2024/04/10 - 2024/04/18
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j-ryuさん
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★福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ね丁度Part,120になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったりですが、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”で
福島県の自然のネタと言う事以外にはあまり共通点はありませんが
今回は陽春の野の花をご紹介します。
私の旅行記を良くご覧いただく人からすれば
また同じ花かと思われるかも知れませんが
日本に自生する野の花は約99%は既に登録済みで
交雑種や亜種は見つかることはありますが
新種の発見は殆ど無いのが現実です。
なんせ国内で新属新種の植物である「ムジナノショクダイ」が
発見されたのが94年ぶりなんだそうです。
園芸種は品種改良が盛んで覚えきれないほど新種が出てきますが
自然の野の花はほぼ知られているので
同じ花を繰り返し紹介することになります。
あとは如何に工夫を凝らして撮るかで
私のような凡人は毎年撮っても、
まるでコピペ写真のようになってしまいます。
まだまだ修行が足りないのかも(^-^;。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のハクモクレン
雑木林の林縁でハクモクレンの大木が花盛りでした。
初めて見たときはてっきりコブシだと思ったのですが
近づいてみたらハクモクレンの大木でした。
ハクレンは樹高が15mにも生長しますが
公園や庭ではこれほどの大木はそうそう見かけません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のハクモクレン
◎ハクモクレン(白木蓮/モクレン科モクレン属)
ハクモクレンは中国原産で、樹高が15mほどになる落葉高木。
春に葉が展開する前に開花、花弁は6枚、萼3枚で、
全体で9花弁の様に見えます花径18cmほどの、
芳香のある白い花を咲かせます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のハクモクレン
葉は互生し短柄が有って、15~18cmの大形の広卵形。
庭木で花がより大きいモクレン(木蓮/モクレン科モクレン属)は
ハクモクレンとは別種で、モクレンは小高木にしかならないが、
ハクモクレンは高木になります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のハクモクレン
パット見は日本の低山に咲くコブシやタムシバと似ますが、
花の大きさが違い、コブシやタムシバは横向きにも花を咲かせますが、
ハクモクレンはほぼ上向きしか咲かないところが違います。
またハクモクレンのハナビラは丸みがあり
ハクモクレンには9枚の花びら(実際は、外側の3枚は白い萼片です)が
あるのに対し、コブシでは6枚(萼片は白くない)です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~涌井のシモクレン
◎シモクレン(紫木蓮/モクレン科モクレン属)=モクレン
モクレンは春に葉が展開するのと同時期に紫紅色の花が上向きに咲く。
花が紫色であることからシモクレン(紫木蓮)ともよばれます。
ハクモクレンとは別種です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のコブシ
上記で紹介したハクモクレンの大木から1㎞ほど離れた
里山ではコブシが満開を迎えていました。
まるで雪が積もったかのように真っ白で見事です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のコブシ
◎コブシ(辛夷/モクレン科コブシ属)
コブシは北海道~九州に分布、里山から低山に自生し、
樹高が10m以上になる落葉高木。
日本海側の山地に多く見られるタムシバと良く似ますが
コブシは花が開くとき葉っぱ1枚が展開しますが
タムシバは葉はまだ展開しません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のコブシ
花はハクモクレンより小ぶりですが
花数が多くびっしり咲きます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のコブシ
花弁枚数は6枚で萼片は小さく白くありません。
ハナビラは縦長でハクモクレンのような丸みは無く
花の向きは上だったり横だったり自由気ままです。 -
★山形県飯豊町のタムシバ
主に日本海側に自生するタムシバ(田虫葉/モクレン科モクレン属)
花はコブシそっくりですが
開花の時、コブシのように葉は出ません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
上記のハクモクレンとコブシが咲く里山雑木林の中間くらいにある土手では
キクザキイチゲが満開を迎えていました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
この自生地の斜面下には農道が走っていて
以前この土手は藪に覆われてキキザキイチゲは
薮の隙間からポツポツと咲いている状態でしたが
5,6年前に藪払いされたらキクザキイチゲが元気を取り戻し
群生花が見られるようになりました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
キクザキイチゲは人間の手の入らない奥山にも自生しますが
里地のキクザキイチゲは人間と共生関係にあり
里山や雑木林が手入れされないと薮に覆われ
たくさんの花を咲かせることはできなくなります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
この群生する斜面でも藪払いされていない斜面の上部には
ほとんどキクザキイチゲは咲いていません。
キクザキイチゲは湿り気のある半日陰を好みますが
さすがに薮状の日陰では元気がなくなります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
◎キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)は
近畿以北~北海道の落葉樹林下や林縁に自生し、
花や葉が菊に似ていて花を一つだけ咲かすのでキクザキイチゲと呼ばれます。
花色は基本的には白ですが豪雪地帯では青花も多く見られます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
キクザキイチゲか下記のアズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)と
良く似ますが葉っぱの形が全く違います。
キキザキイチゲは葉もギザギザの切れ込みがあり
菊の葉に似ますが、
アズマイチゲの葉は丸みがあり垂れたよう展開します。 -
★隣りの村のそのまた隣り村のアズマイチゲ
◎アズマイチゲ(東一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
アズマイチゲは北海道~九州の主に落葉樹林の明るい林下や林縁に自生し
土壌は石灰岩質を好みます。 -
☆アズマイチゲとキクザキイチゲの違い
キキザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)と
良く似ているので
比べてみましょう。
キクザキイチゲの葉がギザギザと切れ込んでいるのに対し
アズマイチゲの葉は3小葉に分かれ丸みがあって少し垂れ下がっています。
アズマイチゲの花色(萼片)は白だけですが
キクザキイチゲは白がもっとも多く、豪雪地帯では青紫や薄紫色も見られます。
花の中心部はキクザキイチゲはほぼ白ですが
アズマイチゲはわずかに紫を帯びています。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
キクザキイチゲもアズマイチゲもスプリングエフェメラルの一つで
『春の儚い命』とか『春の儚い妖精』などと言れます。
どちらも早春に林縁や林床で花を咲かせ
夏までには地上部は枯れて早春の芽吹きまで休眠します。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
ユキワリソウ(ミスミソウ)やショウジョウバカマも
スプリングエフエメラルに入れる人もいますが
基本的にスプリングエフエメラルは夏から冬まで地下で休眠し
地上部は枯れてしまいます。
しかし
ユキワリソウ(ミスミソウ)やショウジョウバカマの葉は常緑で
休眠しないので厳密にはスプリングエフエメラルではありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
キクザキチゲは雨の日や夜、極端に冷え込んだ朝などは
花は全開せず半開き状態なので
晴天であっても早朝には撮影に行かないのが無難です。 -
★隣り村や裏磐梯の青花キクザキイチゲ
キクザキイチゲは白花の他に数は多くないものの青花もあります。
青花は日本海側の豪雪地帯に多く自生し、
福島県でも会津地方の山間部に自生します。
中通りでも奥羽山系の山間部でも僅かに自生しています。
豪雪地帯に多いのは事実ですが、雪のあまり積もらない筑波山にも
自生するようなので豪雪だけが理由でもないようです。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
キクザキイチゲもアズマイチゲもハナビラに見えているのは
萼片でハナビラはありません。
ハナビラが無いのはキンポウゲ科に多く見られる特徴です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のキクザキイチゲ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
上記、キクザキイチゲ咲く里山林縁から500mほど離れた
別の里山林縁でショウジョウバカマも見頃を迎えていました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
◎ショウジョウバカマ(猩々袴/メランチウム科ショウジョウバカマ属)は
ショウジョウバカマは日本全国の低地~高山まで広範囲に分布し、
やや湿った林縁、林床、土手などに自生します。
花色は薄いピンクや濃いピンク、薄紫など自生地でビミョウな違いがあります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマはさほど珍しい花ではありませんが
これだけの大きな群生は私が知っている中では最大です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマの群生としては最大ですが
上記の写真はトリックオアトリート的な要素があり
細長い群生地を真横から横長に望遠で撮影しているので
メチャメチャ多く群生しているように見えます。
現実的には正面から撮れば各花はこのくらいの間隔で咲いています。
それでも花が多いのには間違いありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
花色はピンクが主ですが薄いピンクから濃いピンクまで
個体差があります。
稀にオレンジ色がかったようなピンクの花も見かけます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマは池や沼の淵など比較的湿った土地を好みますが
ここはなぜか斜面にだけ群生しています。
斜面下にも少しはありますが見てご覧の通り、
ここは斜面の方が地下水が多く染み出し
他より湿っているのかも知れません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
こちらは上記と反対方向からの構図です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
この自生地の特徴の一つはショウジョウバカマが自生する場所は
他の植物も生えるのが普通ですが、
この時期(春)に見られるのは何故かショウジョウバカマだけです。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマは花の咲く時期は光を好みますが
花後は日陰になりあまり光が届かなくても大丈夫な植物です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
上記で紹介したキクザキイチゲやアズマイチゲなどは
花後も葉がれるまでしばらくは陽射しを必要とし
その短い期間に栄養を蓄えて休眠しますが、(=スプリングエフェメラル)
ショウジョウバカマはユキワリソウなどと同じく常緑なので
少々日陰になったとしても長い期間をかけて光合成ができるので
夏から秋も日陰でも大丈夫ななんでしょう。 -
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
名前の由来は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、
根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたそうです。
葉がロゼット状なのでせいぜい草丈は5cm程度ですが花茎は開花とともに伸長し、高いものだと30cmになる株もあります。
以前はユリ科に分類されていました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマは以前は新エングラー体系、クロンキスト体系等で
ユリ科とされていましたが
シュロソウ科またはメランチウム科に分類されるようです。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
シュロソウ科やメランチウム科には
シライトソウ属やキヌガサソウ属、ツクバネソウ属、エンレイソウ属、
シュロソウ属などがあります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
メランチュウムって何?
北アメリカ産のユリ科の多年草。原始的な花の構造を有しているシュロソウ属やリシリソウ属に近縁であり,これらと同様に有毒のアルカロイド成分を植物体に含んでいる。茎は高さ70~150cm,先端に円錐花序をつける。花被は6枚で緑白色。長さ約1cm。花被のつけ根に距が発達し,この特徴によりシュロソウ属やリシリソウ属から区別される。花被上面の基部にはリシリソウ属と同様に一対の腺体がある。メランチウム属Melanthium(英名bunch flower)は北アメリカ東部特産で,4種が知られている。
(※世界大百科事典 より)
だそうで、そりゃ日本には自生していないんだから
知らなくて当然かも(^-^;。
花は日本のシュロソウに似ているかな・・・ -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・~隣り村のショウジョウバカマの実
ショウジョウバカマは花が散ったあとも花茎を伸ばし
実を付けます。
いつまでも萼片が残っているのでぱっと見、地味な花に見えますが
花ではなく実です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
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★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマの名は明治時代以前からあったようですが
牧野富太郎博士は、花の色合いを猩々(しょうじょう=猿に似た架空の動物で酒飲みの象徴)に、地面に張り付くような葉の様子を袴に見立てたものと解説しているそうです。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
NHK朝ドラ『らんまん』の主人公モデルとされる
牧野富太郎博士は生涯に2500種もの植物を命名し
(新種1500,新変種1000)
自らも600もの新種を発見命名したそうです。
中にはムジナモ、ワルナスビ、ノボロギク、ハキダメギク、
ママコノシリヌグイなど、とてもユニークな命名もしています。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
猩々とは中国の伝説上の動物ですが
日本では赤いものに〇〇〇ショウジョウなどと命名することが良くあります。
植物だけでも、ショウジョウモミジ、ショウジョウカ、ショウジョウボク、
ショウジョウカタバミ、ショウジョウソウ等々
動物にもショウジョウトンボやショウジョウバッタなど
たくさんショウジョウがつくものがあります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
ショウジョウバカマも場所によっては盗掘などで激減した所もあるようですが、
ここは運良く人目に付きにくい場所にあるが故に
大きな群生が存在できています。
しかし、いまや田舎の未利用地は
すぐソーラーパネルの設置場所にされてしまうので
こことて安住の地でいられる保証はありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
個人所有の土地は仕方ない面はありますが、
今ある自然を壊してまで作るソーラー発電は
果たして地球に優しいエネルギーなんでしょうか?
設置するにしても既存の建物の屋根を利用するだけでも
相当な発電ができるような気がします。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
上記の細長い群生のある斜面上部には
下部ほどでは無いものの小さな群生もポツポツとあります。
このくらいでも十分美しいですね。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のショウジョウバカマ
この美しいショウジョウバカマの群生地が
来年以降も見られることを願わずにはいられません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のツクシ
上記、ショウジョウバカマが群生する里山から田んぼが広がる
土手に来てみたら土筆ん坊がたくさん出ていました。
暖地では春一番のトピックスになったりしますが
当地は早春に土筆が出ることは稀で
仲春の頃にようやく顔を出してきます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のツクシ
関東以西では土筆(ツクシ)は山菜の一つとして
食されるようですが、福島県は自然豊かなので
それほど美味でも無い土筆を食べる人は少ないようです。
やはり定番のワラビやフキノトウやタラの芽の方が
美味しいですもんね。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯の白花タンポポ
当町と隣り町境界の田園地帯で今年も白花タンポポが
咲き出しました。
一般的に白花タンポポは関東以西に自生するとありますが
福島県でも県南部で稀に自生しています。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯の白花タンポポ
白花タンポポの隣りには同じく日本在来種のエゾタンポポも咲いています。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯の白花タンポポ
タンポポの種は綿毛で遠くまで飛ばされ新天地で芽生えるので
関東の少し北に当たるこの辺に自生しても不思議ではありませんが
福島県の中部以北や会津などではまだ自生報告は無いようです。
気温が理由なら中通りは県南部より標高の低い県北部の方が
平均気温がわずかに高いので分布地が北上していっても
いいような気がしますが、白花タンポポには白花タンポポの
事情があるのでしょう(^-^;。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯の白花タンポポ
白花といってもシベが黄色で舌状花の中心に集まっているので
真ん中辺りが黄色く見えますがハナビラは白です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯の白花タンポポ
シロバナタンポポは在来種(日本産)ですが
同じ在来種のエゾタンポポなどよりは
総苞外片はわずかに開いて、
先端に明瞭な角状 突起があります。
しかしセイヨウタンポポ(ダンデライオン)に比べれば
総苞外片が大きく反り返えりません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のエゾタンポポ
蝦夷タンポポを下(裏)からの覗いてみると
あきらかに総苞が閉じてるのが分かります。
西洋タンポポはこの総苞が反り返っているので
見分けやすいと思います。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯の白花タンポポ
この周辺の草地には白花タンポポの他に蝦夷タンポポも西洋タンポポも
混在して自生しています。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~~奥薄黄タンポポ
こちらは白花タンポポに良く似ていますが、
オクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英/キク科タンポポ属)という
在来種です。
上記の白花タンポポじゃないと思うかもしれませんが
福島や宮城など東北南部だけに自生する固有種のタンポポです。
関東以西に自生するシロバナナタンポポと東北以北に多い
エゾタンポポの中間的な花色です。
白花タンポポに比べ
オクウスギタンポポのハナビラはわずかに黄ばんでいます。
また 総苞外片はシロバナタンポポには突起がありますが
オクスギタンポポには突起がありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
上記の白花タンポポの近くではオドリコソウも咲き始めていました。
◎オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)は
北海道~九州(朝鮮半島、中国)に広く分布し、
野山や野原、林床など半日陰になるよな場所に群生します。
水分があれば日向でも群生できます。
里地から里山まで分布しますが、やたら見れれる花ではありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
草丈は30-50cmくらい花期は4~6月、唇形で上唇は兜型
下唇は突き出して先端は2つに分かれ花色は白色やピンク色で
数個輪生状態になって茎の上部の葉腋に数段に咲かせます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
花のつき方が、笠をかぶった踊り子達が輪になって踊る姿に似るので
踊り子草と名付けられました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
花色はピンクから白まで多様です。
特にピンク系は個体により白に近い淡いピンク色から
濃いピンクまで様々です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
ピンク系の花は笠の部分の色が濃い場合が多く
やや上から見下ろした方が花色は濃く見えます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
こちらは白い個体です。
陽当たりが悪いと白くなる傾向がありますが
ここの群生地では陽当たりが良い場所でも白花です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
この自生地はやたら広範囲に群生しているわけではありませんが、
花色は白~ピンクと多様です。
各色がバラバラに群生しているのではなく
白なら白、ピンクならピンクと塊って自生しています。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
-
同じような白花でも陽当たりが良いと若干色が付いていますが
陽当たりがあまり良くないとご覧のようにほぼ純白になります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り町田園地帯のオドリコソウ
-
★郡山市湖南町中野:清水川沿いのオドリコソウ
オドリコソウの花色は殆どが白やピンクタイプですが
郡山市湖南町中野の清水川沿いで初めて
白地に紫の斑点混じりの超珍しい花を見つけました。
突然変異なのか交雑種なのかは不明です。
交雑種だとしたら片親に紫色があると思いますが
紫色のオドリコソソウなど見た事がありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~我が家のキバナオドリコソウ
日本のオドリコソウによく似た黄色い花の
欧州原産のラミウム・ガレオブドロン(シソ科ラミアストルム属)があります。
ラミウム・ガレオブドロン(シソ科ラミアストルム属)の葉の
銀白色の斑入りタイプはハーマンズ・プライド’と言い、
日陰にも強くグランドカバーにも良く利用されます。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~我が家のキバナオドリコソウ
ラミウム・ガレオブドロンは日陰にも寒さにも強靭ですが、
強靭過ぎて他の植物を負かしてしまうほどです。
我が家でも増えすぎて困るのでかなり間引いたのですが
すぐ回復してしまう強者のです。 -
★福島・四季・彩々~メハジキ
オドリコソソウに似たような花を他にもご紹介しましょう。
◎メハジキ(目弾/シソ科メハジキ属)(2023/7/18 撮影)
メハジキは本州以南~東南アジアまで広く分布し、
路傍や河原などやや荒れた土地に自生します。
名前の由来は子供たちが茎を短く切って瞼にくっつけて
遊んだことちなむようですが私の地域はあまり自生していないこともあり、
そのような遊びは見たことがありません。
また、全草を乾かし、腹痛、月経不順、産後の出血などに
煎じて服用したことからヤクモソウ(益母草)とも呼ばれ
養命酒や命の母Aなどにも処方されています。 -
★福島・四季・彩々~メハジキ
メハジキは1.5m~2mにもなる大きな植物で、
秋に実った種がこぼれ発芽し上手くいけば翌年開花する越年草です。
翌年発芽した株は根性葉だけで花は咲かず冬越して翌年の夏に開花する
2年草タイプがほとんどです。 -
★福島・四季・彩々~キセワタ
こちらはメハジキに良く似たキセワタです(2023/8/30 撮影)
キセワタ(着せ綿/シソ科メハジキ属)は
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸(東北部・北部)、
ロシア沿海地方に分布し、山地や丘陵地の草原や草地に自生する多年草。
キセワタは広範囲に分布しますが、なぜか生育数は少ないようで
全国42都道府県でも絶滅危惧種に指定されている貴重な山野草です。 -
★福島・四季・彩々~キセワタ
キセワタの草丈は通常50~80cmほど。
花期は8-10月。花は茎の先端の葉腋に段上に多数集まって、
輪散花序になって咲きます。
この形状は仲間のメハジキとそっくりなので
ぱっと見では見間違いしそうです。
ただメハジキは花序の先端は蕾の集合体で
花期の末期でないと開花していません。 -
★福島・四季・彩々~キセワタ
メハジキの葉は長く裂けだらりとした葉ですが
キセワタの葉は裂けません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
上記で紹介したキクザキイチゲの群生地で
5日後にはヤマエンゴサクも見頃を迎えました。
キクザキイチゲを撮影した時も少し咲いていましたが
殆どが蕾だったので5日後に再び出直した次第です。
この自生地は我が家から車で7,8分と近いので
再訪も苦になりません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
◎ヤマエンゴサク(山延胡索/ケシ科キケマン属)は本州~九州の
山あいのやや湿った場所に自生し、花色は薄紫や水色、青など様々です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
一昨年はほぼ同じ場所で撮影(2022/4/16)したのに
花色は青ばかり、今年はなぜか藤紫ばかり、
ヤマエンゴサクは多年草なので同じ株もあるのに
わずか2年でこんなに色が変わるのは不思議です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のエンレイソウ
ヤマエンゴサク里山林縁の土手ではエンレイソウも咲いていました。
◎エンレイソウ(延齢草/シュロソウ科エンレイソウ属)は
北海道、本州、四国、九州、サハリン、南千島に分布し、低地からやや高い山の、落葉樹林のやや湿った場所に生える多年草です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のエンレイソウ
花色(外花被片)は通常エンジ色(小豆色)ですが
ここのエンレイソウはエンジ色と緑色の混じり咲きでした。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のエンレイソウ
延齢草だなんて長生きしそうな名前だと思いませんか?
中国では根を延齢草根と言って古くから
漢方薬(胃腸薬、催吐剤)とされてきたそうで
そこから日本名も延齢草となったようです。
しかしサポニンなどを含む有毒植物でなので過量に服用すると、
嘔吐、下痢などの中毒症状を起こすので、素人は服用しない方がいいそうですよ。 -
★福島・四季・彩々~エンレイソウの仲間たち
◎エンレイソウ ◎緑花エンレイソウ
◎混じり咲きエンレイソウ ◎オオバナノエンレイソウ
◎ミヤマエンレイソウ ◎紫花エンレイソウ -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
-
★福島・四季・彩々・陽春の候~我が家のキケマン (※4/25撮影)
こちらはヤマエンゴサク(山延胡索/ケシ科キケマン属)の
科属の基準種であるキケマンです。
◎キケマン(黄華鬘/ケシ科キケマン属)
キケマンは関東地方以西、四国、九州、沖縄に分布する越年草。
明るい林内、林淵、海岸沿いに多く見かける。
草丈は30~60㎝位。葉は長柄があり、2~3回3出羽状複葉。
花は黄色い唇形の小さな花を茎の頂に総状花序に着く。
全草に毒を含み、特に根に毒成分が多い。
キケマンは福島県に自生種は無いので一昨年メルカリで1株買い求め
今年は種から育てて花が咲きました。
種まきからずっと外で育てましたが
福島の寒さは問題なく過ごせました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~白河天狗山のミヤマキケマン (※4/20撮影)
◎ミヤマキケマン(深山黄華鬘/ケシ科キケマン属)
こちらは白河天狗山に咲くミヤマキケマン。
ミヤマキケマンは近畿以北の
日当たりの良い山地の崩壊地,谷川の礫地,林の縁などに生え越年草で
関東以南でよく見られるキケマン(黄華鬘)に似ていますが
全体に小ぶりで寒冷地適応型です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
ヤマエンゴサクもキケマンと花の一つ一つの形は似ていますが
草丈が圧倒的に違い(ヤマエンサクはキケマンの1/10以下)
全体的にはあまり似ていないので同じ科、同じ属には見えなと思います。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
2年前ほどではありませんが青花も咲いていました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のヤマエンゴサク
ヤマエンゴサクはケシ科の花ですが
一般的なケシの花(ポピー)とは花の構造が全く違うので
花の部位の名前を書き込んでみました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~ササバエンゴサク
ヤマエンゴサクの仲間に何種かあるので
当地で見られるエンゴサクを紹介します。
◎ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科キケマン)
これは前回の旅行記で紹介した白河の関に咲いていたササバエンゴサクです。
草丈や花色の種類はヤマエンゴサクとほぼ同じですが
名前のように葉っぱが細長い笹の葉のようなのが特徴です。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のオトメエンゴサク
◎オトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)
こちらは天栄村立矢川渓谷に咲いていたオトメエンゴサクです。
ぱっと見ではヤマエンゴサクと同じですが
花序先端の小葉がヤマエンゴサクはキザギザの切れ込みがありますが
オトメエンゴサクの小葉に切れ込みはありません。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~隣り村のオトメエンゴサク
オトメエンゴサク(乙女延胡索/ケシ科キケマン属)は
以前、本州に自生するエゾエンゴサクに
分類されていたこともあるそうですが、
現在は本州日本海側の多雪地帯に分布する
日本固有種とされます。
花色は白から青色と多彩です。 -
☆キケマン属色々
福島県で見られるキケマン属は
◎ヤマエンゴサク(山延胡索)
◎ササバエンゴサク(笹葉延胡索)
◎オトメエンゴサク(乙女延胡索)
◎ムラサキケマン(紫華鬘)
◎ヤブシロケマン(藪白華鬘)
◎ユキケマン(雪華鬘)
◎ナガミノツルキケマン(長実蔓黄華鬘)
◎ミヤマキケマン(深山黄華鬘)
などがあります。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~我が家のエゾエンゴサク
こちらは我が家の庭に咲くエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)です。
当然、福島県には自生していないのでメルカリで
極々小さな球根を10球買いました。
昨年蒔いて今年ようやく3株だけ咲きました。 -
★福島・四季・彩々・陽春の候~我が家のエゾエンゴサク
ヤマエンゴサクには無い水色空色です。
北海道には何か所もエゾエンゴサクの群生地があるようですが
浦臼町浦臼神社のカタクリ・エゾエンゴサク群生を見て見たいです。
パステルピンク&パステルブルーのコラボはまさに
メルヘンの世界です。
これで◆福島・四季・彩々・Part120~陽春の候はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、ポチってくれた人には重ねて御礼申し上げます。
一昨日、栃木・群馬・長野・福島の連続強盗犯と見られる
ベトナム人の二人が逮捕されました。
福島県では南会津町荒海の1軒屋に被害がでました。
先月末にこの被害宅近くにある奥会津博物館や滝などに
行ってきたばかりなのでとても驚きました。
近く住民の方が、こんな山奥で侵入強盗があるなんて
全く想像もしなかったと言っていました。
まさに、住民がおっしゃる通りかなり山奥の一軒家で
強盗どころか盗難も無い山奥なのでさぞ驚かれたことでしょう。
大きな怪我が無かったのが何よりですが
これからは田舎だろうが山奥だろうがセキュリティ対策を
しかっかりしなくてならないのは
悲しい時代になってきましたね。
ではまた。 j-ryu
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