ツェルの黒猫Zeller Schwarze Katze

2006/05/05 - 2006/05/19

2006.5.：“ドイツ　ライン･モーゼル周遊の旅”

≪ツェルの黒猫Zeller Schwarze Katze≫

ツェルと言えば､『その昔、ワイン農家の飼い猫の黒猫がワイン樽の上に、次々と飛び乗り、買取り交渉に来たワイン商人を、背を丸めて威嚇し、ワインの樽を守ろうとした事があった。後でこのワインを試飲してみると、全てが極上のワインであったとか。』・・・と云う故事が残る。

この話に基づいて、当地のワインは黒猫印のラベルを貼り、世に知られたワイン産地になったそうだ。日本でもこのラベルを貼ったワインを店で見かける。
ツェルの街中には、楽しい事に、背を丸くして、威嚇する黒猫の噴水まであって、撮影ポイントになっている。

写真はツェルの町の標識・黒ネコとワイン樽

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜使用レンタカー＞
メルセデス・ベンツ　C-220-D　2200CC　ディｰゼル　オートマチック　

モーゼル川の蛇行とツェル:

“モーゼルワイン街道”（Trier〜Koblenz間193ｋｍ）の中流にZellツェルの町がある。 Zeller Landツェル地方はワインの生産地域ですが、この中心であるツェルはザール川のCloefと同じようなモーゼル川の蛇行が、良く見られる場所の一つで、対岸の半島を含め、幾つかの集落がZellの町を形作っている。

古城ホテル　ツェル城:

1521年マキシミリアン皇帝が、1847年にはプロイセン王ヴィルヘルム4世が所有した城は現在、古城ホテルHotel Schloss Zellになっている。　http://www.schlosszell.de

このホテルには2度泊まった事がある。今回はホテルで新しいパンフレットをいただくだけ・・・。以前、ホテルのオーナーが住居としていた所もレストランに変わり、経営もホテルの中も大きく様変わりしていた。パンフレットに依れば、1995/96に大改装したようだ。
実はここも宿泊先の候補でした。

古城ホテル裏山のブドウ畑は健在で、“Zeller Schwarze Katzeツェルの黒猫“の看板が斜面の畑に立っているのが見える。