2019/10/28 - 2019/10/30
238位(同エリア287件中)
実結樹さん
新白河駅を起点に紅葉時季の「甲子温泉大黒屋」と「ブリティッシュヒルズ」に泊まる2泊3日の福島の旅です。
“パスポートのいらない英国” がコンセプトのブリティッシュヒルズ 。
2年前に日帰りで来たことはあるのですが、今回は念願かなって宿泊です。
建築様式が異なる8棟のゲストハウス(宿泊棟)は時代考証に基づき、英国人の設計士に依頼して建てられました。
建築資材はその殆どを英国から取り寄せたそうです。
多分、本物の中世英国を少しだけつまみ食いできたのではないかと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
宿泊初日 2019/10/29(火)
約40分間のマナーハウス見学ツアーは14:40に終了。
チェックインは15:00~なのでレセプションで預けておいた荷物とお部屋の鍵を受け取ります。 -
私に割り当てられたのは「Drake」という敷地内東南のゲストハウスです。
各棟には英国史上で有名な人物の名前が冠されています。
Drakeというのは16世紀に英国人として初めて世界一周を成し遂げた船乗りの名前だそうです。
チューダー様式の建築とのことですが、チューダー様式って何? -
1階の私の部屋は玄関から階段を少し下りた所に在ります。
バリアフリーは論外のホテルです。 -
お部屋のグレードは
・ドミトリー
・スタンダード
・デラックス
・ラグジュアリー
とありますが、私はスタンダードルームに宿泊しました。
じゃらんから申し込んで1泊2食シングルユースで税込29,000円。
8,000ポイントまで使えるので支払いは21,000円でした。 -
ドアノブと共に鍵もアンティークな英国製。
紛失すると6,480円だと言われました。 -
構造上、防音・遮音に期待はできないので配慮してほしいと書いてあります。
裏は(いえ、表が)英語版です。 -
タオル・ハンドタオル・バスタオル・バスローブ・タオルスリッパ・歯ブラシ・カミソリ・ヘアーブラシがベッドの上にありました。
浴衣は当然ありません。 -
クローゼットの中にはウールでできた重たいマントが用意されていました。
ダウンコートなんて無かった時代はこういうのが貴重だったんでしょうね。
翌朝の散歩の際にはお世話になりましたが・・ -
ティーセット
-
紅茶とコーヒーなど
-
カップはノリタケのボーンチャイナでした
-
ガスファンヒーターはいかつい木の箱の中に隠れていて、リビングスペースとベッドルームにそれぞれ1台設置されています。
本体は日本製(リンナイだったかな?)
ちなみにクーラーもありましたが、リモコンは取り外されていました。 -
空気清浄機も日本製
-
鍵型になった部屋の一角にテレビを見られるリビングスペースがあります。
テレビ台の下には冷蔵庫も。
みんな日本製。 -
各部屋に金庫はないので、マナーハウスのロビー階段下の貴重品入れを使います。
(尤も、私、金庫って使ったことはないのですが・・) -
バスルーム。
トイレは流石に中世英国式であっては困ります。
勿論、洗浄機能付き日本製です。 -
猫足のバスタブってどうやって使うんでしょうね?
設置は簡単かもしれないけれど、外にお湯が飛び散らないように使うには、ホント、低い位置でハンドシャワーを使わなければなりません。
バスタブにお湯を張ってその中でボディーソープを溶かして入浴したら、すすぎはどうするんでしょうね?
結局私はかがみ込みながらシャンプーをしておしまいにしました。
中世英国もいいけれど、やっぱり日常生活は現代日本式に限るぞ!! -
ハンドシャワーはいいけれど、一旦止めてしまうとお湯と水の適温割合が崩れるので出しっ放しで使いました。
こんな点でも1℃刻みで設定できる日本式のお風呂は優れものですよね。
外国に行くといつも再認識するのは日本の良さです (^^♪ -
パネルヒーターがあったので、辛うじてシャワーだけの入浴も耐えられました。
タオルは良く乾きました。
脱衣籠の上のチェックのビニールは、私は使わなかったけれど水しぶき除けなんでしょうね。 -
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ボディクリーム・固形石鹸。
デラックスクラス以上のお部屋にはもっとハイグレードなアメニティが置いてあるみたいです。 -
リビングスペースからベッドルーム方向を望む
-
レースのカーテンは下半分だけで可愛らしい。
窓の外は雑木林。 -
チェックインしてから渡された注意書きには飲食物の持ち込みはNGと記載されていました。
そんなことHPのどこにも書いてなかった。
新白河駅周辺で数少ないコンビニで探して買って来た私御用達「麦ホ」は部屋の冷蔵庫で冷えて、お風呂上りに待っていてくれました。 -
場内の自販機でアルコール類は見ませんでした。
お土産のショップでBH特製ワインは売っていましたね。 -
電気のついている2階に行ってみます。
-
各棟にはそれぞれラウンジがあるみたいです。
コーヒーや紅茶が紙コップで用意されていましたが、バスローブで来る訳にはいかないしね・・ -
この日ドレイク棟には私の他、男性の一人泊の方しか居なかったように思います。
当然、ここにも誰も来ませんでした。 -
廊下はシンプルな感じです。
この日、中学生の団体様が200人くらい研修で宿泊していました。
彼らと別の棟だったのは言うまでもありません。
怖いほど静かです。 -
2日目 2019/10/30(水)
昨日は午後ずっと雨模様で真っ白けだったので、朝早く起きて写真を撮ろうと思いました。
この時点で5:20。
空には星もきらめいていたのですが、明るくなる頃には傘を持たずには出歩けない感じになってしまいました。
ゲストハウスは伝統工法のものが8棟と兵舎様式のバラックがあります。これは、
①レン棟(スチュワート様式)
レンとは17世紀のロンドン大火後、町の復興に尽力したオックスフォードの天文学者
予報では今日はピーカンだったのですが標高1,000mはやはり山の天気です。
それに凄く冷えてサブ~。 -
②ベントレイ棟(スチュワート様式)
17世紀の通時的?文献学の創始者 -
③ヘンリーⅡ世棟(ヨーマン様式)
12世紀 歴史上初めて「キング・オブ・イングランド」の称号を得た王様です -
④ホルバイン棟(チューダー様式)
16世紀のヘンリー8世時の有名な宮廷画家 -
⑤ニュートン棟(スチュワート様式)
万有引力を発見したあのニュートンです -
⑥チョーサー棟(ハーフティンバー様式)
14世紀の英国の詩人の父といわれた人物 -
⑦ターナー棟(ジョージアン様式)
18世紀のロマン主義の風景画家 -
⑧ドレイク棟(チューダー様式)
私が泊まった棟です. -
⑨バラック棟は兵舎をイメージした宿泊施設
-
木造の他の宿泊棟とは造りも違い、比較的最近出来たような感じ。
ここにも中学生御一行様が大挙して泊まっていました。
多分ドミトリー形式のお部屋(シャワールーム・トイレ共用)ではないかと思います。
英国の学生寮を模したツインのお部屋です。 -
2階への階段。
以前は要塞のような屋上へも上がれたそうですが、今は行けないようになっています。 -
バラック棟のレセプションを階段上から
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兵舎なので大砲がいくつか周りに展示されています。
向こうに見えるのは「ダイニングホール」ですが、食事処? -
細身の大砲
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バラック棟の近くの妖精の館
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「リフェクトリー」での朝食バイキングに向かう中学生が「ヘンリーⅡ世棟」の脇を歩いています。
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体育館やプールのあるスポーツウイング棟はマナーハウスの西側にあります
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紅葉が綺麗です
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ベンチ
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モミの木の赤い実
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バラックの脇にあるこの建物はスタッフの宿舎?
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次は ③食事編です
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