2019/10/25 - 2019/10/25
7位(同エリア107件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1760冊
- クチコミ1205件
- Q&A回答73件
- 3,460,073アクセス
- フォロワー169人
イスタンブールでトプカプ宮殿の観光を終えた後はバスに乗って初めての長距離移動です。この日はイスタンブールからサフランボルまで移動します。午前10時過ぎに第2ボスポラス大橋を渡り、マルマラ海の最深部に沿って東へ向かいます。最初のトイレ休憩は12時過ぎで、ドライブインでのお昼はボルを越えた先で午後2時になっていました。黒海地方の広大な車窓の風景を眺めながら日が傾き始めた午後4時過ぎにサフランボルに到着しました。まずはフドゥルルックの丘から夕陽に赤く染まりだしたサフランボルの旧市街の眺望を楽しみました。伝統的な街並みを眺めていると昔行ったギリシャとマケドニアの国境に近いカストリアという町を思い出しました。素晴らしい教会建築とフレスコ画があるので、テッサロニキからバスで半日かけて1泊泊まりで行ったことを思い出しました。ガイドのカデルさんのお父さんは黒海沿岸の人でお母さんはギリシャのマケドニアに生まれだと聞きました。これについては1923年のギリシャとトルコの住民交換について知っていなければならず、住民の信仰に基づきトルコ領内のギリシャ正教徒と、ギリシャ領内のイスラム教徒を交換したものです。トルコ領内に居住する正教徒は「ギリシャ人」と看做されてギリシャへ追放され、ギリシャ領内に居住するイスラム教徒は「トルコ人」と看做されてトルコ領内に追放されました。多分カストリアの木造住宅はトルコ系の人々が住んでいたのではないかと思いました。またカッパドキアをホテルの主人とドライブした時に連れて行ってもらったムスタファパシャ(シソナス)も村人全員がギリシャに戻され、残された正教の聖堂はモスクに変えられていました。その後もキプロス紛争などいろいろな問題は現代にも続いています。ツアーではそんな重たいことを考えている人はいないでしょうね。最後にバスに乗り込むと旧市街へ向かってすぐに出発しました。サフランボルの観光と言っても丘からの眺めとカイマカムラル・エヴィ(Kaymakamlar Gezi Evi)という古民家の博物館の見学で終わりです。博物館の建築は非常に興味深くてもっとじっくり見学したいところでしたが、チェックインしたホテルは博物館と同じような造りでした。ツアーの日程は皆さんと晩御飯を食べるところで終わり、その後は妻と2人で旧市街をぶらぶら散歩を楽しみました。団体行動中に見つけたジュエリーショップでは楽しい出会いと良い品に出会え、テラスカフェで地元の人と一緒に歌を謡いながら贅沢な時間が過ごせました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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トルコはエーゲ海地方と黒海地方、地中海地方と中央アナトリア地方、南東アナトリア地方と東アナトリア地方とマルマラ地方の7つに分かれますが、今回は東アナトリア地方以外の6つの地方を旅することになります。イスタンブールを出るとマルマラ地方から黒海地方へと移っていきます。
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イスタンブールを出て1時間もするとバスの右の車窓にはマルマラ海が見えてきます。地図で見るとマルマラ海の最深部だということが分かります。
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内陸の海なので波も無く穏やかな海面はキラキラと輝いています。
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輝く海に浮かぶ貨物船は航跡も見えず、昼寝しているように見えました。
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トルコを旅するということは延々とバスに乗り続けるということで、個人で旅行しているとバス会社のオフィスからセルヴィス(サービスバス)でオトガル(バスターミナル)へ出向き、次の町へ移動して次のオトガルからセルヴィスに乗る繰り返しです。
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今回ツアーに参加したのは妻を伴ってそのバスの乗り換えの煩雑さと途中にある遺跡を見学しながら回れる効率の良さを考えてのことです。それが今回はポーターサービスまでついているという至れり尽くせりのツアーでした。トルコを荷物を持たずに旅することが出来るとは思いもしませんでした。
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更にバスの移動では1時間30分から2時間以内にトイレ休憩がありました。これはドライブインだったりガソリンスタンドだったりといろいろですが、どこも買い物が出来たりお茶が飲めたりと気分転換になりました。
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トゥトゥンチフトリク(Tutunciftlik)という町の「TEM76」というドライブインが最初のトイレ休憩でした。周辺で採れた巨大なカボチャが通路を塞いでいました。
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バスに戻ると添乗員さんから「レストランの到着まで時間があるので差し入れです。」とピスタチオのチョコレートをいただきました。2007年にトルコの食品企業ULKER/ウルケル社はGODIVAを買収したことでも有名です。日本では「ゴディバ」ですが元々は11世紀のイングランドの「ゴダイヴァ夫人」という夫レオフリックの圧政を諌めるためコヴェントリーの街を裸で馬に乗って行進したという有名な伝説の残る女性の名前が由来です。
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先ほどまで右車窓にマルマラ海でしたが、今度は左車窓にサパンカ湖が見えてきました。
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この後も地方が変わってもポプラの黄葉がとてもきれいでした。トルコでは赤く紅葉する木々は少ないようでした。
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一度は禿山になってしまったところへ植樹が進められているように見えました。この辺りはもう黒海地方に入ったようです。
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トルコ全土は高速道路網の建設が進められ、以前は山を迂回していたルートも5キロを超えるボル山トンネルで一直線に進めるようになり、移動時間も格段に速くなったそうです。
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畑と森の繰り返しが延々と続いていきます。
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高速道路から見えた騎馬像のモニュメントです。トルコは文明の十字路というだけではなく、戦いの十字路でもあったのだろうなと感じさせます。
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いくつもの町を通り過ぎながらバスは東へ向かいます。
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ボルの町を過ぎたチャイダートあたりのサービスエリアのレストランでようやくお昼になりました。もう午後2時を過ぎているのでお腹はペコペコです。
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これがツアー最初のランチでしたが、ほとんど11日間この角切り野菜のチョバン・サラタスが出ていました。
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スープも定番のレンズ豆のメルジメッキ・チョルバスが多かったです。何度も旅したトルコですがまずいものが出たことが無いので安心していましたが、ツアー中の食事はどれも旅行会社の工夫が感じられるものでした。
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ドライブインでの食事ではアルコールメニューが出ることはありません。このドライブインではコーラが10TLでした。
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メインはタウック・シシというチキンのケバブです。付け合わせはサーデ・ピラウという松の実入りのシンプルなピラフです。見た目は寂しいですが味は良かったです。
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デザートはチョコレートババロアです。
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出発までは20分ほどの時間があるので、必然的に周りのお店に目が行ってしまいます。どこかでトルコの蜂蜜を買いたいなと思いながら、ここじゃないよなと自分に言い聞かせます。こんな重さ2週間持って歩けないでしょう。
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今回の旅でヘーゼルナッツの生産量世界1はトルコだと知りました。そして日本に輸入されてる95%がトルコ産です。
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ようやくお昼が終わってお腹がいっぱいになると眠くなってくるのは否めません。
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でも車窓の風景があまりに美しくて延々と続く牧草地に羊や山羊や牛の姿を見つけるとファインダーを覗いてしまいます。
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これは何の写真かコメントを書くのも難しいですが、黒海地方の牧草地の牛としか答えられません。
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サフランボルまでは黒海地方ですが翌日からはアナトリア地方に移り、また違った風景の中に羊や山羊や牛がいます。
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バスの中からボッーと昼間の景色を眺めていますが、夜明け前や夕暮れ前にはもっと荘厳な風景になるのだと思います。
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枝ぶりの良い松が1本。ただそれだけの風景です。
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ただ美しいだけの風景が幾度となく繰り返されます。。
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黄金色に色づいたポプラ並木。
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前回のトルコ周遊の旅ではイスタンブールのアジア側の始発であるハイダルパシャ駅からトルコ東部のタトヴァン行きの夜行列車に乗ってカイセリに向かいました。当時は夜行寝台で1,200円くらいでした。
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同室はアルメニア人のおじいさんとクルド人のおじいさんだったのでほとんど会話は成立しませんでしたが、とても親切にしてくださいました。夜が明けた後は列車に連結された食堂車でこんな風景を眺めながらチャイを飲んでいたことを思い出します。
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その時の旅ではCDウォークマンを持っていてエニグマやディープ・フォレストを聴いていました。今回も同じ曲をバスの中で聞いてい入るとその旅の思い出が込み上げてきました。今回の旅ではその時の思い出の人との再会も考えていました。
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カラビュックの町に差し掛かると車窓の風景は一変します。巨大な工場群が現れてます。この辺りは夏場は軽く40度を超える盆地だそうです。
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セメント工場の他にゾングルダクから石炭とマンガン、ディヴリイから鉄鉱石が供給されることからコークス炉、高炉、鋳造所が建設され、トルコの大手製鉄メーカーのカルデミールが本社を構えています。
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午後4時を過ぎてようやくサフランボルの名前が看板に現れました。ここから幹線道路を外れて山へ向かう登り道に入ります。
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わき道に入ってからも40キロほど走った先にサフランボルの村がありました。まずはフドゥルルックの丘へ向かいます。30円くらいの入場料が掛かるようです。
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少し登った丘の上にはサフランボルのロゴが置かれてありました。
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丘の上から眺めたサフランボルの全景です。小さな谷にしがみつくように古い木造家屋が並んでいます。
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ちょうど夕日の綺麗な時間帯でした。
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この時期に組まれたスケジュールなのでこの丘の上で夕日を眺める事が出来たのだと思います。そう考えると良く出来た旅程だと思わざるを得ません。
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この数日後にサングラスの柄が折れて使いものにならなくなりました。望遠レンズも落としてしまい、いろいろなものが壊れてしまった旅でした。
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見晴らし台にはカフェがあり、名産のサフランが売られていました。よく読んでみるとすごい効能が書かれてあります。ガン治療に使われているとは知りませんでした。
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以前は東洋人と言えば日本人ばかりだったトルコですが、イスタンブールのテロ以降その数は激減して、現在は中国や韓国や台湾の観光客ばかりだそうです。中国語では「番紅花」というのを知りました。サフラン茶は1杯10TLと安くはありません。
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丸1日くらいゆっくりしたい場所ですが、滞在できるのは翌早朝までです。
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サフランボルの観光はこのフドゥルルックの丘を含めて2時間ほどですが、夕食の後に時間がありそうなので、トリップアドバイザーやネットの情報を調べておきました。
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サフランボルで一番有名で古いロクムの店も見つけました。あの建物の右側の坂を上っていけば今晩泊まるホテルです。
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ハマムにもゆっくり入りたかったのですが、そこまでの時間は無さそうです。
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タイで買った最高級のシルクのショールをなびかせてロゴの前で記念写真です。
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フドゥルルックの丘からはバスで旧市街に入ります。一番高いところが旧市街を一望できた丘の上の展望台です。
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旧市街のチャルシュ・メイダーヌ(チャルシュ広場)広場でバスを降ります。サフランボルの名産は名前の通りサフランです。
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ここから旧市街の中をガイドさんの説明を聞きながら散歩します。クルミやヘーゼルナッツや乾物を売る古い店が並んでいます。観光化も進んでいますが昔のままの店が多いと思いました。
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我々が一番大きなグループで他に団体ツアーは見掛けませんでした。小さい村なので落ち着いて観光する事が出来ました。
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トルコの国旗をバックに地元のフルーツが並べられています。果物もおいしそうですが、籐で編んだ籠の方に目が止まります。
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サフランボルには猫がたくさんいましたが、猫車(ねこしゃ)と呼ばれる一輪車が置かれてハーブできれいに飾られていました。
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お土産物屋さんの店先にはサフランボルの古民家のマグネットが並んでいました。
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旧市街を少し歩いて「カイマカムラル・エヴィ(Kaymakamlar Gezi Evi)」という古民家の博物館の見学に入りました。入口でシューズカバーを履いて中に入ります。オスマン様式の民家の特徴は2階から3階建てで2階以上が出窓になっています。木造建築ですが1階は石を積み上げて造られています。
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1階にはハヤット(Hayat)と呼ばれる石を敷いた土間があります。現在は農機具などの展示場になっていました。
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女性たちの部屋の窓は格子が嵌められ表から中は伺い知れませんが、中から表を見る事が出来るようになっています。
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2階にはセラムルク(Selamluk)と呼ばれる男性専用のサロンがあります。古典楽器のウードを奏でながらテーブルを囲んで食事が進んでいます。
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隣の部屋はハレム(Harem)と呼ばれる女性専用のサロンで、女性が家族以外の男性の目に触れることがないように隔離されています。
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ここではクナ・ゲジェシ(Kuna Gecesi)という結婚前夜の儀式を再現しています。花嫁の周りをお盆を持った女性家族が回るのだということが分かります。
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床にはこの家の家族が織ったであろう絨毯が敷かれ、夕方の日差しが部屋の奥まで届いていました。
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家族団らんの部屋では食事が行われています。
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奥のソファで刺繍をしている女性の手が動いているのがちょっと不気味です。
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子供をあやす母親のマネキンも動きそうな雰囲気です。なるべくマネキンぽく写らないように写真を工夫しましたが…。
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クローゼットのような観音開きの扉を開けると中は浴室になっていました。この後留まったホテルにも同じようなクローゼットがあったので、開けてみましたが毛布と枕しか入っていませんでした。
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この家の家主のハジュ・メフメット・エフェンディ夫婦であろうマネキンが立っていました。彼が中佐を意味する"Kaim-Makam"と呼ばれていたことから、村の人々はこの家を「カイマカムラル・エヴィ」と呼んだそうです。19世紀初頭に建てられたとされています。
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L形に設えられたソファはサフランボルが発祥だそうです。同じデザインのソファが宿泊したホテルにも設えてありました。機能的ではありませんがサフランボルの伝統的なホテルを選んでくれた旅行会社の心意気を感じます。
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キッチンも興味深い場所でした。マネキンは置かれていませんが調理器具が並んでいるとイメージが湧きやすいです。
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夕刻の日差しが差し込んでいるだけで生活感が感じられ、今でも誰かが住んでいるように感じました。
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錫製の食器の形に合わせた木の刳り貫いた形が面白いです。
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杉材を用いた格天井が時代を経て飴色に変わっていて美しいです。
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ギョズレメを作っているのでしょうか。この光景を見ていたら17年前にパムッカレで泊まったホテルのことを思い出しました。お昼過ぎにチェックアウトして出掛けようと挨拶に行くと、近所の親せきの女性総出でギョゼレメを焼いていました。ホテルの若奥さんは山羊のチーズと葱の入ったギョズレメ新聞紙でくるんで持たせてくれました。
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パムッカレのバス乗り場までギョズレメを食べながら歩いていたら涙が止まらなくなったことも思い出しました。1か月間いろいろな人のお世話になりながらのトルコ周遊の旅でした。
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最後に博物館を出て壁に貼ってあったパンフレットを見ていたら係のおじさんが抽斗の中から1枚取り出してくれました。この博物館の情報はそのパンフレットに書かれていたことです。
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添乗員さんによると本格的なトルココーヒーは炭火で淹れるそうですが、ほとんどの町ではガスに変わっています。ここサフランボルのカフェでは炭火で淹れる店が残っているそうなので夜どこかのカフェに寄りたいものです。
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モスクなどの見学は無くこれでサフランボルの観光は終わりです。
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日が暮れるにつれて木造の家屋に夕日が当たりさらに美しくなりました。
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広場へ戻りながら夜来るときのためにいろいろ店先を見ておきます。可愛らしい女の子がロクムの試食をさせてくれました。「後で来るから。」とお店の名刺まで取りに行ってもらったのですが、行くのが遅すぎてしまいました。
お店の名前は「キャラバン・ロクム(KARVAN LOKUM)」です。 -
もう1軒路地の角にあったアクセサリーの店が気になりました。デザインが素晴らしかったのでこの店もチェックしておきます。お店のご主人にカードをもらって、夜何時までやっているか聞いておきます。
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ハマムにも行きたかったのですが諦めます。一度バスの中に戻って手回りの荷物を持ってホテルに向かいます。トランクはホテルのポーターさんが部屋まで運んでくれるので助かります。
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トルコ周遊でどれだけの猫と出会ったでしょう。普段は猫に接することは無いのですが10年分くらいは触れ合いました。
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サフランボルは冬場は降雪があるので通りの路面はかなり凸凹した石畳になっています。そんな坂道は手回りの荷物を持って歩くだけでも大変です。こんなところをトランクを持っては歩けないでしょう。
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この日の宿泊は旧市街の中の「カディオール・シェフザーデ・コナウ(Kadioglu Sehzade Konaklari)」という地球の歩き方にも掲載されている古民家のホテルでした。
事前にバスの中でくじ引きがあり2棟に分かれる部屋割りをしていました。我々は本館の3階の部屋でした。夕食前に中庭を挟んだ別棟にも入ってみましたが雰囲気は本館の方が良かったように思います。 -
1フロアに角部屋が4部屋しかなく残りは階段と談話室と祈祷室とバスルームと中央にホールが設けられています。
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祈祷室にはお祈りに使うものが用意されていました。実際に夜のお祈りしている方がいました。
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小さいながら談話室もありましたが、まだツアーのメンバーの顔も覚えていないくらいなので使うことはありませんでした。
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部屋はクイーンサイズのベットとシングルサイズのベットが2床でした。
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コーナーにはサフランボルの伝統的なソファが設えてあります。まるで先ほど見学してきた博物館に泊まるようです。
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写真では明るく写っていますが実際はかなり暗かったです。正直懐中電灯が必要なほどです。今回ネムルート山の早朝登山とカッパドキアのバルーンように懐中電灯を持ってきましたが、ここで役に立つとは思いませんでした。
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昔は暖炉で暖を取っていたようですが、窓際にパネルヒーターがあって午後8時以降は暖かくなりました。
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バスルームは小さなシャワーブースだけで皆さんが一斉にシャワーを使う時間帯は水になってしまうようでした。
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アメニティはほとんどなく冷蔵庫も無いので、窓の表に水などは出しておいたら程よく冷たくなっていました。
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部屋には補助用のランプがありましたが、枕元が多少明るい程度です。
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階段のランプシェードは竹ひごで編んだもので、ちょうちょのデザインになっていました。
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食事の集合時間前に2階のパブリックスペースを見てみます。
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上の階よりはデザインされている気がします。
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中庭を挟んだ別棟の中も見てみましたが本館の方が良さそうでした。
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本館と別館以外にも買い足して増やしたのか、別棟が7号館くらいまであるようでした。朝食は本館の2階ですが夕食は少し離れたレストランになります。
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駐車場の先の車道の先に伝統的家屋のホテルがあり、石造りの1階部分がレストランになっていました。
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ホテルと同じ経営のレストランなので上の階は客室になっています。
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行燈になったメニューもありましたが、我々はセットメニューをいただきます。
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飲み物はビールが18TLでした。日本円で約350円です。ツアー中では一番安いレストランでした。お昼にビールが飲めなかったので今回初エフェスビールです。
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サラダにはオリーブオイルとビネガーで味を調えますが、ザクロソース(Nar Ekisisi)が最高の味を提供してくれます。
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スープは濃厚なレンズ豆のスープです。これは店によって味が違うのが面白いです。
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メインは鉄板でぐつぐつ煮込まれた熱々のキョフテでとても美味しかったです。
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そして付け合わせのご飯はお昼と同じサーデ・ピラウという松の実入りのピラフですが、バター味が効いていて美味しかったです。
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レストランから添乗員さんと一緒にトルココーヒーを飲みにいかれた方もいましたが、我々は一度部屋に戻り2人で夜の街へ繰り出します。
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ホテルの前がどれくらいの傾斜になっているか分かると思います。
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右側が宿泊したホテルの建物です。
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遊びに行くには坂を下るだけですが、帰ってくるには坂を登らなければなりません。
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暗い道ですがサフランボルはトルコの中でも治安が良いと言われているそうです。この辺りは夜歩いている人の姿もありません。
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坂を下り切ったところに「イムレン・ロクムラリ(Imren Lokumlari)」というサフランボルで一番古いお菓子屋さんがあります。創業者のヒダエット・セザールは1926年にサフランボルで生まれ、1938年に初等教育を修了すると当時の最高の名人と言われた菓子職人の弟子なります。4年後に古いバザールの中にイムレン・ターキッシュ・ディライトを開きます。
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美味しそうなロクムが並んでいます。ホームページもあるので旅行前からここで買うことは決めていました。賞味期限は約2か月なので日本に持って帰っても大丈夫です。
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お店に入ると手前のカフェに1組くらいお客さんがいましたが、奥のお菓子売り場はガラガラでした。店のご主人にいろいろ聞きながら片っ端に試食させていただきました。チョコレートコーティングしたものは試食用が無くなると、新しい商品を開けて食べさせてくれました。カウンターの奥には工場があるようで、奥さんらしい方がいらっしゃいました。
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過去の旅行ではロクムは甘すぎて好きではありませんでしたが、歳と共に美味しさが分かるようになったのか、この店のロクムが甘さ控えめだったのか、おいしくて手が止まりません。創業時のロクムより古いお菓子と2種類のロクムの入ったミックスとチョコレートコーティングしたロクムとこの町でしか食べられないサフランのロクムの3種類を全部で12箱買ってしまいました。
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更にバラのジャム2瓶(8TL)にサフランのコロンヤ(5TL)など安さのあまりに母や弟夫婦へのお土産に買ってしまいます。荷物がさらに5キロほど重くなりました。
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この店にはサフランも置いていて一番小さなものは1個10TLでした。旅行の初日のドバイの空港で母の病気の件を弟から聞いたので、抗がん作用のあるサフランをもっと買ってくればよかったかなと後悔しています。5~6本をお湯に入れてサフラン茶にするのが良いみたいです。
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トラピックスの最終案内にエミレーツのエコノミー航空は荷物が25キロまでと書かれてあり、ホームページで調べてみても同じように書いてあったので、出国時は15キロほどに抑えていました。後日添乗員さんと話していて「eチケットには30キロと書かれてありましたよ。」と聞くまでは2人で重い物は買え控えていました。
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夕方歩いた旧市街をぶらぶらと散歩しました。夜の方が風情があって楽しそうなのはすぐに分かりました。
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「ヴァフデト(VAHDET)」という木工製品の店にも来たいと思っていました。
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ものすごい量の木で造られた杖や調理器具やアルファベットの切り文字や玩具が所狭しと並んでいます。どれもすごく安いのでついつい欲しくなってしまいます。
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特に調理用のへらやお玉などを手に取っていると、妻から「白木の調理器具はダメよ。日本で使ったらすぐにカビちゃうから。」とダメ出しが出ます。
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白木のコマが1個1TL(20円)。これをたくさん買ってきて8歳の姪と色塗りしたら楽しかっただろうなと写真を見ながら後悔しました。サンクト・ペテルブルグで買ってきた白木のマトリョーシカは受けましたから。
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名刺をもらった「エイルル・タキ(EYLUL TAKI)」というジュエリー屋さんにも立ち寄りました。店のおじさんも覚えてくれました。
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なかなかセンスの良いものが並んでいますが、この店のご主人がデザインして造っているそうです。英語はあまり通じず彼のスマホの翻訳アプリでの会話です。便利な世の中になったものです。
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最初に気に入ったのがこのヒッポカムポスです。ギリシャ神話に登場する動物で胴体の後半分が魚の尾になっています。ノルウェーとイギリスの間の海に棲んでいて、ポセイドンの乗る戦車を牽くことでも有名です。翻訳ソフトでは「タツノオトシゴ」でしたが、多分「Seahorse」(海馬)を訳すとそうなるのだと思いました。
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妻が選んだのはビザンチンのデザインをモチーフにしたこのネックレスで、石はシトリンが2つとゴールドとシルバーの組み合わせが素敵です。ご主人によると日本人のお客さんが来たのは4年ぶりだということでした。日本人の観光客はどれだけ減っているのでしょう。ここから値段交渉していると。
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「2個買った方が安くなるんじゃない。」とターキッシュ・ルビーが美しいネックレスを妻が出てきます。こちらはスルタンのお妃の帽子飾りがモチーフになっています。値段は計量器で測って算出しますが最初はカードのコミッションなんて話もありましたが30%くらい値引いてくれて170TLのネックレスチェーン2本をサービスにしてくれました。
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このおじさんがお店のご主人です。2つで3万円くらいにしていただいたので大満足のお買い物です。何よりモチーフがトルコらしいのが気に入りました。これで旅の最後の方に組み込まれている「トルコ石のお買い物」は大丈夫だと思っていたのですが、妻はまだ買うつもりでいました。
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「サラコグル・コーヒー(Saracoglu Kahve)」というカフェでトルココーヒーを飲むことにしました。添乗員さんたちが行ったお店は分かりませんでしたが、夜10時近いのでもう帰られたでしょう。
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我々のコーヒーが追加されたところで砂糖を入れるお願いをしていなかったことに気が付きました。普通はこの時点で砂糖を入れます。
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でもテーブルに砂糖が置いてあったので後から入れても大丈夫なようです。
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しばらくするとこんな豪華なセットセットが出てきました。値段も聞かずに「コーヒー2つ。」なんて注文してしまったので一瞬焦りましたが、見渡すと他の人もみな同じでした。コーヒーのカップ以外に蓋付の水のカップとザクロジュースのカップとロクムの入った容器もあります。
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コーヒーが出来上がってきました。妻は本格的なトルココーヒーは初めてです。
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混ざったコーヒー豆が沈殿するまでしばらく待ちます。
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この店はかなり大きく建物の中にも席はあるのですが、季節も良くて寒くも無いので表のテラス席が賑わっていました。賑わっている理由はこのバンドの生演奏で、周りのお客さんも彼らと一緒に歌を謡っています。
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ここで気が付いたのですが我々以外のお客さんはみなトルコの人ばかりでした。カメラを構えていたらみなさん笑顔を送ってくれましたが、その時は暗くて分かりませんでした。トルコ語が分からないのでハミングするだけですが、地元の人と一緒になって贅沢な時間が過ごせました。
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ホテルへ戻る途中の小さな雑貨店でザクロソース(Nar Ekisisi)を買おうと思ったのですが大瓶のペットボトルしかなかったので諦めました。1リットルで120円くらいなので日本で買う1/10くらいでしょうか。この後スーパーに行く暇が無かったので、小瓶を変えたのはカラハユットの雑貨店でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- senda3さん 2019/11/14 16:31:52
- 画像が素晴らしい!
- 画像が素晴らしいですねえ。
感嘆です。
私も先年、スペインからの帰り、イスタンブールに1週間滞在し、トルコファンになりました。
が、記述にあるように、その他の土地に行くにはちょっと面倒だと。
差支えなければ、現地で使われたツアー、旅行会社の名前など教えていただけませんか。
よろしくお願いします。
- kojikojiさん からの返信 2019/11/14 17:00:03
- Re: 画像が素晴らしい!
- 旅行記にお立ち寄りいただきありがとうございます。
旅行会社ですが今回は阪急交通社のトラピックスに乗ってしまいました。
ただ阪急交通社は現地のDORAK社という大手の会社に委託していたようです。
DORAK TOUR http://www.dorak.com/
という会社ですが、個人のツアーなどをアレンジしているかは分かりません。
今回の日本発のツアーですが、コスパは非常に良かったので、ご希望に合うものを探されると良いかもしれません。
この後カッパドキア編で出てきますが、ギョレメにヤマツアーという会社があり、日本人の石河さんという女性の方がいらして、とても親切に応対してくださいました。
YAMA TOUR http://www.yamatours.com/indexjp/indexjp.html
参考になれば幸いです。
またお時間がありましたら、旅行記にお立ち寄りください。
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旅行記グループ 2019 トルコ周遊の旅
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