春、最後の列車に乗るために ～その4

2018/03/22 - 2018/03/23

春の広島～島根～　お出掛けしてきました
4泊5日もしてしまいました。
メインは本日、2日目の廃線となる『三江線（さんこうせん）』が目的です、
素晴らしい、アトラクションで、自然の中を駆け抜けてくれました。
そして、その日は温泉津温泉（ゆのつおんせん）、
周辺を散策し、せわしく写して廻りました。
どうぞ、良ければ、ご覧下さい。
その4：江津（ごうつ）からレンタカーを借りて、
2泊目は温泉津温泉（ゆのつ おんせん）、でゆったり泊しました。

エリア 温泉津(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JALグループ JRローカル

江津（ごうつ）から国道9号線を北上します。
クルマも少なく、楽々の運転で春の風も感じます。

浄土真宗本願寺と山陰線がクロスする。

なんでこんなところへ・・・国道9号と並走する細い路地にて。

鐘、ついてみた。

誰もいなかったが、
ちょっと、恥ずかしかった。

ちょっと、戻って黒松駅にて

黒松駅 駅

石見福光駅にて
小さな駅舎でした。

石見福光駅 駅

海は強い青と、
空は早く動く雲が春を迎えているような、
日本海側の自然に直面している感じがしました。

琴ヶ浜

ローソン・ポプラ 石見銀山店まで行き、
折り返しての行程です。

琴ヶ浜の鳴り砂
綺麗な砂浜でした。

琴ヶ浜 自然・景勝地

馬路駅にて
海もそれと並走する汽車も味わえる駅。
素晴らしいです！

馬路駅 駅

鈍行と、
後から快速「アクアライナー」同時に見ることができた。

ミラーの奥から快速「アクアライナー」が現れる。

駅を横目に走り去っていく。

そろそろ、行かなくちゃ。

馬路駅 駅

琴ケ浜海水浴場

鞆ヶ浦（ともがうら）
世界遺産石見銀山で産出した銀を陸送した後、
ここ鞆ヶ浦で船に積み込み博多へ移して海外へ流れていった、
その貴重な銀はどこへ行ったのか？　代わりに何が日本に入って来たのか。

遊覧コースにいつかは乗船してみたいな！

海は群青色、綺麗に輝いている、豊かな幸が見え隠れしている。

あんた、誰？　

日本の史跡と言うにふさわしい、秘境であり価値高い地。
石見銀山開発初期の頃、銀を積み出した港として伝えられている。
小さな港には1526年に銀山を発見した 神屋寿貞（かみや じゅてい）が建立したと伝えられる厳島神社や、
船をつなぎ止めるのに使用した鼻ぐり岩が残されている。

鞆の銀蔵 （ とものかなぐら ）
100年以上も経つ古民家を移築改装した1日1組限定の宿。
隣の食堂があり「ボべ飯（貝の炊きこみご飯）」などの郷土料理もいただけます。
宿の前は日本海の絶景が潮騒の音で、
波が凪の時には銀を運んでいた頃の掛け声がに聞こえるようです。

今宵は、
温泉津温泉（ゆのつおんせん）
「旅の宿　輝雲荘」　です。
とても、綺麗な和室です。

三余が今宵の部屋です。

三余とは読書をするのに好都合な三つの余暇。
一年のうちでは冬、一日のうちでは夜、時のうちでは雨降りをいう。
中国三国時代、魏の董遇（とうぐう）が勉学する時間がないと嘆く弟子を諭した言葉。なるほど。

すぐに、温泉津の名湯　薬師湯へ！

お風呂は残念ながら撮影できませんで、
湯船は6人も入れば一杯の鉄分豊富な泉質でした。

こちらは、涼める２階の休憩スペースです。

MAP
これさえあれば。

温泉津温泉（ゆのつおんせん）をぶらり

全国の難読である市町村の集まり第1回全国難読町村サミットが1998年、ここ温泉津町で開催された、残念ながら今は消滅。

温泉津温泉をぶらり

温泉津温泉をぶらり

温泉津温泉 温泉

こちらで夕飯をします、
ちょっと入りにくかったけれど、大正解の居酒屋レストラン、
路庵 （cafe bar ROAN） 。

路庵 グルメ・レストラン

色彩も華やかなサラダと。

お肉も美味しかった、
温泉街では外でお食事するのがお薦めですよ。

この時季はカメムシが多いようで、ほんのり街は香っておりました。

公式マスコットキャラクター「らとちゃん」
螺灯（らとう）：銀山がある坑内での照明を 栄螺（さざえ）の殻に、エゴマ油や菜種油を入れ、綿布や紙などを縒って芯にし、小さな灯りで採掘していたとのことです。すごいな。

なんだか懐かしさがある、
温泉街です、
良いのは観光客が多くないので経時的な衰えだけで味わい深さが出ています、
一度は訪れたかった温泉街であり、ホントに良かったです。

では、また明日！