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≪2018年ドイツの春:フランケン地方・オーバープファルツ地方の旅≫<br />2018年5月10日(木)~5月24日(木)15日間<br /><br />目的地:バイエルン州フランケン地方・オーバープファルツ地方を中心に巡る。<br />(ニュルンベルクを中心としたFrankenフランケン地方、レーゲンスブルクを中心としたOstbayern東バイエルンのOberpfalzオーバープファルツ地方)<br /><br />①5月10日Spessartシュペッサート地方の選帝侯の古城ホテル ヴァイバーヘーフェに泊まる<br />②5月11日ウンターフランケン地方の要塞都市デッテルバッハ<br /><br />写真は要塞都市デッテルバッハの様子

2018年ドイツの春:②ウンターフランケン地方の要塞都市デッテルバッハ

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2018/05/10 - 2018/05/24

26位(同エリア250件中)

jijidaruma

jijidarumaさん

≪2018年ドイツの春:フランケン地方・オーバープファルツ地方の旅≫
2018年5月10日(木)~5月24日(木)15日間

目的地:バイエルン州フランケン地方・オーバープファルツ地方を中心に巡る。
(ニュルンベルクを中心としたFrankenフランケン地方、レーゲンスブルクを中心としたOstbayern東バイエルンのOberpfalzオーバープファルツ地方)

①5月10日Spessartシュペッサート地方の選帝侯の古城ホテル ヴァイバーヘーフェに泊まる
②5月11日ウンターフランケン地方の要塞都市デッテルバッハ

写真は要塞都市デッテルバッハの様子

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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  • 5月 11日 (金): 晴れ 、 21℃、 120km<br /><br />古城ホテル ヴァイバーヘーフェ出発9:00 ->L?・B22・A3 70km(Wuerzburgヴュルツブルク)->A3 23km・B22・L? 6km Dettelbachデッテルバッハ ->L? 10km (Schloss Hallburgハルブルグ城)->L? 5km  Wallfahrtskirche Maria im Weingartenマリア巡礼教会・Volkachフォルカッハ ->L? 2km Volkachフォルカッハ->L? 4km Hotel &amp; Restaurant Vogelsburg ホテル・レストラン(鳥の城)16:20着。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:本館正面

    5月 11日 (金): 晴れ 、 21℃、 120km

    古城ホテル ヴァイバーヘーフェ出発9:00 ->L?・B22・A3 70km(Wuerzburgヴュルツブルク)->A3 23km・B22・L? 6km Dettelbachデッテルバッハ ->L? 10km (Schloss Hallburgハルブルグ城)->L? 5km  Wallfahrtskirche Maria im Weingartenマリア巡礼教会・Volkachフォルカッハ ->L? 2km Volkachフォルカッハ->L? 4km Hotel & Restaurant Vogelsburg ホテル・レストラン(鳥の城)16:20着。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:本館正面

  • *4:30、いつものように早い目覚めである。徐々に明るくなり、鳥たちの鳴き声も甲高くなってくる。時差を感じるのはこの時期だ。6:30にシャワーをゆっくり浴びる。<br />今日は天気も良さそうで有りがたい。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:本館から左手にレストラン棟や時計塔

    *4:30、いつものように早い目覚めである。徐々に明るくなり、鳥たちの鳴き声も甲高くなってくる。時差を感じるのはこの時期だ。6:30にシャワーをゆっくり浴びる。
    今日は天気も良さそうで有りがたい。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:本館から左手にレストラン棟や時計塔

  • 久しぶりのドイツの朝食は7:30~8:00に別館にある朝食の間(テラス風なレストラン)で食べた。<br /><br />朝食代はEuro38だけにこれがなかなか豪勢なもので、三段重ねスタイルは古城ホテルではあまり見かけないものでした。<br />ツイツイ、ドイツの朝食は食べ過ぎてしまう。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:ドイツの朝食

    久しぶりのドイツの朝食は7:30~8:00に別館にある朝食の間(テラス風なレストラン)で食べた。

    朝食代はEuro38だけにこれがなかなか豪勢なもので、三段重ねスタイルは古城ホテルではあまり見かけないものでした。
    ツイツイ、ドイツの朝食は食べ過ぎてしまう。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:ドイツの朝食

  • 日本でほとんど食べないゆで卵もこれから毎食のように食べたくなるから面白い。お気に入りのドイツらしいハチミツはたっぷりつけて食べられるのが一番うれしい。<br /><br />コーヒーもドイツのものは何故か美味い、紅茶党の家内も水があっているから香りも味も良いと言う。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:ドイツの朝食

    日本でほとんど食べないゆで卵もこれから毎食のように食べたくなるから面白い。お気に入りのドイツらしいハチミツはたっぷりつけて食べられるのが一番うれしい。

    コーヒーもドイツのものは何故か美味い、紅茶党の家内も水があっているから香りも味も良いと言う。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:ドイツの朝食

  • 朝食後はホテル内や庭内の散歩だ。<br /><br />少し無理を言って、グルメレストランに入れてもらった。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:グルメレストラン内

    朝食後はホテル内や庭内の散歩だ。

    少し無理を言って、グルメレストランに入れてもらった。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:グルメレストラン内

  • かつてミシュラン2星レストランだったことが納得できるように、なかなか洒落たレストランだった。次回の宿泊は食事の機会があると良いなと思ったが。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:グルメレストラン内

    かつてミシュラン2星レストランだったことが納得できるように、なかなか洒落たレストランだった。次回の宿泊は食事の機会があると良いなと思ったが。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:グルメレストラン内

  • 写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:グルメレストラン内

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:グルメレストラン内

  • テラスレストランの横にもう一つのレストランがあり、こちらは郷土料理が主体の感じだった。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:少しくだけた感じのレストラン

    テラスレストランの横にもう一つのレストランがあり、こちらは郷土料理が主体の感じだった。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:少しくだけた感じのレストラン

  • 古城ホテルの裏手に回ろうとすると、マインツ選帝侯でしょうか?城壁に蔦と共に像があります。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:蔦と共に像が

    古城ホテルの裏手に回ろうとすると、マインツ選帝侯でしょうか?城壁に蔦と共に像があります。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:蔦と共に像が

  • 庭園の入口に看板があります。見てみると、狩りの城館「castrum vivariumカストルム・ヴィヴァリウム」からSchloss Rothenbuch古城ホテル ローテンブーフ城に至る「Der Kurfuerstenweg選帝侯の道」が創られているようで、その案内板が立っていました。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:「選帝侯の道」の案内板

    庭園の入口に看板があります。見てみると、狩りの城館「castrum vivariumカストルム・ヴィヴァリウム」からSchloss Rothenbuch古城ホテル ローテンブーフ城に至る「Der Kurfuerstenweg選帝侯の道」が創られているようで、その案内板が立っていました。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:「選帝侯の道」の案内板

  • 古城ホテルの裏手は広大な庭(約 10ha)となっていて、大きなシャクナゲの茂みが幾つもあり、今は満開だ。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:大きなシャクナゲの茂み

    古城ホテルの裏手は広大な庭(約 10ha)となっていて、大きなシャクナゲの茂みが幾つもあり、今は満開だ。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:大きなシャクナゲの茂み

  • 写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:シャクナゲの拡大

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:シャクナゲの拡大

  • 写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:さらにシャクナゲの拡大。<br />この花を見ていたら、ベルギーのGentゲントの南18Km 、マールケダル市の中心地から4 kmの所にあるHostellerie Shamrock オステルリー・シャムロックを思い出した。1980年代に一度宿泊したホテルだが、優雅な庭園に囲まれた英国風のマナーハウスにはたいへん大きなシャクナゲの木と見事なシャクナゲの並木があった。

    イチオシ

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:さらにシャクナゲの拡大。
    この花を見ていたら、ベルギーのGentゲントの南18Km 、マールケダル市の中心地から4 kmの所にあるHostellerie Shamrock オステルリー・シャムロックを思い出した。1980年代に一度宿泊したホテルだが、優雅な庭園に囲まれた英国風のマナーハウスにはたいへん大きなシャクナゲの木と見事なシャクナゲの並木があった。

  • 写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:城館・・・こちらは大きな催しや会議場に使用されているようだ。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:城館・・・こちらは大きな催しや会議場に使用されているようだ。

  • 写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:左が本館

    イチオシ

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:左が本館

  • 散歩道にも高々としたマロニエの白い花(赤もある)が満開でした。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:マロニエ

    散歩道にも高々としたマロニエの白い花(赤もある)が満開でした。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:マロニエ

  • シャクナゲ、マロニエ、ライラック、そして菜の花、タンポポ、連翹(れんぎょう)、モクレン、林檎などの白い花・・・これらの花々はドイツの春の到来とともに咲きだすのだ。これを見ると、なんとなく嬉しい。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:マロニエの花の拡大

    シャクナゲ、マロニエ、ライラック、そして菜の花、タンポポ、連翹(れんぎょう)、モクレン、林檎などの白い花・・・これらの花々はドイツの春の到来とともに咲きだすのだ。これを見ると、なんとなく嬉しい。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:マロニエの花の拡大

  • 写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:庭園側から見た私共の部屋です。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:庭園側から見た私共の部屋です。

  • 8:45、チェックアウト、家内の車の座席を修正し、ナビも今日の最初の目的地Dettelbachデッテルバッハを入れる。<br /><br />9:00、ヴァイバーヘーフェを出発し、真っすぐデッテルバッハに向かう。この町は初めての訪問になる。<br />この旅は何度か訪れた地域なのだが、やはり旅は“点”を繋いでいるにすぎないので、今回の旅でも初めて訪れる町や村も多い。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:昨夜、夕食を食べた暖炉の間

    8:45、チェックアウト、家内の車の座席を修正し、ナビも今日の最初の目的地Dettelbachデッテルバッハを入れる。

    9:00、ヴァイバーヘーフェを出発し、真っすぐデッテルバッハに向かう。この町は初めての訪問になる。
    この旅は何度か訪れた地域なのだが、やはり旅は“点”を繋いでいるにすぎないので、今回の旅でも初めて訪れる町や村も多い。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:昨夜、夕食を食べた暖炉の間

  • 《Frankenフランケン》<br />Frankenフランケンはほぼ丘陵地帯と言える。西をSpessartシュぺッサート山地、東をSteigerwaldシュタイガーの森に囲まれた一帯がフランケン地方と呼ばれる。<br /><br />フランケン地方はドイツでもっともゲミュートリッヒ、つまりくつろげて楽しい地方と云われています。フランケン地方は元々バイエルン州ではなく、1806年にバイエルン王国に併合され、その後のバイエルン州に留まったものである。面白い事に200年以上たった今もフランケン地方に対する愛着や独立精神があり、宗教的にもバイエルンは元来カトリック教徒が多く、フランケン地方はプロテスタント教徒が多い。<br />フランケン地方はオーバーフランケン(バイロイト)、ミッテルフランケン(アンスバッハ)、ウンターフランケン(ヴュルツブルク)の3つがある。<br /><br />写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:レンタカーセアト・レオン・2000ccで、さてこれから出発です。

    《Frankenフランケン》
    Frankenフランケンはほぼ丘陵地帯と言える。西をSpessartシュぺッサート山地、東をSteigerwaldシュタイガーの森に囲まれた一帯がフランケン地方と呼ばれる。

    フランケン地方はドイツでもっともゲミュートリッヒ、つまりくつろげて楽しい地方と云われています。フランケン地方は元々バイエルン州ではなく、1806年にバイエルン王国に併合され、その後のバイエルン州に留まったものである。面白い事に200年以上たった今もフランケン地方に対する愛着や独立精神があり、宗教的にもバイエルンは元来カトリック教徒が多く、フランケン地方はプロテスタント教徒が多い。
    フランケン地方はオーバーフランケン(バイロイト)、ミッテルフランケン(アンスバッハ)、ウンターフランケン(ヴュルツブルク)の3つがある。

    写真は古城ホテル ヴァイバーヘーフェ:レンタカーセアト・レオン・2000ccで、さてこれから出発です。

  • <Unterfrankenウンターフランケン地方><br />バイエルン州の北西部を占め、南西はバーデン・ヴュルテンベルク州と、西はヘッセン州、北はテューリンゲン州、東は同じくバイエルン州のオーバーフランケン、南東はミッテルフランケンと境を接する。ウンターフランケンを貫いてマイン川が流れており、その流域の人々はその土地を「マインフランケン」と呼ぶ。<br />ウンターフランケンの経済の中心は、アシャッフェンブルク、ヴュルツブルク、シュバインフルトにあり、マイン川沿いに中級中心都市(ミルテンベルク、ロール・アム・マイン)が位置する。<br />行政管区の本部はヴュルツブルクにある。人口130万人。<br /><br />写真はWappen_von_Dettelbachデッテルバッハの紋章

    <Unterfrankenウンターフランケン地方>
    バイエルン州の北西部を占め、南西はバーデン・ヴュルテンベルク州と、西はヘッセン州、北はテューリンゲン州、東は同じくバイエルン州のオーバーフランケン、南東はミッテルフランケンと境を接する。ウンターフランケンを貫いてマイン川が流れており、その流域の人々はその土地を「マインフランケン」と呼ぶ。
    ウンターフランケンの経済の中心は、アシャッフェンブルク、ヴュルツブルク、シュバインフルトにあり、マイン川沿いに中級中心都市(ミルテンベルク、ロール・アム・マイン)が位置する。
    行政管区の本部はヴュルツブルクにある。人口130万人。

    写真はWappen_von_Dettelbachデッテルバッハの紋章

  • <Der Mainマイン川><br />マイン川Mainはドイツを流れる河川で、ライン川の支流にあたる。<br />バイエルン州に二つの源流をもち、一つはDer Roter Main赤マイン川、もう一つをDer Weisser Main白マイン川と呼ぶ。<br />ドイツ国内を東からフランケン地方を抜けて西に横断し、ヘッセン州のマインツでライン川に合流する。<br />バイエルン州から湧き出す白マイン川(マイン川右岸、北部の源流である。この川はフィヒテル山地に湧出し、クルムバッハ南西部のシュタイネンハウゼン地区で赤マイン川と合流する。全長は52km 。白っぽい土壌(花崗岩質)からなる白マイン川の水源が白く濁った川を生み出す所以である)と、赤マイン川(この川はフレンキシェ・シュヴァイツのリンデンハルトの森に湧出し、クルムバッハ近郊で白マイン川と合流する。全長73kmで標高差283mを流れ下る。この川はローム質の土壌から湧出する。特に降雨の後は多くの泥土が川に流れ込み、赤褐色の濁った色を付けるので、赤マイン川と呼ばれる)が、クルムバッハ付近で合流してマイン川となる。<br />その後は西へと流れて、バンベルク、ヴュルツブルク、ヴェルトハイム、ハーナウ、フランクフルト・アム・マインなどを通過して、マインツでライン川に合流する。全長は524kmである。<br /><br />写真はデッテルバッハの旧市街地図:マイン川は地図の右下から大きな蛇行をしていく。

    <Der Mainマイン川>
    マイン川Mainはドイツを流れる河川で、ライン川の支流にあたる。
    バイエルン州に二つの源流をもち、一つはDer Roter Main赤マイン川、もう一つをDer Weisser Main白マイン川と呼ぶ。
    ドイツ国内を東からフランケン地方を抜けて西に横断し、ヘッセン州のマインツでライン川に合流する。
    バイエルン州から湧き出す白マイン川(マイン川右岸、北部の源流である。この川はフィヒテル山地に湧出し、クルムバッハ南西部のシュタイネンハウゼン地区で赤マイン川と合流する。全長は52km 。白っぽい土壌(花崗岩質)からなる白マイン川の水源が白く濁った川を生み出す所以である)と、赤マイン川(この川はフレンキシェ・シュヴァイツのリンデンハルトの森に湧出し、クルムバッハ近郊で白マイン川と合流する。全長73kmで標高差283mを流れ下る。この川はローム質の土壌から湧出する。特に降雨の後は多くの泥土が川に流れ込み、赤褐色の濁った色を付けるので、赤マイン川と呼ばれる)が、クルムバッハ付近で合流してマイン川となる。
    その後は西へと流れて、バンベルク、ヴュルツブルク、ヴェルトハイム、ハーナウ、フランクフルト・アム・マインなどを通過して、マインツでライン川に合流する。全長は524kmである。

    写真はデッテルバッハの旧市街地図:マイン川は地図の右下から大きな蛇行をしていく。

  • アウトバーンA3は思っていたほど渋滞はなく、そのままA3を走り、インターのDettelbachデッテルバッハでおり、北にむかってL?6kmを走って行く。<br /><br />デッテルバッハに入って直ぐにスーパーマーケットLidlリドル(世界中に約8,000店舗を展開するドイツの企業、小さな町にも必ずある)が目につき、観光前にお水(Stillガス無し)12本Euro5.28(保証金込みの701円)を購入した。<br /><br />最近はホテルも水の瓶(0.3~0.5Lを2本)をサービスしてくれているが、ドイツでは健康に良いからと、ガス入りを好む人も多いが、これが苦手な私共はこれで一安心である。<br /><br />写真はデッテルバッハ:市城壁に家が付いている。

    アウトバーンA3は思っていたほど渋滞はなく、そのままA3を走り、インターのDettelbachデッテルバッハでおり、北にむかってL?6kmを走って行く。

    デッテルバッハに入って直ぐにスーパーマーケットLidlリドル(世界中に約8,000店舗を展開するドイツの企業、小さな町にも必ずある)が目につき、観光前にお水(Stillガス無し)12本Euro5.28(保証金込みの701円)を購入した。

    最近はホテルも水の瓶(0.3~0.5Lを2本)をサービスしてくれているが、ドイツでは健康に良いからと、ガス入りを好む人も多いが、これが苦手な私共はこれで一安心である。

    写真はデッテルバッハ:市城壁に家が付いている。

  • <Dettelbachデッテルバッハ>   10:30~13:15<br />http://www.dettelbach.de/<br /><br />デッテルバッハはウンターフランケン地方のKitzingenキッチンゲン行政区の町で、マイン川沿いに発展した。ヴュルツブルクから東に20km程の距離にある。<br /><br />マイン川に対して東西に長い長方形の城塞都市を形作った旧市街は小さい。まず車でざっと見て回ると、市城壁の外側に無料の駐車場を見つけた。<br /><br />写真はデッテルバッハ:Mauerturm城壁塔の一つ。

    <Dettelbachデッテルバッハ>   10:30~13:15
    http://www.dettelbach.de/

    デッテルバッハはウンターフランケン地方のKitzingenキッチンゲン行政区の町で、マイン川沿いに発展した。ヴュルツブルクから東に20km程の距離にある。

    マイン川に対して東西に長い長方形の城塞都市を形作った旧市街は小さい。まず車でざっと見て回ると、市城壁の外側に無料の駐車場を見つけた。

    写真はデッテルバッハ:Mauerturm城壁塔の一つ。

  • そこから(見所)の市城壁や城壁を結ぶ塔、城壁を利用して作られた家(*居住中)を見ながら、城壁内の旧市街中心に向かった。<br />城壁は登って歩くことはできなかったが。<br /><br />*2014年に、ベルリンの北135kmにあるNeubrandenburgノイブランデンブルクを訪れたことがあるが、そこもほぼ完璧に残る14世紀の市城壁(2300mの距離で高さ7m)が円形の町を囲んでいる。城壁上は歩く事も出来て、この地方独特のWiekhausヴィークハウスと称する家屋は要塞都市の市城壁に組み込まれている。デッテルバッハもノイブランデンブルクのWiekhausヴィークハウスと同じ仕組みなのだろう。<br /><br />写真はデッテルバッハ:Bruecker Tor橋門と家(居住中)

    そこから(見所)の市城壁や城壁を結ぶ塔、城壁を利用して作られた家(*居住中)を見ながら、城壁内の旧市街中心に向かった。
    城壁は登って歩くことはできなかったが。

    *2014年に、ベルリンの北135kmにあるNeubrandenburgノイブランデンブルクを訪れたことがあるが、そこもほぼ完璧に残る14世紀の市城壁(2300mの距離で高さ7m)が円形の町を囲んでいる。城壁上は歩く事も出来て、この地方独特のWiekhausヴィークハウスと称する家屋は要塞都市の市城壁に組み込まれている。デッテルバッハもノイブランデンブルクのWiekhausヴィークハウスと同じ仕組みなのだろう。

    写真はデッテルバッハ:Bruecker Tor橋門と家(居住中)

  • この町が文書による最初に言及されたのは741 年である。<br />1484年に要塞都市として堀を作り、Stadtmauer市城壁が旧市街周辺を囲んだ。<br />53ものMauerturm城壁塔、かつて5つあった市門はその内の2つBruecker Tor橋門、Falter Tor蝶門が残る。 <br /><br />1484 年にWuerzburger Fuerstbischof Rudolf II. von Scherenbergヴュルツブルク司教ルドルフ・シェーレンベルク2世から都市権を得た。<br />1503 年は左右不均等な双塔を持ったPfarrkirche St. Augustinus教区教会聖アウグスティヌスが建てられた。3 年後、更にWallfahrtskirche Mariaマリア巡礼教会が建てられ、<br />1512年には後期ゴシック様式の市庁舎が完成している。<br />因みにこの町はフランケンワインの小さな醸造所が多いそうだ。<br /><br />写真はデッテルバッハ:ワインの町だけにこんな看板も見る。

    この町が文書による最初に言及されたのは741 年である。
    1484年に要塞都市として堀を作り、Stadtmauer市城壁が旧市街周辺を囲んだ。
    53ものMauerturm城壁塔、かつて5つあった市門はその内の2つBruecker Tor橋門、Falter Tor蝶門が残る。 

    1484 年にWuerzburger Fuerstbischof Rudolf II. von Scherenbergヴュルツブルク司教ルドルフ・シェーレンベルク2世から都市権を得た。
    1503 年は左右不均等な双塔を持ったPfarrkirche St. Augustinus教区教会聖アウグスティヌスが建てられた。3 年後、更にWallfahrtskirche Mariaマリア巡礼教会が建てられ、
    1512年には後期ゴシック様式の市庁舎が完成している。
    因みにこの町はフランケンワインの小さな醸造所が多いそうだ。

    写真はデッテルバッハ:ワインの町だけにこんな看板も見る。

  • 旧市街の中心にある市庁舎はこの地方の特徴的な左右からの階段付き庁舎である。<br /><br />隣の現代的な図書館にあるインフォーメーションで資料を頂いてから、坂道を上がった。<br /><br />写真はデッテルバッハ:市庁舎

    イチオシ

    旧市街の中心にある市庁舎はこの地方の特徴的な左右からの階段付き庁舎である。

    隣の現代的な図書館にあるインフォーメーションで資料を頂いてから、坂道を上がった。

    写真はデッテルバッハ:市庁舎

  • 高台に立つゴシック教会の聖アウグスティヌス教区教会内部は少々現代風な祭壇画が見られ、シンプルなものだ。<br /><br />写真はデッテルバッハ:聖アウグスティヌス教区教会内部

    高台に立つゴシック教会の聖アウグスティヌス教区教会内部は少々現代風な祭壇画が見られ、シンプルなものだ。

    写真はデッテルバッハ:聖アウグスティヌス教区教会内部

  • その左右不均等な双塔が目印になる教会のテラスから望む旧市街はやはり木組みの家並みが多く見られ、良い感じだ。<br /><br />写真はデッテルバッハ:木組みの家並み

    その左右不均等な双塔が目印になる教会のテラスから望む旧市街はやはり木組みの家並みが多く見られ、良い感じだ。

    写真はデッテルバッハ:木組みの家並み

  • 写真はデッテルバッハ:蝶門傍のレストランから教会方面を見る

    写真はデッテルバッハ:蝶門傍のレストランから教会方面を見る

  • 教区教会から更に坂道を登ると、残った市門の一つFalter Torファルタートアー蝶門(現在は小さな手工業博物館がある)に至る。<br />この市門はなかなか重厚な造りだ。<br /><br />写真はデッテルバッハ:ファルタートアー蝶門

    イチオシ

    教区教会から更に坂道を登ると、残った市門の一つFalter Torファルタートアー蝶門(現在は小さな手工業博物館がある)に至る。
    この市門はなかなか重厚な造りだ。

    写真はデッテルバッハ:ファルタートアー蝶門

  • 写真はデッテルバッハ:Falter Torファルタートアー蝶門・・旧市街の外側道路から

    写真はデッテルバッハ:Falter Torファルタートアー蝶門・・旧市街の外側道路から

  • 丸塔を持った蝶門の外は広い道で城壁に沿って道路ができた様子が、門から見て取れる。温度も上がって、汗だくとなってきた。<br /><br />写真は蝶門の外:城塞都市の様子が見て取れる。

    丸塔を持った蝶門の外は広い道で城壁に沿って道路ができた様子が、門から見て取れる。温度も上がって、汗だくとなってきた。

    写真は蝶門の外:城塞都市の様子が見て取れる。

  • <昼食:デッテルバッハのGruener Baum緑の木(家)にて><br />Altfraenkischer Gasthof Gruener Baum<br />D-97337 Dettelbach 、Falterstrasse 2  <br />http://gruener-baum-dettelbach.de/<br />11:45~12:45 Euro40(5,362円)<br /><br />写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家)

    <昼食:デッテルバッハのGruener Baum緑の木(家)にて>
    Altfraenkischer Gasthof Gruener Baum
    D-97337 Dettelbach 、Falterstrasse 2  
    http://gruener-baum-dettelbach.de/
    11:45~12:45 Euro40(5,362円)

    写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家)

  • フランケンの郷土料理を提供すると云う田舎町のホテル・レストランの名前が気に入って入った。観光客も多い所為か、味は美味い。<br /><br />写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):レストラン内部

    フランケンの郷土料理を提供すると云う田舎町のホテル・レストランの名前が気に入って入った。観光客も多い所為か、味は美味い。

    写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):レストラン内部

  • 写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):レストラン内部

    写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):レストラン内部

  • 二人とも久しぶりのシュパーゲル(白アスパラ)料理を注文し、満足した。<br />シュパーゲルのスープ(左下@Euro4.2)、メインはオーソドックスなオランダ風ソースのシュパーゲル(右下@Euro13.5)、それに水(Still)0.5L(@Euro3.2)でした。<br /><br />写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):シュパーゲルのスープ

    二人とも久しぶりのシュパーゲル(白アスパラ)料理を注文し、満足した。
    シュパーゲルのスープ(左下@Euro4.2)、メインはオーソドックスなオランダ風ソースのシュパーゲル(右下@Euro13.5)、それに水(Still)0.5L(@Euro3.2)でした。

    写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):シュパーゲルのスープ

  • 写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):オランダ風ソースのシュパーゲル料理

    写真はデッテルバッハ:Gruener Baum緑の木(家):オランダ風ソースのシュパーゲル料理

  • おまけ:<br />かつて巡礼者が目指したと云うマリア巡礼教会は少し蝶門から距離があり、近くに駐車場もあったらしいが、疲れと正午近くとなり時間に空腹を感じて、今回は断念してしまった。<br /><br />写真はデッテルバッハ:Wallfahrtskirche Dettelbachマリア巡礼教会の正面

    おまけ:
    かつて巡礼者が目指したと云うマリア巡礼教会は少し蝶門から距離があり、近くに駐車場もあったらしいが、疲れと正午近くとなり時間に空腹を感じて、今回は断念してしまった。

    写真はデッテルバッハ:Wallfahrtskirche Dettelbachマリア巡礼教会の正面

  • 写真はデッテルバッハ:行けなかったマリア巡礼教会の内部

    写真はデッテルバッハ:行けなかったマリア巡礼教会の内部

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この旅行記へのコメント (4)

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  • sanaboさん 2018/07/28 01:00:15
    暑中お見舞い申し上げます。
    jijidarumaさん、こんばんは

    暑中お見舞い申し上げます。
    異常な暑さが続いておりましたが、台風の到来でここしばらくは暑さも幾分和らぐようですね。

    今年はお久しぶりの春のご旅行でシュパーゲルも堪能され、ドイツの春の到来を告げる花々を愛でられ、ご旅行を楽しまれたことと思います。

    古城ホテル ヴァイバーヘーフェ、素敵なホテルですね。 38ユーロの朝食は三段重ねでまるでアフタヌーンティーのようですね。 こうした旅先のホテルでのゆったりとした朝食タイムが大好きです。 

    なかなか旅行記にキャッチアップできず、申し訳ありません。 また楽しみにお伺いさせていただきます。

    夏の後半戦に向かい、くれぐれもご自愛下さいませ。

    sanabo

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2018/07/28 14:45:54
    Re: 暑中お見舞い申し上げます。
    sanaboさん、
    こんにちは。いつもありがとうございます。
    一段と力の入った、素晴らしい旅行記を楽しませて頂いています。

    そしてまた、暑中お見舞いありがとうございます。
    当市も目下、暴風・大雨の警報が発令されました。
    意外と朝は雨も上がり、風は強めですが、脅威を感ずるのは
    これからでしょう。
    カラカラの暑さ続きで、台風12号もある意味で恵みの雨、他方で
    洪水の恐れといったマイナス面もあって、様々な夏ですね。

    さて、シュパーゲルも数えてみれば、6回食べました。十分満足した
    旅になりました。13日で狭い地域を1,527km走行してきました。
    7月26日に、2ヶ月かけたドイツの旅行記も執筆、印刷が完了し、
    手元のファイルングも終わり、すっきりした所です。
    今年は再訪を含めて、44の古城・城址を巡り、6つの要塞都市を
    訪ねました。また、キリスト教徒の新旧派が長く、厳しい宗教戦争
    ・30年戦争をやっていますが、旅先の各地で中世祭りを見ました。
    毎年書く量も徐々に増えて、今年は写真入りながらA4サイズで
    238頁になりました(苦笑)。アルバムつくりは8月です。

    私事ながら、嫁いだ次女のお姑さんが7月6日に70歳で他界し、
    私と同年齢の舅殿が独居老人となりました。あるいは中学時代の
    野球部仲間が、丁度ドイツの旅に出た5月10日(飛行機に搭乗した頃
    でしょうか)に亡くなったと、後で友人に聞きました。
    元気に旅が出来て、旅行記やアルバムに傾注できることに感謝です。

    本格的な暑さはこれからですので、落ち着かない日々が続くこと
    でしょうが、くれぐれもご自愛のうえお過ごしください。
    jijidaruma
  • Rolleiguyさん 2018/06/06 21:54:27
    ワインとシュパーゲル
    jijidarumaさん
    いよいよシュパーゲルですね。 オランダ風のソースをかけたホワイトアスパラガス、美味しそうですね。今の季節ならではの味覚を私も味わいたくなりました。
    ウンターフランケン地方には何度か行ったことがありますが、デッテルバッハには行っていませんので、写真のような城壁をめぐらした町を見て、是非訪れたいと思いました。シュヴァインフルトもウンターフランケンですね。この町は第2次大戦中に大爆撃を受けて炎上したと聞きました。ドイツではそうした町を戦後元に近い状態に再建したケースが多くありますが、一時の破壊で歴史を途切れさせてはならないと考えているのでしょうね。デッテルバッハは小さな町なので破壊されなかったのでしょうか。
    先日の新聞に日本は安くと美味しいから外国からの旅行者が増えているという記事がありましたが、ドイツの朝食が38ユーロと聞くと、確かに日本は安いと思います。
    続きを期待しています。
    Rolleiguy

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2018/06/07 01:11:08
    Re: ワインとシュパーゲル
    Rolleiguyさん、
    こんばんは。
    いつもありがとうございます。

    選帝侯の古城ホテル ヴァイバーヘーフェがレストランも開かれていれば、
    旅の最初にシュパーゲル料理を食べたかったのですけど、残念ながら
    それは翌日のデッテルバッハに持ち越されてしまいました。
    やはりこの時期のシュパーゲルは良いですね。この後も何度か食べたので
    満足したものです。

    デッテルバッハの事を読んでも第二次大戦の空襲による被害について
    は書かれていませんから、ワイン産地と云う小さな町なので破壊され
    なかったのでしょうね。幸いでしたが、それで要塞都市の形が今も
    残されたのでしょう。ほんとにこぢんまりした町でマリア巡礼教会を
    見られなかったのは残念でした。

    それに比べて近くのヴュルツブルクは旧市街の9割が破壊されてしまったと、
    マリエンブルク要塞の“領主の館博物館”で見学中に、お会いしてた
    ドイツ人老夫妻がその事を語っていました。ご主人は空襲の最中、
    逃げ惑ったと言っていました。それでも戦後再建されていますから、
    ドイツ民族はすごいものだとつくづく思います。
    シュヴァインフルトは軍事産業があった為に狙われたようですね。

    ドイツの朝食が38ユーロ(2人分)だったのは確かに高かったようです。
    一般的には朝食代込みの宿泊料設定が多いので、どのホテルは
    いくらだったか不明の事が多いのですが、安い方で一人10ユーロと
    いうのもありました。それでも日本よりは高いです。

    それではまた。
    jijidaruma

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