エロシさんのクチコミ(24ページ)全6,830件

郡上八幡にある郡上八幡旧庁舎記念館の裏手を進んで行った所にいがわ小径があります。島谷用水路沿いに作られた小径です。島谷用水は江戸時代からある用水路で、綺麗なみずの中を大きな鯉が優雅に泳ぐ姿がみられます。郡上八幡を代表する名水の風景です。

郡上八幡は「清流と名水の城下町」と呼ばれますが、その名水を利用するシステムがこの水船。形は色々とありますが、郡上八幡市内の各所で観られます。名水を2,3槽からなる水船に引き込み、上槽は飲食用の上水。下層は水洗用の水、そこから流れ出た水を下水として利用したもので、この地の生活の知恵の最たる仕組みです。

郡上八幡の吉田川に架けられた新橋の南側に木造の古い役所の様な建物があります。これが郡上八幡旧庁舎記念館です。昭和11年に郡上郡八幡町役場として建てられた建物で、中は郡上八幡の特産品の展示、飲食コーナーがあります。観光協会もこの中に入っており観光の相談もできます。勿論、古い建物好きには見逃せない建物です。

郡上八幡の街の中を流れ長良川の支流が吉田川です。郡上八幡は「清流と名水の城下町」と呼ばれますが、まさにこの吉田川がその清流です。橋上から川面を望むとエメラルドグリーンの様な深い綺麗な色をしており、川底も見える程です。
夏場に訪れるともっと気持ち良いでしょう。

郡上八幡を流れる吉田川に架けられた橋で一番有名だと思うのが、この新橋。以前テレビで郡上八幡が紹介されたときに、地元の小中学生がこの橋から吉田川に飛び込む度胸試しの風習をみたことがあります。実際に新橋から吉田川を見下ろすと、良く子供がこんな所から飛び込むなと、驚きました。橋には無謀な飛び込みを禁じる看板が掛けられており、うなずけました。

郡上八幡の新橋の北側、新橋亭の隣に食品サンプル創始者 岩崎氏生家があります。食品サンプルの事業化に成功した岩崎瀧三が昭和7年に、この家で生まれたとのこと。食品サンプルが飾られたショーウィンドウの上にサンプル王 岩崎瀧三生家と看板が掛かっているだけで、あまり見る価値はありません。あっ、ここなのねと言った感想です。

サンプルビレッジ いわさきは郡上八幡に本店と水のまち流響の里があります。今回訪れたのは水のまち流響の里店。レストランのショーウィンドウに飾られる食品サンプルが展示されている他、販売もされています。ここでは予約なしで食品サンプル造りを体験できるようなのですが、コロナの影響か開催されていませんでした。
一度試してみたいものです。

郡上八幡城下町プラザから南に100m程行った所に水のまち流響の里があります。1階が土産物店、2階がレストランになっており、1階にはサンプルビレッジ いわさきも併設されています。郡上八幡城下町プラザよりも売り場は広く、品揃えも沢山あるので、駐車場はありませんがお土産を買うならこちらの方がお薦めです。

郡上八幡の城下町のほぼ中心地、大手門のあった場所近くに郡上八幡城下町プラザがあります。郡上八幡城下町プラザの中には公衆トイレや無料休憩所がある他、郡上八幡の名産品がお土産として販売されています。
そして、市内では一番広い駐車場があり、大型バスも停車でき、郡上八幡観光の拠点といえる施設です。

郡上八幡の柳町通りから城山に上る安養寺の南側の道を少し入った右手に善光寺があります。善光寺と名が付いていますが明治期に信州善光寺より分身体を勧請して善光寺と称するようになっており、それまでは信州善光寺は関係がなかったようです。
境内には本堂と、観音堂がありますが、それ以外は観光的にに見るものは何もありません。
奥は善光寺会館となってり、宿泊ができるようです。

郡上八幡城の麓、城山公園の下側に安養寺があります。その宝物館が安養寺宝物殿です。安養寺の境内は駐車場に使われていますが、その入口、山側にあります。
入館料は300円ですが、展示スペースは広くありません。中では織田信長の地子免除安堵朱印状や、足利義昭、武田信玄の書状が展示されていますが、何が書かれているか分からず、歴史に詳しく無い人には微妙な入館料です。

郡上八幡城ある城山の麓に城山公園があります。その一角に山内一豊と妻の銅像が設置されています。山内一豊夫人、千代は近江出身とも言われていますが、郡上八幡では初代八幡城主、遠藤盛数の娘と言われており、この銅像が建立されたそうです。
とても大きな銅像で、とても立派です。

郡上八幡の城下町を見下ろす城山に郡上八幡城があります。現在の天守閣は昭和になって再建されたものですが、山の上にそびえる姿は優美です。郡上八幡城からは郡上八幡の城下町を一望できます。麓から歩いて登るのは大変ですが、城に近い頂上に駐車場があり、そこからであれば容易にアクセス可能。
郡上八幡に行ったならば、まず最初にここを訪れると良いです。

奈良井宿にある木曽の大橋の東側の袂にある広場が水辺のふるさとふれあい広場です。緑の芝生を囲む様に樹木が植えられ、ベンチや、滑り台、ブランコ等の遊具、大橋の近くには小川や小池があり子供たちの遊び場になっていました。観光的には見る価値はないですが、ここで子供を遊ばせておけば、親は観光できそうです。

奈良井宿にある道の駅の近くを流れる奈良井川に架けられた木造の橋が木曽の大橋です。平成になって作られた新しい橋ですが、何と総桧造りと言う贅沢な橋であり、しかも橋脚がないと言う珍しい橋です。それ故太鼓橋上になっており、渡るには階段を上り下りするようになるのが欠点。橋の裏側を見るとその構造が見られのも面白いです。

松本盆地から国道19号に沿って木曽路を流れる川が奈良井川です。川の名が付く奈良井宿のそばで奈良井川を見ました。奈良井宿周辺の奈良井川は丁度中流辺りになると思いますが、大河ではなく、街を流れる川と言った感じで、景観的にもあまり見応えはありませんでした。

旧中山道の奈良井宿の南端にある鎮神社の隣にあるコンクリート造の建物が楢川歴史民俗資料館です。館内では、江戸時代から受け継がれる奈良井宿の暮らしの中で使われてきた生活道具や資料や、祭りで使わる神輿などが展示されています。上問屋資料館や、中村邸と被る展示品もありますが、時間があれば訪れてはいかがかと思います。

旧中山道の奈良井宿の一番南側、高札場の先にある神社が鎮神社です。朱色に塗られた鳥居を入ると正面に神楽殿、その奥に本殿ががあります。境内には杉の木立があり、名前の通り奈良井宿の鎮守と言った風情のある神社です。
奈良井宿の端に位置するため観光客も少なく良い雰囲気です。

旧中山道の奈良井宿の南側、高札場から下ったT字路の角にある漆器店が奈良井宿民芸会館です。広い店内の中には奈良井の名品である漆器を中心に、沢山の土産物が所狭しと並んでいます。漆器店の直営店なので、値段も多少手頃です。
他にもイートインコーナーの様なところもありましたが、時間が遅く営業していませんでした。

奈良井宿の鍵の手から鎮神社に向かった先に中村邸があります。櫛問屋の中村利兵衛の屋敷であった邸宅は重要文化財に指定されています。約180年前に建てられた物で、庇の上に並んだ猿頭や、潜り戸の戸口など、この地方の特色が良く分かる町屋建築です。
内部では当時の漆で塗られた櫛や資料が展示されているのも見物です。