「え？どこそこ？」と聞かれまくった温泉津に行って来た：後篇-温泉津・石見銀山-

2024/03/03 - 2024/03/04

出雲・温泉津旅行記の後半です。
出雲大社と島根ワイナリーに訪れた後は、今回のメインである温泉津温泉にやってまいりました。
温泉にじっくり浸かり、翌日は石見銀山を見学して帰ります。

前篇の出雲大社周辺の旅行記はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11892715

エリア 温泉津(島根)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩

出雲観光を終えて、温泉津駅に無事降り立ちました。
本日お世話になる旅館には予約時に到着時間をお知らせしておいたのですが、駅をでたら既にお迎えに来てくださっていました。

駅から温泉津の温泉街までは歩いても行けるけど(10分から15分くらい)ここはもうラクしちゃおう。

温泉津駅 駅

今回お世話になったのはこちらの『のがわや旅館』さんです。良い雰囲気！
お迎えに来て下さった旦那さんもとても感じの良い方で、車内で色々周囲の説明をしながら連れて来てくださいました。

温泉津温泉　のがわや旅館 宿・ホテル

まさかのお部屋でのチェックイン。
女将さんも旦那さんと同様、とても柔らかい物腰の素敵な方でした。
エアコンの風の向きなども気にして下さる心配りに感動した。

「貸切風呂の時間も今決められますよ」と仰って下さったのですが夜は外に飲みに行くのでとりあえず保留で。
とても丁寧なおもてなしを受けたので、心付けとか用意しておけば良かったなあと後悔。ここしばらくビジネスホテルばかり泊まっていたから忘れていたヨ(ﾉ∀`)

では、お部屋の探索と行きますかね。

温泉津温泉　のがわや旅館 宿・ホテル

おお！これこれ、これよー！
旅館に必要な外窓と障子の間のこの空間！！
古い建物はコレだよね♪

これもなっつかしい！この鍵の形、若い子は開け閉めの仕方わからないだろうなぁ。
建て替える前の祖父母の家がこれでしたわ。
古くなると、段々鍵と鍵穴がずれて上手く鍵がかからなくなるのよねｗｗ

今回は朝食付き、バストイレ無しの格安プランだったのですがお部屋のすぐ近くにトイレもあったし、お風呂も廊下の突き当りの階段を降りればすぐだったので全く問題ありませんでした。
朝食会場も同じ階だったしラクだった。

よし、荷物も片付けたし散策に行こうーっと！
明日は９時過ぎには出発しなければならないので、お店が空いている時間にゆっくりお散歩できるのは今日だけなのだ。

温泉津温泉　のがわや旅館 宿・ホテル

ふはは、右も左もなーーーんも無い！素敵！
まさに温泉を楽しむだけの街だ。
世界遺産である石見銀山から掘られた銀は、ここを通って海まで運ばれたんだよね？

夜はのがわやさんのお隣にあるこちらの『路庵』さんに予約を取ってあります。
また後で来るねー。

路庵 グルメ・レストラン

まずはこの土地の神様にご挨拶。
土曜日だと夜に神楽が観られるそうなんだが、残念今日は日曜日だ。
航空券手配してから知った…まぁまたおいでってことですね。

龍御前神社 寺・神社・教会

あら、この狛さんも珍しい形だ。獅子舞っぽい…。
神様に「お邪魔させて頂きます」とご挨拶して散策再会。

やっているのかやっていないのかわからないお店がたくさんあるなｗ
まぁ建物自体にめっちゃわくわくするので問題は無い。
ここはお饅頭とか売っているのかしら。

うすーーーーーく残る「温泉津温泉」の文字。
温泉津を「ゆのつ」と読めたのは、やはり島根出身の後輩ちゃんだけでしたｗ
まぁ普通は読めないよね(ﾉ∀`)

温泉津温泉 温泉

温泉津で一番に有名なのはここ『薬師湯』さんかな？
ガイドブックには絶対載っているもんね。
この丸い部分、建築の観点から見たらすごい手間なんだろうなぁ…。

薬師湯 温泉

お隣は素敵なカフェ♪
インスタ女子の大好物っぽい外観と内装、そして可愛いスイーツの数々。
残念ながらこの日の営業は終わってしまっていましたが、今度はこちらでお茶してみたいな。

ちなみに「店内撮影だけの入店NG」と貼り紙がありました。
写真だけ撮って何も注文しないとか、さすがに意味わからんわ…。

震湯カフェ内蔵丞 グルメ・レストラン

ベンチにたぬきさん発見！
チップさんもお邪魔しますよ。

せっかくだから夕食前にひとっ風呂入っていこう♪
元気な番台のお姉さんに料金をお支払いしていざ入浴。入湯料600円なり

めっちゃ混む時間帯だったのか地元の人もたくさんで芋洗い状態ｗ
でも濃い湯にしっかり浸かれました。熱湯とぬる湯があるけど、どっちもそこそこ熱かったなｗ
湯船のふちに温泉成分がびっしりとこびり付いてガリガリの岩みたいになってましたよー。すごいね！

……で、脱衣所で身体を拭いていたところタオルに何故か血が。

ﾌｧｯ?!(ﾟдﾟ)なんぞこれ？！と思ったら膝に血がにじんでいる。
え？どこでやらかした？

ぽくぽくぽく…(考え中)
チ―ン！

そういえば湯船から上がる際、浴槽内の階段を使えば良いのに湯船のふちに膝ついて上がったわ!!!それだっ！
確かに膝にちょっと痛みが走ったけど、温泉成分でごつごつしているから仕方ないかと思ったんですよね。そのごつごつが思いのほか鋭くてさっくり膝が切れてしまったもよう。

そんなわけで湯船周辺を汚していないか慌てて浴室へ確認しに戻り、傷口を蛇口の水で洗い流して圧迫止血。
怪我し慣れてるから、もう治療は慣れたもんですよ。
傷口に合う数種類の大きさの絆創膏も複数常備してますよ。

薬師湯 温泉

傷を癒しに温泉に来たのに、また傷が増えてしまった。
もう私の膝小僧はサッカー少年と変わりがなく、治療レベルだけが上がっていく…(・ω・)

そんなすったもんだもありましたが、無事に後始末も終えて２階で休憩。
あらーここは円形の部分ですね。真ん中にストーブがあるから湯冷めの心配もないね(というか温泉の効能でぽっかぽか)

薬師湯 温泉

３階に無料コーヒーがありましたのでありがたく頂戴します。

薬師湯 温泉

コーヒーを淹れて２階に戻ったら、ご家族が円形の場所で休憩していらしたので私はその隣のこちらへ。
休憩椅子がたくさんあるのは良いよねー。

薬師湯 温泉

いやぁ良い湯だった。お肌つるっつるですよ！膝はザリザリだけど(自業自得)
さすが泉質最高得点。皆がおススメするのもわかるな。

薬師湯 温泉

薬師湯のちょっと先には元湯があるので、明日はこちらに来てみよう。
めっちゃ熱いらしいけどどれくらいだろうか(・▽・；)ドキドキ

湯治の湯 泉薬湯（元湯） 温泉

本当にイイ感じの温泉街だなぁ。
自然の音しかないからとても静か。歩いている人も殆どいない。

元湯さんの横に薬師如来さまが奉られているお寺がありましたので、ご挨拶に行きますかねー。
どうやらここの裏から元湯の源泉が湧き出ているもよう

あ、ちゃんと元湯温泉の文字が。
で、どこから湧き出ているのん？

って、上か！！
崖の中腹辺りに源泉が湧き出ている場所があるそうです。

このブザーを押すと源泉が湧き出ている音が聞こえる、との事だったので押してみた。
なるほど、ちゃんとポコポコ湧き出る水音がする。明日浸かりにきますね。

さ、そろそろご飯食べに行こうか！
温泉津は良い路地がたくさんあるから写真撮影が捗る。

本日の夕食会場「路庵」さん。
メニューを見る感じイタリアンっぽいんだけど、日本酒もたくさん置いてあるな。

路庵 グルメ・レストラン

おそらく温泉津に泊まる殆どの方はお宿で夕食を召し上がると思います。
私が行った日曜日も、滞在中は私以外誰もお客さんはいらっしゃいませんでした。
ただ、神楽がある土曜日はかなり混むそうなので、行く予定があるならば予約した方が良いかも。

路庵 グルメ・レストラン

イタリアンなメニューばかりだから「煮込み」もトリッパ的なもんだろうと思って注文したら、普通に醤油味の煮込みが出てきた。しかも丼でｗｗｗ
ちょｗここは数人で来る店だったか！

あ、後ろに写っている温泉津ビールおいしかったです。

路庵 グルメ・レストラン

煮込みがしっかり醤油味、しかも量もたっぷりだったので日本酒にシフトチェンジ。利き酒３種飲み比べ(1000円)を頂きます。
温泉津の地酒「開春」から石の顔・亀五郎・生酛純米吟醸の３種をチョイス。

生酛純米吟醸が好みだったなー。煮込みのお汁が良いツマミになった。
あ、後ろに映っているのは前回から一緒に旅している吉田類先生のアクリルスタンドです。

はー美味しかった♪
お外に出たらもう真っ暗。iPhoneさんが良い仕事をしてくれているので写真を見るととても明るいのですが…。

実際はこんなもんよｗｗｗ
照明以外何も見えんｗｗｗ

もうちょい飲もうかな、と薬師湯方面へ歩いて行ったら素敵なお店を発見。
よしよし、お次はこちらの「色-shiki-」さんへお邪魔しましょう。

のがわやのご主人曰く、最近は東京から温泉津に移住して来た方々がこういった古民家をリフォームしてお店を出す事が増えているんだとか。
そういえば外観は古民家なのに中はめっちゃお洒落なコインランドリーとかあったな…。

おじゃましまーす、と入ったらやはり貸し切り。
ゆっくり出来て良いわぁ。内装も素敵だね。

オードブル盛り合わせ的なやつ。
うんうん、色々楽しめて良いね！どれもめっちゃ美味しいー。これはお酒がすすみますわ。

お客さんも他に居ないのでお店の方と色々お話させて頂いたんですが、オーナーさんが東京出身で、しかも移住前に済んでいた場所が我が家のご近所だったｗ
元々飲食関係のお仕事をされていたそうなんですが、イベントで１か月ほど温泉津に滞在したらハマってしまい、こちらで店を出すことにしたらしい。

１時間ほど楽しい時間を過ごさせて頂きお暇。
お部屋で酔い冷ましをしたあと旅館のお風呂も頂きました。こちらもめちゃくちゃ良いお湯だった……！

ちなみにのがわやさん、お布団を敷きに来てくださった際に氷水が入ったポットも置いて行ってくださるお気遣い。素晴らしいなぁ。
ぽっかぽかのままお休みなさーい！

【２日目】
おはようございます。今日は元湯で朝風呂を頂く予定なので、7:30に朝食をお願い致しました。ちなみに朝食会場でのお食事です。

あら、イカのお刺身がある！

温泉津温泉　のがわや旅館 宿・ホテル

エセカレイ？とかいうらしい。よく考えたら酷い名前だ。
パリパリふっくらでとても美味しかった。量も丁度良くて大満足。
朝ごはん美味しかったから、今度はお夕食も付いているプランで泊まろうかな。

お食事後はコーヒーか紅茶をお部屋まで持って来て下さるサービスが。
至れり尽くせりじゃのう。

朝食を終えてお部屋でのんびりしていると、お願いした珈琲が到着。受け皿も可愛いねぇ。
旅館だし朝の珈琲は無理かなーと思っていたけど、このサービスのおかげでしっかり目も覚めた。

温泉津温泉　のがわや旅館 宿・ホテル

それでは、元湯に朝風呂を頂きに行きましょう。
番台のおばーちゃんに入浴料をお支払いしていざ入湯！

湯船は初心者用(ぬるい)、ぬる湯(とても熱い)、熱湯(ものすごく熱い)の３種で、熱いのが結構平気な私でもぬる湯までが限界でした(ﾉ∀`)
熱湯は浸かるのは無理だったのでかけ湯に浸かったｗ

先客は私よりちょっと上(？)くらいのお姉さんがお一人だけで、お話させて頂いた感じ出雲市から来たっぽい。
家から3，40分くらいだからと突然思い立って仕事前にひとっぷろ浴びに来たんだってｗなんだかその行動力に勝手に親近感が湧いた。
しばらくお話した後「それではこれからモーニング食べに行くので♪」と颯爽と去って行かれました。
このお姉さんとはいつかどこかで会いそうだなｗ

湯治の湯 泉薬湯（元湯） 温泉

旅館に戻り、お宿のお風呂にももう一度入ってしばし休憩。
列車の出発時間に合わせて、旦那さんに温泉津駅まで送って頂きました。

女将さんが外までお見送りに来て下さって、最後まで気持ちの良いお宿だったな。
また来まーす！ありがとうございました♪

9:56温泉津⇒10:08仁万

温泉津駅 駅

温泉津駅から10分ほどで仁万駅に到着。
今日はここから石見銀山に向かいます。

仁万駅 駅

仁万駅前にバスが停まっていたのですぐわかった。
石見銀山までのバスが本数少なくてねぇ…。ルートを組み立てるのに本当に苦労して、めちゃくちゃ楽しかったわ←

10:30仁万駅⇒10:48大森代官所前　450円

仁万駅 駅

20分ほどで目的地に到着。
今回は世界遺産センターまで行く時間は無かったので、大森の町並みと龍源寺間歩をメインに散策します。
ってわけで大森の町並みのスタート地点である大森代官所前バス停で下車。

バスターミナルから橋を渡ります。
なんか既に綺麗なんだが？！(・▽・)ワクワク

ひょー！人も居ないし最高だけど一応世界遺産なんだよね？
こんなにガラガラで良いのだろうか。電線も無いから空が広い。

私が子供のころは街のあちこちにあったこの手のたばこ売り場。懐かしい…。

工事中の看板、うさぎが働いとるｗｗｗ
こういうの大好物よ。

広くて気持ち良いねー。

大森の町並み 名所・史跡

ここの郵便局でフォルムカードを買いました。
この手の縦長ポスト少なくなったよね。まだ実家の方では現役ですが(ド田舎)

石見銀山で有名だという神社。
階段に怯んで行かなかったんだけど、テレビでも紹介されるくらいのメイン観光どころだったようで(ﾉ∀`)

下調べをしないとこうなる。

あら、文化センターですって。
なにかこの街のパンフ的なものあるかしら？ちょっとお邪魔してみます。

そうだ、今はひな祭りの時期であった。センター内には可愛いひな人形や、さげもんが沢山飾ってありました。
このうさぎさんの人形も可愛いな。端切れで作ろうかしら。

目論み通り、石見銀山マップを入手。
なるほど私がいるのはここね…ってことは目的地の龍源寺間歩まであと３km近くあるのね。

見なきゃよかった！www

そうは行っても、己の足で進まぬことにはたどり着かないのだ。
町並みを楽しみながら向かいましょう。

大森の町並み 名所・史跡

自動販売機も町並みに溶け込むよう素敵な木枠で囲まれている。
ディズ●ーランドみたいねｗ

「冬来たりなば 春遠からじ」
良い言葉だー。もう春はすぐそこだ。

と思って足元見たら雪が残ってた。え、いつ雪降ったの？！怖っ。

間歩まであと１kmちょい。地味に登りの坂道なのよねー…。
アスファルトで舗装してあるから歩き易いけど、汗だくですよ。
足元に不安のある人は、是非「ぎんざんカート」を使ってください。

石見銀山で第一ねこちゃんはっけーん。
白黒かわいいねぇ。よく見るとお尻の黒い模様がねこちゃんっぽいねぇ。

第二、第三ねこちゃんも発見。
このあと続々と奥から他のねこちゃん達が出てきて囲まれた。何匹いるんだ？？

あ、これこれ。
石見銀山巡りをする際、ぎんざんカートなるものがありましてね。
大森代官所前あたりから龍源寺間歩のちょっと手前までゴルフ場のカートみたいなので運んでくれるんですよ(有料)

時刻表も込みで写真撮ったけど、この手の時刻表はコロコロ変わるんで利用する方は直前に調べてから行ってくださいまし。
結構長距離上り坂を歩くんで、往路はこれ使った方が良いですよ…。

やーーーっと見えてきたよ龍源寺間歩！(のチケット売り場)
MAPには大森の町並みから約45分と書いてあったけど、30分ほどで着きました。

なんとQRコード支払いが出来た。
しかし電波が弱いので、久しぶりにiPhoneを空高く掲げてフラフラする「電波を探す舞」を売り場のおじさまの前で披露してしまった。

(;・ω・)ノ＜電波はどこじゃーい

舞った結果、無事に電波とチケットゲット。
入場料410円なり。

龍源寺間歩 名所・史跡

本当はガイドさんに案内して頂きたかったんだけど、時間が合わなかったんだ。
こういったものは説明有りの方が楽しいと思うので、次回は絶対頼もうと思います。
それでは今日は1人でお邪魔しますよー。

龍源寺間歩 名所・史跡

実は暗所と閉所が苦手なんだけどもねｗ
こんな岩盤を手彫りしたって凄いよね。掘る人、岩や土を運び出す人、岩盤崩落を防ぐ柱を作る人等々役割がちゃんと決まっていたそうな。
岩盤崩落を防ぐ人のお仕事、めっちゃ重要じゃん…！

龍源寺間歩 名所・史跡

ひょー！入っていきなりすごい！
一日にどんだけ掘り進められたのやら(どこかに書いてあったんだろうけど見逃した)
こんな風に電気で照らせる時代ではないから、蝋燭とか行灯の灯りだけで掘っていたんだろうな。めっちゃ暑そう…。

龍源寺間歩 名所・史跡

側道もあちこちにあった。
これだけ頑張って掘ってるんだから、銀を見つけた時は嬉しかったろうなー。

龍源寺間歩 名所・史跡

間歩で立ち入りが許可されている最奥部分。大人がギリギリ一人入れるかどうかの細い場所で、これは女性はともかく男性だと普通にきついのでは？

間歩は一方通行なので、この後順路通りに進みチケット売り場とは違う所に出ました。なかなか興味深い場所だったな。狭くてちょい怖かったけどｗ

龍源寺間歩 名所・史跡

さーて、帰りも歩きますかね…と途中で見つけた看板。
「河童を見かけても餌付けしないでください」とな。

え？河童出るの？遠野の河童は有名だけど石見の河童は知らんかった。
なにげに河童さんって日本全国に生息しているんか。

うまいことぎんざんカートの出発時間に間に合った！
大森代官所跡まで400円で乗せてくれるので、お願いしましょうそうしましょう！
私と3人連れのご家族、計４名を乗せてレッツゴー！
※たぶん５名or６名くらいまで乗れるかと

ただ乗せてくれるだけかと思いきや、ちょいちょい見どころで停まってドライバーさんが説明してくれる。
ここも間歩の一つで、石見銀山には大小合わせれば数えきれないほどの間歩があるそうな。

ご家族は大森の町並み辺りで降りられたので、後は貸し切り。
ドライバーさんに「次どこ行くのー？」と聞かれたので、バスで仁万駅まで戻ることを伝えたら、バス停の場所をしっかり教えてくれた。親切ー！

ぎんざんカートめちゃくちゃ便利だし楽しいです。往路におススメ。

バスの時間まで20分くらいあるから、ドライバーさんに教えて貰った城上神社に行こうかな。この神社の本殿天井に鳴き龍が描かれているんだって。
大森代官所跡から徒歩3分と、すぐ近くでした。

城上神社 寺・神社・教会

ここの鳴き龍、面白かった！
最初、どこで手を叩いたらわからず適当にやったら全く響かなかったんだけど、お賽銭箱の裏にうっすーーーーーーく丸印が描かれていたので、そこで手を叩いたらしっかり龍の鳴き声が。
日光の鳴き龍もそうだけど、不思議だよねぇ。

城上神社 寺・神社・教会

お、亀石がある。
亀石って結構全国で見かけるけど、この亀石ちゃんはもう一つの石と一緒に運ばれる途中、落っこちて道端に置いて行かれてしまったそうな(可哀そう)
で、その後夢の中で「オラも運んでくれ！」と亀石にお願いされた誰だか(忘れた)がしっかりこの地に運んで事なきを得た、というお話。

城上神社 寺・神社・教会

バスの時間になったので仁万駅まで戻りましょう。
仁万駅方面のバス乗り場は、降りた時のバス停からすぐ振り返った所です。

仁万駅の手前に「道の駅ごいせ仁摩」があるので下車してみました。
なんかお洒落なベンチだな。蓋もカラフルでｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!

道の駅 ごいせ仁摩 道の駅

こちらの道の駅はお洒落な品がたくさん。
生鮮食品というよりはお土産用の「ちょっと良いもの」が置いてある感じ。店内もスタイリッシュで素敵でした。

道の駅 ごいせ仁摩 道の駅

道の駅と言えばソフトクリーム。あまおう苺ソフトなんてものがある！苺好きとしては食べなきゃでしょ。
濃厚でサッパリした甘酸っぱさが最高でした♪なんか最近色んなところでソフトクリーム食べてるなｗｗｗ

道の駅 ごいせ仁摩 道の駅

併設しているレストランも安くて美味しそう…。しかしここで食べていたら次の行程が詰むので泣く泣く諦め。
今度両親が石見銀山に行くそうなので、父に情報を流しておいた。
※両親が旅行する際、父が計画を全て立て母はついてくるだけなのです

道の駅 ごいせ仁摩 道の駅

道の駅から仁万駅までは15分くらいかな。
空が広くて気持ち良いわー。晴れていて良かった！雨だったら道の駅は諦めて仁万駅直行予定だったんだよね。

あら、さっき見たのとは違う蓋の絵柄だ。綺麗ねー！

仁万駅のベンチで、コンビニで購入したサンドイッチももぐもぐしていると「7分ほど列車の到着送れます」とのアナウンス。
OK、OK！この後は空港行のバスまで２時間近く出雲市駅で時間潰す予定だから問題ないわよー。

ここら辺は本数が少ないから、乗り継ぎは余裕を持っておかないと本当に危険ですよね。関東周辺みたいな「乗り換え時間３分」などという恐ろしい行程は組めませぬ。

仁万駅 駅

結局15分ほど遅れて出雲市駅に到着ー。
今回は往復この子にお世話になりました。ありがとう、また乗りに来るね。

出雲市駅 駅

あら、ここは龍の絵柄だ。
こういうご当地マンホールって外国にもあるのかな？

出雲市駅 駅

さて、空港バスの出発時間まで何しよう…と考えた結果、風呂に入りに来ました。
こちらは出雲市駅裏にある「らんぷの湯」本当に駅の真裏にあるので、帰りの時間が読みやすい。

出雲駅前温泉 らんぷの湯 温泉

ちなみに、足湯もあるでよ。

出雲駅前温泉 らんぷの湯 温泉

券売機で入浴料をお支払いしていざ入湯！料金900円なり。
ちなみにこの写真の左側に小上がりの休憩所がありました。

出雲駅前温泉 らんぷの湯 温泉

らんぷの湯、というだけあって、あちこちにランプが釣り下げられております。
驚いたのは浴室内の灯りもランプだった事。優しい光で良いよねー。

ここは内湯も良かったけれど露天の一人ヒノキ風呂が最高だった。
小さい一人用サイズのヒノキ風呂が三つあって、のんびり浸かれましたよー。
この時期の露天は暑くもなく寒くもなく最高だなぁ。サウナも水風呂も気持ちよかった。

この施設、サンライズ出雲に乗る前とか最高じゃない？
出雲に乗った瞬間、湯上りで気持ち良くて寝ちゃいそうだけど。

出雲駅前温泉 らんぷの湯 温泉

風呂に入ったら小腹が減ったので、駅併設のこちらのパン屋さんでパンを購入。
そういや今日はお昼がコンビニの小さなサンドイッチだけだったわ。そりゃお腹減るはずだ。

こちらの空港連絡バスで帰りまーす。
松江同様、出雲市駅からも結構な本数出ているのがありがたい。

出雲空港連絡バス (出雲一畑交通 出雲市駅 出雲大社 玉造温泉 ) 乗り物

出発待ちの間に、先ほど買ったラピュタパンをもぐもぐ。
閉店間際っぽかったので、もう焼きたてでもないけれど冷えて硬くなったパンも美味い。

遅延もなく出雲空港に到着。
昨日はバタバタしていて撮れなかったしまねっこさんと２ショット。色見がチップと似てるねーｗ

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

保安検査場を早めに抜けて中のベンチでまったり座っていたんだけど、やはりパン１個じゃ腹は満たされなかった。
羽田に着いてから夕食だとさすがに遅いので、ここで食べちゃおう。

適当に選んだけど、このきつねそば美味しかったです。そういえば今回出雲そば食べなかったわ。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

帰りもちょっと耳が痛かったけれど、往路ほどでは無かった。こんなにも耳が気圧で痛くなる体験は初めてだったのでビビりましたわい。
いつも通り第一ターミナル端っこの出口から端っこのバス乗り場まで延々と歩く…。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

あ、京急バスの新型車両じゃない？

って、チップさん邪魔よ！全然車内が見えないじゃない！
乗客の方が写り込まないよう被せて撮ったら、車内の様子が全くわからないというていたらくｗ

空港バス(羽田空港) 乗り物

今回のお土産。
ほぼ自分の物で友人へは塩とスープを配りましたｗ
山陰楽しいなー。また行こうっと。

次はおそらく鹿児島3日間温泉三昧旅行記です(・▽・)ﾏﾀﾈｰ

この旅行記へのコメント （2）

• ヒバナ☆さん 2024/03/28 18:40:37

  浴衣でヾ(*´∀｀*)ﾉ ｶﾗﾝｺﾛ～ﾝ♪

  心と膝小僧はサッカー少年のミーヌさん、こんばんは～
  
  〉怪我し慣れてるから、もう治療は慣れたもんですよ。
  　傷口に合う数種類の大きさの絆創膏も複数常備してますよ。
  
  えぇっと…
  努力するところはそこじゃない気がしますが(;^_^A
  
  温泉津温泉でどこにお泊りになるか楽しみにしていたら、私と同じのがわや旅館さんでしたか♪ご飯も美味しいし、ホスピタリティの高い素敵なお宿ですよね！また泊まりに行きたいなぁ。「色-shiki-」さんの盛り合わせも美味しそう！
  あ、朝ご飯のお魚はエセ(偽)じゃなくてエテカレイですよ～(笑)
  
  〉土曜日だと夜に神楽が観られるそうなんだが、残念今日は日曜日だ。
  　航空券手配してから知った…
  
  あら、いやだ( *´艸｀;) ←市原悦子さん風に
  ミーヌさんってば、私の旅行記に書いておいたのに～
  https://4travel.jp/travelogue/11835501
  楽しいので、次回はぜひ土曜日に！
  
  　　来月は餃子三昧　　ヒバナ☆

  ミーヌさん からの返信 2024/03/29 12:39:35

  RE: 浴衣でヾ(*´∀｀*)ﾉ ｶﾗﾝｺﾛ?ﾝ♪

  ヒバナ☆さん
  
  > えぇっと…
  > 努力するところはそこじゃない気がしますが(;^_^A
  
  ド正論ッッ！本当にその通りでございますっ！
  私も気を付けているんですが…なぜか怪我が増えていく。
  ちなみに先日行った鹿児島でもちょこっとやらかしました☆彡
  
  そうそう、ヒバナ☆さんと同じのがわや旅館さんにお世話になりましたー。
  とても気持ちの良いおもてなしを受けられるお宿ですね♪
  朝ごはんも美味しかったので次は夕食も付けようと思います。
  お風呂も気持ちよかったー。
  
  そして件のお魚…エテカレイでしたかｗ
  となりでお食事していたご家族が女将さんに魚の名前を聞いてらしたので、それを盗み疑義していたんですが…お父さんの「エセカレイって酷い名前やなぁｗｗｗ」という言葉に「ほんまやなぁ」と心の中で相槌打っていましたｗ
  あのご家族は今もエセカレイだと思っているのだろうな(ﾉ∀`)
  
  神楽は残念でした！
  私は「とりあえずどこか安い航空券ないかなー。あ、出雲この日安いじゃん、ポチッ」という買い方なので、旅程はあとから考えるスタイルなんですよね(・ω・；)
  たまにはちゃんと行き先でのイベント予定も織り込んでチケット買おうと思います。
  次回温泉津に行くときは金・土曜日の日程で！！
  
  餃子三昧がうらやましいミーヌ