。そこでリュックから予備バッテリーを出そうとしたが、無い！「まさかそんな」普段からバッテリー切れには特に気をつけ、ましてや旅行中のバッテリー切れなど自分としてはあり得なかった。だから予備バッテリー忘れに気づいてからは気もそぞろで、写真を撮っても気持ちは凹んだままだった。でも後で写真を見ると、ミニチュア建造物群そのものは、弘前昇天教会聖堂、日本基督教団弘前教会堂、旧弘前郵便局、青森銀行記念館、青森銀行記念館などどれも精巧で、旧弘前市役所では２階バルコニーに市長さんのようなミニチュアがあり、旧制弘高講堂では学生服のミニチュアが２階バルコニーで右手を突き出すなど、とても手が込んでいた。

青森駅駅舎でホームを渡るとき青森ベイブリッジが見えたが、どこに行ったら近づいて見えるのだろうかと思っていた。早朝散歩でホテルから青い海公園に行くときに段々近づいて見え、青い海公園から八甲田丸の方に向かうと、結構ベストショットに成り得るような風景が広がっていた（実際はなかなかうまくいかないが）。青い海公園から青森駅方面に向かってウッドデッキのような遊歩道があり、途中いくつかのモニュメントもあり、青森ベイブリッジを眺めながら実に楽しい早朝散策ができた。

今まで青森を通過することは何度もあったが、今回４泊５日の東北旅行の１泊目と４泊目で青森市内に宿泊した。４泊目はねぶた祭の前夜祭にあたるので、下見を兼ねて早朝散歩で青い海公園に行ってみた。ホテルからは徒歩数分の距離で、青森駅からも徒歩数分だと思う。アスパムを越えると「ねぶたガイド本部」の看板のあるプレハブのような建物があった。青い海公園のモニュメントを過ぎると、東屋やイベント会場のようなところもあり、早朝だったので真夏の蒸し暑さになることもなく、海風が心地良かった。散歩している人や、ボランティアでゴミ拾いをしている方がいるとともに、カモメの姿もあり、何とものどかな夏の早朝だった。それがねぶた祭では一転、何万人もの方が集まり、大盛況だった。ステージ周辺、火の入ったねぶたの展示、そして今年は「スター・ウォーズねぶた」のお披露目があったので、ラッセランドは特に大観衆となっていた。

ＪＲ新青森駅から三内丸山遺跡までの往復で利用した。時刻表の運行コースや運行ダイヤは一見ややわかりにくいと思ったが、難しいものではなかった。青森市内の観光地を結んでいる点でとても便利だが、難点は本数の少なさだ。例えば三内丸山遺跡の見学にしても、帰路のバス時間から逆算して見学しないと、バス待ちの時間が長くなってしまう。自分が乗車した時も、けっこう空席があったが、帰路は遺跡見学帰りの方々が乗り合わせた。本数については需要と供給のバランスによると思うが、とりあえず、今は利用者がうまく活用するしかないかも。